ノースエンド
[解説]
自由都市同盟の北部、旧世代においてオクラホマ州と呼ばれた地域のウッドワードという町があった場所に築かれた小規模な交易都市。
このような立地だけから見ると、交易都市として大きく成長が見込める町であるようにも思えるが、この町は、周辺に規模の大きな岩場が点在しているために、大型の陸上艦の航行が難しい、という欠点を抱えているのだ。
加えて、岩場の点在した地形は比較的脅威度の高い中型以上の魔獣や、盗賊団などが身を潜めやすいため、航行できる大きさの船であっても通行にはそれなりのリスクが伴うことになることも、商業的な価値を下げる要因となっていると言えるだろう。
加えて、岩場の点在した地形は比較的脅威度の高い中型以上の魔獣や、盗賊団などが身を潜めやすいため、航行できる大きさの船であっても通行にはそれなりのリスクが伴うことになることも、商業的な価値を下げる要因となっていると言えるだろう。
このような理由のため、交易都市としては規模が小さく、住民たちの暮らしも決して裕福とは言えないものとなっている。
特に、町の南東部エリアは、歓楽街のような場所になっているのだが、貧民層によるスラムが形成されており、特に治安の悪いエリアとなっている。
特に、町の南東部エリアは、歓楽街のような場所になっているのだが、貧民層によるスラムが形成されており、特に治安の悪いエリアとなっている。
[ブルールーフチャペル貧民窟]
町の南東部、歓楽街エリアに存在する貧民窟。
青く塗られた屋根が特徴的な小さな教会を中心として形成されており、極貧の生活の中で教会からの施しを求めて集まった集団や、歓楽街エリアで働く娼婦などが暮らしている。また歓楽街で捨てられた身寄りのない子どもなども多い。
青く塗られた屋根が特徴的な小さな教会を中心として形成されており、極貧の生活の中で教会からの施しを求めて集まった集団や、歓楽街エリアで働く娼婦などが暮らしている。また歓楽街で捨てられた身寄りのない子どもなども多い。
名前の由来にもなったブルールーフチャペルはもともとは三女神教:聖蓮慈愛派の施設であったのだが、すでに教会としては廃れているようで、現在は空き家となったこの施設を利用して慈善団体による施しが続けられているようである。