青眼の究極竜

登録日:2012/02/17 Fri 01:16:05
更新日:2025/04/13 Sun 18:13:52
所要時間:約 3 分で読めます




遊戯…貴様と出会った時から満たされることのなかった
勝利への飢え…敗北の渇き…
その苦しみから、オレはやっと逃れることができる!

その苦しみを貴様に教えてやる!
いくぞ!青眼三体融合!!

青眼の究極竜(ブルーアイズ・アルティメット・ドラゴン)

青眼の究極竜(ブルーアイズ・アルティメットドラゴン)とは、青眼の白龍が3体融合した文字通り究極の竜である。なんで融合したら龍が竜になるのなんて言ってはいけない

⚫︎目次

【カードテキスト】

青眼の究極竜(ブルーアイズ・アルティメットドラゴン)
星12 光属性
ATK/4500 DEF/3800
ドラゴン族/融合】
青眼の白龍」×3

【概要】

このカードの使用者はもちろん社長こと海馬瀬人である敗北フラグなんて言ってはいけない
ただ単に青眼の白龍の首が3つになっただけではなく、額に紋章が追加されたり、細部がより鋭角的になったりと非常にかっこよくなっている。

効果は持たないが、【ドラゴン族/融合・効果】となっているエラーカードが存在する。
ちなみに効果を持たないモンスターの中で最高の攻撃力を持つ。

青眼の白竜3体連結なるパチモンも存在する。


【漫画・アニメ】

「素材の《青眼の白龍》3体でそのまま殴った方がマシじゃね?」「何で融合させるの?」…という疑問を持つデュエリストは多いだろう。

しかし元々原作では、
  • 首が一つ一つ破壊される判定のため、攻撃回数が減る代わりに二度までの破壊耐性を持つ
  • 残っている首の数だけ攻撃可能。初期は無条件で一ターンに三回、合計13500ダメージの攻撃が出来る。
という、とんでもないチートカードだった。
更に原作での融合モンスターは素材となったカードが場に残り続ける=墓地に行かないという点もあり、再戦時に海馬が

遊戯ほどの相手に「青眼」の単体攻撃はもはや通用しない!
一体でも倒されたら「死者蘇生」で奴の手駒にされる恐れもある!

と述懐しているように、最初の闘いの決め手である「蘇生によるコントロール奪取」を非常に警戒していることからもこの究極竜が「対遊戯用の切り札」な事がうかがえる。

ただし、それと同時に原作だとフィールドを三面埋める欠点もあるのだが。
これが悪い方向に作用したのが何度か存在していたりする。だいたい遊戯戦で。

神であるオベリスクの巨神兵をも上回る海馬瀬人最強の攻撃力を持つしもべだが、海馬が使うとなぜかほぼ回避不能の負けフラグ
海馬が究極竜を出すと超高確率で負ける。

◆王国編「遊戯vs海馬」

初登場にして、闇遊戯を圧倒した。
…が、「闇属性のマンモスの墓場を光属性の究極竜に融合する事で属性反発作用を誘発し攻撃力を下げる」という闇遊戯の俺ルール奇策により弱体化。
最終的に社長は死ぬ死ぬ詐欺により表遊戯の精神を攻撃してむりやり勝利した(実質敗北)

◆バトル・シティ準決勝「遊戯vs海馬」

再登場。
攻撃する間もなく《融合解除》で青眼3体に戻され、《拡散する波動》を受けた超魔導剣士-ブラック・パラディンの攻撃で全滅し海馬敗北。原作での出番はこれだけ。

◇デュエルモンスターズクエスト編

なんと原作ではありそうでなかったカオス・ソルジャー乗っただけ融合して究極竜騎士(マスター・オブ・ドラゴンナイト)となり、F・G・D撃破のキーカードとして珍しく活躍した。

◆ドーマ編「遊戯&海馬vsダーツ」

同じく究極竜騎士の素材に。
というか遊戯と海馬の先行第一ターンで出すという全☆速☆前☆進☆DA!な超展開であった。
が、ダーツの繰り出すチートカードの前には刃が立たず、遊戯を残して海馬は脱落

劇場版「光のピラミッド」

遊戯を再現したシミュレーターとのデュエルで海馬が召喚するも、オベリスクのゴッド・ハンド・インパクトで一蹴され海馬敗北
ちなみにその後のシミュレーションでは遊戯に勝っているが、その勝因はデッキ破壊

その後、実物の遊戯に対して使用し、青眼の光龍(ブルーアイズ・シャイニングドラゴン)への進化に成功するも、なんとアヌビスなる第三者にデュエルを乗っ取られる
最終的に海馬のデュエルを受け継いだアヌビスは敗北
ちなみにアヌビスが余計なことをしなければ青眼の光龍の効果でピラミッドを破壊。
そしてアニメ効果の異次元からの帰還の効果で三幻神を場に並べることで海馬は遊戯に勝てていた

◆王の記憶編(アニメオリジナル)

ゾーク・ネクロファデス相手に、海馬(セトではなく記憶世界に自分も入っていた瀬人)が召喚するも、三幻神エクゾディアを破ったゾークには歯が立たず、名もなきファラオ自身が更に合体して究極竜騎士(マスター・オブ・ドラゴンナイト)となるも撃沈。(厳密にはこのカードで大ダメージは与えている)

◆漫画『遊戯王R

普通に青眼で攻撃すれば勝てるのに*1わざわざ融合召喚した結果、3体の青眼を奪われて邪神アバターの生け贄に利用される。完全に究極竜のせいで敗北
もはや呪いである


逆に、海馬以外が使用したときは非常に勝率が高い

◆「海馬vsデュエルコンピュータ」

新たに手に入れた《オベリスクの巨神兵》の力を試すため、デュエルコンピューターに自らの最強デッキを使用させた際CPUが召喚。
彼はふつくしい究極嫁を躊躇なく破壊した(その後に謝罪している)。CPUが究極竜を出したのはアニメのみで、原作では青眼三体をまとめて破壊されている。

◇乃亜編の最終戦「遊戯vs乃亜」

海馬と自分のデッキを混ぜて使用した遊戯が、「天よりの宝札青眼2枚融合融合解除速攻死者蘇生を引く」という遊戯王史上トップクラスのチートドローを見せ融合召喚。
融合→融合解除で乃亜のLP10000を1ターンで削りきり大逆転勝利

遊戯王デュエルモンスターズGX「十代vs正義の味方 カイバーマン

カイバーマンが使用。
十代が起死回生で使ったエッジハンマーを融合解除で躱し、青眼の白龍3体の一斉攻撃で瞬殺した。

遊戯王ZEXAL「遊馬vs六十郎」

六十郎が「青眼の究極木竜(ブルーアイズ・アルティメット・スタチュードラゴン)」なるレプリカカードを使用、融合→融合解除で遊馬を瞬殺




海馬くん! キミに究極竜を使いこなすのは無理だ!その究極竜売ろう!

海馬の名誉のために書いておくが、彼が究極竜を使用した際に負けが込むのは、並の相手なら究極竜を出すまでもなく勝てるからである。

彼が究極竜を出して負けた相手は遊戯またはラスボスクラスばかりであり、
真の強敵相手にしか究極竜を出す必要性がないために結果として勝率が下がってしまうのだ。
まあ王様は乃亜編のラスボス相手に究極竜融合解除を決めているんだケド。

ただ、上記のように勝つときは究極竜騎士や融合解除を使用しており、青眼の究極竜で相手を倒した(LPを0にした)ことは無い。
そのため、「究極竜に融合解除を使うのが勝ちフラグ」と言われたりとかなんとか...


【OCG】

OCGでは東京ドームで開催されたGBソフトの大会優勝賞品として登場し、その後レプリカとしてプレミアムパックでの再録から一般流通した。
その人気の高さから再録回数も多く原作連載中だったとはいえ上記のものに加え、イラスト違いのものが2001年のアジア大会優勝賞品にもなった。
このアジア大会のものは2018年にとあるショップにて攻撃力になぞらえて4500万円で売りに出されていた。
さすがに買い手はつかない…かと思ったら、なんと3000万円までならすぐ出せるという買い手が複数人申し出ていたとのこと。
最終的な売却額は不明だが所有者は別の人物に移っている。*2

性能的には、効果を持たないモンスターの中では最高の攻撃力を誇るとはいえ、特定モンスターを3体も融合させることの難しさがまず目に付く。
融合素材代用モンスターを駆使しても2枚の青眼の白龍が必要だし、3枚のモンスターと融合魔法1枚で計4枚のカードが必要となる。
打点目当てなら2体融合の《究極竜騎士》や《マスター・オブ・OZ》を出す方が圧倒的に楽。
そして3体融合という手間をかけて出てくるのが、効果を持たないモンスターでは割に合ってるとは言い難い。
しかし、以下のサポートカードを使うことでその性能を引き出せる…というか、長らく正規の融合召喚を狙う意味はほぼなかった

《究極竜騎士》《《究極竜魔導師(マスター・オブ・ドラゴンマギア)》》の融合素材、《青眼の光龍》の特殊召喚コストにも必要となる。


◆正規融合を狙うには?

融合召喚すれば《アルティメット・バースト》で効果発動を封じながら3回攻撃も可能となり、正規の融合召喚も決して無意味ではない。
蘇生が可能になる、《融合解除》などで《青眼の白龍》を呼び戻して追撃するというコンボなども、後述の特殊召喚方法と差別化できる点の1つ。
現在はサポートカードも充実してきており、正規融合も割と現実的となっている。
とはいえ、手札消費が激しいことには変わりないので、妨害や手札事故には注意する必要がある。

《伝説の白石》を《ドラゴン・目覚めの旋律》のコストにすることで、アドバンテージを稼ぎつつ《青眼の白龍》を3枚手札に加えることができる。
上記のカードと融合召喚を行えるカードがあれば完成するため、事実上3枚の消費で融合召喚を狙うことができる。

他にも墓地のカードを融合素材にできる《龍の鏡》《究極融合》を使うという手段もある。
《青眼の白龍》を墓地に送る手段が必要になるが、かつては一番現実的な手段であった。
《おろかな埋葬》《竜の渓谷》《トレード・イン》などで簡単に墓地に送れる他、《竜の霊廟》ならば2枚の《青眼の白龍》を墓地に送れるため、下準備も比較的容易である。

また、効果を持たないモンスターを蘇生できる《ダイガスタ・エメラル》や融合サポートの《E・HEROプリズマー》、フィールド・墓地で《青眼の白龍》として扱う《青眼の亜白龍》、《青眼の白龍》をリクルートできる《太古の白石》《青眼の賢士》などを駆使するという手段もある。


◆元祖ワンショットキルのキーカードである。

デビル・フランケン》で召喚して、《巨大化》を装備してその破格の攻撃力9000で一気に攻めるコンボが有名だった。
他の方法で特殊召喚するには手間がかかるため、長い間デビフラ専用カードのように扱われていた。
(『遊戯王デュエルモンスターズ6 エキスパート2』では社長がこのコンボに全体除去を加え、かなりの確率で積み込みワンショットを行ってくる。また、たまにモクバも「兄サマから教わったコンボ」と称して使ってくることがある)
現在は《デビル・フランケン》が禁止カードになってしまったのでこのコンボは消滅している。


◆他の特殊召喚方法。

《究極竜騎士》と《究極竜魔導師》の融合素材に指定されているため、《融合強兵》によってEXデッキから直接特殊召喚する事も可能。
相手ターン終了時まで攻撃出来ないが、《究極竜騎士》《究極竜魔導師》の融合素材や《青眼の光龍》のコストにする分には問題なく、墓地に落ちた後も《究極竜騎士》や《青眼の光龍》の自己強化や《龍の鏡》による墓地融合に繋げたり出来るため無駄が少ない。
特に「究極竜魔導師」はモンスター効果・魔法・罠の効果の発動を1ターンにそれぞれ1度ずつ無効にして破壊する制圧効果を持ったモンスターなので非常に強力。相手によって場を離れてもEXか墓地からブルーアイズかカオス儀式モンスターを呼べるので戦線維持もしやすい。
「究極竜騎士」は同じ素材でより高い攻撃力になるダイレクトアタッカーの「偉大なるダブルキャスター」と上手く使い分けたい所。

幻想召喚師》を使って特殊召喚するという手段も考えられる。
《カオス・インフィニティ》を使用することでバトルフェイズ中の追撃も可能。
ただし、ターン終了時に破壊されてしまうので、《亜空間物質回送装置》や《禁じられた聖衣》などで守るか、《青眼の光龍》のコストにしてしまうのが望ましい。

また無理に3体も白龍を揃える必要は無く、《沼地の魔神王》を一枚だけ混ぜて融合召喚も可能。
その場合は白龍1体をリカバリ用に温存出来る他、先の《龍の鏡》で、墓地送りしてから素材除外召喚と併せて究極竜2体を並べるコンボも行える。
…失った時の反動もデカいが。


◆効果を持たないモンスターの中で最高の攻撃力を誇る。

絶対魔法禁止区域やダイガスタ・エメラル、天威無双の拳、天威無崩の地の恩恵を受けられる。
後ろ2枚を擁する【天威】は効果を持たないモンスターを立てての戦いに特化しており、態勢が整えば強靭で無敵な究極竜と化す。
そして天威無双の拳はセット状態で割られるとエクストラデッキから効果を持たないモンスターを出せるため、EXデッキが許すならガチな選択肢となる。
更に「偉大なるダブルキャスター」を究極竜2体で融合召喚すれば攻撃力9000のダイレクトアタッカーになるため不意をついたワンショットキルも狙える。


【関連モンスター】


究極竜騎士(マスター・オブ・ドラゴンナイト)
融合・効果モンスター
星12/光属性/ドラゴン族/攻5000/守5000
「カオス・ソルジャー」+「青眼の究極竜」
このカードは融合召喚でしか特殊召喚できない。
(1):このカードの攻撃力は、このカード以外の自分フィールドのドラゴン族モンスターの数×500アップする。

遊戯の切り札である《カオス・ソルジャー》と融合した超大型融合モンスター。
攻守5000と言う《F・G・D》と同じステータスに加えて場の他のドラゴン族の数だけ自己強化も持っている。光属性であるためそのまま《F・G・D》を戦闘破壊できる、と言う所謂「ラスボスへのピンポイントメタカード」。

融合召喚でしか出せない制約に加えて「儀式モンスター+3体融合モンスター」と言う非常に重い素材指定であるため、正規融合は困難を極めるので融合素材代用モンスターはほぼ必須。
現代では《カオス・ソルジャー》のサーチ手段も増え、EXデッキから《青眼の究極竜》を呼び出せる《融合強兵》なども存在するため正規融合召喚のハードル自体は下がっているものの、儀式モンスター版《カオス・ソルジャー》を素材に使うなら後述の《究極竜魔導師》が存在し、どちらも正規素材で融合する場合は攻撃力7500のダイレクトアタッカーになる《偉大なるダブルキャスター》がいるため、敢えてこのカードを優先する場面が少なくなってしまっているのが厳しい。
皮肉にも《融合準備》や《融合強兵》などで参照する事で《カオス・ソルジャー》や《青眼の究極竜》にアクセスして他2枚の融合召喚をサポートする、と言う使い方は可能ではある。
一応通常モンスター版《カオス・ソルジャー》を使う場合はこちらを優先する理由になるので差別化する事は出来なくもない…が、キャンペーンで合計3000人にしか配られなかった超希少なカードであり、入手は困難を極めるため現実的ではない。

アニメではVSビッグ5にて遊技&海馬がお互いの協力により繰り出して《F・G・D》を撃破した。
その後もドーマ編・記憶編でも登場したが、融合元よろしく不憫な扱いなのは内緒。

究極竜魔導師(マスター・オブ・ドラゴンマギア)
融合・効果モンスター
星12/光属性/ドラゴン族/攻5000/守4000
「青眼の究極竜」(または「ブルーアイズ」モンスター×3)+「カオス」儀式モンスター
このカードは融合召喚でしか特殊召喚できない。
(1):相手が効果を発動した時に発動できる(このカード名のこの効果は魔法・罠・モンスターの効果に対してそれぞれ1ターンに1度しか発動できない)。
その発動を無効にし破壊する。
(2):表側表示のこのカードが相手によってフィールドから離れた場合に発動できる。
自分のEXデッキ・墓地から「ブルーアイズ」モンスターか「カオス」儀式モンスター1体を特殊召喚する。

年末箱こと『QUARTER CENTURY DUELIST BOX』で登場した、《究極竜騎士》のリメイクカード。
今度はカオソルではなく、《マジシャン・オブ・ブラックカオス》との乗っただけ融合。
リメイク前と同じ攻撃力5000に加えて魔法・罠・モンスターの効果をそれぞれ1回無効にできる、大型融合らしく非常に強力な制圧効果となっている。
このモンスター1体だけで複数の効果を無効化できるのがシンプルに強く、ステータスも最強クラスなため効果を使う前に殴り倒される心配もほぼない。オリジナルより若干守備力は下がっているものの、それでも4000と易々と戦闘破壊されない数値であるのでほぼ誤差みたいなものである。
しかもデッキバウンス以外で除去された場合は墓地・EXデッキから後続を呼ぶこともでき、相手は死に物狂いでこいつを除去しても高ステータスの後続を処理しなければならずに大きなプレッシャーを与えられる。
正に現代遊戯王らしく、切り札に相応しい強力な効果を持った大型融合と言える。
オマケに素材指定が《青眼の究極竜》もしくは「ブルーアイズ」モンスター3体+「カオス儀式モンスター」とオリジナルよりも緩くなり、《ブルーアイズ・カオス・MAX・ドラゴン》および《青眼の混沌龍》を素材にできるので【青眼の白龍】でかなり出しやすくなっている。
ただし、オリジナルよりはマシと言えども現代遊戯王でも大型融合or最上級3体と儀式を揃える手段は限られており、出すのにはかなり手間がかかる。特に墓地から素材を調達できる《究極融合》を使う場合は《青眼の究極竜》が必須になるのも玉に瑕。
ストラクチャーデッキ『青き眼の光臨』にて多数の新規が登場し、《青き眼の祈り》で《青眼の究極竜》の調達が容易になったことにより一気に召喚難易度が引き下げられたものの、それでもデッキにノイズが入るため【青眼の白龍】ではこのカードを採用しない構築の方が主流となっている。
それでも専用構築を狙うだけの価値はあると言うのは救いである。


【リメイク】

原作の効果はエクシーズモンスターなら
  • 首の数だけ攻撃→X素材の数だけ攻撃
  • 2度までの破壊耐性→X素材を身代わりに破壊を逃れる
と言う風に再現出来る為、「エクシーズで究極竜リメイクが来るのでは?」とまことしやかにささやかれていたが、

後にムービーパックにてリメイク版融合モンスター、「真青眼の究極竜(ネオ・ブルーアイズ・アルティメットドラゴン)」が登場。

融合・効果モンスター
星12/光属性/ドラゴン族/攻4500/守3800
「青眼の白龍」+「青眼の白龍」+「青眼の白龍」
「真青眼の究極竜」の(1)の効果は1ターンに2度まで使用できる。
(1):融合召喚したこのカードが攻撃したダメージステップ終了時、自分フィールドの表側表示のカードがこのカードのみの場合、
エクストラデッキから「ブルーアイズ」融合モンスター1体を墓地へ送って発動できる。このカードは続けて攻撃できる。
(2):自分フィールドの「ブルーアイズ」モンスターを対象とする魔法・罠・効果モンスターの効果が発動した時、
墓地のこのカードを除外して発動できる。その発動を無効にし破壊する。

詳細は個別項目を参照してほしいが、
  • ⚪︎3回攻撃
    →1ターンに2回まで発動出来る、EXデッキから「ブルーアイズ」融合モンスターを墓地に送って追加攻撃する効果で再現。
  • ⚪︎2度までの破壊耐性
    墓地の自身を除外する事で、「ブルーアイズ」モンスターを対象にした効果を無効にし、破壊する効果。上記の追加攻撃効果のコストで「ネオ・ブルーアイズ」を2枚墓地に送ることで擬似的に再現可能。
という感じで効果を再現しつつも融合モンスターで出すことで、
まだエクシーズモンスターが存在してなかった原作の雰囲気も守ると言った上手い落とし所となった。

更にオルタナティブ版である「青眼の究極亜竜」も登場。

融合・効果モンスター
星12/光属性/ドラゴン族/攻4500/守3800
「青眼の白龍」+「青眼の白龍」+「青眼の白龍」
(1):フィールドのこのカードは相手の効果の対象にならず、相手の効果では破壊されない。
(2):1ターンに1度、相手フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
元々のカード名が「青眼の亜白龍」となるモンスターを素材としてこのカードが融合召喚されている場合、この効果の対象を2枚または3枚にできる。
この効果を発動するターン、このカードは攻撃できない。

ブルーアイズ・カオス・MAX・ドラゴン」と同じ耐性加えて「青眼の亜白竜」と同じく攻撃を放棄する代わりに相手のカードを破壊する効果を持っており、元々の名前が「青眼の亜白竜」を素材にしているなら3枚まで破壊出来る様になる。
こちらは純粋に「青眼の亜白竜」の上位版と言える性能をしている。単独で効果が完結しているため「究極竜魔導師」のリクルート先としても有能。


【ラッシュデュエル】

構築済みデッキは既にいくつも発売されていたが、初のストラクチャーパック『究極の青眼伝説』の発売予告にて、この青眼の究極竜がテーマとして登場することが発表された。

…しかしラッシュデュエルの青眼の白龍はデッキに1枚しか入れられないレジェンドカード。「レジェンドカードの同名3体フュージョンモンスターをどう実装するんだ…?」
ラッシュデュエルの青眼の白龍を知る者は誰もがそう思った。
またもし、何らかの方法でフュージョン召喚を行うにしても、『融合』に相当する通常の『フュージョン』ではフィールドの表側表示モンスターしか素材にできず場に出す難易度は非常に高くなってしまい、
テーマではあるがまず出せないモンスターになってしまうという問題も抱えていた…

そして実際に用意された解決策だが、まず素材の面においては「効果使用時に青眼の白龍名称となる2枚のカードの同時収録」だった。
手札にいる時にも青眼の白龍名称となる『青眼の煌龍(ブルーアイズ・ブライト・ドラゴン)』、
効果外テキストで手札から特殊召喚でき青眼の究極竜のフュージョン召喚時には2体分の素材扱いとなる『ブルーアイズ・ビジョン・ドラゴン』の2体が登場。
フュージョン召喚用カードの方は実質専用カードでありパック名そのものである『究極の青眼伝説』が登場。
フィールドと手札のモンスターを素材にでき、更にそのターンの相手からの効果破壊耐性を付けながら青眼の究極竜を降臨させられる、という形で召喚難易度は解決された。

2体でフュージョンしたとしてもなお合計攻撃力が減るデメリットは引き続きあるが、
ラッシュデュエルはレベルが一部の効果の耐性としても機能するため、レベル12で更にフュージョン時の耐性により青眼の究極竜は場持ちにおいて非常に有利で、
フュージョン前の素材で使用可能な『滅びの爆裂疾風弾』で場を一掃しつつ、「このターン『青眼の白龍』は攻撃できない」デメリットをフュージョン召喚により青眼の究極竜となり回避、がら空きの場にダイレクトアタックを行う戦い方が特に強力。
他にも「青眼の白龍がいてこそ」なカードも含めたサポートは多く、究極の名に恥じず、出すチャンスも適度にある超大型モンスターとなっている。





ふぅん、カードを最低でも1万枚集めてから追記・修正するんだな。


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最終更新:2025年04月13日 18:13

*1 この時の盤面は青眼が3体並んでいたが永続罠「α波の拡散」の効果によって攻撃可能なモンスターは装備魔法「ワクチンの接種」を付けていた青眼のみだった。とは言え夜行のフィールドにはモンスターは無く、伏せカードも攻撃反応型の罠ではない「ジャンク・ディーラー」だったのでそのまま青眼で攻撃していれば勝てていた

*2 ちなみのこのショップは他にも《伝説の闇の魔導師》《伝説の白き龍》やの本物など高額カードを取り扱っている。