プロフェッサー - 聖華世界 @ wiki

プロフェッサー（クリストファー・ペールノエル）

［解説］

聖華暦794年生誕
非常に高いレベルの科学知識と大胆な発想力、鋭い観察力・考察力でアルカディア帝国最高頭脳と称される人物。
理知的で人柄も良く、研究や後進の教育にも熱心。コーヒーをこよなく愛する。
帝国内で危険視され、特別収容所に収監されていた。

帝国のフォーレンハイト派閥に所属するペールノエル家の出身(本名、クリストファー・ペールノエル)であるが、派閥に迷惑をかける事を嫌い、名を捨てて関わりを絶っている。

10歳(聖華暦804年)の時に、いたずらで入った禁書庫(5代前の当主が密かに科学技術を蒐集していた)の中から『リヴル』と名乗る本型の人格AIと出会い、豊富な科学知識を教授される。だが12歳になった頃に両親にその事がばれ、人格AI『リヴル』は川に打ち捨てられて、本人は軍学校へ入学させられてしまう。

18歳(聖華暦812年)の時に、両親を流行病で失うと、財産を一切合切処分(禁書庫の物は持って行った)して自由都市同盟へ赴き、科学技術の就学に勤しむ。
25歳(聖華暦819年)になると帝国へ帰国し、自ら公安第3特務部隊に出頭、そのまま技術研究班の一員となる。
その中で抜きん出た才能でめきめきと頭角を表すも、他の追随を許さぬ知識ゆえに危険人物とみなされ、特別収容所に収監される事となる。

それでも帝国に対して、いまだ高い忠誠心を持ち、特別収容所の研究施設で三特の持ち込む科学技術の検証や、隊員への科学知識の講義を精力的に行っている。
そのかいあってか、27歳(聖華暦821年)になると特別収容所から出ることが許される。

その後、古い縁を頼ってカナルフォード高等教育学校で教鞭を取る事となった。
現在は工学科の専任講師として、生徒たちに魔導工学の授業を行っている。

なお教師になる際に『アルバート・アンピエール』という偽名を名乗るようになったが、生徒たちには「プロッフェッサー」と呼ばせている。

セリフサンプル

「私の事はそうですね、プロフェッサー、と呼んでもらえますか？」

「……ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ……違う、そうじゃない……ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ…」

「好奇心というのはとても大事なものです。これが無ければ人はほんの少しも向上出来ないのですから。」

「大切な友達は無くさないよう、気をつけなければね。……私は昔に大事な友達を無くしてしまってね、小さな棘のようにずっと心に引っかかっているんだよ。君は、そんな想いはしたくないだろう？」