オリンポス十二神(デジタルモンスター)

登録日:2011/02/26 (土) 00:03:35
更新日:2019/12/05 Thu 18:48:16NEW!
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●目次

【概要】

ギリシャ神話オリンポス十二神をローマ神話の呼び名でモデルにしている神人型デジモンの集団。
それぞれが何らかの動物を模したマスクを被っている(例外あり)。
ロイヤルナイツとは当然別組織である。

その名の通り12体存在しているが、何年経ってもなかなか集まらなかった。
それゆえ組織としてアニメに登場し集結したことはほとんどなくその機会があってもロイヤルナイツに出番をとられがち、組織の知名度は微妙。
しかし、2011年以降の『ジントリックス』や『クルセイダー』等で続々登場し、2014年4月9日、めでたく全種判明した。
長らく存在意義が不明で、ニート集団呼ばわりされていたデジモンではよくあることが、イグドラシル管理下とは別サーバーに存在するイリアスというデジタルワールドを守護していることが判明。

【メンバー】


マルスモン

名前の由来:マルス(アレス)
マスク:豹
デジモンワールド3にてベアモンの究極体として初登場。
あらゆる格闘技をマスターした武闘派だが、勝利や栄光のためなら卑怯な手段も辞さない。
未だにその卑怯な手段の一つに用いる隠し武器、「トリアナックル」や「メタルコルトノス」が何なのかわからない
初のオリンポス十二神だが、出番はゲーム・カードのみと不遇だった。

しかし、デジモンクロスウォーズで後述のアポロモンの部下としてまさかのアニメへの出演を果たす。



メルクリモン

名前の由来:メルクリウス(ヘルメス)
マスク:
『デジモンアクセル ネイチャーゲノム』にて初登場。
デジタルワールド最速のデジモンと言われており、記録に残る姿はすべて残像とされている。
また、愛刀「アステカ」により異次元への扉を切り開く優れたシャーマンでもある。
ワーガルルモン(黒)の究極体として扱われる事が多い。

デジモンセイバーズに登場。
アニメでは設定は投げ捨てるもののため、一所に居城を構え、動きもデジタルワールド最速と呼べるほど素早くはなかった。
良き保護者ではあった。セイバーズでは威厳ある口調であったのに対し、その他のメディア作品では軽薄な口調で話している事が多い。

ゲーム版『デジモンストーリーサンバースト・ムーンライト』 では元ネタが商業の神様であるが故か、グランドラクモンが会長を務めるクーロン商会のメンバーとして登場するもNPC限定なので育成は不可能。プレイヤーキャラとして使えるのは次回作からとなる。

『デジモンクルセイダーズ』ではアイギオモンに試練を課す為に、本来は敵側であるミノタルモンと組んで彼に襲いかかった。セイバーズを意識したのか、インセキモンを従者に従えている。


ネプトゥーンモン

名前の由来:ネプチューン(ポセイドン)
マスク:
こちらも『ネイチャーゲノム』にて初登場。
意思を持つ槍「キングスバイト」を持つ深海の王。
デジモンクロスウォーズに登場したのだが……詳しくは当人の項目を参照されたし。
カードゲームではホエーモンから進化するが、メディアや世代が違えばマーメイモンやダゴモンからも進化する。あの可愛いマーメイモンや名状しがたきダゴモンからどうやったらこんなかっこいい海神に進化するのだろうか。



アポロモン

名前の由来:アポロン(アポロ)
マスク(?):獅子
『デジモンストーリー サンバースト』にてコロナモンの究極体として初登場。
太陽級のエネルギーを持ち、それを非情なまでの熱き血潮とプライドでかろうじて制御している。

え?何を言っているかわかりにくい?
公式がそんな風に書いてるから仕方ない。
詳しくは項目で。


ディアナモン

名前の由来:ディアナ(アルテミス)
マスク(?):
属性:データ種
必殺技:クレセントハーケン
月の神秘の力で幻覚を見せ、敵と判断すれば瞬時に切り裂く。
アロー・オブ・アルテミス
背中の突起から細く鋭く長大な氷の矢を引き抜いて放つ。
グッドナイト・ムーン
両足についている「グッドナイトシスターズ」から月の光を放ち、相手を眠らせる。

『デジモンストーリー ムーンライト』にて、ルナモンの究極体として初登場。
月の表裏のような二面性を持ち、絶対零度の環境でも何ら問題なく活動することができる。
おっぱい。
兎の姿をした月の女神だからって月に代わってお仕置きしたりはしないはず…多分。
ルナモンが最初に主人公が必ず入手するデジモンである為、ムーンライト版の主人公(DN:サヨ)のパートナーデジモンとして扱われる事が多い。



ミネルヴァモン

名前の由来:ミネルヴァ(アテナ)
マスク:

カードにて初登場。
ほとんどの女性型デジモンが「きれいなお姉さん」であるのに対して、珍しく少女の姿をしている。そのためか呼び名は「蛇姫」。
自身の身の丈もある大剣「オリンピア」を軽々振り回す怪力の持ち主。
天真爛漫な性格だが不機嫌になるとワガママ、イタズラが増えて手がつけられなくなる。

デジモンクロスウォーズにて登場したメルヴァモンは、ミネルヴァモンが成長した姿という設定。色々育ちすぎている。
ついでに、イグニートモンなる弟もいる。

とクロスウォーズ本編ではこのような重要な役所で登場する一方で、アニメ本編とはパラレルの『デジモンストーリー超クロスウォーズ』ではZDミレニアモン率いる『ROUGE』のメンバーとしてタイキ達と敵対。
一昔前のJKのような口調で話し、悪人でありながらも自分を慕ってきたチビックモンを殺さないなど完全な悪人とは言い切れない描写もある。
タイキ達と敗北して残ったデータはバルバモンにアルマモン復活の贄として利用された。

公式から特定の進化ルートを与えられていないデジモンで、進化前は確認できるだけで
  • ワーガルルモンB(ロストエボリューション/リンクスなど)
  • レディーデビモン/ライラモン(カードゲームα)
  • ジャガモン/ヤタガラモン/アンティラモン(カードゲーム)
  • もんざえモン/デジタマモン(リンクス)
と結構バラツキがある。女性型であるレディーデビモンやライラモンはともかく、他のメンツがかなりカオスである。



ウルカヌスモン

名前の由来:ウルカヌス(ヘパイストス)
マスク(?):タコ
属性:データ種
種族:神人型
世代:究極体
必殺技:アプロプリエートワークス
下記ピンポイント(ryで作り出した武器を8本の腕に装備する。
ウルカヌスモン全力全開の姿。
得意技:ピンポイントウェポンワークス
状況に合った適切な武器を作り出す。
  • ボンバーアート
溶接用の火炎(ボンバーアート)を噴射する。

鍛冶神や“ガンスミス”の異名を持ち、世界を滅ぼすことができる武器を製作できるとされる頑固一徹、職人気質なデジモン。
名のある武器のほとんどがウルカヌスモンブランド。
依頼主の力量を見抜き、使いこなせない、大事にできないと判断すれば依頼は受けない。
そのため作る上でも相手に見合う働きをする。

そんな彼でもベルゼブモンの“ベレンヘーナ”はベルゼブモンの力に惚れ込み、丹精込めて製作した秀逸な作品だったそうな。
戦闘でも匠っぷりを発揮するようだが、戦闘の技量はあまり高くないらしくウルカヌスモン自身、戦うよりも裏方に回る方が好きらしい。

進化元は見た目通り、アシュラモンである事が多い。

ウェヌスモン

名前の由来:ヴィーナス(アフロディーテ)
マスク:…マ…スク…?
属性:ワクチン種
種族:神人型
世代:究極体
必殺技:ヒーリングセラピー
相手の頭を撫でて戦意を喪失させる。
得意技:LOVE YOU
投げキッスで相手を卒倒させる。
  • ピースファンタジア
“オリーブ”につつかれると発動し、どんな凶暴な性格も平和志向に変化する。

慈愛に満ち、愛を司る。
そのため仕草のひとつひとつで相手をなだめる戦い方?をする。
彼女の行く所は例えどれほど荒れ果てていようと、美しい花が咲き乱れ、大地は若々しい力を取り戻す。
そんな純粋で美しい彼女のために奉仕するデジモンは少なくない。

目隠しをすることによって心眼で世界を正確に捉えるため、如何なる嘘もまやかしも通じない。
目隠しのもうひとつの理由は溢れる魅力を抑え、卒倒するデジモンを増やさないための配慮。

常に共にいる鳥“オリーブ”と貝の“ホタン”は、ウェヌスモンと賑やかに気兼ねなく話せる小さな友人。

とこのように、アフロディーテの逸話だけでなく、正義の女神アストライアの逸話もミックスされている。

上の2体とも話題の『ジントリックス』から。

カードゲームでの進化前はエンジェウーモンとされる。

ケレスモン

名前の由来:ケレス(デメテル)
マスク:
属性:データ種
種族:神人型
世代:究極体
必殺技:フルーツフレシェット
得意技:ファミス
「飢餓」を意味する技で、植物を自由自在に操って敵のエネルギーを吸い尽くす。

デジタルワールド随一のスイーツと名高い果実が実る森「カルポスヒューレ」を背負った、巨大怪鳥の姿をしたデジモン。
その体は岩石と豊かな土壌で出来ている。

シナリオではアイギオモンの前に飛来、試練を与えて導いている。

完全に鳥型という異色のデザインだが、よく見ると頭部に人の姿がある。
このセクシーな女性型デジモン?は「ケレスモンメディウム」と呼ばれるケレスモンの本体で、ケレスモンの意志を伝える役割を担っている。
進化元はセイレーンモンとされる事が多いが、植物型という特徴からか、カードゲームではブロッサモンやジュレイモンから進化するという扱いになっている。

初出は『デジモンクルセイダー』から。



ユピテルモン

名前の由来:ユピテル(ゼウス)
マスク:
属性:ワクチン種
種族:神人型
世代:究極体
必殺技:ワイドプラズメント
身体を超高圧プラズマと化し、周囲全体に神罰を与える。
得意技:マボルト
両腕のハンマー同士を撃ち合わせて小さな雷雲を召喚し、悪と判断した者や調停を邪魔する者へ自動的に雷を落とす。
  • パニッシュジャッジ
ハンマーで殴った相手の身体に印を刻み刑の執行猶予を与える。刑の執行が決まると大電流の雷が打ち下ろされ刑罰は遂行される。

天空を統べる神にして雷と気象を司るデジモン。戦場では常に善悪を判断し、悪とした者に神罰を与える。
その判断に感情はまったく含まれず淡々と下される。
ユピテルモンの判断に納得の行かない者はユピテルモンに挑み勝てれば判断は覆るというが、これまでに覆せた者はいないという。

初出は公式サイトの『デジモン図鑑』だが、まさかオリンポスの最高神が最後を飾らずに中途半端なタイミングで出てくるとは…
ある意味これがデジモンらしいのかもしれない。

『デジモンクルセイダーズ』ではアイギオモンの究極体として登場。
オリンポス十二神がパートナーとして扱われたのはアポロモン、ディアナモンに続き3体目。
遥かな過去、タイタモンをティタノマキアよろしく断罪した事から『罪深き断罪の者』と称されている。進化前のアイギオモンもこれに倣い、この異名で呼ばれており、作中の描写ではアイギオモンそのものがユピテルモンが転生した姿である事が仄めかされている。
ストーリーでは、プロローグなどで少しだけ登場するという扱いだったが、バッカスモンの試練を終えてイグドラシルの端末である5色のカードを手に入れたアイギオテュースモンホーリーモードがプルートモンとの決戦で進化するという形で本格参戦。

あんまり触れられないが、アイギオモンはエレキモンが進化した姿である為、必然的にエレキモンの正統派究極体でもあったりする。アイギオモンのモデルが雷神ゼウスの息子である以上、結構筋道は通った進化ルートとなっている。

カードゲームではアイギオモン系が実装されていない為、ホーリーエンジェモンから進化する扱いになっている。


さらに「ラースモード」なる形態があり、そちらはよく見るとマスクの形が鷲になっている。


バッカスモン

名前の由来:バッカス(ディオニュソス)
マスク:なし
属性:ウィルス種
種族:神人型
世代:究極体
必殺技:クック・オブ・ザ・ヘル

人によってはある作品のキャラを思い浮かべる外見をした、自称・デジタルワールドで一番の酒豪。
多くのデジモンを集めて宴会を開く、陽気で面倒見の良い性格。
宴会で仲良くなったデジモンのリクエストに応じて、体内であらゆる種類の酒を精製し振る舞う。

ケレスモンとはとても仲が良い。
上述の「カルポスヒューレ」に実るスイーツを発酵させた果実酒を好んで飲んでおり、酒を作らせてとよく頼む。

また、精製する毒のデータは「クラックチーム」という謎のグループの研究対象となっている。

初出は『デジモンコレクターズ』から。

ちなみに、「バッカスモン」の名称はオーガモンの究極体であるタイタモンの初期段階の設定で使われていたもので、ファミ通ドットコムのイラストレーターインタビューに掲載されている設定画で確認できる。
渡辺けんじ氏とAs'まりあ氏によると、この時点で「オリンポス十二神」と「オーガモンの究極体」という二つの要素を取り入れることは難しいと判断したためとのこと。
『コレクターズ』における進化順はゴブリモン→オーガモン→デジタマモンの次であり、そこからデビタマモン・タイタモン・バッカスモンに分岐する。
カードゲームだとピッコロモンからも進化できる。
意外な事に酒と蛇繋がりであるオロチモンから進化はしない。

ユノモン

名前の由来:ユノ(ヘラ)
マスク:孔雀?
属性:ウィルス種
種族:神人型
世代:究極体
必殺技:ラブバスケット(ヒステリックモード時:ウェルカムロスト)

『デジモンコレクターズ』にて登場した、最後のオリンポス。
マルスモンが初登場した『デジモンワールド3』から数えて、実に12年かかってのそろい踏みである。
慈愛に満ち溢れた性格でユピテルモンを深く愛しており、彼の動向は全て把握している。
……ウェヌスモン、ケレスモンと女性型は3連続で「慈愛に満ち溢れた性格」が被っている(それが向けられる対象は違っているが)

また、コレクターズで見る事が出来たセリフは何れも常軌を逸しており…
  • ミネルヴァモン→子供だから今の所は見逃している。
  • ネプトゥーンモン→神殿が磯臭い。しかし、彼の強さは理解しているのか表立って言う事は無い。
  • ケレスモン→特に敵対対象として見なしていない。彼女から貰う果実は美容に良いと太鼓判を押している。
  • ウルカヌスモン→刃物を研ぐ腕を高く評価している。
  • アポロモン→強さは認めているが、あまり近寄りたく無いと評している。
  • ディアナモン→アンニュイな態度が気に入らないらしい。
  • バッカスモン→ユピテルモンを連れ回した酒魔神としてマークしている。
  • マルスモン→特に敵対対象として見なしていない。
とこのようにユピテルモン様以外の十二神へ向けた発言がどれも腹黒い。と言うかこれが元ネタに忠実なような…。

さらに、嫉妬に燃えたときに発現する悪の人格「ヒステリックモード」がある。何このヤンデレ。こちらもコレクターズでセリフを見る事が出来るが、通常版以上にヤンデレ度が加速しており、もはや会話が成立しないレベル。

こんな性質の割にカードゲームではエンジェウーモンから進化すると言う扱いになっている。


【余談】


『クルセイダー』において新たに「プルートモン」が登場。
その力はオリンポス十二神にも匹敵するとされる。
ギリシャ神話においても、プルート(ハデス)はオリンポス十二神に属してない。

また、冥界繋がりなのか、ケルベロモンのモードチェンジ形態である「ケルベロモン ジンロウモード」も後に登場している。
運命に立ち向かうアイギオモンの前に立ち塞がる。









マルスモン「進化ルートにレオモン一族入ってるんだが、大丈夫かな…?」

アポロモン「それでおまえが死んだら獅子の俺も危なくなるからやめてくれ」

ネプトゥーンモン「……自滅……」

メルクリモン「だから言っただろう、アニメには出るなと……」

ミネルヴァモン「何でしょぼい方のドット絵でオリンピアと盾を再現しようとするかな…ヴァイスドットでアルフォースブイドラモンの翼ははぶくくせにぃ」





〜月日は流れ〜

マルスモン「案の定……」

ミネルヴァモン「てか、何なの?メルヴァモンとか?」

アポロモン「俺はお約束の洗脳パターンか…」

ネプトゥーンモン「……自滅……」

メルクリモン「…ディアナモン、ウルカヌスモン、ウェヌスモン…そして未だ見ぬメンバー……お前達が我らの希望………最後の砦だ…」

ディアナモン&蛸&鳩「…み、みんなを励ますためにも追記・修正、よろしくねー!」

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