司祭アグニム(神々のトライフォース)

登録日:2009/11/09 Mon 01:13:56
更新日:2023/12/26 Tue 22:55:15
所要時間:約 3 分で読めます







突如ハイラル城に現れ、魔術で兵士を操りハイラル城を掌握。
王と女王を殺害し、ゼルダ姫を生け贄にしようとする。

公式イラストでは青白い肌に赤いローブを着ているが、ドット絵では緑色。
イラスト版では服にシーカー族のものとよく似た目玉模様が描かれている。
またイラストでは怒りに燃えるような激しい目つきをしているが、ゲーム中では慇懃無礼で妖しげな口調である。
GBA版ではリンクを「ぼくちゃん」呼ばわりするなど、口調が多少ふざけたものに変わっている。


正体は闇の世界に閉じ込められたガノンの分身。
後のシリーズで似た存在だと時のオカリナのファントムガノンあたりが当てはまるだろうか。

遥か昔にガノンを封印した7賢者の子孫を生け贄にすることで、光の世界・闇の世界を統合することが目的。


☆以下攻略法

1回戦(ハイラル城)
攻撃方法は三種類の魔法。
アグニムは実体を持たず、ある特定の魔法(七色に輝く光球)をマスターソードで跳ね返してダメージを与えることになる。
ちなみに、直接斬りつけると、逆にこちらがダメージを負う。
占い屋に寄っていれば「マスターソードはアグニムを斬るためのものではない」というアドバイスや、
道中にある石板を調べれば「奴の魔力を逆に利用するのじゃ」という助言がもらえるのだが、
これを知らなかった人、意味が分からなかった人は、倒し方について頭を悩ますことになる。
魔法の中でも部屋中央に移動して放つ電撃はハート3つというでかいダメージになるので注意。
倒すとアグニムはリンクを巻き込みながら闇の世界へ逃走する。

2回戦(ガノンの塔)
基本的にはハイラル城の時と同じ。LV4の剣をもってしてもこちらがダメージを受けるだけである。
ただし3体に分身するため、魔法を跳ね返す相手を見極める必要がある。
偽者は半透明になっているのですぐにわかるが、わずかな時間差を置いて三方向から攻撃してくるため、どの弾を跳ね返すか、回避するかの判断が難しい。
一方、跳ね返せばダメージを与えられる魔法を複数放ってくる事もままあり、それらを本体にまとめてぶつければ場合によっては1回戦より楽に倒せる事も。
1回目より装備やハートに余裕がある筈なので、落ち着いて対処しよう。



ちなみに魔法はマスターソードだけでなく「虫取りあみ」でも跳ね返す事が可能。
虫取りアミを振り回す動きに、回転切りの動きのプログラムを流用しているのか…?
後のシリーズ作品「時のオカリナ」では虫取りあみがなくなったが、代わりに空きびんで魔法を弾けるというセルフオマージュがある。

マスターソードは目の前にしか当たり判定がなく振りが早いのに対し、虫取りあみは回転する上に振りが遅いので跳ね返しやすい。
ただし剣の方が跳ね返す方向を定めやすいため、どっちがいいとは一概には言えない。

そして説明書には虫取りあみを持ってアグニムに立ち向かうリンクのイラストが…



姫川明氏が描いた漫画版では設定が変更され、かつては人間で左利きの騎士(リンクの父親)と親友だったがトライフォースの存在を知り親友を裏切って闇の世界のガノンと契約し、魔族へと変わってしまった。

最期はガノンに見捨てられ雷に撃たれ、ゼルダの名を呟きながら果てた。


ちなみに『ふしぎの木の実(大地の章)』では中ボスにアグニという魔術師の中ボスが登場する。
魔法を撃つ(※跳ね返せない)、3人に分身するなど、限りなくアグニムを意識したキャラである。
こちらは普通に剣で斬れるが、本物を見極めるには明かりを灯さないとダメ。

いつもの打ち返し戦法が出来るのは『時空の章』の中ボス、死神のデスタルフォス。
こちらは魔法を跳ね返してコウモリの姿に弱体化させてダメージを与えていくことになるが、逆にリンクが喰らうと暫くの間赤ん坊の姿になってしまう。
また、いつもと形が違う魔法はやっぱりアグニム同様に炸裂する性質持ち。


続編『神々のトライフォース2』ではロウラルからやって来た司祭「ユガ」が彼の軌跡に沿った活躍をしている。
つまり2代目アグニム。
ただし、最終的に辿る結末とそこに至るまでの活躍はアグニムとかなり異なる。初見では驚くこと必至。




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最終更新:2023年12月26日 22:55