魔導工学 - 聖華世界 @ wiki

魔導工学

---

［解説］

ルーン技術と魔石技術の確立により、新人類は様々な化学製品の模倣品を創造できるようになった。
火力が必要となる製鉄作業には火の魔石が使われるようになり、電気を必要とする部品には雷の魔石がバッテリーの代官品として使われるようになった。
プログラム的な基盤が必要となるものはルーン技術を用いた簡易術式を触媒に刻む事で解決した。
この魔導工学を用いて創造されたものは魔導器と呼称される。
つまり、魔導工学で作られた機兵は超大型の魔導器という事になる。

魔導工学と呼ばれるものは基本的に科学技術の模倣である。
科学で起こせる結果をあえて魔導に由来した技術や魔法に置き換えてるだけでやってる事は科学と相違ない。
特に雷の魔石を用いた魔導器に関しては科学で作られた電化製品とかなり仕組みが似ている。（これはただの科学技術ではないのだろうか？）

もっとも、新人類は魔法を使えば火も起こせるし水を出したりもできる。
厳密に言えば彼らは魔導工学の発明品である魔導器など無くとも生きていく分には支障はないのだ。
そういった発明品が使われる理由としては、単純に魔法を行使するのが面倒くさい、楽をしたいという点から来ている。
生活用の魔導器などは人類の堕楽の象徴と言えるかもしれない。