アポロモン

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アポロモン - (2022/03/05 (土) 09:35:38) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2011/11/12 Sat 23:37:29
更新日:2023/11/29 Wed 16:03:31
所要時間:約 4 分で読めます




『アポロモン』はデジタルモンスターの一種。

基本データ

世代:究極体
種族:神人型
属性:Va(ワクチン種)
勢力:オリンポス十二神族

《通常技》
◆アロー・オブ・アポロ / Sun Punch Arrow:両手の光玉から灼熱の矢を連続して放つ。

《必殺技》
◆ソルブラスター / Sun Ball Blast:背中の火炎球より灼熱の太陽球を発生させて放つ。
◆フォイボス・ブロウ / Sunfire Punch:右腕から放たれる秘めたる力を込めた一撃必殺の拳。ちなみに「フォイボス(Phoibos)」とは「アポロン」の別名、あるいは称号とのこと。


「デジモンストーリー サンバースト」にて、コロナモンの究極体として初登場したオリンポス十二神の一体。
あらゆる物質を溶かし浄化する太陽級の火炎エネルギーを秘めており、それを非情なまでの熱い血潮とプライドで辛じて抑制している。

「サイバースルゥース」では相方のディアナモンがDLCで実装されたが何故かアポロモンは実装されなかった。
同僚のミネルヴァモンはもともと登場しているのにも関わらずである。
さらに「ハッカーズメモリー」ではネプトゥーンモン、メルクリモンが登場したものの、やっぱりアポロモンの姿は無かった……。

『デジモンクロスウォーズ』(アニメ版)では口を閉じた姿が見られるが、他のメディアでは口が空いている事が多く、発光している。

亜種・関連種

◆グレイスノヴァモン
アポロモンとディアナモンが合体して誕生した銀河型デジモン。

◆アポロモン・ウィスパード(ウィスパードとも呼ばれる)
『デジモンクロスウォーズ』(アニメ版)で登場したアポロモンの中に眠る悪の黒点。ウィスパードの意思が表に出た際には、青と黒を基調としたカラーリングになる。
名前の由来は、英語で囁き声を意味する「Whispered(ウィスパード)」から。
漫画版では登場しない。

《通常技》
◆アロー・オブ・ウィスパード / Whispering Arrow:両手の光玉から闇の矢を連続して放つ。

《必殺技》
◆嘆きの太陽 / Rising Sun of All Sorrows:手から自身の数十倍以上ある超巨大な黒きエネルギー球を発生させる究極の奥義。完成までに多少時間が掛かる。

◆アポロモン ダークネスモード(ウィスパード)
ウィスパードが量産型ダークネスローダーを使用してデッドリーアックスモンと強制デジクロスした姿。合体方法はスカルナイトモン:ビッグアックスモードに近い。

◆グランドジェネラモン
七人のデスジェネラルが強制デジクロスした姿で、左腕と背部のパーツが使用されている。


登場人物としてのアポロモン

デジモンクロスウォーズ』での活躍
CV:田中秀幸([日本]]語版。ウィスパードも兼任) / カーク・ソーントン(正常時)、キース・シルバースタイン(ウィスパード時)(英語版)
アニメ版第2期『悪のデスジェネラルと七つの王国』でバグラ軍の新幹部デスジェネラルの一人である日輪のアポロモンとして登場。ブライトランドの将軍。第15話(通算第45話)から第21話(通算第51話)、第24話(通算第54話、第2期最終話)で登場。一人称は「私」で、ウィスパード時は「俺」または「俺様」。

部下の中には、本来同僚であるはずの軍神であるマルスモンの姿が……。

実は正義の心を持ったデジモンで、無理矢理バグラ軍に従わされていたことが判明。バグラ軍を打倒するためここまで来たタイキたちに協力してほしいと頼む。

キリハネネからは信用されていなかったが、メタルグレイモンの攻撃からタイキを守ったこと、ブライトランドの住人から負のエネルギーを集めるために傷つけてしまったことを悔やんでおり、罰として自分の右腕を傷つけていたことからようやく信じてもらえることができた。

しかしその矢先、ユウとツワーモンが現れ、バグラモンとダークナイトモンによってアポロモンに植え付けられていた悪の人格である「ウィスパード」が出現し、アポロモンの体を乗っ取りタイキ達の前に敵として立ち塞がる。

これにより「タイキが攻撃をためらう」という異常事態が発生してしまい、一行はブライトランドの地下ヘルズフィールドへと落とされてしまった。

ウィスパードはセトモンを含めた自分の部下(マルスモンは後にウィスパードに暗殺されたことが判明している)を率いてヘルズフィールドでユウと合流。連合軍との戦いとなるのだが、ほとんど部下に任せっきりで自分から戦ったのはせいぜいデッドリーアックスモンと強制デジクロスしてアポロモン ダークネスモードとなりメタルグレイモンに一撃を加えた程度であり、ユウが強制デジクロスを発動した時、自分が巻き込まれないためにあっさり逃げた。

更にその後、リリスモンブラストモンを使って強制デジクロスを行い、タイキ達はおろかユウやスカルナイトモンごとヘルズフィールドを破壊しようとした。

先にブライトランドに帰還したウィスパードは第19話(通算第49話)でその悪行を悔やむアポロモンを嘲笑うかのようにブライトランドの住人を攻撃しようとするが、そこに連合軍が駆け付ける。ウィスパードはこれに対して一行が攻撃できないようにアポロモンの姿で現れるが、迷いを断ち切ったタイキの前では無意味だった。追い詰められたウィスパードは最終奥義として最強の技「嘆きの太陽」で連合軍を葬ろうとするが、傷ついて動かないはずの右腕が動き、ウィスパードを抑えた。驚愕するウィスパード。そしてタイキには微笑むアポロモンの姿が見えていた。その隙を付いてシャウトモンX7は「セブンビクトライズマキシマム」でウィスパードを撃破する。元に戻ったアポロモンはタイキ達に自分の意思を託して消滅したが、続く第20話(通算第50話)であっさり復活。ダークナイトモンがデスジェネラルとして復活させたため、プリズンランドにいたのはウィスパードの方だった。
更に続く第21話(通算第51話)でウィスパードは「自分が一番強いから」という理由で他のデスジェネラルに指示を出すが、そこはあの我の強い面々で反感を持たれてしまう。しかもそれを気にせず、逆に仲を取り持とうとするオレーグモンに対し「我々は仲間などではない。敵でないだけだ」と一蹴し、結果タイキ側に寝返り、その事実と諦めないタイキ達を前に動揺。アポロモンはそれを「正義に目覚めた」として復活を果たす。

復活したアポロモンはウィスパードが放つ「アロー・オブ・ウィスパード」を修復した右腕で受け止め、「フォイボス・ブロウ」でウィスパードを倒したのだが、ここでまさかの誤植が発生した。

アポロモン「消えるのはお前だ! ファイボスブロウ!」

せめて、カッコよく決めてるシーンくらいは誤植しないでほしかった……。

その後「ソルブラスター」でタイキ達とオレーグモンをプリズンランドから脱出させるが、直後に他のデスジェネラル五人(ドルビックモンネオヴァンデモンザミエールモン、スプラッシュモン、グラビモン)の一斉攻撃を受け再び消滅したが、第24話(通算第54話、第2期最終話)においてベルゼブモンデッカードラモン、グレイドモンやオレーグモンと死んでいった正義のデジモンたちと共に再度復活しタイキ達を助け(ただし、グレイドモンと共に台詞はない)、その後はシャウトモンX7 スペリオルモードの一部になりダークネスバグラモンと戦い、最終決戦後はシーンは無いもののデジタルワールドに帰還した。

ちなみに漫画版本編では登場しなかったが、単行本第2巻のカバー裏に収録されているオマケ漫画「ばぐら家の横顔」ではアニメ版で既に登場したデスジェネラルの中でザミエールモン、グラビモンと共に登場しなかった。続く第3巻のカバー裏では録画将軍・深夜アニメのアポロモンになったが、属性が逆(アニメ版で登場した闇の人格であるウィスパード)のような気もする。その際、テレビを付けながら「まったくもー どうせ見ないのに…」と言っており、アニメ版でのカッコよさが嘘のように抜けており、活躍を知っている視聴者を驚愕させ、ギャップを知らされることになった。


敵としての登場が発表されたことで多くのデジモンファンが同僚の深海の王の二の舞を恐れたが、実際はそこまで悪い扱いではなかった。むしろウィスパードとの対比で善人としての面が強調され、デジクロス無しでもX7と戦えるなど強力なデジモンとして描かれていた。

深海の王&軍神「……」

月の女神「……泣いてもいいんだよ?」





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