デビルマンレディー(アニメ)

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デビルマンレディー(アニメ) - (2018/05/02 (水) 11:19:54) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2014/9/29 (月) 22:25:00
更新日:2024/01/14 Sun 13:33:29
所要時間:約 9 分で読めます




私は悪魔。幾度でも地獄から蘇る!

1998年10月から1999年5月にかけて放送されたアニメ作品。
初代デビルマンと同様、こちらも永井豪御大の手でTVアニメと平行して漫画版が連載されたが、主要キャラ数名の名前以外は何から何まで別物なので、本項ではアニメ版に絞って解説する。


【ストーリー】
人気モデル、不動ジュンはある夜、謎の女、アスカ蘭に拉致監禁される。
閉じ込められた倉庫で、人間が獣へ変貌する恐ろしい光景を目の当たりにするジュン。
だが、その獣に襲われ生命の危機に陥った時、ジュンもまた獣へとその姿を変え、敵を抹殺せしめた。
敵をビースト、ジュンをデビルマンと呼ぶアスカは、ジュンをハンターとして管理下に置き、人間が変異したビーストを狩ってゆく。

流されるままにアスカに従い、モデルとハンターの二重生活に追われ、同族を殺し続けるジュン。
戦いも虚しく情勢は悪化してゆく。

拡がるビースト化。誕生し、人間から迫害されるデビルマン達。

そして降臨する神々しい支配者、ゴッドチャイルド。

ジュンは人間として、悪魔として、如何な決断を下すのか。


【特徴】
クウガ』よりもシンプルな漢字一文字のサブタイトルから始まる、女性版デビルマン。
深夜アニメ、尚且つデビルマンということで、暴力描写が目立つ作品。

顔面を叩き潰されたビーストの眼球がポロリぐらいは普通にある。また、エロも多め。
滝浦和美に迫られ、キスを交わすジュンとか(偽者だったが)
全裸で和美と抱き合うジュンとか。
ジュンを飲み物に混ぜた睡眠薬で眠らせ、拘禁してまぐわおうとする同性の後輩とか。地味にこのキャラのCVが皆口裕子だったりとか。
何というか、全体的に官能的でレズレズしい。

また、デビルマンなので、変身の度にお約束的に服が破ける。
さすがダイナミックプロ。

そんな過激さに加え後の似た雰囲気のとある作品群とは違い、

  • ストーリーはとにかくハード。
  • ご都合展開ナシ。
  • どれほど好感度が高いキャラでも容赦なく死ぬ。

と、今の深夜番組では放送禁止レベルの内容となっているが、5%の視聴率を獲得するなど、マイナーな深夜アニメながら、評価は高い。

劇中の様々なキャラやその立ち位置、ストーリーの展開が初代漫画版デビルマンといちいち対になっている点も見逃せない。
そのストーリーから視聴者に向けられる「人間とは」という永遠の問い。初代デビルマンのアンチテーゼにして後継者と言える作品である。
原作もアニメも純粋なハッピーエンドではないが、アニメ版のほうが、まだ救いはあるのかもしれない。

メイン脚本・シリーズ構成は、後に『デジモンテイマーズ』を手掛ける小中千昭
他に長谷川圭一、村井さだゆき、古怒田健志、赤星政尚、モンスターデザインに丸山浩と、

「これ何て平成ウルトラマン?」というスタッフ。
(この時ウルトラマンガイアが放送されており、ゲオザークやガンQといった怪獣のデザインも本作に輸入された)
これはシリーズ構成の小中氏がダイナ・ガイアのスタッフを引っ張って来たからだとTwitterで言っている。

監督は吸血姫美夕をはじめとし、永井豪作品のパロディリスペクトしている平野俊弘。初代漫画版とアニメ版のデビルマンへのリスペクトが随所に感じられる。

因みに、長谷川氏は本作がアニメデビューである。

前期エンディングテーマは田村ゆかりが歌う「REBIRTH 〜女神転生〜」。
重々しい物語に一片の希望を込めたような歌となっている。

後期は「ルゴルジェ」が歌う「Lose heart」
こちらは本編の重々しさを強調するような歌であり、実際に後期は前期よりも重々しくなっている。

最終2話はREBIRTHに戻った。この辺りの変節も平成ウルトラマンっぽい。


【用語】
◆デビルビースト
通称、ビースト。
ビースト因子保有者が生物として進化した存在。本作でのデーモン族。
ジュンは主にこれらと戦う。
闘争本能に支配され、殺戮を繰り返す生物。

◆デビルマン
人間の心を保ったまま獣になった存在。ジュンもこれ。
日本人のビースト化が進むにつれ、デビルマン化する人間も増えた。
アスカ曰く、「半端な進化しかしていない」生き物。
ただし理性を保っていても歪んだ欲求や目的のために獣の力を使う者も多く、そちらはビーストと呼ばれるに留まる。
あくまで第三者がどう見たかなのである。

◆ビーストプログレス
人間からビーストへ変身すること。
視覚感染(?)なので、その経緯が公共の電波に乗せられるだけでも危うい。

◆ギガイフェクト
ビーストが状況に応じ、巨大化すること。
ただし、全てのビーストやデビルマンが持っている能力というわけではない。


◆ゴッドチャイルド
人間の進化の究極形態。まさに神の子。
その正体は…
固有結界を作ったり、光の輪や鞭を出したり、無数の光の矢を出したりとやりたい放題。


【登場人物】
◆不動ジュン(CV:岩男潤子
主人公で、本作最大の被害者

22歳。仙台出身。
作中における人気女性ファッション雑誌『KiKi』をはじめ、その他雑誌、広告、テレビCMなど幅広く活躍している人気モデル。
そこ、「当時の岩男氏の人気っぷりを反映させているんじゃね?」とか言わない。
モデルだけあってスタイルは抜群。
その仕事の充実っぷりは何と22歳独身にして、都内の高層マンション最上階に1LDKの部屋を借りられるぐらいのもの。

だが本人は、モデルの仕事に虚無感を抱えている。
趣味や特技は不明だが、料理はそこそこ出来る模様。
描かれなかったのではなく、そもそも無いと思われる。

1話での自宅に現れたアスカ蘭により連れ出された倉庫でビーストに襲われ、命の危機に追い込まれた影響により「デビルマン」として覚醒。
いつ果てるとも知れない戦いに、本人の意志とは関係なく身を投じる羽目になる。
残念ながら、変身時に「デ・ビール!」とか叫んだりはしない。

とにかくメンタルが弱く、打たれ弱い。
初めての変身が現実の出来事だと知った時は、絶望し自殺未遂までしている。
22歳の独立した女性なのにいじめてオーラが溢れている。
デビルマンになり、同族殺しの重荷、大切な人達を巻き込んでしまう辛さを背負い続けることで、元々弱かった精神は加速度的に追い込まれていく。

(進化した同族に対する)裏切り者の名を受けて(自分の意志とは無関係に)全てを捨て(させられ)て戦う女なのだ。
そんな彼女だからこそ、最終回での決断には強烈なカタルシスを受ける。

一方で、デビルマンになったことで本能が強化されたのか、淫靡に異性を誘うこともある。
また、元々人気があったのだが、覚醒後は更に色気を増したと誉められることもあり、ギャップに苦しむ。
異性からは勿論のこと、やたら同性に好かれる。
ジュンを好きだった女性がビーストに変異する話が二話続いたのは、無意識に他人を惹き付ける魔性の女という属性をジュンに与えるための意図的なことらしい。

最終回で人間やデビルマン、ビーストを救うことができたものの、両腕を失い人知れず雑踏の中へ消えて行く。

◆デビルマンレディー
ジュンが変身した姿。作中の全デビルマン中、最強の存在。
デビルマンレディーの名はベイツしか呼ばず、アスカからはそのまま「ジュン」や「美しき獣」、HA(ヒューマンアライアンス。対ビースト組織)からは「ハンターJ」と呼ばれる。

女性化した漫画版デビルマン、という風貌。
筋肉質で全裸だが乳首は見えない。何故なんだ。漫画では全開だったぞ。



ジュンのか弱い声とレディーの獰猛な唸り声を岩男氏は見事に演じ分けているが、練習中愛犬に吠えられたらしい。

また、西岡忍氏による恐ろしくも可憐なデザインや初変身において自我を取り戻した時は突入してきたHA隊員から胸を隠して恥じらう描写などからファンから「かあいい」という声も。

当初アスカが付けたデビルマンの名はさほど深い意味は無かったが、最終回においてある重要な作品の根幹やアイデンティティーに関わる意味を与えられる。

◆ギガレディー
レディーがギガイフェクトを起こして巨大化した姿。

こちらは全身が青く、アニメ版デビルマンに似ている。


陰惨なストーリー展開にはミスマッチとも思えるヒロイックな処刑用BGMも手伝ってかなり盛り上がる。

●羽根
要するにウイング。空を飛び。
飛行用の羽根。
通常時は、必要に応じて背中から生やす。
ギガ時は常に生えている。
最終回では、敵の落雷によりもぎ取られた

●デビルカッター
岩砕く描写は無い。
レディーが腕のフィンやウイング、頭部の翼状の部位にエネルギーを集中させ、接触した敵を切り裂く技。
最終回での決め技となった

●デビルビーム
熱光線というよりは、電撃。
巨大ビーストを炭化させる威力のエネルギーを放出する。
原典通りに全身から発射して周囲を焼き払う、掲げた指先から発射する、腕を交差するなど、発射パターンは様々。

●聴覚
要するにイヤー。恐らく地獄耳。
姿を消したビーストの心臓の音を聞き分け、所在を特定した。

これらの技を放つ時、レディーは特に技名を叫んだりはしない。したら怖い。


◆アスカ蘭(CV:嶋村薫
HA日本支部長。23歳。

本作最大の加害者で、だいたいこいつのせい。

序盤の時点で
  • 1話で自宅に現れジュンを連れ出し、倉庫でビーストに襲わせる。
  • ファミレスで和美が手洗いに立った時ジュンの前にドヤ顔で現れ、レディーになったジュンの写真を突きつける。
  • 和美を"ペット"と呼ぶ。
  • バーでジュンと会った際、ジュンの顎を掴みながら「飼い犬の居場所くらい把握できないでブリーダーは務まらない」、「早く獣としての自覚を持て」、「自分から逃げたっていいが、今度あなたが獣になったらその時は処理の対象になる」とか情け容赦なく言い放つ。
  • スケジュールを刻むのは常に秒単位。
  • タバコの吸い殻を堂々と車道に捨てる。
  • ジュンが負けたら負けたで「労りの言葉をかけてもらいたいの?」、「強くなりなさいよ!」

・・・等々最初っからギスギスした人間関係を視聴者に見せつけた存在。本作におけるネタキャラ筆頭。また元ネタの飛鳥了や漫画版のアスカ蘭が隠し持っていた「主人公への独占欲的感情」すら待ち合わせていない。

ジュンを自分の手駒、あるいは飼い犬のように扱う高圧的な女性だが、ジュンを配下にしながらも、ビーストの撃滅に心血を注ぐ、中盤以降ではジュンに対する態度が軟化し所々でジュンへの気遣いを見せる、何だかんだでジュンと良いコンビネーションを発揮するなど根は善人のように思われた。

しかし、
  • ジェイソンを監禁レイプ実験台にする。
  • ジュンの目の前で「人間は私が進化するための礎…そう、私が滅ぼしてあげる!」と宣言しながらサトルを撃ちまくる。

・・・等の行いから、完全にジュンと敵対する。

容姿はジュンに負けないくらいの美人で、良くも悪くも性格が女王様気質であるためファンから「アスカ様」とか「女王様」とか呼ばれている。

実は両性具有で書類上は男性。その目的は、自分をゴッドチャイルドへ進化させ世界の神となること。それ自体は成功したのだが、地獄から這い上がってきたレディーの渾身のデビルカッターに両断され敗れ去る


◆滝浦和美(CV:村井かずさ
ジュンを慕う女子高生モデル。本作の幸薄少女ポジ

モデル事務所「オフィスフィーメ」所属。肝心な時に方向音痴になるドジっ子。

方向音痴によりオーディション会場とその隣のビルを間違えたことで出会ったことがジュンとのファーストコンタクト。

3話でビーストに両親を殺害され、旧知のジュンの部屋に転がり込む。
その際の母親の死に方だが、ビーストの能力で体内を虫に食い尽くされ、その虫が口や眼孔から沸き出すという凄まじいもの。

モデルとは別の何かの仕事に忙殺されるジュンを怪しみ、またジュンの心を乱そうとするサトルの謀略もあって、15話でジュンの正体を知り失踪。

18話でビーストとHAの戦闘が発生したクラブでデビルマンとなったままひっそりと生きている少女達との出会い、「デビルマンも"人"だ」ということを認識していく。
しかし、21話で千佳との悲惨極まりない死別に対する怒りやジュンの危機に際して彼女もまたデビルマンへと覚醒した。

22話で運命共同体となったジュンと結ばれるが、苦戦するジュンを救うために致命傷を負い死亡。亡骸は同居していたマンションへ運ばれた後、2人が愛を確かめ合った海辺で、彼女に火葬された。

最終回でジュンが堕ちたインフェルノで亡者となり再会を果たし、磔となったジュンが他の亡者たちから責められる中ジュンを激励。彼女の復活のきっかけをつくった。戦いが終わった後、ジュンは街中ですれ違った少女に和美の面影を見た

変身後の詳細な姿はシルエットに隠されて不明だが、村井氏はラッコのビーストに変身したかったらしい。


◆湯浅辰也(CV:内田直哉
ジュンのマネージャー。
仕事以上に、人間としてジュンを案ずる。
この人の電話が、ジュンに自殺を思いとどまらせた。

妻子がありながらジュンを愛してしまうマダオ

案の定、妻子が実家への疎開の際には疎開先へ向かう特急内でビーストに襲撃されている最中に再会したジュンに愛を告げ口唇を交わすという視聴者に「最低な父親」としての面を露呈した。結局フラれるが。
(この後ジュンは妻子の救出に向かいビーストを倒したが、ビーストの1体として恐れおののかれたりとやっぱり踏んだり蹴ったりな目に遭いました。)

その後の全員の生死は不明。


◆前田清(CV:山崎たくみ
アスカの秘書。

毎回命懸けの戦いを強いられるジュンを優しく気遣うHAの良心。本作の癒しその1。

更にナイフ一本でビーストを倒すなど、戦闘力も高い。

組織化されたビーストへ単騎で挑むジュンを引き止め、静かに想いを伝える。

23話でアスカの正体と目的を知るが、アスカとの一騎打ちに敗れ死んだ


◆山崎正義(CV:斉藤茂一
HA特務部隊長。

ビーストは勿論、ビーストと同様の力を持つジュンのことも敵視している。要するに嫌われ役。

しかし変身後のジュンにも強気に出られる辺り、実は大物なのかも知れない。
部下の命を大事にするなど、悪人ではない。

ビースト化の頻発に絶望し、自身がビーストになる前に自殺した


◆サトル(CV:小山茉美
見た目は少年だが、ビースト達のボス格。

一見小学生程度の児童だが、大人以上の高い知性とカリスマ、裏切り者など自分に害を成す奴に対して心身共々ネチネチ追い詰める性悪さを持つ。

蝶のような翅を背中に生やしての飛行、数cmの大きさの蝶への変身、サイコキネシス、ハッキング、鳥型ビースト達と合体しどう見ても見た目がグレートマジンガー合体形態ゼノンとなる・・・と多彩。
特にサイコキネシスでは、アスカでさえもあと一歩のところまで追い詰めた(ただし、アスカが本気だったのかは不明)。

特に和美を4度も利用、何度もジュンを苦戦させメンタルを崩壊させた。

最後はゼノンとなってレディーと戦うが、突然現れたベイツの不意討ちで隙ができ、レディーにより敗北。
サトルの姿に戻った後、ジュンの強さを褒めつつも「人が滅びずにすむには、獣になるしかなかった」ことを告げ、砂となって崩れ落ちた。

元々3話で蛾のビーストとして登場する予定だったが、レギュラー化が決まったために蛾としての設定だけが残った模様。

最終回ではインフェルノに堕ちてきたジュンに対しては呪詛の言葉を告げるが見事に顔パン喰らった。ざまぁ(ry


◆ジェイソン・ベイツ(CV:中尾隆聖
HAサミュエルソンラボの研究員で、デビルマン。本作の癒しその2。

デビルマンとしての自分に誇りを持っており、ジュンを美しいと讃えたり、デビルマンの覚悟を迫ってきたり色々とアプローチしてくる変態

変身後は、角と怪力が武器だが特殊能力は無いという、非常に脳きn…男らしい能力を得る。

アスカに捕らえられ、実験台兼性奴隷(文字通り)にされるが、ジュンによって脱出。
その際、ギガイフェクトの能力を得るためにジュンと一発ヤろうとするが拒絶され、
それでも何とかギガイフェクトに成功したら今度は暴走してデビルビームに始末され、
それでも何とか生きていてジュンにファイトを要求するが聞く耳持たれず、
それでも自分の意識でギガイフェクトをコントロールして、ゼノンに一撃を叩き込み、
ゼノンの剣で首をぶった切られた

前述の23話の「ジュン!ファイトですよ、ジュン!」は、ある意味名(迷)言。


◆坂沢史朗(CV:鈴木英一郎
家族をビーストに殺されたライター。故にジュンには辛く当たる。

一方で、和美を気遣うなど、根は善人。

家族の仇がジュンではなくサトルだったことを知り自分もろともサトルを焼き殺そうとするが、失敗して死んだ


◆千佳(CV:小林愛)、多香絵(CV:高野直子)、実咲(CV:手塚ちはる)、今日子(CV:小島幸子
ビースト化し、ひっそりと生きていた少女達。本作の癒しその3。

当初は千佳、千佳の死亡後は多香絵がリーダーとなる。
心は人間のままなのでれっきとしたデビルマン。

千佳は猫の特性、多香絵は羊の角、実咲は昆虫の触角、今日子は猿の腕という外見的な特徴があるが、戦闘力自体はほぼ皆無。

最終回最大の救い。

実咲はノースリーブで爽やかにエロい。

千佳は21話で自衛隊員により獣扱いされ踏みにじられ怒りが爆発しビースト化し襲いかかるが、一斉掃射を浴びせられ死亡。多香絵、実咲、今日子の3人は何とか最終回まで生き延びた。

「あなたは私に恥をかかせたのよ」
「追記・修正させられる私の身にもなって!」
























…おっと、こいつを忘れていた。


◆真紀 猛(CV:田中亮一
21話から登場。本作最大の癒しキャラ
不動明ではない。
漫画版の不動明に似た顔をしているが、不動明ではない。
声が田中亮一でデビルマンだが、不動明ではない。
初登場時はマフラーにノーヘルでバイクを駆って現れたが、不動明ではない。
Maki Takeshiなのに何故か「A」のイニシャルが入ったTシャツを着ているが、不動明ではない。
正義の味方だが、不動明ではない。
不動明の企画当初の名前が真紀猛だったが、不動明ではない。
変身時は右拳を振り上げるが、その掛け声は「デ・エーイ!」なので不動明ではない。
変身しても一人では隔壁を開けられないほど非力なので、不動明ではない。
変身を解除すると、破れたはずの服が元に戻っているが、不動明ではない。
多香絵と子供をもうけるので、やっぱり不動明ではない。
最終回で、多香絵もろとも死んだりしなかった


「私も早くジュンちゃんみたいなオットナーな追記・修正されたいんだよねー。だってカッコいいじゃん?」
「カッコよくなんて…ないよ」

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