ウィッチズ・タング(百枚舌の魔女)
[解説]
北米大陸全土の草原、森林地帯に分布する草本植で、銀色に輝く正三角形の花弁が4枚、螺旋状に並んだ可憐な花をつけることで知られる。
地中に含まれる毒素を根から吸収し、蓄積する性質を持っているため、食用には適さない。
地中に含まれる毒素を根から吸収し、蓄積する性質を持っているため、食用には適さない。
とはいえ、基本的には弱毒で、誤って摂取してしまったとしても、軽い嘔吐感に見舞われるくらいで、命に関わることは少ない。しかし、分布域によっては強い毒性を持っていることもある為、注意が必要である。
なお、成長過程で吸収し蓄積した毒素の量によって、花弁の色が変化することが知られており、ほとんど毒素を吸収しておらず、無毒に近いものほど、明るい銀色に近く、多くの毒素を吸収し、強毒を持つものほど燻んだ黒色に近くなる。
特に、清浄な土地で育てた本種は輝くような銀色の花をつけるため、シャイン・タングという名の園芸品種名で流通することもある。
特に、清浄な土地で育てた本種は輝くような銀色の花をつけるため、シャイン・タングという名の園芸品種名で流通することもある。