登録日:2012/03/04 Sun 09:52:13
更新日:2025/01/12 Sun 10:46:43
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李 超狼(リー・チャオラン)は、『
鉄拳』シリーズの登場人物。
目次
★プロフィール
格闘スタイル:マーシャルアーツ
国籍:
日本
CV:
置鮎龍太郎(『5』~)
銀髪の美形で、ややキザ。「エクセレント」が口癖。
平八に育てられ、幼い頃より一八と同じように帝王学を叩き込まれた。
三島財閥の座を狙って幾度となく大会に参加しているが、一八に邪魔をされ(ていると本人は思っている)、成就していない。
『鉄拳』初代から登場し、『3』以外全ての作品に登場。
『4』では髪を紫色に染め、名前も「ヴァイオレット」として大会に参加しているが特定の条件を満たすと「リー」として使うことができる。
★各ナンバリングのストーリー
●1
三島財閥を乗っ取るため、The King of Ironfist Tornamentに参加する。
●2
1で一八に敗北してしまい、優勝して財閥頭首となった一八の雑用係になっていた。
それ以降スランプに陥り技のキレが衰えてしまうが、謎の老人によって鍛え直されて以前を凌ぐ強さを得たリーは再び財閥を乗っ取るためThe King of Ironfist Tornament2に参加する。
●3
2終了後、再び財閥頭首に返り咲いた平八に三島家より追放されてしまう。(理由は2で一八側に付いていたことが平八の怒りに触れたため)
その後しばらくは平八への怒りに燃えていたが、「どうせ自分より早死にする老人だから」と考えを改め、某ヒューマノイドメーカーの筆頭株主となって、約20年バハマで悠々自適の生活を送っていた。
そのため、参戦していない。
自分の会社であるヴァイオレット・システムズもこの時期に設立したものと思われる。
●4
隠居生活の中で、遺伝子学分野で躍進を続けている新興企業
G社の株が大量に売り出されているのを知る。
不審に思い調べてみると、三島財閥との間に何かあった模様で、そこへタイミングよくThe King of Ironfist Tornament4の開催が告知される。
三島家への恨みとかつての情熱が蘇ったリーは、銀髪を紫に染めて
サングラスをかけ、名前も
ヴァイオレットと偽り大会に参加。
また、これは自社の最新鋭
ロボット「
コンボット」のテストおよびPRを兼ねたものでもあった。
●5
4の大会中、死んだはずの一八が対戦相手として現れ、動揺から敗北してしまう。
その後、平八の死後混乱する三島財閥の乗っ取りを試みるが失敗する。
The King of Ironfist Tornament5開催が発表されると、一八が財閥を乗っ取り大会を主催したと思い、一八への復讐と財閥乗っ取りを目指し大会に参加。
●6
5の大会中に主催者が一八でないことを知り、棄権した。
やがて、世界を混乱に陥れた三島財閥に対抗する組織としてG社が台頭し始めた頃、その武力行使に疑問を抱いたリーは、調査によって一八がG社の実権を握っていることを知る。
その後、開催が発表されたThe King of Ironfist Tornament6に一八も参加することを知り、G社の株を多数持っていたことから株主優待券を使って自身も大会に参加する。
●7(家庭用より)
平八が頭首に返り咲いた三島財閥、一八が裏で支配するG社…世界は二大勢力による全面戦争へと巻き込まれていた。
どちらの勢力に付くのが得策か…世界中が揺れ動く中で、平八と一八を憎むリーはそのどちらも選ばず、
鉄拳衆を離反して三島財閥に反旗を翻した
ラース・アレクサンダーソンを密かに支援するという独自の道を歩み始めた。
リーの復讐劇が静かに幕を開ける…!
「飽くなき闘争と反逆、それが三島の血統」と一八が語る三島家で育てられたが、『6』のシナリオキャンペーンモードでは窮地に陥ったラースを助けたり、映画『ブラッドベンジェンス』では教師として登場し、シャオユウとアリサを匿うなど、性格は意外と優しい。エレガントな男である。
また、シリーズを通してかなり時を経ているが、見た目がほとんど変わっていない。(現在50歳)
繰り返す、現在50歳。
2以前から登場するキャラでも、コールドスリープによって2当時の肉体年齢を維持しているウィリアムズ姉妹はともかく他の面々は皆年相応に老けていってるのに。
一応 二枚目に分類されるが、現在はほぼお笑い担当。ルックスも性格も良いのに、公式から残念な
イケメン扱いされている。
各キャラのエンディングによく出演する。クマの秘書をしたり、平八にビキニを着せボーイをさせたり、バーテンダーをしたりしている。彼のエンディングは基本的に三島一家を屈服させる物だが、
仁だけは完全な巻き添えである。その為、一八復活以降は三島一家の中では仁だけはラースと共に自社に保護しては平八と一八に対抗する為に彼らと共に戦う第三勢力として7以降での位置づけになった。
コメディな部分もみせてる所もあるが、8では再度主人公ポジションになった仁を支援と理解者というかつての残念な面が薄れてカッコいいキャラとなっている。
★性能
前述の通り、当初は
ロウ+三島流喧嘩空手の一部の技を使うコンパチだったが、『6』以降はロウのモーションが一新されたため、ほぼリー固有の格闘スタイルになった。
最大の特徴は特定のタイミングでボタン入力すると派生技が強化、またはそのタイミングで押さなければ派生技自体が発生しないジャスト入力。この入力の難しさにより、使いこなす難易度は鉄拳の全キャラでも屈指の高さとも言われている。
『8』のヒートモードの効果は「ジャスト入力しなくてもヒートゲージを消費してジャスト入力版が出せる、ジャスト入力に成功したらヒートゲージが回復する」というもの。
華麗な足技で攻め立てる空中コンボは華やか。
運び能力・火力共に優秀で、豊富な中段技を持つ。
反面、若干下段が薄め。
正面に強いが横移動に弱い。
スキの小さい下段や連携で相手を焦らし、攻めてきたところにカウンターを決めるのが基本戦術。
操作がややテクニカルなので、中級者以上向け。反面、自由に動かせるようになれば楽しいキャラクター。
しかし上手い人が使うリーはカッコイイので必見。
★代表的な固有技
『ヒットマンスタイル』
『TTT』で手に入れた新技。重心を後ろに下げ、相手を
挑発するポーズを取る。ここからフリッカージャブなどいくつかの派生技を出せるので、相手にプレッシャーを掛けられる。
『ミストキック~ミストトラップ』
『TTT』で追加。ミストキックは中段・上段と出せるなんの変哲もない左キックだが、素早く二回押すことで中段蹴りを出さずに上段蹴りを出せ、その上段蹴りをガードさせた後にジャスト入力(猶予1Fのフレームパーフェクト)でRKを押すと投げに派生する。極めて難しいが非常に強力。
『トリプルファング』
『TTT』で追加。裏拳による三連撃。二段目をジャスト入力することで次に出す最終段が強化される。(通称スーパートリプルファング)主にコンボや確定反撃に用いる。
『アシッドレインキックコンビネーション』
鉄拳4で追加され、一度削除されたが7で復活した技。2発目以降はジャスト入力しなければ発生しない三段蹴り。LPから派生可能で最終段まで連続ヒットしダウンを奪えるため、ダウン追い打ちを含めると10F確定反撃としては全キャラ最大の威力を出すことができる。(通称ジャブアシッド)
『ビューティフルスパンク』
リー基本のバウンド誘発技。「それが届くのかよ」ってぐらいに見た目よりリーチがある。バウンドだけでなく、2発目でカウンターヒットも狙える。
『インバーテッドアクセル』
『ミストステップ(6N)』から出せる華麗な二段蹴り。一、二段目どちらが当たっても浮かすことが出来る。
『ブレイジングキック』
「ホワイヨ!」……実際は「Fire!(ファイア!)」と叫びつつ、相手を高く浮かせられる。ガードされると19フレーム不利なので多用はできないが、ここぞという時に使って威力の高い追撃を決めたい。
『ギャラクティスクロー』
『TTT2』で手に入れた新技。バウンドを誘発でき、尚且つ反撃を受けない強力な技。横移動には弱いので、相手の起き上がりを見極めて使っていこう。
追記・修正はエレガントにお願いします。
- 彼の最終兵器(?)ニセ平八&ニセ熊に吹いたのは俺だけじゃないはず(発音もニセへいはぁちぃっ!ニセクゥマぁ!!なあたりますます笑いが…) -- 名無しさん (2013-06-17 17:26:00)
- なんかまたシリアス方面でのメインキャラに戻れたみたいだね -- 名無しさん (2017-06-01 18:39:32)
- シルバーサイクロンが好きだったw -- 名無しさん (2020-06-19 17:23:16)
- 一八の噛ませ→エクセレーンを擦るギャグキャラからの主人公格の良き理解者&後援者というめっちゃ美味しいポジションをいつの間にかゲットしてた人 -- 名無しさん (2024-05-05 22:54:21)
最終更新:2025年01月12日 10:46