コルウス・ニゲル - 聖華世界 @ wiki

コルウス・ニゲル

[解説]

帝国に仕える暗黒騎士の一人(男性、35歳、聖華暦836年)。
黒い長髪で黒い瞳、痩せこけて青白い肌色の薄気味悪い雰囲気を纏っており、どことなく鴉を思わせる風貌をしている。
風司の魔眼を持つ。

性格は物静かだが執念深く底意地が悪い。他者の不幸が三度の飯より好きというくらいで、他の暗黒騎士からも快く思われていない。

『血の皇位継承』の際に第三皇子の派閥に属しており、ジークハルト・フォン・ユーゼス・アルカディアの陣営には徹底抗戦を貫く覚悟で臨み、そしてイルフリード・ファリオンに敗れた。

命こそ取り留めたが数ヶ月の治療を余儀無くされ、治療に専念している間に帝国での地位は見る影もなく失墜し、復帰しても聖王国国境での小競り合いに駆り出されるような有様となってしまった。

その為、皇帝となったジークハルトの事も敬うどころかあからさまに蔑視しており、いずれ報いを受けさせると歪んだ願望を持つに至る。

レルアンの乱に際しては天が味方をしたと思い込み、貴族側に味方をして打倒皇帝の尖兵を買って出る。
そして、戦場にてイルフリード・ファリオンと再び相見え、今度こそ命を落としたのである。