イルフリード・ファリオン - 聖華世界 @ wiki

「イルフリード・ファリオン」

［解説］

アルカディア帝国を守護する暗黒騎士の一人。
年齢は28歳（聖華暦824年）

24歳の時に第１７代皇帝アウグストフ・フォン・ユーゼス・アルカディアの勅命を受け反魂術を使える呪術師を探しにカナド地方の探索に赴いた。
その中で、反魂術を扱えるハクライ族について知り、防神の里で暮らしていた防神・希紗羅を見出した。

元々は門閥貴族であるファリオン公爵家の長男だったが、家を捨て暗黒騎士になる道を選んだ。
歳の離れた腹違いの弟、イスルギ・ファリオンがいる。

物静かで寡黙な男。
必要最低限のことしか喋らず他者と深く関わることはない。
皇帝の勅令が第一であり融通が利かない。

根っからの武人で、剣士としての高みを目指すことには余念がない。
普段は無感情だが、強者との戦いにおいては愉悦を感じて笑みを浮かべることもある。

長大な大剣を操り、研ぎ澄まされた暗黒闘気から繰り出されるソウルイーターは一撃必殺の威力を持つ。
また、物体の動きが遅く見える『遅滞の魔眼』を持っている。

搭乗機

魔装兵 ネブラ・ナーダ

出奔

6年前、22歳のときに突如家を出て暗黒騎士となる修行を始めた。
イルフリードのこの行動は、当時8歳だった弟に指導者としての器を見たことに起因している。
いずれ、弟がファリオンの家督を継ぐであろうことを予見したイルフリードは、ファリオン本家とは違う形で帝国の礎となる道を模索した。
その結論が暗黒騎士となることだった。

その後、2年の修行を経て、イルフリードは正規の暗黒騎士として、帝国軍に名を連ねることになった。

10年後

サヤ・ファリオンを養子に迎えて父親になった。
家庭を持ったためか、驚くほど感情豊かになっている。
10年前の彼を知る人が見ればさぞ驚くであろう。
イルフリードも人の親になって成長したのだろう。

サヤを育てるためにファリオン本家とは復縁している。
男手ひとつで年頃の娘を育てるのは大変だろうと、義理の母親であるミソラ・ファリオンがなにかと世話してくれる。
弟のイスルギは家督を継ぎ、帝国近衛軍の指揮官として、皇帝ジークハルト・フォン・ユーゼス・アルカディアの右腕となっている。
兄弟仲は良好で、イスルギは兄が本家に戻って来てくれたことを嬉しく思っている。

10年前に神人の一人である終末ノ巫女・アルカナを殺したことで『神殺し』の異名で呼ばれるようになった。
聖華暦830年、現在において帝国でも五本の指に入る暗黒騎士の一人であろう。
剣士として、アイオイ・ユークリッドとどちらが優れているか論争は絶えない。

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