アルベル・ノックス

登録日:2009/09/27(日) 13:18:42
更新日:2024/10/16 Wed 17:42:06
所要時間:約 13 分で読めます





Albel Nox

触手の生えた焼きプリン

年齢:24歳
身長:185cm
体重:64kg
種族:エリクール人

エリクール2号星にあるアーリグリフ王国の重騎士団「漆黒」の団長を務める。
通称「歪(いがみ)のアルベル」。

口が悪く、傲慢にして無頼。
口癖は「クソ虫」「阿呆」。

ツインテール、首輪、貧乳、へそ出し、ニーソが生み出す絶対領域等、定番の萌えポイントをあざとく押さえている。それ故か人気投票では1位に輝いた。

カタナと呼ばれる特殊な刀剣の扱いに長けた人物で、個人戦においては疾風の団長であるヴォックス公爵に匹敵する力を持っていると言われている。

シーハーツ側にいるフェイト・ラインゴッド達と対立し、幾度か剣を交えることになるが、バンデーンに対抗する為和平会談後にしばらく仲間になる。
直接の戦争相手であり、目の前で部下をいたぶられた事もある為、ネルとは未だに深い因縁が残っているようだ。

【戦闘】

武器は刀と手甲。手甲装備でも刀攻撃の威力はちゃんと上がる。その逆も然り。
歴代シリーズの主人公が代々使用してきたエダール剣技(空破斬、双破斬等)の必殺技を使い、我流のフェイトに対して正統派の剣士である。

バトルでの性能は、ATK・HIT・AGLの値がトップクラス。
HPはやや高く、MPはやや低く、DEFは平均的。
アルベル最強防具自体は重戦士用最強防具と大差ない性能だが、防具には不満が残る。
軽戦士系で唯一ヴァルキリーガーブ(全防具最高DEF・HPとMPが30%上昇)を装備できず、当然重戦士用の低DEFの代わりに火と水属性無効や石化と凍結耐性付きの防具も装備できない。
残る特殊効果付きの軽戦士用防具は全属性半減しかなく、それもアクセサリーのトライエンブレムやブレイズシンボルで代用できてしまう。
選択メンバーは4人全員耐久力に問題があるのだが、HPが高い代わりにMPが最低・DEFが平凡・ヴァルガブを装備できないロジャーと並んで耐久力が最低レベル。
幸い中~遠距離技がそれなりにあるが、撃たれ弱いメリットはダメージ系CAの威力が上がることくらいしかない。

ステップは移動距離が短く、後ろステップ開始が遅いので飛び退き中に無敵解除するというネル・ゼルファーと同じ性能。
アイテム使用動作が長く(10人中5人が長いのだが)、起き上がり速度もフェイトと同じく長め(起き上がり動作の長短は一長一短だが)。
移動開始時と終了時の動作時間、そして怯みの動作時間は普通。
移動速度は5位で使いにくさを感じさせない。
詠唱速度はマリア・トレイターと同じく最速であり、スフレ同様例外的にファクター「詠唱時間短縮」がレベルアップ習得以外の呪文に適用される。

〇通常攻撃
近距離小攻撃は刀で横に斬りつけ、〇ボタン追加入力でGutsがある限りずっと斬り続ける。
味方の必殺技の合間にコンボを継続する際などの様々な状況で便利で、連打しているだけでも強く、アルベルの運用で重宝する。
スフレと同じく敵が攻撃動作中に敵の近くで正面45度ほどの場所にいるときに×ボタンを押すと無敵状態のカウンターを繰り出す。
カウンターは近小に似た攻撃動作で、大性質ではなく小性質だが、〇ボタン追加入力で近小に移行する。
近大は刀と手甲の振り下ろしで、全キャラで唯一消費ガッツを1にまで軽減でき、混乱の状態異常の追加効果がある。
近距離で滞空中の敵に対して対空大ができ、刀と手甲の二段攻撃で垂直に高く打ち上げる。
CAエイミングからは追撃が間に合わないことが多いことが残念。
遠小は中距離から刀で衝撃波を出し、〇ボタン追加入力で飛び掛かりながら刀で斬りつける。
ショートレンジでも発動するので実質的にミドル~ロングレンジ小攻撃であり、中距離から攻められる点が優秀で、どちらもガッツ減少効果があるのでキャンセルコンボの始動に向き、風属性があることが特徴。
遠大は蛇行しながら刀で斬り払い、当たるか9回攻撃するまで刀を振るう。
当たると敵を垂直に高く打ち上げ、ガッツ減少効果がある。
攻撃後の隙と対空大の攻撃前に隙があり、フェイトと違って自力で空中コンボできないことが惜しい。

近小と「一定時間無敵になるが攻撃不可能。ただしボタンの追加入力と押しっぱなしは有効」のアイテム「無敵ユニット」「イクラビーズ」の相性が抜群。
無敵ユニットはクリエイターのバニラが登録(=クロセル戦後)してから入手可能になり(バニラが作るかは運任せ)、ストーリーが進行して再びエリクール星に戻ってきたらバニラと契約すれば自由に作製できる。
つまりその後のスフィア社からのボス戦が単なる作業と化す。
無印はファクター「通常攻撃で弾発射」で敵が怯むが、DCは敵が怯まなくなった。
通常攻撃にとって向かい風な変更点だが、無敵化アイテム戦法なら怯まなかった敵の反撃の小を誘発して、近くに作戦を「なにもするな!」にしたキャラを立たせてプロテクト役にできる。
また、近小は火力が高いことも評価できる。
ダメージ計算式と秒間ダメージ計測方法はフェイトのページ参照。
ATK9,999、敵DEF0、バーサークON、SLV10、消費ガッツ-4、判定+3、光弾3種、フルアクティブON。
HPダメージアップ近小でガッツ切れまで攻撃し、全体動作約43秒で、HP98,718秒間ダメージになる。
同様にMPダメージアップでHP45,915とMP10,595秒間ダメージと非常に強力で、クリティカルMPとの相性が抜群。
「無数の〇弾を出す 高威力」系を3種とも付けていればさらに火力が出せる。
高威力弾は個数限定品のため他の弾で代用する人が多いと思われるが、それでも十分火力がある。
近小が強力なマリアネル同様に、S〇にダメージアップ系BSをセットするだけで近距離アタッカーが務まり、余ったCPで遠距離戦や補助役もこなせるBS構成にできる。
近小の欠点は当然ながらプロテクトされることとCPUの追加入力がまちまちなこと(敵の残りGUTSに合わせて追加入力の有無を決める)。
ちなみに同じく無敵アイテム併用戦法で有名なスフレの「近小→プリズミックかマジカル→コンボ~」の秒間ダメージは、最速キャンセルで全体動作時間41秒かつコンボが合計52ヒットでHP109,694とMP8,413。
アルベルはHP火力は不利だがMP火力は有利なのだが、最終的に何回も戦えるボスが総じてHP攻め有利なことに注意。
また、無敵中のCPUの挙動はスフレに軍配が上がる(CPUはコンボをキャンセルしてしまうが、無敵中デメリットでキャンセルを阻止され、消去法で追加入力する。アルベルの近小は必殺技ではないので追加入力は敵の残りGUTSに左右される)。

FDイセリア・クィーン戦で「気絶させる→近大→反撃の小の2ヒット目をプロテクトして気絶させる」の繰り返しで一人で7分台で倒す動画がニコニコ動画にある。
ちなみにイセリアの小の1ヒット目をプロテクトすると2ヒット目でCAが出ない(CAを出す処理が間に合わないから?)が、2ヒット目が当たった瞬間にメニューを開くとCAが出る(処理する時間を確保したから?)。
2連続CAエイミングで高く打ち上げたイセリアに対空大の追撃が間に合う。

〇DC版最弱キャラ説について
無印版とDC版とで性能および使い勝手がかなり変わるキャラ。
無印版では通常攻撃も必殺技も使いやすいキャラだったが、DC版では弱体化してしまった。
どれほどかと言えば「アドレーと並ぶ最弱キャラ候補である」ほどだ。
なお上級者たちからのキャラ性能評価の見解を平均すると、無印は「スター・フォールのロジャーが最強。DEFしか取り柄が無いフェイトが最弱。他のキャラは一芸持っていて対等」で、意外にもキャラクターバランスが取れている。
一方でDCは「旧来固定メンバーは全員強化されて強い。選択お子様ペアは弱化が少なく済んで強い。新規固定メンバーペアは調整不足コンパチキャラで弱い。選択大人ペアは弱化が酷くて弱い」で、再調整でキャラクターバランスが悪化したと批判されている。

よく指摘される「弱体化の原因は、ダウンさせる必殺技ばかりでキャンセルボーナスの恩恵が少ないから」は実は大間違い。
なぜならダウン攻撃には「怯ませる=確実にダウンさせる」と「怯ませる=まれにダウンさせる」の二種類があり、通常攻撃と必殺技のすべてを合わせても、どちらのダウン攻撃もクリフミラージュの方が多いのにクリフとミラージュはコンボが豊富だ。
アルベルの弱体化の原因は、「必殺技の威力が下方修正されているのに、多くの必殺技が追い打ちがとどかないほど遠くに吹き飛ばす或いはすぐに着地して追い打ちできないほど低い角度でダウンさせるのでキャンセルした技が当たらないから」である。

最弱キャラ説があるが強みはある。
ユニバースまでのザコ戦=補助スキルガードレス+魔光閃で楽勝。
ボス戦=無敵化近小でFDアザゼル戦からFDフレイ戦まで楽勝。
回復=全キャラ最速のヒーリング詠唱。
スタンやダウン技で補助=近小や多くの技で簡単。
CAエイミング空中コンボループハメ=無限・双破斬で簡単。
ゲットアイテム及び反撃小プロテクト囮ハメ=魔掌壁で簡単。
FD硬直現象=(無限)空破斬で簡単。
お手玉=遠大と対空大でフェイトと2人でハメられる。
少なくとも絶望的に弱い性能ではない。

アルベルの真の弱みは「FDのザコ戦で特別強力な戦法が無い」「最終的な耐久力がロジャーと最下位争い」「CPUのキャンセル・追加入力・押しっぱなしの思考がメチャクチャ」「HP最高秒間ダメージを出せる状況が限定的」「ラスボス以降のボスの多くがHP攻め有利」「最終的に独自の強力な戦法が無くなる」である。
例えばイセリア戦で近大戦法はクリフならステップでかわせる・ユニバース以下ザコ戦はバトルブーツ戦法で楽勝・回復はフェアリーライトのソフィア・エスティードとアドレーが有利・スタンとダウン技はクリフも適性がある・ゲットアイテム戦法はネルの風陣でも可能といった現実がある。
アルベルをバランス型と見るか器用貧乏と見るかで戦闘メンバー採用および最弱キャラ説の真偽が決定される。

【主なバトルスキル】

〇チャージ
移動距離が長くて素早い体当たりで横に吹き飛ばす。
CPUがキャンセルする。
ATK9,999、敵DEF0、バーサークON、SLV10(チャージとエリアルはSLVの影響はないが)、消費ガッツ-4、フルアクティブON。
仲間に呪文サンダーフレア等で拘束してもらいながら遠小1回止め→チャージ→チャージ~で全体動作時間が6秒、秒間ダメージは129,625。
空中ダウン中の敵に攻撃呪文が当たると、敵がその後地上ダウンしても食らい判定が消滅しない状態になり、敵を転倒させやすいアルベルでも楽々コンボできる。
申し分ない火力であり、限定的な状況でしかコンボが成立しないが試してみる価値が大いにある。

〇エリアル
空中に向かって素早く体当たりし、敵を上方向に吹き飛ばす。
チャージと交互に使えばフィールド端に行くまではコンボが成立する。
低威力のエリアルと高威力のチャージを小と大のどちらにセットするかはプレイヤー次第。
エリアルならプロテクトでダメージ系CAを受けても被害は少なく、チャージはCAがこわいが小でもカンストダメージになる。
CPUがキャンセルするのでチャージと組み合わせてみるといい。
拘束しつつ遠小→エリアル→エリアル~で敵に密着して跳躍を低くして動作時間を短縮し、動作5秒で秒間41,275ダメージ。
エリアル連発ではコンボが難しい点もあるので、できれば起き攻めコンボの起点かチャージとのコンボに使おう。

〇空破斬
刀を振り上げて地を這う衝撃波を発生させる。
射程距離が長い・沈黙効果付き・消費HPとガッツが少ない・CP2で済む・硬直現象対応・CPUがキャンセルするという便利な技。
CPUに遠距離戦をさせるなら空破斬が安定するというかコレしかない。
DCで風属性が付いたことが残念。
このゲームの敵は弱点属性がある敵が少ないのに、耐性を持つ敵が異様に多く、全属性耐性・無効・吸収がザラ。
トライエースのゲームバランス感覚がアホな証左。
遠小空振り→空破斬→早めキャンセル空破斬→遅キャン空破斬~ですべてを大性質にして、23秒で、秒間70,760ダメージ。
火力がそこそこあるが、やはり風属性が足かせになっている。
ザコ最強と恐れられるモンジャラゴラ(弟)は風耐性がなく、ヒーリングを沈黙で防げて、低いHPを効果的に攻められるので意外に有効。

「吹き飛べっ!」


〇衝裂破
周囲に半円状の衝撃波を放ち、敵を上空へ吹き飛ばす。
短所は発生がやや遅い・早めキャンセルで攻撃途中で終了・風属性付き。
長所はCP2・攻撃範囲がやや広い・CPUがキャンセルする。
この技のダウンはクリフミラージュのマイト・ディスチャージなどと同じく「基本的に地上のけぞりだが、たまにダウンさせる」タイプ。
つまり衝裂破だけでもコンボが出来なくもない。
また、攻撃動作が長くて少し前進するので、他の必殺技と組み合わせて起き攻めコンボしやすい。
遠小→衝裂破→5ヒットしたらキャンセル衝裂破~で、全体13秒、秒間98,265ダメージ。
高火力だが「毎回最大の5ヒットで、途中でダウンさせず、風に耐性が無い」が前提となる。
とはいえ空破斬の代わりのコンボパーツとしても機能し、最後まで使っていける性能だ。

「邪魔なんだよっ!」


〇気功掌
左手に気をためて発射。
高威力・MPダメージ有り・ガッツ減少効果あり・ショートレンジで即発動して中距離戦に対応・CPUがキャンセルする。
ダウン効果つきだが軽く浮かせることができるため、チャージや双破斬などの技でなら追撃できる。
呪文サンダーフレアなどで敵の位置を固定して遠小→気功掌→気功掌~で全体8秒、秒間HP86,578、MP3,613ダメージ。
HPもMPも火力が高めで、起き攻めコンボの締めにも適している。

「破ぁああっ!」


〇双破斬
斬り上げと斬り下ろしの2連撃。
発生が早くてリーチが長く、使いやすい。
2ヒットだがひるませる能力が高く設定され、ヒット後はダウンさせる。
キャンセル可能タイミングが早く開始され、攻撃終了後の動作が長い(=キャンセル可能時間が長い)ことを利用して、敵の起き上がりに合わせてキャンセルすれば気功掌などの技で起き上がりを攻めるループコンボが可能。
CPUがキャンセルするが、CPUは最速でキャンセルすることに注意。
仲間の攻撃で敵の位置を固定して遠小→双破斬→双破斬~で全体11秒、秒間64,997ダメージ。
最速キャンセルして毎回全ヒットすれば特別低い火力ではないが、できれば起き攻めコンボで使いたい。
某テイルズの技の類似品とか言わないの。
……と言うか元々テイルズを作っていた会社だから仕方ない。

「ぬぉぉりゃぁっ!」


〇吼竜破
地面から赤い闘気のドラゴンを6体呼び出して敵を攻撃。
MPダメージがあり、当たるとダウンさせる。
ドラゴンは敵を追尾し、1体につき3ヒットするが、敵のサイズが小さいとヒット数が減りやすい。
ドラゴンの出現が遅いためコンボには組み込めないが、双破斬や気功掌などからキャンセルして起き攻めコンボができる。
CPUは上手く当たればキャンセルしてくれる。
起き上がりが速い敵には吼竜破の出始めに反撃されやすいので、仲間を敵に近づけてプロテクトさせたり、仲間と一緒に起き攻めして対抗しよう。
また、多くヒットするとロングレンジになるので、仲間のサポートを絡めてショートレンジを維持したり、離れた間合いから連発しよう。
発動開始位置はショートレンジならどこでもOKで、射程と範囲がそれなりにあるので中距離技として扱える。
無印ではゲーム中トップクラスの火力を誇る。
しかしDCで威力が1/3未満に弱体化し(300%CBでも無印の威力にあと一歩届かない)、おまけにCPが1増加して7になった。
遠小→吼竜破→吼竜破~で吼竜破が常に18ヒットしたとして、全体24秒で、秒間HP60,726、MP4,646ダメージ。
DCでもMP火力が高い方であり、HP火力は絶望的に低いというほどではない。
だが現実問題で18ヒット達成が困難で、補助スキルクリティカルMPをセットするCPの余裕が無い。
やはり他の必殺技と組み合わせることで安定する。
もし無印と同じダメージ倍率であれば超高火力の反則技になっていたことは言うまでもない。

「焼き尽くせっ!」


〇剛魔掌
闘気を纏った爪で敵を斬り刻む。
MPダメージ有り・ガッツ減少有り・CPUのキャンセル対象・隙が小さいという便利な技。
高確率でダウンを奪えるので、吼竜破との起き攻めループが有名。
衝裂破や双破斬などの技と組み合わせてコンボのラストにしても良い。
それだけでなく起き上がりが速い敵なら剛魔掌の連発でも起き攻めループできる。
4回攻撃だが、3回目は3ヒットする。
ただしそれで遠くに飛ばしてラストの爪が当たらないことがあり、キャンセル先の吼竜破の攻撃開始前の隙を突かれてしまう。
DCでは威力が低下し、CPが1増加して5と弱体化。それでも使いやすい部類。
仲間の攻撃で敵の位置を固定して遠小→剛魔掌→剛魔掌~で剛魔掌が全ヒットした場合、全体13秒で、秒間HP104,782、MP4,561ダメージ。
チャージのように状況が限定されるが高火力であり、吼竜破ほど酷い調整がされずに済んだことが分かる。

「斬り裂いてやるぜ!」 


〇魔掌壁
負のオーラの壁を作り出す。
動作が短い・MPダメージ有り・28HIT・その場で幾度となくダウンさせる・壁の出現中に自由に行動できるというアルベルの代表的なハメ技。
フェイトのイセリアル・ブラスト、クリフミラージュのエリアル・レイド、マリアのプルート・ホーン、ソフィアの近大といった技をぶち当てるチャンスを作れる。
ボス含む殆どの敵をハメられるが、さすがに最強ボスのフレイはレナスやイセリアと違ってハメさせてくれない。
珍しくMPにしかダメージを与えられない・地属性あり・範囲が狭い・他の必殺技を使うと壁が消滅する・CPUがキャンセルしない点に注意。
DCではやっぱり弱体化。
DCではマリアのグラビティ・ビュレットに代わるゲットアイテムのお供技。
アルベル自身だけでなく仲間のゲットアイテムも発動させられる。
ちなみにグラビティやネルの風陣と違って、必殺技に適用されるのはゲットアイテムのみ。
仲間の攻撃で敵の位置を固定して近小→魔掌壁→魔掌壁(先ほどの魔掌壁は2ヒットで終了)~で3回目の大魔掌壁でキャンセルコンボを終了すると全体6秒、秒間HP1,300、MP9,569ダメージ。
アルベルの必殺技の中で最高MP火力。
CBに頼らずにS×魔掌壁→S〇MPダメージアップでガンガン押していくのもいい。
FDモードの敵の思考ルーチンが「一定範囲内のキャラに攻撃される→怯まない→小で反撃→ただし反撃対象は、実際に攻撃してきたキャラではなく、最も近い位置のキャラ」となっているので、動作が短い+長時間連続ヒットの魔掌壁アルベルをプロテクト役にできる。
たとえばレナス戦でフェイトがイセリアル・ブラスト、マリアがバースト・エミッションで硬直ハメする戦法に魔掌壁を追加することでダメージ効率をさらによくできる。
イセリア戦で魔掌壁を当てながら、すぐそばでマリアがプルート・ホーンを連射する戦法も可能である。

「俺は無敵なんだよ!」


〇魔光閃
黒いオーラを周囲に展開し、範囲内にいる敵のHPとMPを吸収する。
ボタンを押しっぱなしにすると、ガッツが尽きるまで発動し続ける。
無印では低威力であまりヒットしない微妙な技。
DCでは強化され、主力技として使える性能に。
アルベルの技はヒット後にダウンさせる技が多いため、キャンセルボーナスを乗せやすい点も魅力。
ギリギリロングレンジから発動できるが、遠小→気功掌など→魔光閃と中距離でのコンボをしても強力。
CPUは押しっぱなしにするが、たまにキャンセルするので要注意。
キャンセル無しで使わせることも検討しよう。
もしCPUがキャンセルしなければCPUの安全性がだいぶ改善できたのだが……。
ユニバースモードまでなら、補助スキルのガードレスを付けての魔光閃が凶悪な性能を見せつけてくる。
遠小→空破斬→魔光閃~で300%魔光閃が16ヒットとし、全体17秒で、秒間HP50,011、MP3,088ダメージ。
アルベルの必殺技でワースト2のHP火力で、MP火力はワースト1。
クリア前の必殺技で火力を求めるなら「チャージ→エリアル」「衝裂破連発」「仲間で拘束→チャージor剛魔掌or魔掌壁連発」の中から好みで選ぼう。
逆に安定性を求めるなら「エリアル→チャージ」「空破斬or衝裂破or双破斬or魔光閃→気功掌or吼竜破or剛魔掌or魔掌壁」で十分やっていける。
低火力の魔光閃が強力な理由は範囲の広さ・射程の長さ・吸収能力にある。
囮が必要だが、凶悪ザコのモンジャラゴラ系も遠距離から倒せる。
魔閃光じゃないよ。

「お前の命をよこせ!」


〇無限・空破斬
空破斬を無限に打ち出す技。
打ち出すときにボタンを追加入力するとさらに一発打ち出し、ガッツが尽きるまで、以後も追加入力すると空破斬を放つ。
通常の空破斬より射程が短い・沈黙効果が無い・HPダメージが低い・衝撃波は直線に飛ぶが左右で距離が広い(=大きな敵でないと両方は当たり難い)・空破斬と同じくDCで風属性が付いた・なんとCPUがキャンセルしてしまう。
CPUはキャンセル不可能な状況でも追加入力してくれず(追加入力受付タイミングを過ぎてから衝撃波が当たるから?)、魔光閃以上に相性が悪く、CPUを空破斬以外で遠距離アタッカーにすることが困難である。
低性能のように見えるが、空破斬よりも攻撃間隔が短い・敵に合わせて向きを変える・MPダメージ有りという長所がある。
本作は遠距離戦が簡単かつ安全な戦法で、大半のザコのMPが低く、2体以上いれば両者によく当たることから、なかなか便利な技ではある。
遠小空振り→空破斬→早キャン無空→遅キャン空破斬~ですべてを大性質にして無空が全ヒットすると、全体30秒で、秒間HP89,859、MP3,257ダメージ。
アルベルを遠距離アタッカーにするなら空破斬系のどちらかを使えば良く、耐性があるなら魔光閃を使おう。
モンジャラゴラ系にも有効だが、MPが膨大で最大5匹同時出現するモンジャラゴラ(弟)が相手なら魔光閃や空破斬の方が使いやすい。
…貴方の言う無限って2ケタ程度で終わるものなんですね。


〇無限・双破斬
双破斬を無限に繰り出す技。
二回連続斬りの二回目の出始めにボタンを追加入力するとさらに二連斬りする。
以後も二回目の斬撃の開始時に追加入力でき、ガッツが尽きるまで斬る。
敵を軽く浮かせので単独でのコンボ継続が可能だが、斬りつけながらぐいぐい敵を押し込んでいくため、端まで行くか密着すると敵を落としてしまう。
できるだけフィールドの中央に向かって、そして敵と離れてから使いたい。
習得後のフィールドが狭い戦闘はイセリア戦しかなく、スフィア社以前の敵はもはや脅威ではないのであまり心配しなくて良いだろう。
CAエイミングから繋げられるので、CAエイミング空中コンボループハメが可能。
信じられないことにCPUがキャンセルしてしまう。
マニュアル操作である程度斬ってからであればCPUも追加入力してくれるが、基本的にアルベルはCPUとの相性が悪い(押しっぱなしや追加入力をしない・遅めキャンセルをしない・耐久力がない)ことを認識しておこう。
フルアクならロングレンジから遠小空振り→空破斬→無限・双破斬空振り~と安全にCB300%まで持っていけるが、接近戦でダウンさせながらCB300%で起き攻めする手もある。
双破斬ならダウンさせやすい・敵と間合いを広げる・キャンセル受け付け時間が早くて長く、敵のダウンの有無や起き上がりに合わせられる。
遠小→双破斬→無双空振り→双破斬空振り→無双全ヒットで全体45秒、秒間94,026ダメージ。
遠小→空破斬→無双(先ほどの空破斬は小性質)→空破斬空振り→無双全ヒットで全体49秒、秒間104,633ダメージ。
チャージや剛魔掌は仲間のサポート頼りだったり敵の起き上がり速度に左右されてしまうが、無双は敵を選ばずに自力で出せるHP最高火力技である。
アルベルを近距離アタッカーにするなら、最終的にHPorMPダメージアップ近小か無双のどちらかを選ぼう。
仲間の支援有りならチャージor剛魔掌or魔掌壁の連発も候補に挙がりそうだが忘れて構わない。
なぜなら強敵ほどゴリ押し戦法が通用せず、海外プレイヤーのギャラクシーフレイ1分40秒撃破YouTube動画戦法でさえ成功率が極端に低い。
どうせ2人以上で無敵戦法を使わないスタイルなら、アルベルが魔掌壁で妨害兼プロテクト役になって、マリアのプルート・ホーンを撃ちこむ方が遥かに強い。
てか無限って………最近は小学生でも言わねえよ(そうでもない)。



以下ネタバレあり。


















15歳の時に行った「焔の継承」の際に、アルベルはこれまでの疾風の騎士達のようにエアードラゴンと心を通わせようとするのではなく、自分に従えようとさせた為失敗している。
その代償としてドラゴンの炎を浴びるが、父親で元疾風団長のグラオ・ノックスが間に入って盾となり、アルベルは左腕を焼くだけで済んだ。
アルベルがいつも装備している左手の手甲は、負った火傷を隠す為のもの。

常に俺様調であるが、風雷団長のウォルターには頭が上がらない。

弱者を踏み躙り、強弱でしか人間の価値を測る事が出来ないが、一方で自身の信じる「強さ」を模索して努力を欠かさない人物でもある。

アルベルが執拗に力を求めるのは、幼い頃の未熟さで父親を死なせてしまった事への償いだと思い込んでいるのかもしれない。

仲間にすると、彼の父親が使い手だった魔剣「クリムゾンヘイト」の所有者となる儀式を受けるイベントを見ることができる。
「ヘイト(憎しみ)」の名前を持つ魔剣という時点ですでに嫌な予感しかしないがまさにその通りで、憎しみを糧にするという厄介な代物。
しかも、儀式で魔剣に「正しい憎しみ」を示すことができない場合、最悪の場合は死に至る。
ヴォックスもこの儀式を受けるが失敗しており、命こそ無事で済んだが精神侵食を受けてしまったらしい。
精神侵食による影響がどのようなものかは不明。これが、彼がシーハーツ侵攻を進言した理由の一つなのかも知れない。
なお、アルベルは守りたいものを守れず他人に当たることしかできない己の弱さを憎むと示したことで、所有者として認められた。


アルベル戦では3種類のバトルコレクションが用意されており、いずれも「アイテムオンリー撃破」。
ボム系のアイテムを大量に用意しておこう。
ちなみに、彼はアーリグリフ軍団長・副団長の中でもかなりMPが少ないので、このBCを達成するためにはMPダメージ系が有効。

アルベルは固定メンバーではない為、後半も仲間にする為にはペターニの宿屋で発生するイベントを見ておく必要がある。
先にネルとロジャーのどちらかを仲間にした場合は、カルサアでウォルター卿と会話後にウルザ溶岩洞のクロセルがいた所にいる。
ここでアルベルはフェイトに一対一のバトルを挑み、勝つと仲間に出来る。
ただし、このイベントではフェイトからのクリフ・マリア・アルベルへの感情値が減少してしまうので注意が必要(アルベルはこの段階でカップルエンドは達成不可能なので無意味だが)。
既に仲間がいっぱいの時は仲間に出来ないが、何度でもバトルは可能。
この決闘の有効期限はイセリア・クイーンを倒すまでで、いつ戦うかによって能力が変化する。
最終的にはバトルブーツを確実に落とすので、一から作るよりはここで集めるのもいいかもしれない。

カップルエンディングではフェイトと意気投合し、2人で武者修行の旅をしている。

アルベルの名前の由来は『ソフィーの世界』という世界的ベストセラー小説の登場人物である「アルベルト・クノックス」と思われる。
同様にソフィアの名前も、『ソフィーの世界』の主人公のソフィーから名付けられたと思われる。
『ソフィーの世界』は哲学の入門書と呼ばれ、哲学では「己の世界は、己と次元が異なる者が創造したものではないか」という考え方はありふれたもの。
そして『ソフィーの世界』の物語はスターオーシャン3と完全に一致している。


「偉い奴が強いんじゃねぇ、強い奴が偉いんだ」

「寄るな、動くな、くたばれ阿呆」

「阿呆のクソ虫どもが何人束になってこようと、結果は同じなんだよ」

「ただのクソ虫ではないようだな」





以下重大なネタバレ











































実は男である
CV:千葉一伸

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最終更新:2024年10月16日 17:42