ファイアフラワー(マリオシリーズ)

登録日:2020/10/29 Thu 00:02:37
更新日:2020/10/30 Fri 05:19:03
所要時間:約 5 分で読めます




ファイアフラワーとは、任天堂のゲームシリーズ『スーパーマリオシリーズ』に登場するアイテムの一つ。

概要

取得するとマリオがファイアマリオになってファイアボールを使用できるようになる。

スーパーキノコと並ぶ伝統的なパワーアップアイテムだが、こちらは意外と登場作品が限定される傾向にある。
特に、パーティーゲーム系作品での出番はあまりない。完全な武器アイテムなので仕方ないか。

基本的には、「スーパーキノコを取得して既にスーパーマリオ状態の時にスーパーキノコが出るブロックを叩くと出現」という性質を持つ。キノコと異なり自走はしない。*1
そのため、「うっかり画面外に逃がす」ケースはあまりないが、高いブロックの上に出現したりすると取るのにちょっとしたテクニックを要したりすることも多い。
チビマリオ状態の時に取得した場合どうなるかは作品によって異なる。初期は一段階だけパワーアップだったが、最近は一気にファイアマリオになる作品が多い。

何かしらのランク付けとして用いられる場合は、キノコとスターの中間として扱われることが多い。

デザイン

概ね2系統が存在し、「三重の楕円形で外側が赤、二段目が黄色、内側が白」というタイプと「デフォルメされたチューリップのようなデザイン」というタイプが存在する。花から下の部分については「一本の茎と二枚の葉っぱ」といういかにもわかりやすい植物っぽいデザインが共通して使われている。
どのように使い分けられているのかは不明だが、前者の方が歴史が古く、使用頻度も高め。
後者は『ワールド』で登場した他、かつてはペーパーマリオ系作品で使用されていたデザインである。

いずれのタイプも顔があるのは共通。(ただし初期はキノコ同様顔はなかった)

使用方法

不明。キノコと同じく、最初期は「魔法で姿を変えられたキノコ王国の住民が助けてもらったお礼にパワーアップさせてくれている」という設定だったが、完全に食品設定にシフトしている近年のキノコと異なり、最近の作品でも使用方法がいまいち明確ではない。
「食べてパワーアップ」とされる場合もあるが、漫画作品などでは手に持つだけでパワーアップしているようなケースも結構あり、結局のところ詳細は不明。
一応、パワーアップアイテムではなく武器として使った場合は「花びらの部分から炎が噴き出す」とされているケースが多く、
『マリオストーリー』では、「地面に置いたファイアフラワーを手でコネコネするとフラワーの花びらの部分から火球が飛び出す」という演出で、
『スマッシュブラザーズ』シリーズでは、「手に持つと花びら部分から火炎放射が噴き出す」という演出になっている。

やはり『マリオストーリー』では、タマゴと合成することで「タマゴばくだん」なるアイテムを作ることができるので、火薬(もしくはそれに類似した成分)が含まれている可能性はある。

ファイアマリオについて

原則的に、「赤いオーバーオールに白いシャツと帽子」というデザインであることが多いが、白黒画面で判別ができない『スーパーマリオランド2』では帽子に羽が刺さったデザインになっている。
基本的にはファイアボールが使えるのはこの姿の時のみだが、『スマッシュブラザーズ』シリーズのように通常マリオの姿でファイアボールを使うこともある。
ルイージの場合は初代におけるカラーとなる。ちなみに初代ファイアルイージのデザインはファイアマリオの流用。

様々なパワーアップ形態が登場している現在のシリーズでも、やはり「マリオのパワーアップと言えばファイアマリオ」というイメージは強い部分がある。
基本的にマリオとルイージが使用するが、『スーパーマリオランド2』ではワリオが、『Newスーパーマリオブラザーズ』シリーズではキノピオキノピコ、『スーパーマリオ 3Dワールド』ではピーチ姫ロゼッタも変身した。

使用時間制限や弾数制限はないことが大半だが、『ギャラクシー』では珍しく制限時間がある。

ファイアボールについて

マリオやルイージが手のひらから打ち出すことができる火球のこと。
基本的には、地面をバウンドしながら跳ねていき、障害物や敵に当たると消滅する。
実は初代の時点からメットのように効かない敵がおり、万能というわけではない。
3』以降では、数は少ないもののファイアボールを当てると氷ブロックを溶かせるギミックも存在する。

RPGシリーズではマリオの必殺技として登場することもある。この場合はファイアフラワーを介さないケースが多い。

ルイージも基本的にはマリオと同様のものを放つが、
スマブラシリーズにおいては炎の色が緑、軌道も横一直線に飛ぶなどマリオとは大きく異なるものになっている。

亜種

  • スーパーボールフラワー
『スーパーマリオランド』に登場。なお同作にファイアフラワーは登場しない。
基本的な性質はファイアフラワーと同じだが、取ると「スーパーボールマリオ」になりスーパーボールを使えるようになる。
「攻撃ボタンで打ち出す飛び道具」という性質はファイアボールと同じだがこちらは常に45度角で射出され、天井や壁に反射し、さらにコインも回収できる、という特異な性質を持つ。
ただし、画面内に一発しか出せない(乱反射で画面内から消せなくなった場合は一定時間経過で消滅する)。
ちなみに見た目はスーパーマリオと全く同じで、区別するにはBボタンを押してみるしかない。

すっかり歴史に埋もれたアイテムだったが、『マリオメーカー2』で超久しぶりに復活した。

  • パワーフラワー
『スーパーマリオ64DS』に登場。見た目はファイアフラワーと違い、普通のデフォルメされた花。
原作における3種類の帽子を統合したような存在で、ルイージが取るとスケスケに、ワリオが取るとメタルになる。
マリオの羽帽子だけは別途用意されているので、マリオが取った場合は風船マリオになる。
またヨッシーが取るとなぜか火を噴けるようになる。

  • アイスフラワー
マリオ&ルイージRPG2』で初登場。
見た目はまんま青いファイアフラワー。使うとマリオたちがアイスボールを発射して敵を攻撃することができるようになる。
『ギャラクシー』で二度目の登場。取ると全身氷のアイスマリオになる。水面や滝、溶岩を凍らせて上を歩き回れるようになる。どう考えても溶岩は岩になる気がするが突っ込んではいけない。
『NewスーパーマリオブラザーズWii』で三度目の登場。こちらはファイアマリオの白い部分を水色にしたような姿のアイスマリオとなり、『マリルイ2』と同じようにアイスボールを発射して敵を凍らせることができるようになる。このアイスボールはファイアボールと比べて高く跳ねるが2回目の着地で消滅する。

なお、このアイテム、『マリルイ2』発売のはるか以前に『スーパーマリオくん』で登場していたりする(ただし演出が異なりこちらは花から吹雪を吹き出すような演出。スマブラのファイアフラワーのアイス版だと思ってもらえるとよい)。
ただ、開発中のアイテムだったので使用者も凍ってしまう欠陥品だったが……。

  • ブーメランフラワー
『3Dランド』に登場。ブーメランの形をした衝撃的なスタイルの花。
取るとブーメランマリオになり、ブーメランを投げて攻撃したり、アイテムを引き寄せたりできる。

  • ゴールドフラワー
『New スーパーマリオブラザーズ2』に登場。金色に輝くファイアフラワー。
シリーズでも珍しいファイアフラワーの完全上位互換品であり、取るとゴールドマリオに変身し、ゴールドファイアボールを投げられるようになる。
このゴールドファイアボール、通常のファイアボールと同じ性質を持つ上に当たった相手やブロックをコインに変えてしまうことができる強力なもの。
ただし、1ステージしか変身は続かず、ステージをクリアすると通常のファイアマリオに戻る。


追記・修正は、実際にファイアフラワーで熱々スープを作った人にお願いします。

この項目が面白かったなら……\ポチッと/

最終更新:2020年10月30日 05:19