恐るべき子供達計画

登録日:2009/10/16(金) 19:15:55
更新日:2021/12/10 Fri 16:53:19
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※注意:この項目には、メタルギアソリッドシリーズのネタバレが含まれています。




「恐るべき子供達計画」とは『メタルギアソリッドシリーズ』に登場する架空の計画のこと。

1972年に「愛国者達」が行った、最強の兵士を人為的に作り出すことを目的とする計画。
そして真の目的はイコンとして「もう一人のビッグボスを誕生させる事だった。
愛国者達は「ザ・ボスの意思を継ぐ」ことを目的に活動していたが、その解釈の違いや活動内容から、中心人物のビッグボスとゼロ少佐の間に軋轢が生まれた。
その反発への"保険"としてゼロはビッグボスのクローンを生み出し、組織のイコンに仕立て上げようとした。
計画はバイオビジネスの大手企業『ATGC』社の資本を元に、 愛国者の創設メンバーの一人・クラーク博士が中心人物となって実施された。


だがこの計画は二人の決裂の決定打となり、後に計画の存在を知ったビッグボスは激しく反発。愛国者達から離反する。
ビッグボスが傭兵派遣会社や傭兵国家を作り愛国者達と戦ったのも、ゼロが人間不信に陥りAIによる統治社会を実現しようとしたのも、この計画が元凶と言える。
後の1976年、計画は破棄された。

ビッグボスの体細胞を用いたアナログなクローン技術とスーパー・ベイビー法により、ソリッド・スネークリキッド・スネークの2人が作られた。
ただし元となったビッグボスの細胞が既に50歳代だったため寿命が短く、急激に老化してしまった。



































……というのはMGS2時点でリキッドが勝手に言っていたことで、MGS4で明かされた事実は異なるものであった。
二人とも実験の助手を担当した女性の卵子を用いた受精卵から生まれ育っており、加えて後述する遺伝子操作も施されているため、ビッグボスの遺伝子をそのまま引き継いでいるわけではない。
彼らの寿命が短いのはクラーク博士がクローンを作った際、他の勢力による利用の困難化を狙って意図的に遺伝子操作をして寿命を短く設定したため。
またそうした流出対策の一環として「ターミネーター遺伝子」を組み込まれているため、子作りも出来ないようになっている。
そんな二人を生み出すに当たって取ったスーパーベイビー法という手法は、受精卵を複数に分割することにより胎児の成長速度を増大させるというもの。
この計画においては受精卵を8個に分割、そのうち6個が間引かれて(殺されて)残された2個がそれぞれソリッドとリキッドになった。

この計画において代理母を務めたのはかつてビッグボスと共闘し、ひそかに彼を愛していたEVA(ビッグママ)である。
あくまでも『遺伝子操作された受精卵の提供を受け入れた代理母』である為、遺伝子的にはソリッド、リキッドとの直接の血縁関係は無い。
それでも自分がお腹を痛めて産んだ事には変わりなく、二人の事は自分の子供だと認識しており、故にソリッドに代理母呼ばわりされた際は少しショックを受けていた。

ちなみに上述した卵子のうち、少なくともソリッドに使われたものは日本人女性から採られている。
<お前 東洋人の血が流れているな…
リキッドの方は不明。



さらに遺伝子操作によって「ソルジャー遺伝子」と名付けられた優秀な兵士に必要な因子について、片方に劣性遺伝子を集中して発現させ、もう片方に優性遺伝子を発現させやすくした。

なお、実際の遺伝子における優性・劣性というのは形質の発現の優先性について言われるものであって、形質そのものについてどちらがより優秀かどうかという意味ではない。
つまり優性遺伝子を集めたから優秀になる、劣性遺伝子を集めたから非才になるというわけではなく、偏らせたところで「ほとんど似ていない兄弟姉妹」が生まれるだけである。
そのため近年は「優性・劣性」ではなく「顕性・潜性」と呼び変えるべきではないかという運動も起きている。閑話休題。

その遺伝子の関係なのかは不明だが、劣性遺伝子を集めたソリッドは若き日のビッグボスの兵士以外の面(嗜好や感性など)を引き継いでいるふしがある。
もっとも複数の代理親に転々とたらいまわしにされていた生い立ちなどの関係か、本人よりも堅いところがあるが。





さらに計画とは別にデジタルクローン技術でソリダス・スネークが生み出されている。
ただし、クラーク博士が面白そうだから勝手に作ったものである。
よく間違われるがソリダスは計画によって生まれた子供ではないし、ましてやソリッドとリキッドから間引かれた6人の生き残りでもない。

とはいえ、最終的にアメリカで大統領となるなど、愛国者達の指示だった可能性も否定できない部分がある。
ビッグボスから主にソルジャー遺伝子を受け継いだリキッドと嗜好や感性を受け継いだソリッドに対し、ビッグボスの外見を受け継いだソリダス。
イコンとして使うのにより相応しいのが誰かと問われれば、間違いなくソリダスが相応しいと言えるだろう。

ソリッドとリキッドの両者は上記の人為的な調整の影響などでオリジナルであるビッグボスとは一部異なる遺伝子配列となっており、ビッグボスの純粋なクローン体と言えるはソリダス・スネークのみ。
ナオミ曰わく、ソリッドとリキッドは「ビッグボスに限りなく近い“別人”」であるとのこと。
それ故、MGS4においてビッグボスの遺伝子配列をコードとしたAIネットワークの認証を2人の遺伝子ではギリギリでパスできなかった。

対してソリダスだけはターミネーター遺伝子の組み込み以外はそのままの、それもデジタルクローンのため、ビッグボスの遺伝子を老化ごと受け継ぐ形となり、アナログクローンでしかも先に生まれている二人より少し老け顔である。
つまり、リキッドの語った仮説はソリダスにのみ当てはまる説だったということになる。

結局デジタルクローンだった所為でソリダスも短命だったが、故意に寿命を縮めて設計したために長期的な運用は不可能だったソリッドとリキッドに比べ、
ソリダスには長期的運用の見込みがあった、というのも製造段階ではメリットと言えた。


余談
  • ソリッド以外のスネーク、すなわちリキッドとソリダスの遺体は生存を誤魔化す為の偽装、切断された腕の代わりに移植、またバイタルデータの偽装、そして最後にビッグボスの為の移植と本人らの意思表示を確認せずやりたい放題にされている。

  • スマブラX、及びスマブラSPにゲスト出演したソリッド・スネークの無線には対戦相手キャラクターの解説をしてくれる。
    この際スネークが相手にいる時に通信した場合、(自分と瓜二つの人間がいるという意味から)ロイ・キャンベル大佐が「まさか、"恐るべき子供達計画"もここまで来たのか!?」と発言する。

さぁ! 早く私を修正・加筆してみるぅぅぅぉぉぉぉぉぉ!!

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最終更新:2021年12月10日 16:53