イミア改級ドック艦
[解説]
聖華暦579年、カーライル王朝・聖王国にて就役した初のドック艦。時代遅れとなったイミア級履帯式陸上戦艦の艦体を用い、火砲とそれに関連する弾薬庫他の設備類を撤去。そしてその空きスペースに大型クレーンや工場設備などを搭載し、戦線後方にて艦船の修理や整備を行うための補助艦艇が生み出された。これが新人類が手にした、初のドック艦である。
このイミア改級ドック艦は、かの有名な580年ラマー平原の戦いに於いても聖王国側戦線の再後衛に位置し、戦いに参加する聖王国側艦船の保守にあたった。このイミア改級のバックアップにより、ホバー推進装置による駆動という新機軸のシステムを搭載した聖王国艦艇群は、それにも関わらず初期不良に悩まされる事はほぼ無く、わずかに1隻のみが機関トラブルを起こした隙に敵弾を浴びて撃破されたのみであった。
このイミア改級ドック艦は、かの有名な580年ラマー平原の戦いに於いても聖王国側戦線の再後衛に位置し、戦いに参加する聖王国側艦船の保守にあたった。このイミア改級のバックアップにより、ホバー推進装置による駆動という新機軸のシステムを搭載した聖王国艦艇群は、それにも関わらず初期不良に悩まされる事はほぼ無く、わずかに1隻のみが機関トラブルを起こした隙に敵弾を浴びて撃破されたのみであった。