登録日:2011/01/09(日) 11:21:55
更新日:2024/08/12 Mon 23:02:54
所要時間:約 10 分で読めます
Cliff Fitter
ケンカ大好き、オヤジ番長
年齢:36歳
身長:196cm
体重:96kg
種族:クラウストロ人
CV:東地宏樹
フェイト・ラインゴッドがヴァンガード3号星にて出会ったクラウストロ人の男。
フェイズガンの銃撃を軽々と避けるなど、身体能力がヒューマンの数倍高い。
武器を持って戦うよりもガントレットを装備した肉弾戦を得意としている。
豪快、大雑把、いざという時は勘頼み、そして36歳と言う年齢のわりに落ち着きが無いといったちょっと困った中年。
SO3のパーティーで最年長(DC版ではアドレー)だが、その落ち着きの無さと若い外見から全然そんな事を感じさせないクリフさん。
喧嘩っ早く、ロジャーと同じレベルで喧嘩したり美女に弱かったりといった面もあるが、経験のためかなんだかんだで頭は回る。ここ一番の時には頼りになるフェイトの兄貴分である。
反銀河連邦組織『クォーク』の一員で、リーダーの
マリア・トレイターの命令で相棒のミラージュと共にフェイトを追っていた。
何故フェイトを追っていたか、その目的は何なのか、あまり多くを語ろうとはしない。
加入時期はヴァンガード3号星の対ノートン戦からで、以降はパーティーに永久参加する。
一時的にフェイト・クリフ・マリアだけになるので、フェイトをLv.1にキープしている場合は彼頼りになる。
アイテムクリエイションのスキルは鍛冶・機械で高い数値を持つ。
その代わり細かい作業を要求されるものの数値は軒並み低い。
料理のスキルも低いが、クリフを入れないと作れない料理もある。(主に酒のツマミ系)
【戦闘】
見た目通りの典型的なパワーファイターで、HP・ATKの高さはトップクラス。
そしてDEFはナンバー3(ミラージュがいない無印ならナンバー2)という高い。
その反面MP・INTは最低クラスで、HPはほぼ満タンなのにMP切れで戦闘不能になっている事がままある。
タクティカルスキルのバランスコンディションでMP保護に設定することが手っ取り早いが、ファクターのMP
自動回復や被MPダメージ0を付けると良い。
強敵ほどHPとMPの両方を攻めてくるので、下手にバラコンで受けるダメージを偏らせるよりも、HP回復呪文とMP
自動回復を併用する方が耐久性が向上する。
また、有名な「
ソフィア・エスティードの
ゾンビ戦法」は、バラコンHP保護の代わりに補助スキルのファーストエイドや回復呪文でクリフでも十分通用する。
無印版はエリアル・レイド殴りが凶悪な強さで有名で、最弱キャラ説があるフェイトよりも主人公らしいと言われている。
そしてDC版でキャラ性能評価がさらに高くなり、上級者も認める文句なしの強キャラになった。
理由は序盤から火力・補助能力・お手玉能力の高い技を使え、クリア後習得技のマックス・エクステンションが反則的な性能だからである。
クリフはお手玉戦法やRTAでも活躍し、初心者プレイヤーはおろか上級プレイヤーからも褒め称えられている。
また、難易度ギャラクシーモード(通常難易度)でフレイ最速撃破に貢献するキャラでもある。
装備はガントレットで、ボクサーのようなパンチ主体の戦闘を行う。
近距離小攻撃のジャブはHPダメージ倍率こそ低いが攻撃動作が速い。MPダメージアップやスタンを活かしやすく、小攻撃を連発しやすい
CPUと相性が良い。
近距離大攻撃のアッパーは隙が小さくて威力が高く、追加入力でストレートで吹き飛ばす。また、打ち上げた敵を再度アッパーや対空小攻撃の二段蹴り連発で一方的に攻撃していけて、もちろんお手玉にも使える。
中距離小攻撃は確実にガッツを減少させる効果があり、敵味方ともガッツ減少効果付きの技が豊富にあるが、これは確実に発動する数少ない攻撃のひとつ。
中距離大攻撃は隙が小さくてガッツ減少効果がある。
逆に遠距離攻撃は低性能で、小はダウンさせてキャンセルコンボできず、大は隙だらけ。
ダメージ計算式と秒間ダメージ計測方法はフェイトのページ参照。
ATK9,999、敵DEF0、バーサークON、SLV10、消費ガッツ-4、判定+3、光弾3種、フルアクティブON。
SLV10MPダメージアップ近小でガッツ切れまで攻撃し、全体動作約43秒で、秒間ダメージはHPに45,915、MPに10,595と非常に強力。
同様にHPダメージアップ近大で、全体35秒、秒間ダメージは141,102とすごく高く、補助スキルのクリティカルHPでさらに伸びる。
近大は打ち上げ効果があるのでここまでの火力はまず出ないが、それでも非常に強力な攻撃と言える。
加入時期はヴァンガード3号星の対ノートンからで、以降はパーティに永久参加する。
バトルコレクション目的でフェイトをLV1にキープしている場合は彼頼りになる。
左利きで歩幅の広い走り方が特徴的。
ネル・ゼルファーとミラージュに次ぐナンバー3の移動速度だが、ファクターで移動速度を30%に上げるとネルたちより速くなる怪現象が発生する。
【主なバトルスキル】
〇チャージ
HPに大ダメージを与える、素早い体当たり。
ATK9,999、敵DEF0、バーサークON、SLV10、消費ガッツ-4、フルアクティブON。
中距離小→チャージ連発で、全体動作約5秒で、HPに秒間155,550ダメージ。
強すぎる技を序盤から習得するというゲームバランスのおかしさ。
CPUはフルアクが適用されなくて全体動作が少し長くなるが、ガッツをきちんと回復していれば
CPUでもキャンセルコンボで大ダメージ可能。
〇エリアル
素早い空中回し蹴り。
MPダメージも与え、吹き飛びダウンさせる。
吹き飛ばすのでキャンセルコンボには不向きで、
CPUもキャンセルしない。
理論上は、中小→エリアル連発で全体動作8秒、秒間ダメージはHPに74,140、MPに3,718。
火力は悪くないが仲間の呪文などで敵を拘束しないとコンボできず、使うとしたら小にセットして大BSで起き攻めする戦法が良いだろう。
〇マイト・ディスチャージ
自身の斜め上に気弾を発生させる。
火力・範囲・ヒット数のいずれもそこそこあって隙が小さくて使いやすいが、小さな敵には当りにくいのが難点。
飛び道具系の扱いになっているところに注目。
飛び道具系はキャンセルしてもしばらく攻撃判定が残り、小から大へキャンセルすると残っている攻撃が大扱いになる(残念ながらキャンセルボーナスは乗らない。また、大から小へは損することになる)。
そのためキャンセル用に便利で、
CPUもキャンセルする。
中小→小ディス→早めキャンセル大ディス(先ほどの小ディスは最初の1ヒット以外大になる)→遅めキャンセル小ディス(先ほどの大ディスは全段大のまま)~で、全体16秒、秒間77,650ダメージ。
「シビレちまいなっ!」
〇マイト・ハンマー
飛び上がり、拳に込めたオーラを叩き下ろす。
CP3と低い・出が早い・広範囲・HP火力が高い・中距離から攻撃と使い勝手がよく、たまに垂直に跳ね飛ばしてダウンさせる。
こちらのHITが相手のAGLより低いとガードされるシステムがあるが、この技はAGLを無視して当たる技の一つで、敵のAGLが高くなる難易度ユニバースやFDでも大活躍する。
というかFDでも中盤まではハンマーひとつで無双できる。
同じ隠し効果のフェイトのエアレイドとブラストよりも大きな恩恵を受けている。
だが火属性が付いているため、耐性持ちが多い終盤からは使い難くなる。
また、MPダメージがあるが全ての攻撃の中でHPとMPのダメージ比率が最も極端な100:1(片方にしかダメージがない攻撃は除く)である。
多くの技のHPとMPダメージの比率が10:1前後であることを考えると、多くの敵のMPがHPの1/10にも満たないとはいえHPダメージに偏りすぎている。
CPUがキャンセルしないこともマイナス要素。
中小→ハンマーで全体10秒、秒間HP147,082、MP1,246ダメージ。
「叩き潰すぜっ!」
〇バースト・タックル
高速で敵に体当たりをかます。
移動速度に関わらず一瞬で間合いを詰められるが、ナンバー3の移動速度のクリフに必要なのかは疑問。
CPが6と高く、火属性が付いているので敵を選び、転ばせてしまうのでコンボにも向かず、
CPUがキャンセルすることもない。
理論上は、中小→タックルで全体7秒、秒間ダメージ139,080。
石化にでもさせて実現してもチャージの方が強く、秒間ダメージが高い割に役に立つ技とは言いがたい。
火耐性が無くて怯みにくい敵に使ってみる?
「ぶちかます!」
〇カーレント・ナックル
大きな前進と振りかぶりながらの拳による3連続攻撃で最後に敵を吹き飛ばす。
3段目で転ばせて追撃不可能になるが、2段目でキャンセルしても火力不足。
消費ガッツが低いので2段目でキャンセルして使っていく方法もあるが、
CPUがキャンセルせず、別にこの技でなくとも問題は無いのが悲しい。
なんとか敵を拘束して中小→ナックル全段ヒット連発で全体18秒、秒間73,446ダメージ。
CP6の割に主力にするには厳しい能力だが、
無属性なので手も足も出せないことがないのが救い。
〇エリアル・レイド
空中から敵に向かって蹴りで強襲するクリフの主力スキルであり、HP・MP両方にとんでもないダメージを与える。
追加入力で拳を地面にたたきつけ、威力を半減させるかわりに広範囲への衝撃波に変化する。
無印版では2Hitする衝撃波が猛威を振るったが、DC版で1Hitのみと大幅弱化した。
だがキャンセルボーナスと組み合わせると凄まじい威力を誇るので、パンチ版も十分威力に期待できる。
ちなみに、あらゆる敵を100%気絶させる「スタンボム」系攻撃アイテムがあるのだが、アイテム再使用時間と気絶持続時間はほぼ同等なので、気絶解除直前に当ててから再び気絶ボム使用でハメ殺すことが可能。
とりわけこの技は単発攻撃なために攻撃完了までに反撃を食らいにくく、このテクニックとの相性が良い。
難点はシステム上最終ダメージが99,999止まりで、
ゲームが進行するほど相対的にHP火力が低くなり、気絶ボム戦法は近大の方が強力になること。
また、プロテクトされてダメージ系カウンターオーラが発動すると地獄絵図になる。
中小→レイドの蹴りで全体14秒、秒間HP50,928、MP11,792ダメージ。
MPダメージが
カンストに届かない分MP火力が高い(一応、気絶や属性攻撃などを駆使すれば99,999に届くが、実戦投入するのは非現実的)。
序盤で覚えるレイド、チャージ、通常攻撃だけで終始火力に全く困らず、クリフがRTAでも大活躍する要因になっている。
CPUのキャンセルは特殊で、パンチならキャンセルするが、キックならキャンセルしない。
「黙って見てなっ!」
〇
フラッシュ・チャリオット
19Hitする拳の超高速連打後に大振りなアッパーとストレートで殴り飛ばす。
どうやらフェイトのストレイヤー・ヴォイドのように敵によって耐性のようなものがあって、ボス含む大多数の敵を拘束させられる強力な技。
最速キャンセルで19ヒットで止めれば拘束を保て、
CPUにキャンセルさせ続けるのも有効。
サポート技としてなら最後まで活躍できるほどの高性能で、ソフィアのサンダーフレアとマリアのプルート・ホーンと組み合わせてギャラクシーフレイを1分かからずに倒せることが海外プレイヤーによって証明されている(ただし数十回戦ってようやく成功したとのこと)。
欠点は、一旦外すと長時間空振りを連発し、拘束中にガッツを回復されてプロテクトされやすいこと。
中小→最速キャンセルチャリオット連発で全体19秒、秒間67,031ダメージ。
意外に火力が低くないことが嬉しい。
300hitのBC狙いにどうぞ。
「無限に行くぜっ!」
〇ビーン・バッガー
アッパーで敵を打ち上げ、ボタンの追加入力で飛び蹴りを繰り返す。
1/3の確率で2ヒットの蹴りに変化するが合計ダメージは変わらない。
威力は低いが、敵の動きを封じる役割があるサポート技。
ゲットアイテムのお供に便利で、ゲットアイテムをセットした仲間にガンガン殴ってもらおう(ゲットアイテムの発動条件は、ダウンさせる或いは既にダウンしている敵を攻撃する)。
中小→ビーン連発で300%大ビーンの追加入力をガッツ切れの65回まで繰り返すと、全体70秒で、秒間47,648ダメージ。
低火力だが単体相手ならハメられる……と言いたいところだが、肝心の蹴りの命中精度が今一つ。
アッパーは簡単に当たるので追加入力せずにキャンセルすれば垂直に打ち上げ続けられ、仲間とのお手玉コンボに活用しやすい。
フェイトの対空大ほどの強さはないが、同様に垂直に打ち上げるスフレのチャージ、アドレーのエリアルなどと組み合わせてみることも一興か。
CPUはキャンセルしないが、追加入力せずにキャンセルしてくれた方が嬉しいかも。
ちなみに「bean bag」の意味は「お手玉」である。
「見切れんのか、テメエに!」
〇アクロバット・ローカス
拳で敵を浮かせ、空中コンボを繰り出し、地上に叩き落として衝撃波で追い打ちをかける。
敵を長く拘束でき、衝撃波が広範囲で、ガッツ減少効果付きで小攻撃でもプロテクトされにくいサポート技。
しかし途中で敵を落としてしまいやすく、初段で打ち上げられないと空中コンボが空振りに終わる。
中小→ナックル→2ヒットキャンセルアクロバット→遅めキャンセルナックル全段空振り~で全体27秒、秒間約49,000ダメージ。
仲間に敵を拘束してもらいつつ中小→アクロバット全段命中連発で全体動作35秒、秒間64,799ダメージ。
火力も拘束もチャリオットに敵わず、ビーンほどお手玉のパーツに向いているわけではなく、強くも弱くもない性能。
CPUがキャンセルするが、他の技と同様にキレイに当てなければ(最後の攻撃を当てる?)キャンセルしない。
「墜ちなっ!」
〇インフィニティ・アーツ
クリア後に習得できる隠し技で、蹴りを主体とする連続攻撃。
HPダメージが低いがMPダメージもあり、範囲が狭くないので小さい敵にも全てHitしやすく、安定してダウンを奪いながら長時間拘束できる強力な技。
中小→レイドの蹴り→インフィニティ~で全体23秒、秒間HP49,818、MP5,820ダメージ。
近小やレイド連発には及ばないが、MP攻めとして使える補助技として運用可能。
CPUはキャンセルしない。
CPUを活躍させるなら耐久力重視の装備とスタン、チャリオット、インフィニティが安定する。
「暴れてやんぜっ!」
〇マックス・エクステンション
気を溜めて巨大なオーラを前方に放ち、敵を吹き飛ばす。
クリフ唯一の遠距離技だが、無印版では数ヒットしかしなくて火力が無い残念な性能だった。
しかしDC版でとんでもなく強化され、クリフのキャラ性能評価に多大なる影響を与えた。
攻撃前後の隙が大きいもののHPに特大ダメージを与え、控えめながらMPダメージもある。
ガッツ減少効果があって多段ヒットするところも素晴らしい。
ヒット数は大体4~6ヒットで、大柄な敵に対しては当たり方によって14ヒットすることがある。
吹き飛ばした敵をマリアやミラージュのトライデント・アーツでクリフ側に押し戻し、戻ってきた敵をCB付きマックスで再度吹き飛ばし、再びトライデントで押し戻すというお手玉が可能。
遠小空振り→小マックス→早めキャンセル大マックス→終了直前に小マックス~で、全て6ヒットかつ大性質のものであると仮定すると、全体17秒、秒間HP187,180、MP5,651ダメージとなる。
無論上記通りの秒間ダメージを安定して出せる訳ではないが、MP火力がそれなりにあり、HP火力は近大やチャージを抑えてトップになる。
そのためクリフの技の中で別格の性能を誇り「他の技を使うのがバカバカしくなる」と言われるほどの高性能。
接近戦を好む
CPUに使わせたいなら、手動で遠距離からマックスを発動させてから
CPUにキャンセルさせ続けたり、近距離小にダウンさせやすいアクロバットをセットしてダウン中にマックスを撃たせるようにしよう。
クリフを主力にするのなら手動操作でも自動操作でもマックスを基本にし、MP攻めするときは近小かレイドを使おう。
フレイに対して怪現象を発生させる技でもあり、フィールド右上の隅に仲間を立たせて、その仲間に向かってフレイをマックスで吹き飛ばすと、フレイが仲間の頭に引っかかり、フレイが身動きできなくなる。当然そのままハメ殺しできる。
タックルやナックルと同じCP6に設定した
トライエースのバランス感覚が理解できない。
以下ネタバレあり
中小惑星を数の力で無理やり従わせる
銀河連邦のやり方が気に入らず、惑星間の仲介人として惑星の独立を手助けする反銀河連邦組織『クォーク』を設立した。
かつてはクォークのリーダーを務めていたが、現在はマリアにその座を譲っている。
また、アールディオンとの戦争に巻き込まれ、脱出ポッドで宇宙を彷徨っていたマリアを助け、ミラージュとともに親代わりとなってマリアを育てていた。
カップルエンディングではクォーク解散後もフェイトとともにクラウストロのために働き、各地を廻っている。
個別エンドではランカーと共に行動し、
エターナルスフィアのために多忙な日々を送っている。
DC版のミラージュ個別EDではさりげなくミラージュから告白されている。
神田晶氏の漫画や他のアンソロではエロオヤジ化する事が多く、アミーナのパンツを拝借して頭に被ってたりなど中々にフリーダムしている。
また、
アルベル・ノックスの
ライバルの役割を担っている。
「相手の力量を推し量るのも実力のうちだぜ」
「オレ一人で十分だ」
「言ったろ?オレに任せときゃ万事オッケーだってな」
「オレたちにはまだできる事がある。クソふざけた創造主をぶっ潰すという大仕事がな」
追記・修正お願いします
- MPのせいで足手まといになることが何俄味チたな -- 名無しさん (2014-06-14 11:07:47)
- その銃撃の見切りを直後の戦闘で何故発揮できん -- 名無しさん (2014-11-30 21:42:24)
- そりゃ操作するプレイヤーは地球人だからなw -- 名無しさん (2015-06-14 04:56:37)
- 対戦モードでは最強クラスの性能だったか -- 名無しさん (2017-07-14 19:46:53)
最終更新:2024年08月12日 23:02