ラ・カルト中央機兵専門学校
[解説]
自由都市同盟は南部諸国連合(ラ・カルト)に於いて、大々的に機兵の操手を育成している専門学校。俗に『中央専(ちゅうおうせん)』と呼ばれる事が多い。幼少期のうちから才能のある学生を金にあかせて集めまくり、その学生に対し優秀な操手になる訓練を課す。そして将来的には自由都市同盟都市同盟軍士官学校や、あるいはギルガメア王国のギルガメア王立軍士官学校へと人材を送り込む事を目標としている。
つまりこの学校は、都市同盟軍の訓練学校と同等の教育課程であると言える。実際自由都市同盟政府からは、訓練学校と同等であるとのお墨付きを貰ってもいるのだ。一応はクメール王国のクメール防衛軍士官学校や、バラライカ共和国のバラライカ共和国軍士官学校へも進学する事は可能である事にはなっている。だが事実上その進路を取る人間は、この学校には居ないのも事実。
つまりこの学校は、都市同盟軍の訓練学校と同等の教育課程であると言える。実際自由都市同盟政府からは、訓練学校と同等であるとのお墨付きを貰ってもいるのだ。一応はクメール王国のクメール防衛軍士官学校や、バラライカ共和国のバラライカ共和国軍士官学校へも進学する事は可能である事にはなっている。だが事実上その進路を取る人間は、この学校には居ないのも事実。
この専門学校は、本来ギルガメア王国騎士学校というギルガメア王国の兵を育成する学校が元になっている。だがこの専門学校は、聖華暦780年にギルガメア王国が自由都市同盟に再編入された際に、操手養成科のみを切り離して創設された学校である。元々のギルガメア王国騎士学校は、その後先細りになって消滅している。
そしてこの学校では、学生に対して愛校心とギルガメア王国への忠誠心を植え付ける様な教育を施している。施してはいるのだが……。愛校心はともかくとして、ギルガメア王国への忠誠心に関してはあまり上手く行っているとは言えない。この学校の卒業生で都市同盟軍士官学校に進学し、都市同盟軍に任官した者たちなどは、後背に対して便宜をはかる事ぐらいはやってくれるのだが、ギルガメア王国に対しての便宜はあまりはかってはくれないのだ。これは後々に、士官学校で自由都市同盟そのものに対する忠誠心を育成される事も、要因の1つであろう。
そしてこの学校では、学生に対して愛校心とギルガメア王国への忠誠心を植え付ける様な教育を施している。施してはいるのだが……。愛校心はともかくとして、ギルガメア王国への忠誠心に関してはあまり上手く行っているとは言えない。この学校の卒業生で都市同盟軍士官学校に進学し、都市同盟軍に任官した者たちなどは、後背に対して便宜をはかる事ぐらいはやってくれるのだが、ギルガメア王国に対しての便宜はあまりはかってはくれないのだ。これは後々に、士官学校で自由都市同盟そのものに対する忠誠心を育成される事も、要因の1つであろう。
なおこの専門学校は、かの有名なブリッツ大会で幾度も優勝をし、それ以外でも優秀な成績を収めている事で有名である。当時大会3連覇の実績をもって、この大会にブリッツという名を命名させたのも、当時のこの学校の学校長であった。この当時の学校長は、名誉欲の塊であったと伝えられる。