第11話に登場。元は『
星のカービィ3』の緑団子のスライム。元のゲームに比べて非常に巨大になっている。
コックカワサキの師匠である
コックオオサカに化け、カービィ料理を食おうとしたが、カワサキが非情に徹し切れなかった事と自らの失言でボロが出てしまい、正体を現す。
あの姿でコックオオサカに化けるのは面影がなさすぎるが。
飛ばした身体の一部は強酸性であり、切り刻まれてもすぐに再生する。
最後は
フライパンに乗せられて宇宙に旅立ち、太陽の熱でフライ料理にされるという斬新なやられ方をした。
なおフライにされたポポンはかなりの珍味で、悪食のデデデ大王も「旨い」と絶賛するほど。
コックオオサカ(偽)としての振る舞いの数々は
彼の項目を参照。
肩書きはスペシャルブックレットで判明。
第12話に登場。
スクリームみたいな顔が特徴。
ナイトメア社が送り込んだ借金取り立て用の魔獣で、エスカルゴンがデデデ大王に日頃の恨みを晴らそうと仕掛けたお化け騒動に便乗。
コイツ自身がエスカルゴンの仕込みじゃないと理解、恐怖したデデデに金をせびり、頂くものだけ頂いて帰還した。
唯一カービィと戦わなければ倒されもしなかった魔獣。
名称はスペシャルブックレットで判明。
第13話に登場。『星のカービィ3』のザコキャラ。
デデデ大王の「年の瀬に相応しいド派手で強い魔獣」というリクエストに応えて送られてきた。
本作では頑固な花火職人という設定で、気に入らないことがあるとデデデ達にも発砲する。
デデデ大王を模した山車型の花火ロボに乗り込みファイアーカービィと戦った。
切り札の巨大ロケット花火「テッポウドーン(エスカルゴン作)」はネーミング自体が限りなくアウトに近いアウト。
値段が公開された魔獣の中では一番単価が安く、998デデンと激安。
その割にはカービィ相手に大健闘した方であり、最後に吸い込まれていなければ相打ちにまで持ち込めていた。年末の在庫処分の対象だったのだろうか。
ちなみにテッポウドーンの残骸はエスカルゴンとデデデの頭上に墜落した。
原作ではパラソルをコピーできる敵だが、本作でやってる事は寧ろボムに近い。
ただし、本人を吸い込んでコピーするとやはり能力はパラソルになる。どうやら花火や爆弾は本人の技術らしい。
第14・
18話に登場。『夢の泉の物語』からおなじみ、吸い込むと眠ってしまうアイツである。同じ魔獣が2回に渡って敵となるのは珍しいケース。
14話では特製の安眠枕が村人達に配布されたが、その中にはノディが1匹ずつ入っており、眠った者に悪夢を見せて
洗脳してしまう力がある。ある意味ナイトメアの真価を発揮した能力。
デデデ大王はこれを利用してカービィを追い出したくなる悪夢を見せたが、企みがバレておじゃんに。
ちなみにカービィ自身がこれで眠った場合、
今まで魔獣に痛めつけられた思い出の数々が夢として再生される。
……言ってしまえば正月総集編のための低予算エピソードとして、回想シーンを使うための魔獣。当該回はセリフだけ新録のものに差し替えて映像は流用、というシーンがかなりあることからもそれがわかる。
完全新規シーンは枕やノディが映るシーンくらい。
真価を発揮したのは18話にて。
ゲーム同様に吸い込むと寝るのだが、その眠り具合がハンパではない。
デデデの真の目的は吸い込んだカービィを「眠り病」にかからせる事であり、
その目論み通り、カービィは何が起きても永遠に目を覚まさない体になってしまった。
病を治すには「ピューキーの花」の匂いを嗅がせる必要があるのだが…
肩書きはスペシャルブックレットで判明。
眠り病を解くためのピューキーの花、それ自体が魔獣だった。
ノディはピューキーの花から生まれる魔獣であり、眠り病になってしまった者が花の匂いを嗅ぎに来たところを、連れてきた者共々花が捕食する……という、罠もいいとこな悪質な怪物であった。
8本のハエトリソウのような捕食器官を持つ。
もちろんデデデは(恐らくカスタマーサービス伝いで)そのことを知っており、カービィをまんまと罠に嵌めたのだった。
しかし、最終的には花の匂いを嗅いで再起したカービィに葉のトゲを吸い込まれ、ニードルカービィのトゲによって捕食器官のほぼ全てが地面に固定され無力化。最終的にはメタナイト卿の投げた松明によって炎上・焼失した。
言い伝えが残っているため古くからポップスターにいると思われるが、コイツから生まれるノディをナイトメア社も使っていたあたり、恐らく後述のマンビーズ同様に宇宙のアチコチに配置していたものと推測できる。
第15話で登場。
初めはガングの玩具屋に商品として紛れ込んでいたそれを、「カービィに弟のような存在が必要」だと考えたフームがプレゼントし、すぐにお互い仲良くなった。
ペットロボットにしては感情を表現できるなど高性能なAIを誇る。Aibo?
だが、その正体はナイトメア社の系列会社『ホーリーナイトメア・トイズ』販売の玩具であり、護身用に放電する機能や頑丈な檻を破壊するパワーを秘めているなど、正体は玩具に偽装された危険兵器だった。
何も知らないデデデが自分のモノにしようと追いまわし、最終的にカービィとペットロボットは海に落下。
その最中でカービィを倒すべき標的と認識し、自爆装置が起動するが…
最後は涙なしには語れない。
後にヘビーロブスターがメカ「魔獣」に分類されたので、恐らくペットロボットも同類と思われる。
しかし、終盤の描写を見る限り、果たして心から魔獣であったかまでは分からない。
名称はプププ大全で判明。当時の公式サイトでは「ロボット犬」とも。
第17話に登場。
探偵みたいな帽子を被ったデカイ鼻の1頭身。「I'm Noseman!」としか喋らない。
デデデの命令であちこちの指輪を吸い込んでいったが、カービィとの吸い込み合戦の末に全部紛失。
役立たずとしてデデデに吹き飛ばされ退場した。
多分ロクな戦闘能力を持たない魔獣の一体。
第20話に登場。『
星のカービィ2』のつぶらな瞳のドラゴン。
詳しくは項目を参照。
初出はゲームだが、アニメで披露した技が
ゲーム再登場の際に逆輸入された珍しいケース。
第20話に登場。『夢の泉の物語』等でおなじみの雪だるまさんである。
アイスドラゴンに生み出された存在で、寒い土地でなければ溶けてしまい、生きていけない。
カービィの前に突然現れ、仲良しになったフリをしながら倒すチャンスをうかがっていたが、優しく接してくれるカービィに情が移りどうしても手をかけることができず失敗。
その後、アイスドラゴンを倒せば自分がどうなるのか承知した上でカービィに寝返り、彼の勝機を作った。
最期のカービィとの別れのシーンは涙腺崩壊もの。
魔獣であることが確定したのは、第47話の魔獣カタログに登場した時。
それまでは厳密に魔獣といえるのか不明な状態であった。
注文可能な個体は本社にいるアイスドラゴンや冷凍魔獣達が作っているのだろうか。