D-HERO Bloo-D

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D-HERO Bloo-D - (2013/08/11 (日) 14:21:32) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2010/01/18(月) 12:10:52
更新日:2024/04/06 Sat 12:28:34
所要時間:約 6 分で読めます




D-HERO Bloo-D/Destiny Hero - Plasma

星8/闇属性/戦士族/攻1900/守600
このカードは通常召喚できない。
自分フィールド上に存在するモンスター3体を生け贄に捧げた場合のみ特殊召喚することができる。
相手モンスター一体を指定してこのモンスターに装備する
(この効果は1ターンに一度しか使用できず、同時に装備できるモンスターは一体のみ)。
このカードの攻撃力は装備したモンスターの攻撃力の半分の数値分アップする。
このモンスターが自分フィールド上に表側表示で存在するかぎり、
相手フィールド上に表側表示で存在する効果モンスターはすべて効果が無効化される。

D-HERO Bloo-D(デステニーヒーロー ブルーディー)は遊戯王デュエルモンスターズGXに登場するモンスターカード。
また、それをもとにカード化した遊戯王OCGのカード。

OCGでの登場は、"遊戯王デュエルモンスターズ WORLD CHAMPIONSHIP 2007"攻略本に付属したものが初めて。
モンスター3体を生け贄にした特殊召喚以外を禁止する召喚制限能力、相手モンスターを吸収する効果と相手フィールド上のモンスターの効果を無効にする効果を持つ。

3体の生け贄…と一見重い召喚コストがあるが、正規のアドバンス召喚でないため、通常召喚後に特殊召喚したり、トークンを生け贄にする等のプロのタクティクスを駆使すれば手札で腐りっぱなし…という事態は避けられるだろう。
手軽なのはスケープ・ゴートの羊トークン、終焉の焔のトークン、トーチ・ゴーレムのトーチトークン、幻銃士あたりだろうか。
しかしアドバンス召喚ではないので、戦士族でありながら不死武士のサポート外なので注意

吸収能力は、事実上の除去として働く上に、相手のエースモンスターを吸収できればこのカードが即エンドカードになり得る能力。
忘れがちだが裏側表示モンスターも奪える。その場合は上昇値は0だが、表示形式に関係なく除去できるのは有能といえる。
この起動効果にチェーンしてこのカードを除去しても対象となったモンスターは装備カードとなり、装備モンスターの不在により破壊され墓地に送られる。

上昇値は半分だがATK1800以上の一般的なアタッカークラスのモンスターを装備できればATK2800以上になりゴヨウラインを超える。
ただ、その肥大化した攻撃力を跳ね返されることも意外とよくあることなので気をつける必要はある。

もう1つの効果は相手フィールド上のモンスターの効果を無効にするという非常に強力な効果。要するに相手フィールドに限定されたスキルドレイン。
相手フィールド上だけなので自分は効果モンスターを使いつつ、相手の氷結界の龍 ブリューナクゲイル等を思う存分蹂躙できる。
この能力のおかげでモンスターには強いが、罠や魔法には何の抵抗力も持たないので何かしらの対策が必要。
特に月の書やエネミーコントローラー等で表示形式を変更されると非常に悲しい守備力を晒す事になってしまうし、月の書ならモンスター効果が有効になる。
その為、危険な魔法、罠に対処しやすい「魔宮の賄賂」はこのカードの守りに最適と言える。また装備解除と除去回避を兼ねる「亜空間物質転送装置」や「強制終了」はこのカードと非常に相性が良い。

効果無効化範囲はスキルドレインと同じなのでモンスター効果解決時にそのモンスターがフィールドにいなければ有効となり、フィールド以外で発動する効果も通るので注意。
人造人間-サイコ・ショッカー」など“このカードがフィールドで表側表示で存在する時に永続発動する”効果を持つモンスターを装備した場合はモンスターでなくなるためその効果は無効となるが、「フォーチュンレディ・ライティ」などの“フィールドから離れた時に発動する効果”は発動する。

ガイアドレイクや神のように対象をとる効果への耐性をもつモンスターにも後者の効果で無効にできるが、
椿姫ティタニアルや「ならず者傭兵部隊」などには破壊されるので注意。

基本的に同族で固めて強力になるD-HEROの名前を持つカードだが、強力な能力を持ち星8モンスターである事や生け贄を選ばない事から他のデッキからもお呼びがかかる事のある珍しいD-HEROである。
新しい三体リリースのモンスターが登場した場合、神獣王バルバロスオベリスクの巨神兵と共に指標となるモンスター。

主なデッキパターン


  • D-HERO軸
D-HEROの多彩なサポートカードと召喚補助を活用するデッキ。使用者であるエドのファンデッキ的要素もある。
もともと扱いづらいが現環境ではD-HEROは厳しい状況にあるため、ほとんど使われていない。

  • 幻銃Bloo−D
トークン生成モンスター「幻銃士」を始めとした様々なトークンや各種リリース要因を使用して召喚を補助するデッキ。動きは割と単純で比較的扱いやすい。

  • 除外型
除外からの帰還によってリリース要因を確保する形。次元帝の変種とも言え、また共存もできる。
墓地利用とモンスター効果という現環境で多用される要素を効果的に封じることが可能。

  • シンクロ型
シンクロ召喚との併用を行う形。使用されるリリース要因はシンクロ召喚と相性がいいためさほど無理なく構築できる。
シンクロかBloo−Dか選べるのがミソで大会でも成績を残している。

アニメでの活躍

エドの父親が作ったカードであり、究極のDと呼ばれていたが、破滅の光を浴びたこのカードはDDに奪われてしまう。

その後、ドクター・コレクターVSチャンピオンDD戦で初登場。
この時は効果も名前も分からないカードだったが、直後のエドVSチャンピオンDD戦で正式登場。
最強のコンボでエドを追い詰めるもエドは父の形見のD-HEROでこれを撃破。その後はエドの手に渡り、彼の切り札として活躍する。

『光の結社』編では物語に深く関わるカードである。

アニメ版のものはOCGのものと効果が違い、装備したモンスターの効果も吸収したり、D-フォースというカードがあればモンスター効果の無効化のみならず魔法・罠の効果さえも無効化できるまさに究極のカードだった。
D-フォースは発動後自分のデッキの一番上に表側で置かれ、このカードが自分のデッキの上にある限り魔法・罠の効果を受けない代わりに、自身のドローを封じるカードである。
エドVS万丈目戦でOCGと同じ仕様になった様子。

ただ、アニメGXにおいてこのカードが使用されたデュエルでは途中経過が省かれているデュエルでは使用者が必ず勝利し、省かれないデュエルでは使用者が必ず敗北している事から、視聴者からはこのカードが出る=負けフラグ扱いされている。
青眼の究極竜と同じく、究極のカードは負けフラグとなる事が多い。

攻撃名は「ブラッディ・フィアーズ」
効果名は「クラプティ・ブラッド」



なお、青のスペルはBlueでありBlooではない。
「Bloo」と「D」により英語で「血」を表す「Blood」になる、という凝ったネーミングとなっている。
でも愛称は「青血」「青血さん」。好きな言葉は「スケゴおいしいです」。
ちなみに英名のPlasmaは血液中の成分である血漿(けっしょう)の事である。




追記・修正はコレを食べてからどうぞ つスケゴ



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