「機装兵 ラーズグリーズ」

[解説]
聖王国製の第五世代機兵である『ピラニア』の徹底改造機。かつて自由都市同盟都市同盟軍が輸入した『ピラニア』を、完膚なきまでに近代化改修してチューンナップした機体である。ちなみに機体色が黒いのは、改造した人物の趣味によるもの。
中でも四肢のパーツには徹底的にこだわって手を入れているため、元の『ピラニア』とは比較にならない機敏な動きが可能。前腕部には籠手を装備し、格闘戦に特化してある。更に頭部にはバイザー形式の補助センサーと特別製の高度な魔晶球を装備してあり、視認精度が上がり視認距離もかなり延びた。
中でも四肢のパーツには徹底的にこだわって手を入れているため、元の『ピラニア』とは比較にならない機敏な動きが可能。前腕部には籠手を装備し、格闘戦に特化してある。更に頭部にはバイザー形式の補助センサーと特別製の高度な魔晶球を装備してあり、視認精度が上がり視認距離もかなり延びた。
ただし各部に用いられた改造用パーツは、性能試験用の実験的パーツを流用しており、ほぼワンオフ機となっている。このため予備パーツも元々存在しておらず、もし破壊されたら別個のパーツを調達して修理せねばならない。機体性能は原型機『ピラニア』から大きく逸脱と言えるほどに上昇しており、第五世代機兵であるのに聖華暦830年代に於いても第一線で戦える力を秘めている。しかし操手がまだまだ新米同然のため、『ラーズグリーズ』本来の性能は、まったく発揮できていない。
専任の操手はユキ・エーデルシュタイン少佐。ただし彼はバフォメット事変後に機兵母艦機動部隊の指揮官を任されているため、色々と忙しい。そのためこの機体の出番は、時代が後になるほどにどんどんと少なくなっていった。不遇な機体である。
専任の操手はユキ・エーデルシュタイン少佐。ただし彼はバフォメット事変後に機兵母艦機動部隊の指揮官を任されているため、色々と忙しい。そのためこの機体の出番は、時代が後になるほどにどんどんと少なくなっていった。不遇な機体である。
ちなみに素体状態の時は、この機体は『phase1』と呼ばれる。『phase2』はバックパックに試作された実験用のバーニアパーツを追加し、機動力を強化向上させた状態。ちなみにいまだ実現してはいないが、『phase3』は増加装甲を装備した形態になる予定である。
phase2
