ヘビーロブスター(星のカービィ)

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ヘビーロブスター(星のカービィ) - (2021/07/10 (土) 16:26:00) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2012/02/09 Thu 12:27:25
更新日:2024/04/22 Mon 08:40:27
所要時間:約 5 分で読めます





「準備はいいな?」


「艦長、本当にやるんですか?」


「ぷん、きっとこうかいするダス」


「やかましい!やつを倒すにはいましかあるまいっ!」



にどめのしょうじき!ヘビーロブスター発進っ!



ヘビーロブスターとは、『星のカービィ スーパーデラックス』(ウルトラスーパーデラックス)の「メタナイトの逆襲」に登場するボスキャラ。
戦艦ハルバードが所有する金色のロブスター型ロボットで、火炎放射器やミニロブスターを装備している。

CHAPTER1ではハルバードに侵入したカービィを追い払うために登場。
ここでは倒す必要はなく、しばらく戦っているとハルバードが発進して戦闘が強制終了。
あえてここで頑張って倒そうとする猛者も現れたとか。
ただしTASさんの場合こいつを倒す以外の目的ではあえて倒さず、というかむしろ遊んでいる。爆発モーションで逆にタイムに響くため。
やろうと思えば全コピーで撃破可能だが意味はない。

…ちなみにこの時、噴射口の目の前で戦っていたためにメインエンジンの噴射をモロにくらいバラバラになっている。
カービィは無事なのに。


かなり難しいが実際にこの時点でも倒すことは可能。
ただし、例え倒すことが出来てもやっぱりバラバラに飛ばされる。


本格的に戦うのはCHAPTER5。

ハルバードを破壊していくカービィを排除するため、バル艦長が発進させた。
部品をかき集めて修復したのか、別の機体を投入したのかは不明。

この場面では強制スクロールで、後ろから追ってくるヘビーロブスターに慌てて先を急いでいたら途中で上にスクロールして隙間に潰された、なんてこともある。

カービィを追うヘビーロブスターはハルバードの壁やブロックを次々とぶっ壊していくが、当のバル艦長は

「ぶひゃひゃひゃひゃっ!つぶせつぶせぇ!」
「ああ…われらの戦艦がこわれていく…」
「こまかいことは気にするなぁ!ガンガンいけぇっ!」

…といった感じで全然気にも留めなかった。
ハルバードェ…。

強制スクロールを乗り越えてしばらく上昇した所でヘビーロブスターに追い付かれ、ここでやっと戦闘開始になる。


主な技

  • 突進
猛スピードで突進する。

  • ジャンプ
連続でジャンプしたりその場で大ジャンプしてカービィの位置に合わせて方向変換する。踏み潰されないよう注意。
大ジャンプしたときに星を出す。

  • ミニロブスター発進
小さなロブスターを発進させる。
あまりないがガードすると僅かにダメージを受ける。

  • ペイントスライム
ペイントスライムを吐き出す。
ミニロブスターより速度が遅いが…?

  • 火炎放射
汚物は消毒だ~!!…と言わんばかりに炎を吐き出す。
上記2つの技と思い込み至近距離で吸い込もうとするとモロに食らう。
どれを出すか見極める術はないので予備動作をしたら急いで離れるべし。


とことこ歩いたりいきなりダッシュしたりするなど攻撃方法が多彩なので攻撃のタイミングをよく見計らうのが重要。

特筆すべきは、ペイントスライムの存在だろう。
これを吸い込むとペイント能力をコピーし、発動するとヘビーロブスターはまるで茹でられたかのように全身真っ赤になり、アイカメラ(目玉)も塗り潰される。某飲食店は関係ない
その後、左右も分からずトンチンカンな方向へ攻撃を仕掛けるようになる。

カービィ「バルス(ペイント塗ったくり)!」
ヘビーロブスター「目が!目がぁぁぁ!」

といった所。

この時、クルー達のレアな会話が発生するので必見。

「あぁ!(USDXでは“バル艦長!”)ヘビーロブスターのメダマがつぶされました!」
「なにぃっ!ペイントのうりょくだと!?」
「だめだス!右も左もわかんないみたいダス!」
「おのれおのれおのれおのれおのれぃ!くやしぃ~!」

クルー達に一泡吹かせられるが、ペイント前より不規則な動きをするようになるので実は罠に近い。
恐らくカービィに目を潰されてカービィが何処にいるのかが(それ以前に自分が何処にいるのか)分からなくなってしまったのだろう。
このためなかなか攻撃できなくてタイムオーバーになってミス、なんてこともあるので注意。
実はペイント状態でウィリーに乗って、1P操作の星型弾を撃っても塗り潰せる。


USDXでは何と専用BGMが用意され、今にも後ろからヘビーロブスターが迫ってくるのを想像させる緊迫感が溢れた曲に仕上がりカッコイイ。
CHAPTER5のあのスクロール地帯に入った瞬間、いきなり流れて驚いたプレイヤーも多いだろう。
後に『星のカービィWii』のミニゲーム「ガンガンバスターズ」で壊れたデデデロボットと戦う際にもアレンジされて使われた。


銀河にねがいを」ではメックアイのボスとして再び登場。攻撃と対処方法は同じ。
USDXだと銀色で、ボス部屋の背景をみる限り量産されているようだ。


アニメではホーリーナイトメア社が所有しており、戦艦ハルバードの行く手を阻む最後の魔獣として登場した。
メカ魔獣なのでロブスター料理にはできない。
どっからどう見てもガチガチのロボットなのに怪獣みたいな鳴き声を発する。
ハサミからは火炎放射どころか、鉄製シャッターをも溶かすビームを発射するという原作真っ青な武装にチェンジ。

ハルバードの動力炉を狙い、硬いボディでカービィを苦戦させたがコックカワサキの援護で変身したアイスカービィに氷付けにされ、ソードとブレイドが放ったミサイルで粉々に砕け散った。
ちなみに、ハルバード内を暴れまくった上にカービィを追い詰める展開はまさに「メタナイトの逆襲」のCHAPTER5のそれである。
あと何気に『毛糸のカービィ』にも出演している。


あつめて!カービィ』では「カービィのたいけつ!ピンボール」に出演。3番目に登場するボス。
やけに軽快かつ俊敏な動きをしていてヘビーっぽさが足りない。特に左右へ動く時にスラスターらしきものが見える。
ミニロブスターやペイントスライムを打ち出して攻撃する他、体力が減ると時間差で降ってくる焼夷弾をばら撒く。
着弾すると炎上し、障害物として扱われるので厄介。


タッチ!カービィ スーパーレインボー』ではUSDXからの専用テーマのアレンジが収録。
…が、イントロからしてかなり壮大っぽいアレンジがされており、もはや一ボスの曲とは思えないカッコよさに溢れている。
本編の宝箱から入手してサウンドテストのみで聞ける贅沢使用である。
良アレンジなだけにいつか後発の作品で再び使用されることに期待したい。


大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』ではスピリットで登場。
性能は階級HOPE防御型のアタッカーでスロットは1。
スピリッツバトルではレミーに乗り移り、戦艦ハルバードで戦う。
火炎放射繋がりか相手はファイアフラワーを持っており、アイテムもファイアフラワーのみ出現する。
ヘビーロブスターとの共通点は下必殺ワザでクッパクラウンからメカクッパを出すところがミニロブスターを出すところと、レミーが選ばれたのはモヒカン部分がヘビーロブスターの飾りの一部と似ているためと思われる。
また、レミーの大元であるクッパJr.の最後の切り札は「ニセマリオペイント」である。


余談

かつてヘビーモールというボスがいた。
「金色のボディ」の「ロボット型ボス」で「ヘビーの名を冠する」という点でヘビーロブスターと似ているが関連性は不明。
あちらは石炭で動くが、ヘビーロブスターの動力は一体…?



追記・修正はカメラアイをペイントで塗りつぶしながらお願いします。

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