コックカワサキ

登録日:2011/08/23 (火) 20:50:05
更新日:2020/03/25 Wed 17:53:41
所要時間:約 6 分で読めます




『星のカービィ』シリーズに登場するキャラクター。

コックらしく、コック帽にエプロン姿。つまり裸エプロン。
それ以外に特徴的な部分は特になく、コックからコック以外の要素を全て削ぎ落としたようなシンプルなデザインが特徴。

コックという分かりやすいキャラクター性のためか、ゲームへの登場回数の割にアニメ・漫画等への出演率がやたらと高く、カービィシリーズの敵キャラクターの中でも知名度は高い。
しかし、漫画版で出てきた時は大体カービィの大食いの前に膝を落とす。

ゲームシリーズ


ザコよりは強いが、ステージの最後に待ち構えているボスほど強くはないという、いわゆる中ボスポジションの敵。
…なのだが、敵として出てくることはかなり少なく、ミニゲームなどの本編外でチョイ役として出演する事の方が多い。


星のカービィ スーパーデラックス


初登場作品。中ボスとして登場し、皿を投げたり、おたまを伸ばしたり、カービィをフライパンで炒めたりする攻撃をする。
倒した後に吸い込むと、画面内の敵をまとめて煮込んで料理にしてしまうコックの能力を得られる。

刹那の見斬りにもカービィに立ちはだかる相手として3番手で登場。板前風の格好をしている。
カービィが勝つと顔面にパイをぶつけられる。逆に負けるとフライパンで頭を叩かれる。

リメイク版の「ウルトラスーパーデラックス」でも続投。


星のカービィ 鏡の大迷宮


コック能力が存在するのに出演できず。
代わりにザコ敵の「コックン」がコックのポジションを引き継いだ。


星のカービィ スターアライズ


久々に敵として登場。更にフレンズヘルパーとしてプレイアブル化を果たした。
デデデ共々デザインがアニメ寄りになっている。

カービィの「コック」能力は、本来一度技を使うと失われてしまう使い捨て能力である。
これに対しヘルパーとしてのカワサキは、一発技である「クッキンポット」及び「最後の晩さん」は「一度使用するとしばらく時間が経過しないと再使用できない」という仕様になっている。
そのかわり、コックカービィと異なり数は少ないものの通常技を持ち、横や上におたまを伸ばしたり空中で食器を投げる攻撃をこなす。カービィにもよこせ

「クッキンポット」などが何度でも使えるのは非常に大きな長所で、回復手段に欠ける「星の○○○○」や「The アルティメットチョイス」では希少なヒーラーとして非常に重宝される。
ビビッティア(アーティスト)も「フードデルペインター」で同様の役割が持てるが、こちらは発動時のスキが大きい。
アドレーヌの「ピクニッカペイント」はスキが少なく回復量も多めだが肝心の彼女の体力が低い。
一方カワサキは食材となる敵の数が多いときに使えば大量の食べ物を作ることができ、「ナベブッパフレンズ」に発展させれば攻撃まで両立出来る。
特にアルティメットチョイスの最高難易度は野菜6つ(と最終戦前のチェリー)しか回復手段がなく体力も半減するため、カワサキを一人連れて行くだけでも難易度が格段と変わる。
中でもスナイパーとリーフがリストラされたため唯一の無敵持ちとなったストーンとカワサキ3体の組み合わせは非常に強力。誰が呼んだか食神ナベデ・ニルまたは食神キザンデ・ニル。さらに英名まで飛び火して「voiled telmina」なんて秀逸な渾名まで星誕生誕している。
まさかの事実上最強クラスのフレンズヘルパー、100%クリアに悩むカービィのおともとして君臨する事となったのだ。

ちなみにアルティメットチョイスは1Pのみカービィとフレンズどちらを使うか選択できる仕様になっているのだが、コックカービィは一発技しか使えないため、1Pでも強制的にカワサキを操作することになる。
カワサキ自身、数こそ少ないが全てそこそこ優秀な攻撃技を持つのでソロプレイも割とこなせたりする。ただし、体が大きいため当たり判定が大きいことと、無敵になる技を持っていないことに注意しなければならない。
カワサキ4人のパーティはカワサキガン積みとかカワサキゾンビパなんて呼ばれたりする。

敵として登場するカワサキも、特に強化版のものはかなり厄介。
空中で回転しながら食器を振り回し意外と機敏に動くうえ、おなじみフライパンで調理する攻撃もあるのだが
この時捕獲のために伸ばすおたまがなんと画面端まで届く。「SDX」の射程を意識して距離を取って安心していたら食材にされたカービィは数知れず。
特に、一部のエクストラステージに登場する強化カワサキ二人組(通称:ツインカワサキ)は本作の中ボス屈指の難関であり、フレンズをぞろぞろ引き連れていても相性次第では苦戦を免れないだろう。
しかもこのツインカワサキ、「星の〇〇〇〇」では大体のフレンズのステージに組み込まれているため、嫌でも必ず戦うことになる。
安全性を取ってカワサキガン積みで行ったら画面にカワサキが5、6人いたなんてシュールな画になった人も多いはず。

メニュー画面では、カワサキがクーフクロウ)・カイン)・バードン()のどれかを物欲しげな顔で見つめた後、捕まえようとして逃げられる映像が流れることがある。
コックがサカナやトリを捕まえて何をするのかは…まぁ想像がつくよね
アニメの畜生キャラにゲームの方が引っ張られているのでは…?
「あのお肉分けてくれないかな~」


大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL


上述の活躍による影響か何とアシストフィギュアとして大乱闘の舞台にも登場。
星のカービィシリーズ枠としてはナックルジョーナイトメアに続き彼で3体目の参戦となる。
原作のように食器を投げて攻撃するが、たまに使用する伸びるおたまを食らうと鍋で煮込まれてしまい、食べ物アイテムと同時に「ナベブッパフレンズ」の如くふっとばされてしまう。
この辺りは『X』のカービィが使用していた最後の切りふだと似ている。


漫画でのコックカワサキ


  • 星のカービィ(さくま良子版)
料理の鉄人として登場。
デデデ大王の料理番だったり、レストランのシェフだったりする。
初期は鹿児島弁で喋っていた。

デデデ城の宮廷シェフとして登場。出番は準レギュラーの次くらいに多い。
グー!という口癖でグー!
登場初期の頃は「フライパンを持つと人格が変わり、料理を邪魔するものはデデデ大王であっても包丁を投げつける程凶暴になる」という設定があった。

コックンの登場により出ないかとも思われていたが、行列のできるレストランの三ツ星シェフとして登場。
嫌味な性格であり、胡散臭い中国人の様に喋る。
この漫画オリジナルの技である「コックカワサキスマッシュ」を披露した。

  • 星のカービィ プププヒーロー
料理は非常に不味くカービィとデデデ大王しか食い付かないというアニメ版に近い感じになっている。その不味さは彼の料理を食べたチリーが溶けかけ、メタナイトも震え上がるほど。


小説でのコックカワサキ


プププランドの有名な料理人で、お金持ちで舌の肥えたパフェスキー夫人や、お菓子のパラダイスとして知られ多くの名パティシエを輩出するシフォン星の王メレンゲール十三世も絶賛するほど。このシリーズ内ではかなり出番が多い。


アニメでのコックカワサキ


この項目のメインディッシュ。
星のカービィ(アニメ)では準レギュラーとして登場。
ファンからの通称は母音を取っ払った「kwsk」。「くわしく」ではない。


プププランド唯一の料理人であり、ププビレッジに飲食店「レストランカワサキ」を開いている。
村にはキャピィ族しかいないが、コックカワサキはキャピィ族ではない。
寂れた工業地帯であるカワサキ星出身。一度フームにコックカワキと呼び間違えられている。

ププビレッジに来る前は、宇宙的有名シェフであるコックオオサカの元で、兄弟弟子のコックナゴヤと共に修行していた。
愛用のフライパンはコックオオサカから貰った物。
そんな訳でさぞかし美味い料理を作るのかと思いきや、その料理は一貫してとてもマズい
ププビレッジの住人全員から不味いと言われるほどである。

コックにもかかわらず、家庭科をずっとサボっていたという信じがたい前科持ち。
調味料の分量を適当に量ったり、変なものを混ぜたりするので不味いらしい。
因みにコックカワサキ自身は味オンチなので、自分では美味しいと思っている。
料理の値段は安いが、かなり不味い為客はあまりこない。*2
作った料理はカービィが全部美味しく頂いている。

ただし、味オンチが酷すぎるだけで、味に関わらない料理の技術は一流と言っても差し支え無い。
魚を綺麗に捌けたり、パンと具が重なってなお透けるほど薄いサンドウィッチまで作れる。
更に料理を作るスピードも早い。
料理本を見ながら作ればある程度はうまく作れる。
赤魚のパイナップル合えや、ビールで煮込んだイチゴのリゾット等の実際フルコースで出てきそうな料理を作ったこともある。(味はどちらもいつもどおりマズかったが)
もしかしてこの技術力を認めてもらって師匠に店を持つことを許されたのか……?

密かに中毒性があるようで、慣れると美味しく感じるらしい。
珍味と言ったほうが良いだろうか。
終盤ではコックカワサキが作ったレバニラ炒めを、デデデ大王は旨いと言いながら食べていた。*3
また、ププビレッジには料理屋がここしかないため、外食する時は嫌でもカワサキの料理のお世話になる。

主役級になる話も多く、カービィにフライパンを投げてコックをコピーさせる活躍をする。

また、アニメのカワサキを語る上で避けて通れないのが迷言の多さである。
その独特な口調で発されるセリフの数々は全国のお茶の間の腹筋をことごとく破壊した。
子供向けアニメとは思えないブラック発言から身も蓋もない一言まで様々。


以下、迷言。



……この強烈過ぎる数々の迷言のせいで、コックカワサキといえばメシマズの畜生というイメージがついている人は多い模様。
「スターアライズでカワサキが出るだけで笑える」とか言われたり、「コックカワサキ」でgoogle検索を掛けると、予測候補に「クズ」だの「サイコパス」だのといった物騒な単語が出てきたりと、風評被害は深刻である。
それだけ印象に残るキャラだったとも言える。


活躍の場を広げるコックカワサキ



2016年に実施されたコラボカフェ「カービィカフェ」では、
カワサキの格好の活躍の場でありながら1つのメニューの名称だけの登場に留まった。

だが、2018年版カービィカフェでは流石に公式が2016年の扱いを反省したのか「やっぱ料理といえばカワサキだろ」とばかりに大幅に待遇が改善され、
カービィワドルディに次ぐ準メインキャラ扱いを受けている。お前本当HAL研から愛されてんな
今回のメニューは全面的にカワサキがプロデュースした設定であり、どこかのアニメの影響で味や衛生面をネタ的に心配する声も上がったが、この世界線のカワサキは幸いメシウマなのでご安心いただきたい。
なお今回3つも自身の名前がついたメニューがある。
服装はいつものエプロン姿ではなくシェフの服装をしている。エプロンにあったポケットも健在。
裸エプロン卒業おめでとうkwsk!!

余談


  • コックカワサキの「カワサキ」とは、神奈川県に存在する寂れた工業惑星市ではなく、オートバイメーカーの川崎重工業に由来する。
    デザイナーがバイク好きだったらしい。
    • アニメでは兄弟弟子のナゴヤとの口喧嘩の際ナゴヤが川崎市をバカにしていた。カワサキもそれに負けじと名古屋市をバカにしていた。




追記・修正しないと死ぬんじゃないの?
あ、ギャグだよ、ギャグだってば~!

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