ドミニオン - 聖華世界 @ wiki

第5期LEV ドミニオン

[解説]
旧大戦末期、旧人類を救う希望を一身に受けて開発された決戦用LEV群『ネメシス』シリーズの一機。
『ネメシス』シリーズは造物主である旧人類を裏切り叛乱を起こした新人類に対し、その罪を贖わせ罰を与えるという旧人類の思い上がりが具現化した存在と言える。

本機体はいたってオーソドックスな汎用性を突き詰めて設計開発された第5期LEVで、パイロットの腕前をダイレクトに反映する素直な機体である。
ただし、第5期LEVであるだけに機体出力、機体追従性、機動性とその性能は非常に高水準に纏められており、それだけにパイロットにも相応の技量を要求する機体でもあった。

遠距離ではエーテリックメガランチャー、中〜近距離ではランス型のE.R.B.Aを使い分け、あらゆるレンジで隙の無い戦闘力を発揮する。
LCEの演算能力に裏付けされた正確無比な攻撃と確実な回避能力により、量産型幻装兵など歯牙にも掛けない力を見せつけた。

本機体の完成は旧大戦末期で、参加した戦闘では他の第5期LEVのような派手さは無かったが、一対一、いや一対多数においても圧倒的な戦闘力で新人類解放軍に大打撃を与えている。

最終決戦時、本機体は未明の幻装兵シエン・ノヴァ・エラと凄まじい激戦を繰り広げ討ち取られている。