登録日:2009/10/02(金) 20:48:31
更新日:2025/04/21 Mon 01:44:27
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リバースカードオープン、エネミーコントローラー!
ライフを1000払い、コマンド入力、←→AB!
このコマンドにより、全てのアニヲタを破壊する!
《エネミーコントローラー/Enemy Controller》
速攻魔法
(1):以下の効果から1つを選択して発動できる。
●相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。 その相手の表側表示モンスターの表示形式を変更する。
●自分フィールドのモンスター1体をリリースし、 相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。 その表側表示モンスターのコントロールをエンドフェイズまで得る。
前半の効果はタイミングを選ばない相手表側モンスターの表示変更であり、主に攻撃モンスターを守備表示にする防御カードとして用いられる。
アタッカーとなるモンスターは守備力の低いものが大半なので、守備表示にすることで戦闘破壊を狙い易くもなる。
後半の効果は自分のモンスター1体をコストとした、限定的なコントロール奪取。
発動した時点で2:1交換と、カードアドバンテージの面では効率が悪い。
《スケープ・ゴート》や《黄泉ガエル》等を利用してディスアドバンテージを軽減したいところ。
この効果を防御的に使う場合、相手の攻撃時に相手の最も攻撃力の高いモンスターを奪うことで、そのターンの全ての攻撃を凌ぐことが出来る。
この場合奪ったモンスターを処理する手段が限られる為、あくまでも緊急用とした方が良い。
攻撃的に使う場合には、相手のモンスターを奪取→リリースし上級モンスターを召喚することで、破壊耐性を持つモンスターへの除去にもなる。
特に、コストの生け贄を確保し易くコントロール奪取を戦術として取り入れる
帝デッキとは相性が良い。
また、《闇黒世界 -シャドウ・ディストピア-》の影響下で使えば、相手モンスター1体を耐性無視のコストで除去しつつ別のモンスターのコントロールも奪える破格のパワーカードと化す。
どちらの効果も、ただ使用するだけでは必ずディスアドバンテージとなる為やや使いどころを選ぶが、
上手く使いこなせれば攻めにも守りにも非常に汎用性の高いカードとなる。
防御用カードとしても妨害用カードとしても優秀な効果を持つ《
月の書》の陰に隠れがちではあるが、そもそも用途が少し違うのでそれほど問題ではない。
また10期から登場した
Lモンスターには《月の書》は全く効果がないが、
こちらは前半の効果こそ使えないものの後半のコントロール奪取は有効。
リンクマーカーの位置によっては相手に思わぬ打撃を与えることもできるため、一考できる。
競合するパワーカードの登場が軒並み遅れる中で早めの実装を得た
デュエルリンクスではポテンシャルを如何なく発揮し、イベント上位報酬にぶら下げられるニンジンの地位にいた後、入手難度が下がると幅広い層の必須カードになった。
禁止カードにまで追いやられることもなく、2018/6にLIMIT2→2022/12にはLIMIT1と存在感を現せる状態で、ある意味順当に規制を厳しくされている。
原作およびアニメ
遊戯王デュエルモンスターズでは社長こと
海馬瀬人が使用。
デュエルの途中で唐突に使用され、
アニメ効果では1000ライフを払って発動し、コマンド入力によって、相手モンスターを破壊、または生け贄にするという効果だった。
アニメではこのカードを使用する際特定のコマンドを入力する必要があり、そのシーンのインパクト(左!右!A!B!)から度々ネタにされる。
原作も原作で
ソリッドビジョンなのに
素手でコマンド入力するというネタの塊だけど。
この縁により、ストラクチャーデッキ「
青眼龍轟臨」にもネタ枠で収録されている。
無論、海馬が実際に使用したカードかつ有用なカードでもあるが。
また
DUEL TERMINALのアクションデュエルで、
このカードのコマンド入力を題材としたミニゲームも登場する等、公式でもこのネタを利用している。
しかもこのミニゲーム。フルボイスである。
開始の台詞は
「リバースカードオープン! エネミーコントローラー!」
社長が指示するコマンドを入力し、コントローラーを操って敵のモンスターを捕獲する。
指示されるコマンドは毎回同じなので、慣れれば簡単だろう。
背景がバトルシティ編の「遊戯vs海馬」戦のソリッドビジョンであったり、捕獲するモンスターが
『
クリボー』
『
ロケット戦士』
『
ブラック・マジシャン』
と社長の敵が使用したモンスターを意識しているようだ。
両者は一度でも入力ミスをするとコントローラーが爆発し、そこで終了する。
コマンド入力に成功すると原作漫画の社長およびアニメ
GXの
カイバーマンの名台詞
「粉砕! 玉砕! 大喝采!」
「強靭! 無敵! 最強!」
等の他
アニメで社長が口にした
「ふつくしい…」
「全速前進だ!」
と言ったネット上でよくネタにされる台詞を聞くことができる。
さらに
「
凡骨の意地を見せてみろ!」
「貴様のせいで傷がついたわ!」
等も完備
ミニゲームで好成績を取った場合にはMCが
「スゴイぞー! カッコいいぞー!!」
と言う等演出および収録されている台詞が軒並み、ニコニコ動画等で流行した人気MADと同一である。
割とコナミは二次創作には寛容だが、「一応」コナミ著作物の二次利用を認めていない。
最悪の場合、
同人誌でもつぶしにかかるのもコナミである。わりとガチで
あくまでも一応である。ニコニコ動画の個人の企画すらネタにしていてもだ!
微妙にデザインが異なり、アニメでは十字キー、OCGではボタンとなっている。
任天堂だもの、仕方ないね
アニメ版のテキストは
速攻魔法
相手フィールド上のモンスターをエネミーコントローラーによって コマンド入力で操作できる。
ライフ1000+↑←↓→A 破壊
ライフ1000+←→AB 生贄
となっている。
あれ、Cボタンいらなくね?
当初はアニメ原作効果の方が強いと言われていたが、今では破壊耐性モンスターも多いため
OCG効果の方が強いという意見も多くなっている。
そして時は流れ2024年…
《ユニオン・コントローラー》
融合・効果モンスター
星6/光属性/機械族/攻2200/守1900
機械族・光属性モンスター+「Y-ドラゴン・イアヘッド」か「Z-ジリオン・キャタピラー」
自分フィールドの上記のカードを除外した場合のみEXデッキから特殊召喚できる。
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがEXデッキから特殊召喚した場合に発動できる。
効果テキストに「ユニオンモンスター」と記された魔法・罠カード1枚をデッキから手札に加える。
(2):1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。
機械族・光属性の、通常モンスターかユニオンモンスター1体を手札から特殊召喚する。
「デュエリストパック-輝光のデュエリスト編-」で
XYZがリメイクされる中、
ユニオンモンスター関連カードとして《エネミーコントローラー》が
まさかのモンスター化。
使用者が同じと言うのもあるだろうが、イラストで《X-ヘッド・キャノン》に接続している辺り、原作で《X-ヘッド・キャノン》に使用してコントロール奪取した繋がりだろうか。
素材は機械族・光属性モンスターと《Y-ドラゴン・イアヘッド》か《Z-ジリオン・キャタピラー》で、XYZ系列と同じく素材を場から除外する事でのみEXから出せる。
EXから特殊召喚された際に
効果テキストに「ユニオンモンスター」と記された魔法・罠カードと言う
めっちゃ強引な指定でサーチを行う。これで中々サーチの難しかったユニオンサポートにアクセス出来る様になった。
また、メインフェイズに手札から機械族・光属性の通常モンスターかユニオンモンスターを特殊召喚する効果もあるためこちらも便利。
関連モンスターの内、通常モンスターでもユニオンモンスターでもない《X-クロス・キャノン》だけは特殊召喚出来ないが、あちらは自力で特殊召喚出来るので特に支障はない。
更によく見るとサーチ効果には名称ターン1が付いてるものの、特殊召喚効果にはターン1こそあれ同名制限はないため、強化された展開力を活かせば凄まじい勢いで展開を伸ばせ、やろうと思えば
先攻1ターン目で超大型モンスターである《AtoZ-ドラゴン・バスター・キャノン》を出す事も出来る超重要カードとなっている。
コマンド入力、↑↑↓↓←→←→BA!
このコマンドにより、全てのアニヲタは追記・修正を行う!
- 昔【真紅眼】使いの人がエネコン3積みしてたなぁ、「社長と凡骨の友情の力だぁ!」とかほざいてた -- 名無しさん (2013-09-29 00:58:34)
- 城乃内がエネコンを使った事自体はあるからなぁ -- 名無しさん (2014-05-10 00:44:30)
- 凡骨「ブルーアイズ、爆破」 -- ??隊長 (2014-12-21 08:18:24)
- 大変な〜の元ネタって東方二次創作の曲じゃないの?よく知らんけど -- 名無しさん (2015-06-20 21:56:32)
- ↑それを使ったエネコンMADがあるのですよ -- 名無しさん (2015-10-16 00:12:57)
- クロスソウルで相手モンスターをリリースできるのは、キャラデッキ作った時助かったな -- 名無しさん (2016-03-01 09:47:56)
- ミラー・フォースや魔法の筒もサポートカードが出たから、Cボタンを意識したサポートが出るかもしれない。 -- 名無しさん (2021-09-03 18:10:15)
- コントロール奪取効果、2:1交換って書かれてるけど、1:1交換じゃない? -- 名無しさん (2021-09-03 18:44:57)
- ↑自分は「エネコン」「生け贄要因」の2つを失い、相手は自分のモンスター1体を失う計算 -- 名無しさん (2021-09-03 19:15:04)
- いや、1:1交換じゃない?コントロールを得てるんだから2-1=1でしょ -- 名無しさん (2021-09-03 19:28:48)
- ↑コントロール得たからって引き算しないのが普通 -- 名無しさん (2021-09-04 18:22:05)
- ↑普通が何かわからんけど、相手のモンスターを得たことは計算に入れないってこと?そのまま生贄にでもなんにでもできるんだからエネコンの生贄要員を失ってないのと同じでしょ、ターン終わりに返すまでは -- 名無しさん (2021-10-26 13:50:29)
- 条件はあるがシャドウディストピアで相当強化されたカードの一つ…リリース耐性・(フィールド)魔法の影響を受けない奴以外は問答無用でコストに出来るようになったしな。 -- 名無しさん (2021-10-26 14:10:25)
- 3つ目のカウンターを乗せるデステニーレオを奪えば自分フィールドに移動してからカウンターが乗るため自分が勝てるという -- 名無しさん (2021-10-26 14:16:27)
- 効果テキストを9期以降の書式に変更しました。 -- 名無しさん (2022-06-08 16:20:49)
- 魔法カード一枚とモンスター一体を失い、相手モンスター一体を得ているからアドバンテージは−1。ディスアドを負っている以上1:1交換は成立しない -- 名無しさん (2023-03-28 21:04:45)
- まさか実物が販売される事になるとは -- 名無しさん (2023-06-27 16:25:11)
- おま…モンスターになれるの!? ついでにATK2200とか地味に危ねぇコントローラーじゃねぇか -- 名無しさん (2024-05-08 20:27:33)
- ↑多分後ろにくっついてるXが攻撃するんじゃないかな。コントローラーのおかげで精密な攻撃ができるようになったから攻撃力が上がった感じで。 -- 名無しさん (2024-05-08 20:41:31)
- 今でも使おうと思えばそこそこ強いカードなのよね -- 名無しさん (2025-03-27 23:03:07)
最終更新:2025年04月21日 01:44