中尾隆聖

登録日:2011/02/16 Wed 00:00:30
更新日:2025/10/05 Sun 11:14:54
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中尾(なかお) 隆聖(りゅうせい)は、日本の俳優、声優、ナレーター、歌手、演出家、教育者。

旧名は南谷(みなみや) 智晴(ともはる)、中尾竜生
本名は竹尾(たけお) 智晴(ともはる)
愛称は「トモちゃん」。


プロフィール

生年月日:1951年2月5日
出身地:東京都中央区日本橋
身長:157cm
血液型:A型
事務所:81プロデュース


来歴

3歳で劇団ひまわりに入団し、5歳でラジオドラマデビュー、中学生の時には既に声優活動していたためキャリアは非常に長い。
また俳優の顔も持ち70年代にはTVドラマ、現在では舞台でその姿を見る事ができる。更に演じるだけではなく自ら演出も手がける。
舞台俳優としては後輩の関俊彦と共に劇団『ドラマティック・カンパニー』を主宰しており、また関智一が代表を務める『ヘロヘロQカムパニー』の舞台にもゲスト出演経験がある(『無限の住人』・『犬神家の一族』等)。


声の特徴

独特の高めな声は一度聞いたら忘れない事請け合いである。
が、氏いわく「凄く普通の声」。なん…だと……?
実際に地声自体は割と普通で、役の声になると途端に印象的になる。
悪役、科学者、人外、紫や青っぽい役柄を担当する事が多い。

子供向け番組ではゆるい雰囲気の人物、アニメではクレイジーな悪役を務めている印象が強いかもしれないが、冷静な大人の役や落ち着いたナレーションも非常に魅力的。獰猛な武人格の演技をこなすことも。

当初は(一時的な役だろうと)遊び半分でやっていた、ばいきんまんのだみ声は相当喉に負担がかかっており、
まさかのロングランに本人もびっくり、後に引けず現在も変わらぬクオリティで演じ続けている。

劇場版名探偵コナンの犯人役においては、極めて冷静な大人かと思いきや実は復讐心で狂っていたという人物を演じており、氏の役の幅の広さを堪能できる。

涅マユリのようなイっちゃってる役柄を演じるのが楽しいらしい。
そのマユリ様の普段の白塗り顔を改造したものだと思っていたため、イケメンな素顔は誤算だったと語っている。

はまり役と呼び声高いフリーザ役だがその役が決まった事を長男に報告すると「あぁ悪い奴だね」と言われたが、自著では「強いよ」と羨望の眼差しで見られたとも語っている。
その長男・竹尾一真も現在、俳優兼声優となり、
DEATH NOTEで恐田にバスジャックされた時の運転手や遊戯王 KCグランプリ編に登場したドクター・リチャード・ゴートなどを担当している。
アンパンマンにもカンナくん役で出演。

なお、ドラゴンボールではフリーザ以前にタンバリンの役も担当しており、クリリンを殺害する役を2回演じたこととなる。田中真弓は他の番組でも中尾さんと共演する際「中尾さんが来ると殺される」と言って逃げ出すらしい。

幼い頃、子供向け番組で幾度となく親しんだ声に懐かしさを覚える人も多いのではないだろうか…。
大人になって再会した中尾キャラを前に思う。
いつものぽろりじゃな~い。

余談だが、意外にもスーパーロボット大戦シリーズでの参戦は非常に少なく装甲騎兵ボトムズのムーザ・メリメ1キャラ分しか収録していない。
また参戦作品全てを見ても2役しかやっておらず、意外とロボアニメに出てなかったりする。ガンダムシリーズにも出演していない。
ベテラン声優にしては珍しいこととなっている。

死去した兼本新吾や仁内建之、愛川欽也から持ち役の一部を引き継いでいる。


出演作

アニメ及びOVA・劇場版



ゲーム



特撮



教育番組・人形劇



吹き替え

  • ホセ・キャリオカ(ディズニー)
  • バスター・バニー(タイニー・トゥーンズ)
  • ヤッコ・ワーナー(アニマニアックス)
  • トラップ(わんわん物語)
  • ドルーピー(トムとジェリー
  • コブラコマンダー(GIジョー・ザ・ムービー)
  • ズィロ・ザ・ハット (スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ)


実写



その他

  • サニー、ウェブスター(カントリーベア・シアター)※サニーは夏休みバージョン、ウェブスターはクリスマスバージョンのみの登場




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最終更新:2025年10月05日 11:14