ラーファ - 聖華世界 @ wiki

重機兵ラーファ

[解説]

シリウス船団にて開発された試作機装兵サンダルフォード・スリアラーを量産機として再設計した機兵。

サンダルフォード及びサンダルフォード・スリアラーの各種仕様の試験運用結果を踏まえて入念に吟味し、最も最適であると判断されたサンダルフォードの完成形とされる機兵である。
基本形状はサンダルフォード第二形態からより洗練された外観を持つ。

まずこの機兵の特徴は、スリアラーで採用されたシードリング・コアを再現した脱出ユニット兼胴体ユニットを中核として機体を構成している事が挙げられる。
それによってラーファ自体の装備換装に幅広い仕様変更が可能となっている。
また、脚部の魔導技術と科学技術を併用したホバーユニットは高効率化によって燃費が改善されている。

さらにスリアラーで検証された各種装備もバランスが見直され、より完成度の高いサブアーム型増加装甲、脚部スラスター機能拡張用増加装甲が標準装備として組み込まれている。

これらの機能を一機の機兵に集約して組み込む事は、いかなシリウス船団といえど機装兵サイズに纏める事は叶わず、結果としてラーファは重機兵クラスの機兵となってしまった。

相変わらず分類では第五世代機兵ではあるが、同時代の第六世代機兵をも凌駕する高性能機である事は疑いようも無く、もしも本格量産が為されていたら、シリウス戦役の趨勢が全く変わっていたのは間違い無いだろう。

関連機体

• 重機兵フリス・ラーファ