第51話に登場。ブルーベリーバクダン袋めいた外見だがこんなナリでも最強魔獣。
爆弾を無尽蔵に造っては辺り構わず爆弾を投げまくる、文字通り「危険」な爆弾魔である。
パーティーの準備を革命と勘違いしたデデデの発注ミスでケーキの中に仕込まれ、村人達が用意したカービィのお祝いパーティをメチャクチャにしてしまう。
コピーした時もストレートにボムである。
名称はスペシャルブックレットで判明。
第52・53話に登場。簡素なデザインの小さなフィギュアだが、月光を浴びると申し訳程度の巨大化をして動き出す。
チョコカプセルブームに便乗し、タゴの店の前に直接送りつけたチョコカプセルの中身でもある。
攻撃性は第40話のザコ魔獣軍団より上だが、耐久は紙同然ではたかれるだけで消えるほど脆弱。玩具だから仕方ないか。
しかし、その中でも名有りの特別な5体のフィギュアは比べ物にならないほど強く、デデデ大王の提案で勝ち抜き形式のルール無用デスマッチが提案され、カービィがこれに挑む事となった(実況はデデデ。解説やレフェリー、行司はエスカルゴン。カービィ側のセコンドはフームとブンが担当)。
特別なフィギュアは全員が謎の波動を放つ技を持っており、試合前にカービィはこれでファイターをコピーした。
名有りのフィギュア
先鋒。そのまんまブルース・リーがモデルのカンフー使い。二つ名は『怪鳥の雄叫び』で波動の色はオレンジ色。
ヌンチャク攻撃が得意だが、ヌンチャクが腕に絡まった隙を突かれファイター能力のスマッシュパンチで敗れた。
次鋒。魔獣界超ヘビー級チャンピオン。波動の色は青色。
名前はFC『パンチアウト!!』などで有名なマイク・タイソンがモデルだろう。
リーチのないカービィ相手に有利に立ち回るが、ライジンブレイクで敗れる。
中堅。世界中のいじめっ子達に鍛え上げられた空手家。波動の色は緑色。
名前の由来は恐らく映画『ベスト・キッド』の原題「The Karate Kid」から。
正統派な外見と割と美形なところから、フームがこのフィギュアを狙っていた。
巴投げでデデデの観客席に投げ飛ばされた。
副将。四千年修行した太極拳の使い手。波動の色は赤色で、足から発射される。
足技が得意で、よく笑顔を浮かべる性質を持つが、ふみつけげりの一撃であっさり倒される。無茶すんなジジイ。
大将。不良姿の相撲取りで、サングラスを掛けている。波動の色は黄色。
相撲のルールに則って対決するが、リアルな猫を呼び出す猫だましからの連続攻撃で敗北。余談だが、CVは
私市淳。
なおカービィと相撲勝負をした時、彼はカービィを握り拳で殴っていたが、大相撲でこれをやると反則負けとなる。実際劇中でもフームとブンがそう言及している…って、
チャンネルDDDで人間の世界の大相撲放送してるのか?
モチーフは恐らく、相撲部屋入門前は不良だったという経歴を持つ元大関・千代大海。不良姿なのも不良行為を意味する『ツッパリ』と、同名の相撲技の『突っ張り』を掛けている。
第54話に登場。
キハーノへ差し向けられた、風車型の巨人ともいうべき姿の魔獣。
手裏剣状の飛び道具を武器とする他、意外な能力が……。
第55話に登場。目つきの悪いボールみたいな魔獣。
表向きは取りついた宿主を優しくさせ、何をしても怒らなくさせる「愛の魔獣」だが、実際は中で怒りのゲージが上がっており、これが許容値を超えると怒りが爆発。トゲイラ自身のパワーに変換される。
デデデに取りついた際、温和になったのをいい事に村人達がやりたい放題やった挙句、二度と元の性格に戻らないと曲解したエスカルゴンの暴走がトリガーになってしまい怒りが大爆発、デデデの中から飛び出し破壊活動を始めた。
最期は自らが発射したトゲミサイルをカービィに誘導され、トゲミサイルが大量に突き刺さって
汚い花火と化した(後に綺麗な花火へと変化した)。ワープスターに乗ったカービィとトゲミサイルのチェイスは本作の戦闘シーンでもかなり人気がある。
第56話に登場。
初代からゲームでおなじみの怖い裏の顔。
デデデ大王がペットとして購入したが、食費がバカにならず捨てられ野生化。えらく生々しい事情である。
一気に繁殖して大混乱に陥った。
しかも、手なずけるために加えたナイトメア社指定のエサが、実はスカーフィを凶暴化(いつもの一つ目の姿)させる危険なシロモノ。流石、抜かりない。
ハンマーカービィの活躍でエサは吐き出され、元の姿に戻ったものの既に手がつけられない数に…
原作同様吸い込めない。
第57話に登場。
MADで使われることがある迷言「おっパイパイ!」を生み出した元凶。
第58話に登場。教師の帽子(モルタルボード)をモチーフにした魔獣。中華っぽい見た目からして多分キョンシーもかけてる。
「スパルタ」の文字が正面に付いている。「仰げば涼しい」としか喋らない。
その能力と活躍は
こちらで。
第59話に登場。まんまカニ。目がなくて口からは出っ歯のようなものが覗いていて微妙にメカっぽいが茹でると赤く変色するためたぶんカニ。『3』のカニィでもない。
ボルン署長の家のタラバガニの甲羅焼きを食べ損なったデデデが本来頼みたかった「食用のカニ」を、「カニ」しか言わなかったことでカスタマーサービスが「カニの魔獣」と解釈してしまった為に、間違って送り込まれた。そもそも食べ物自体、取り扱っているのかは不明。
コックカービィによって真っ赤に茹で上げられたが、あまりにも見栄えが悪かったのでさすがのデデデ大王も食べようとは思わなかった。突然の関西弁で罵倒した後エスカルゴンがハサミに巻き込まれた。
しかし、カービィはデデデの番組のせいで満足に食べられなかったため、最後には吸い込もうとしていた。
正式な名称はスペシャルブックレットで判明。プププ大全では「カニ魔獣」とのみ表記。
第60話に登場。鎌のような腕を持ち額に角がある紫色の
ゴリラのような魔獣。
チリドック同様、最強魔獣と呼ばれたわけではないが、カブーの回想で強力な魔獣と語られ、トドメの一撃以外で目立った傷をほぼ負わなかった本作屈指の実力者である。