光るそば(星プロ)

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光るそば(星プロ) - (2019/12/15 (日) 12:57:12) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2019/02/19 (火) 07:27:03
更新日:2023/05/29 Mon 08:05:08
所要時間:約 9 分で読めます







こうなったら、あの手を使うしかない!



まさか、我が救世主……!?




ゲイツ、駄目!!




うわぁああ、ハァッ!










光る~光るぜ~、光るそば






引っ越ししたら、光るそば!










「光るそば」とはdocomoのCM「星プロ」に登場した謎の食べ物である。
「星プロ」とは「いまいち人気のないキャラクターと、彼らをなんとか人気者にしたいと思うプロデューサーが、一緒に夢を追いかける物語」であり、
その人気のないキャラドニマル、コスモフ、モンジュウロウは「キャラまち」という様々なキャラクターが集まる世界の存在である。

そして「光るそば」とはその「キャラまち」に流星のごとく彗星のごとく現れた、七色の光を放つ美しいそばであり、
星プロメンバーがあたらしい事務所にやってきたばかりのとき、引っ越しそばとしてモンジュウロウが光るそばを作るというのが今回のCM内容である。

ムービーはモンジュウロウが引っ越しそばをつくる様子を星Pがホームビデオにおさめたものと
そのモンジュウロウがマネしている光るそばCMの大きく分けて二種類が存在している。


光るそばとは
キャラまちに彗星のごとく現れた、七色の光を放つ美しいそば。
キラリンと音を立てながらすする食べ方が、粋とされている。
そのまばゆい輝きでキャラまち中の評判になっているが、味についてふれる者は誰一人としていない。
「細く長く輝く毎日を送ることができる」という縁起物で、引っ越しなどの際に食べられているほか、
その神々しいまでの輝きに、毎朝手を合わせてお願いごとをする人も多い。
来春、新商品「光らないそば」を発売予定。

公式サイト「引っ越ししたら光るそば」より引用


光らないそばが普通のそばとどう違うのかは不明。たまに流しそうめんするときに見つけて「ラッキー」って思う色付き麺のことだろうか。
そもそも光るそば自体星Pすら「なんか怪しい」と称されているが……



光るそばマン

「光るそばCM」篇に登場する謎の黄金の戦士。「光るそばマン」は視聴者からの通称であり、本来の名前は不明。
キャラまちは様々なキャラクターが集まる世界であるため、彼もまたそのキャラクターの一人なのだろう。

CMこそ彼がほぼずっと踊り続ける謎の映像ではあるものの、
その黄金のアーマーに刻まれた傷の数々は数多の戦場を生き抜いてきた歴戦の勇士だと認識させてくれる。



追記・修正は光るそばを作ってからお願いします。



































        ハイパームテキさえ…いなければぁあああああああ!!
   *   *
 *   +
  n ∧_∧ n
+ (ヨ(#゚Д゚)E)
  Y   Y  *



本来、「ドコモ光」のCMにも関わらず光るそばのインパクトが大分高いものの、
さらにインパクトを高めるのが、突如登場した仮面ライダーエグゼイドムテキゲーマーの存在である。



そもそもこの「光るそばCM」篇は2019年2月、『仮面ライダージオウ』放送中に突如として流れた。

当時の『ジオウ』はリュウガ編を放送しており、
「まさかの龍騎ではなく、リュウガのアナザーライダーが登場」
城戸真司役の須賀貴匡と大久保大介役の津田寛治の出演」
「アナザーリュウガの変身者は正規の変身者であったミラーワールドの真司
門矢士からの情報を基に鏡を割り続けリセマラすウールおのれ、ディケイド!
ミラーワールドのソウゴとジオウの登場」etc...
など、続く22話がジオウⅡへのパワーアップ回であることもあり、見どころも多くかなり情報量が多い話であった。


そんな形で本編はかなり情報量が多い中、突如として放り込まれる*1光るそば
しかもそのCM映像は「光るそば」をPRしながらムテキゲーマーが初登場さながら金粉をまき散らしながら踊り続けるという謎多きもの。

「星プロ」自体平成ライダーとのコラボはあったし(後述)、ぶっ飛んだCMという意味では同枠ではフルタ製菓のフルタマンふるたんなどもあったものの
何故か現行ライダーのジオウでも、前作ライダーのビルドでもなく、2つ前のエグゼイドが登場(理由自体は複数考えられるが)」
しかも登場したのがムテキゲーマー(ムテキゲーマーの髪の毛を麺に例えるネタこそ放送当時あったとはいえこれは公式動画)」
「映像のほとんどを占める踊るムテキゲーマーと光るそば」
「(フルバージョンはネタがあるが)かなり耳に残る『光るそばの歌』」
という映像の数々に当然、視聴者は大いに困惑することになった。


ネタ方面では
「タイムジャッカーの歴史改変により消失したと思わせて光るそばマンという別のキャラクターとしての存在を確立させ観測されたので完全復活したハイパームテキ」
「次なんてない(ミラーワールドに逃げようとするアナザーリュウガをつかみながら)」
とか言われたり

ある程度ガチ方面では
「確かにムテキゲーマーなら反射攻撃も問題ないな」
「いや、ムテキの攻撃を反射されたらEXムテキアーマーを貫通してダメージを与えられるのでは?」
「仮に反射されてもアルティメックガードが防いでくれるのでは?」
などなど言われることに。


そして最終的にはムテキゲーマーが「光るそば」とか「光るそばマン」とか言われるようになってしまった!またあだ名増えたよこの人
フナセン「話題の光るそば「ハイパームテキ」のライドウォッチも全国の売り場にて好評発売中です。引っ越しのお供にどうぞ」

エグゼイド自体、高岩成二氏が「ライダー終わったのかな」とジョークとはいえ軽く困惑したり、
坂本浩一監督が撮影中に今撮影しているのがライダーなのか戸惑う、ライダーとしてはかなり特殊なデザインであるため、
「エグゼイドについて詳しくないと本気でdocomoのCM用のキャラクター光るそばマン(仮)と錯覚するのでは?」とか言われたりも。


なお、Twitterではジオウ本編がリュウガ編であったこともあり、
「ミラーワールド」「OREジャーナル」などとともに「ハイパームテキ」などムテキゲーマーに関わる用語がトレンド入りした。……今、西暦何年だっけ



光るそば関連動画


引っ越ししたら篇
ネットを引くなら篇
まとめておトク篇

モンジュウロウが光るそばを作っているのを星Pが撮影しているというていの動画。
ドコモ光のCMであることはかなり強調されており、いたって普通のCM動画と言える。ちなみに動画内のテレビ画面にちゃっかりムテキゲーマーも登場している
なお、下記のCMで登場した光るそばは乾麺だが、こちらのそばは麺状に切るなど、どう見ても生麺。どうやらバリエーション豊富の様子。


「光るそばCM」篇 30秒
ジオウ本編にてTVで放送された全ての元凶。
ほぼ踊るムテキゲーマーと光るそばが映像をしめる。
ハイパームテキのゲームタイトル画面を再現したインターネットパネルなど、芸が細かく普通にムテキゲーマーのCMとしても優秀


「光るそばCM」篇 44秒
フルバージョン。
10年ぶりの感動の再会シーン(ニュースなどでよく使われる再現VTRのような映像)や「楽しい思い出、光るそば」などのパートがある。


「光るそばCM(モンジュウロウ)」篇 30秒
モンジュウロウがそばを作り、バックでは光るそばソングが流れている、という上記2バージョンの合体版。
ムテキゲーマーの映り具合も一番目のものよりしっかり増えている。



「光るそばCM」篇のCMの内容を要約すると
1.「キャラまち」では今、光るそばが有名
2.あたらしい事務所にやってきたばかりの星プロメンバー。そこでモンジュウロウが引っ越しそばを作ることに
3.その引っ越しそばに光るそばを作りたいが、作り方を知りたい 「作り方教えて?」
4.「ネット、ネットだ!」
5.「ネットを引くなら、ドコモ光!」
ということになる。


ムテキゲーマーが躍る理由は不明



なにより、もう一度明言するが、このCMは本来エグゼイドCMでも光るそばのCMでもなく、「ドコモ光」のCMである。


モンジュウロウの方の動画はまだNTT docomoの動画だとわかるようになっているが、
こちらは最後のドコモ光の文面が出るまで「docomo」と表記されているだけである。気づくまで「新しい駄菓子のCM?」と思っていた人もいたほど。


とはいえ、すでに発売中でフナセン氏も宣伝していた「DXエグゼイドムテキゲーマーライドウォッチ」のほかにも、
「ver.20th」としてゲーマドライバーとマキシマムマイティXガシャット&ハイパームテキガシャットセットの再販が決定し(ゲーマドライバーは別売り)、
3月にはRKFレジェンドライダーシリーズでムテキゲーマーが登場予定であるため、実質的にはエグゼイド側もCMとしても問題ないが。

その後、仮面ライダーザダイナーの「平成仮面ライダー最強フォームメニュー第2弾」にて、
光るそうめんこと「ハイパーヒヤシエグゼイド」がラインナップ。

輝け! 光るそうめんの如く! 黄金の錦糸卵!
ハイパーヒヤシエグゼイド! 引越ししなくても、食べられます。

という、光るそばが大前提の解説文となっている。一応、本編と関係ないネタという意味では辛味噌などもあったが。


余談

このCMはエグゼイド関係者にも知られており、Twitterでは
宝生永夢役の飯島寛騎氏はリツイートし、
エグゼイドのシリーズ構成を担当した高橋悠也氏は「光るそばとは。 #エグゼイド #ソバージュ」
檀黎斗役の岩永徹也氏は 「ハイパームテキだ!!」(絵文字省略)とツイートしている。

一方そのころ、檀正宗を演じた貴水博之氏は同じく自身のTwitterのアカウントで、
仮面ライダークロノスのフィギュアをバイクに乗せたり、テニスラケットを持たせて「ゼッパンザラィイイインンンッッッ」させていた
こいつもこいつで幻夢コーポレーションの社長なんだなぁ……としみじみ感じてしまう。


一部からはエグゼイド本編の「技を放ち終わった直後は相手にダメージが無く、時間差でダメージが加わる」というムテキゲーマーの戦闘描写から、
「ネット回線のCMにムテキゲーマー採用して大丈夫?」などと言われることもあるが*2、ムテキゲーマーのこの技描写は
攻撃判定を自動調整する機能持つ「ヴィクトリーファイトグローブ」と「ヴィクトリーファイトシューズ」によるものと思われるため、特に問題はないと思われる。多分



おまけ・星プロとエグゼイドの軌跡

前述したとおり「星プロ」と平成ライダーは光るそば以前から劇場版関連でコラボをしていた。
が、実はそれよりも更に前から、エグゼイドキャラが単独で星プロのCMに何度か登場していたのを知る人は少ないかもしれない。
基本的に背景の看板に映っていたり、ワンシーンだけ映り込むことが多いので、よく目を凝らして見てほしい。


◆「はじまりの物語」篇・「キャラクター紹介」篇
エグゼイド アクションゲーマー・レベル2が星プロの三人とポーズを決めている(背景で爆発)
前者はモニターにエグゼイド、ブレイブスナイプレーザー のレベル5と仮面ライダーポッピーが映ったバージョンもある。

◆「みんなの期待」篇
モンジュウロウが読んでいる雑誌『MONSTER』の表紙をバガモン、裏表紙を仮面ライダーポッピーが飾っている。
中の誌面には下級バグスターグラファイト、ラヴリカ、ソルティ、ゲムデウスクロノスらしき面々が。
全員バグスター(関連)であることと雑誌のタイトルを鑑みると、怪人専門誌(?)なのだろうか。
なおモンジュウロウ自身も「“モンスター”と“怪獣”でモンジュウロウ」というキャラである。

◆「モンジュウロウの特技」篇
背景にエグゼイド マキシマムゲーマー・レベル99の看板がある(Lv.99の印字つき)。
これはモンジュウロウの能力(巨大化)と掛けてあるらしく、動画内でモンジュウロウが元のサイズに戻った時は、看板のエグゼイドがアクションゲーマー・レベル1に変わっていた(印字もLv.1に変化)。

◆「コスモフのロケット」篇
コスモフがロケットを背負って空を飛ぶという内容に関連してか、背景にスナイプ コンバットシューティングゲーマー・レベル3の看板がある(JET COMBAT!の印字つき)。

◆「ドニマルの英語」篇
劇場版コラボ篇だが、ドニマルが「I'm a 仮面ライダー!」と叫んでポーズを決め、背景が爆発してマイティアクションXのブロックが飛び散るシーンはエグゼイドのパロディ。
なおドニマルは実際かつて仮面ライダーだった。それなら文法的には「I was a 仮面ライダー!」ではないかとかツッコんではいけない。


こういった道のりを経てついに「光るそば」篇での堂々と踊るムテキゲーマー…と考えると、大出世と言えるかもしれない。


ちなみに後にラジレンジャーにて明かされた登場経緯だが……

東映サイドは
「カッコ良い映像をすることを条件に光るそばをOKを出した」
あんな風な使われ方をするとは思わなかった
「こういう企画ですって風に見せられたけど分からなかった
「カッコ良ければいいです、になってああなった」
とのこと。

仕事が雑なのか細かいのかわからない……。







いつか、あたりまえになることを。

NTT docomo





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