登録日:2012/01/22 Sun 15:51:15
更新日:2025/02/04 Tue 12:05:25
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「驚いたな。君は……」
「彼だ。違うかい?」
「「ハリー・ポッターさ」」
フレッド・ウィーズリー/ジョージ・ウィーズリーは、『
ハリー・ポッター』の登場人物。
映画版の俳優はジェームズ/オリバー・フェルプス(吹き替えは共に尾崎光洋)。
因みに、演じたジェームズ、オリバーは共にフレッドとジョージ同様、一卵性双生児の
双子である。
1978年4月1日生まれ。
両親すら間違える事がある程そっくりな双子で、お馴染み
ウィーズリー一族の四男と五男に当たる。
兄であるフレッドが率先して話すことが多く、弟のジョージは思慮深い一面が垣間見える。
個性的なウィーズリー兄弟の中でも特に異彩を放つ。
性格は陽気で少々ノリが軽い。歳が近いこともあってジニー、ロンの次にハリーと親しい。様々な事件でハリーが浮いた存在になっても平常運転の数少ない味方。
冗談や人をからかう事が大好きで、作中の人物は勿論、読者の我々も笑わせてくれる面白兄弟。
双子ならではのコンビネーションとその軽快なノリは作中随所で見られ、印象に残りやすい。
魔法の腕はそれほど見せ場が無い為不明……だが、彼らの魔法力、及び応用力は『ある形』で明かされる。
詳しくは後述。
また、優秀な
クィディッチの選手でもある。ポジションはビーター。
ウッド曰わく「ブラッジャーですらあの双子には敵わない」らしい。
反面、成績と教授からの評判はイマイチ(ただし生徒間では人気者)。
とは言っても学力については、一概に悪いとは言えない面も。これも後述。
因みに、家族思いではあるが流石にロンほどのシスコンの気はさっぱり見られない。
ロナルドェ……
以下、各巻での活躍
初登場。登場シーンから冗談全開。便座を吹き飛ばす宣言をした。
兄弟の中ではロンより早くハリーと関わっており、ロンとハリーが知り合うキッカケを作った。
何気にパーシーをからかうあの流れは秀逸。
ハリーとも打ち解け、
クィディッチ等で活躍。
車を飛ばして颯爽と登場。殆ど監禁状態だったハリーをロンと共に救い出す。
スリザリンの継承者イジりをしたり、ロックハートのキューピッドの歌を散々歌ったりとハリーの周りで起きた出来事をネタにしまくる。
前者についてはジニーから「やめて」と懇願されたが、ハリー本人はむしろ「本当にそう思っているならイジろうともしないはず」と数少ない心の支えにしていた。
ただ、流石にジニーが拉致された時には本気で沈んでいた。
後の物語でかなりのキーアイテムとなる忍びの地図をハリーに託す。
クィディッチに大きくスポットが当たる今巻でも、チームの主力として優勝に貢献した。
三大
魔法学校対抗試合の代表には立候補したが失敗。
この巻で、五巻以降の彼らの言動への下準備が為されている。
WWW計画(ロックマンは関係無い、正しくはウィーズリー・ウィザード・ウィーズ)の名前が出てきたのも今巻。
覚醒した。
前巻でハリーに貰った一千ガリオンを使い、下記のような様々な「商品」を開発していく。
ハーマイオニーをしても仕掛けが分からない物や、ロンの一巻での発言(「イタズラばかりしてるけど、成績はいいんだ」)からして、頭が悪いという訳ではない様子。
寧ろ応用力やアイデアはかなりのものだと言えるだろう。
悪質な商品に見えるものも多いが、全て自分達を実験台に開発しており、安全性もきちんと確保されている。
後にハーマイオニーは二人の商品を「本当に素晴らしい魔法」と評価する。
また、同巻でアンブリッジの専横に反発、学校中で魔法の花火を炸裂させたり廊下の一部を沼に変えるなどのテロを行い、
(生徒は勿論のことアンブリッジとフィルチを除いた職員たちも彼らの魔法を賞賛していた)
果てに大勢が見ている前でホグワーツを脱走した。
この際ポルターガイストのピーブズが二人に対して敬意を表するという前代未聞の出来事も起こっており、
ハリーはこの出来事がホグワーツの伝説の一つに刻まれるだろうと予想している。
最終学年で中途退学と言う形になるが、元々ハリーに貰った一千ガリオンのお蔭でWWW計画に必要な資金が貯まっており、卒業するまで通学する意味がなかった事。
その状況で卒業まで通学するモチベーションが完全にクィディッチのみだったのにもかかわらずアンブリッジからクィディッチ永久禁止を喰らった為本人達もその事はさほど気にしていなかった。
更に同巻、父親が襲撃され重体に陥った際は、何が何でも父の元へ駆け付けようとした。
彼らがシリアスな珍しい場面。
ホグワーツを脱走後、長年の夢であった悪戯専門店、WWWを開く。
その勢いは、四巻でハリーに言われた「苦しい中でも笑いが必要」という事を体現するかの如く。
ヴォルデモート復活だ何だと人々が騒ぐ中、世に笑いを売り込みつつ、それでいて護身にも使える真面目系商品も開発したりと大活躍。当初は渋い顔をしていたモリーも二人の商才を認めた模様。
だが双子の商品がきっかけで大きな事件を引き起こしたことも。
5巻で初登場し、終盤までお世話になる万能アイテム。半分食べると症状が現れ、もう半分を食べると全快する。
食べると勢い良くゲーゲーする。仮病用にも、ムカつくアイツにも使えます。
食べると勢い良く鼻血がヌルヌルします。使い方は同上。WWW開店後はズル休みスナックボックスで一番人気になった。
食べると(ry
食べ(ry
食べると舌が伸びるヌガー。
4巻で登場し、ダイエット中のダドリーが拾い食いして大変なことになった。
食べるとカナリアに変身してしまう、イタズラ食品。
ネビルがうっかり食べてしまった。
被ると首から上が消えたように見える帽子。
どこでも沼を作れる。
以前の愛用品の『ドクター・フィリバスターの長々花火』から着想を得て作ったであろう商品。
様々な種類があり、また失神呪文で爆発したり、消失呪文で逆に増えたりする。
24時間対象に猛烈に惚れる。時間を置けば置くほど効果が強くなる。
6巻でロミルダ・ベインがハリーをターゲットに使用したが、ハーマイオニーの助言を聞いていたハリーはそれに手を付けず失敗。しかし忘れた頃に別の人物が引っ掛かった。
本物と見間違えるほどの精巧ないたずら用品。
だまし杖は4巻で登場。安物はゴム製の動物などのガラクタになるが、高級品は持ち主の頭を叩く。
偽望遠鏡は握りしめるとパンチを食らわす。この時の痣は専用の軟膏以外では取れない仕様。6巻でハーマイオニーが被害を受けた。
服用すると便秘になる薬。
WWWの店舗初登場時にちょうど発売を迎えており、魔法省の啓発ポスターそっくりのチラシを店頭にデカデカと掲載するダイナミック不謹慎広告をかました。
原語版では「You know who(例のあの人)」をもじって「U-NO-POO」と、これまた不謹慎な名前だった。ハリポタ名物、翻訳者泣かせの言葉遊び
読んで字のごとく
食べると吐き気がするらしい。
綴り修正、自動インク、冴えた回答などの種類があるが、魔法の期限が切れると逆効果になる。
アーサーのようなマグル好きの魔法使いに向けた、魔法が介在しないごくありふれた手品グッズ。
売り上げ自体は少ないものの、ニッチ層を狙い撃ちにしたおかげで安定した需要を得ている模様。
真面目路線商品の一つ。『ルーモス』などの呪文の意味がないほどの煙幕を張る。
盾の呪文をかけた衣料品。
元々は「盾の帽子」ひとつだけで、用途も「身につけた状態で標的を挑発して呪いをかけさせ、反射した呪いを食らった相手のリアクションを楽しむ」という純粋ないたずら用だったが、盾の呪文の取得率がそこまで高くないのか、魔法省が防具として大量に発注。
双子をして「金のなる木」と言わしめるほどのヒット商品となり、これがきっかけで真面目路線の護身グッズも本格的に手がけることとなった。
使うと自走し、黒煙と派手な音を立てて爆発する。いたずら商品だが護身用にも使える。
命懸けの作戦の最中ですら冗談を飛ばす辺りはある意味流石。
「七人のポッター」作戦にて、ジョージは耳を刈り取られてしまう(呪いを放ったのはスネイプ。但しジョージを狙った訳ではない)。
が、本人は「これでもう誰も僕らを間違えないよね」と笑い飛ばしていた。
その後はホグワーツの戦いに参戦。死喰い人達と戦う。
蟠りを超え、再び家族の元へと戻ってきたパーシーも加わり、彼らの士気は最高潮だった。
堅物のパーシーですら戦いの最中に冗談を言う程、彼らは命を懸けながら、しかし生き生きとしていた。
『皆が一緒だった。』
それなのに――……。
死喰い人と戦うハリー達。
死喰い人の不意に放った呪文による爆発で、フレッドは倒れる。
最後に弟に投げ掛けた、その笑みの名残を残したまま、双子の片割れは命を散らした。
パーシーはフレッドの遺体をこれ以上傷つけられてなるものかと覆い被さり、どんな時でも飄々としていたジョージはフレッドの死を知ると泣き崩れた。
ウィーズリー一家は悲しみに暮れ、パーシーとロンは怒りに我を忘れ、死喰い人を殺す事すら辞さない程。
そして、全ての戦いが終わっても――フレッドの死はハリーの、皆の、ジョージの心に深く刻まれた。
死んでしまった主要人物としては、ハリーの傍に居た期間が最も長かった部類に入るだろう。
作者は彼が死んだ時、何を思ったのだろうか――?
ちなみに彼女の夫がそのことを知った時「殺さないでくれ!」と嘆願したらしい。
ジョージを演じたオリバー・フェルプスは演技とはいえ片割れを亡くした場面では酷く感情移入した事で泣き崩れ、演技を続けるのが難しくなったらしい。
フレッドを演じたジェームズ・フェルプスは新幹線に乗ってハリー・ポッターを読んでいる時にフレッドが死ぬことを死って大きなショックを受け、駅員に乗車券の確認を求められた際には「今俺死んでんだぞ!!」と言いかけてしまったらしい。
作者曰く、ジョージはその後フレッドの死から完全に立ち直る事は無かったそうだが、物語終了後もWWWをロンと共に切り盛りしているらしい。
クィディッチでチームメイトだったアンジェリーナ・ジョンソン(なお、彼女はどちらかというとフレッドと仲が良かった)と結婚し、
生まれてきた息子に兄フレッドの名前を付けた。また、娘にはロクサーヌと名付けている。
我、追記・修正を企む者なり
- フレッドとルーピン夫婦は死ぬ必要があったとは思えないんだよな。作者は最終巻で人殺し過ぎ -- 名無しさん (2013-08-23 11:41:57)
- 携帯沼地が抜けてるのと、ピーブズに敬礼をさせるという偉業も載せてほしいところだなw -- 名無し (2013-08-23 17:13:21)
- 人殺し過ぎな割に、DAは2年生の子供を除いて皆無事という。年長者が率先して危険なところにいったのだろうが -- 名無しさん (2013-09-20 19:56:57)
- あ、フレドもDAだったか。それに、映画版だとラベンダーも死んでいたな。 -- 名無しさん (2013-09-20 19:57:49)
- 文章上での見分け方は、大荷物に悪戦苦闘するハリーを手伝ったりと親切な方がジョージ、仮にも弟と交際してるラベンダーを障害者呼ばわりしたりと辛辣な方がフレッド。 -- 名無しさん (2013-09-20 20:19:18)
- でもフレッドが死んでなければモリー母さんがあそこまでの力を出せたかは微妙だよね。フレッドは母さんの引き立て役になったんだ -- 名無しさん (2013-10-12 06:49:10)
- 声優は同じ人です -- 名無しさん (2013-10-13 16:19:27)
- 特にイタズラも悪質さは無いしいい奴等だよなあ。友達に一人は欲しいタイプ -- 名無しさん (2014-05-04 14:52:49)
- 悪戯や規則違反を賞賛する意見ってたまに見るけど、自分はそういうのがどうしても好きになれないから(好きなのは品行方正な優等生だし)双子の悪戯を好きになれなかったかな。まあこういうのは少数派なんだろうが -- 名無しさん (2014-05-05 23:05:48)
- フレッドの死は一瞬何が起こったのか分からない程の衝撃だったなぁ・・・ -- nanashi (2014-05-18 21:59:21)
- ↑↑ああいうの周りにしわ寄せがくるからな。あまりにも遅刻が多いから席替えしたいというクラスの訴えに3日遅刻者がいなかったらねって言われて結局そのままの席で卒業したのを思い出した。 -- 名無しさん (2014-06-02 06:02:53)
- ↑↑わかる。読んでて声だしてえっ嘘だろって言っちゃった -- 名無しさん (2014-07-18 13:08:47)
- ↑それでも全然憎めない、何かしらもってるなって思えるヤツもいるじゃん。この双子もそんな感じじゃないか。 -- 名無しさん (2014-08-08 09:00:05)
- グリフィンドールだからこそ悪戯が受け入れられたんだろうって思う -- 名無しさん (2015-03-14 23:27:12)
- 人殺しすぎだとは思ったけど、戦争…それも最終決戦という一番ヤバい戦いだから主要人物含む・敵味方関係なく余計な犠牲者がたくさん出ても仕方ないとも言える・・・ -- 名無しさん (2015-04-30 00:12:47)
- 炎のゴブレットでのハリーの不本意の参戦とか、ロンの監督生就任を率先してからかってたのはちょっとどうかなー、とは思った。 -- 名無しさん (2015-06-19 17:00:13)
- フレッド亡き後の店は昔ほど繁盛しなかったんだろうな -- 名無しさん (2015-12-04 11:51:57)
- 何気に材料に魔力がある先天的なマジックアイテムではなく普通のアイテムを後天的にマジックアイテムに変える方法を思い付いた天才(災)達 例:盾の〜シリーズ -- 名無しさん (2015-12-04 13:06:05)
- なんていうか超えちゃいけないラインをすごく絶妙に超えないんだよなあ。 -- 名無しさん (2016-03-31 21:03:13)
- 盾のシリーズは魔法界ではノーベル賞級の発明では?あれ身につけてると相手は真正面から強力な呪文叩きこむしかなくなるから、戦術がかなり限定される。後世魔法師史と闇の魔術の防衛の教科書に名前が乗るかもしれん -- 名無しさん (2016-06-11 23:38:14)
- 脚注とか知る人ぞ知る的な話で二人の武勇伝とか他の商品が紹介されてそう -- 名無しさん (2016-06-12 19:58:21)
- ↑4 2巻の父親の車のことを考えると父親の趣味をヒントにしたのかもしれない。 -- 名無しさん (2016-08-05 17:15:14)
- ↑14モンタギューをようわからん魔法道具にぶち込んで行方不明にしてたりもどきにしたり以外と大事もしでかしてるけどねw -- 名無しさん (2017-08-19 18:24:44)
- ジェームズとシリウスに比べたらマシというだけで、傍迷惑な不良としてウザがられていた可能性もある。ロンは実際こいつらを鬱陶しがってたし。 -- 名無しさん (2017-09-28 15:23:14)
- はじめてハリポタ読んでた小学生のころは、「なんだこいつら」って正直思ってたけど(ロンをからかうなど軽口が多かったですし)、五巻でアンブリッジに仕返しして去っていったのはスカッとしたと同時にちょっと寂しかった。見ててハラハラするしたまにムッとするけど憎めなくて、根はいいやつ、きっと彼らってそんな人だと思うんです。そんな私はいまや大の双子ファン! -- 名無しさん (2018-08-13 16:17:36)
- ゲーム版では百味ビーンズを金銭がわりに色んなアイテムをくれる商人ポジション。かなりお世話になった。 -- 名無しさん (2019-02-14 13:37:13)
- 商品一覧のとこ、ウンのない人と食べられる闇の印が抜けてるよ -- 名無しさん (2019-12-20 23:09:34)
- ゴーストになってwwwに住み着いてたら良かったのに -- 名無しさん (2020-10-31 05:30:53)
- 前半はロクでもないお騒がせ生徒だけど後半のドシリアスな雰囲気を暗くなりすぎないようにいい感じに和ませてくれるキャラ。特に5巻とかガマガエルと無能な魔法省共のせいでハリーが孤立させられていく中いい感じにガマガエルに意趣返ししてくれて笑いを提供してくれることで鬱になり過ぎずに読み進められた。 -- 名無しさん (2021-05-28 02:27:22)
- ハリーの最初の学友で兄貴分なんだよな…ハリーに二度も自由をくれたり彼らなりのやり方で援護したり…ある意味彼らこそがジェームズの遺志の体現者だったのかもね -- 名無しさん (2021-06-26 20:52:12)
- 多分リアリティ演出の被害者なんじゃない?ハリーにとっても読者にとっても、大切な人があっという間に亡くなるのが戦争だよっていう作者からのメッセージ的な -- 名無しさん (2022-03-17 17:42:45)
- やたら辛辣なジョークが多いのは、そもそもイギリスのお笑いが誰かを小馬鹿にしたりして笑いを取るブラックジョークが主体だから。自虐ネタが多い日本のお笑いとは正反対なのよね -- 名無しさん (2023-03-24 19:23:41)
最終更新:2025年02月04日 12:05