フェイト・ラインゴッド

登録日:2010/06/15(火) 19:46:10
更新日:2024/08/27 Tue 16:42:30
所要時間:約 9 分で読めます





「僕は一体…何だって言うんだよっ!」


フェイト・ラインゴッドとは、ゲーム『スターオーシャン Till the End of Time』の主人公である。

Fayt Linegod

無限の剣を持つ剣士


性別:男
生年月日:宇宙歴753年12月26日
年齢:19歳
身長:177cm
体重:67kg
種族:地球人

【概要】


本作の主人公。
地球生まれのヒューマンで、バークタイン科学大学で紋章科学科に在籍している。そのため、施術兵器の改善点などもちゃんとわかる。
基本的には優しい好青年ではあるが、良くも悪くもやや頑固なところがあり、斜に構えたところのある人物とは張り合うことも多い。

戦闘時のセリフからバトルマニア疑惑が出ており、強くなる努力を茶化す人への好感度が下がったりする。

しばしば間違われるが、苗字は「ラインゴッド」が正しい。「ラインゴッ」と誤植しないように注意。
無印版の説明書ですら誤記されている。

父親のロキシ・ラインゴッドは紋章遺伝学の宇宙的権威であり、母親のリョウコも同じ研究仲間という学問一家の生まれである。
両親と幼なじみソフィア・エスティードの父は同じ研究仲間であった為、ラインゴッド家とエスティード家は古くから家族ぐるみの親交がある。
だが、当のフェイトは勉強よりもスポーツやゲームを趣味としており、ユニバーサル・バスケの地球大会では優秀選手となる程の腕前である(ポジションはポイントガード)。

また、かなりのゲーム好きで、保養惑星ハイダに来ている時もソフィアをほったらかして1人ファイトシミュレーターを楽しんでいた。
しかし、ささやかな休暇を楽しんでいたのも束の間、突如ハイダがバンデーンの戦艦に襲撃され、両親、そしてソフィアと離ればなれになってしまう。
なんとか脱出ポッドで難を逃れたフェイトだったが、1人広大な星の海へと投げ出されてしまう。

ここからが彼の長い長い航海の始まり…
そしてこの旅が、やがては星の海全体に大きな「うねり」を起こす騒動へと発展してゆくのだった―――


【戦闘】


武器は長剣。
戦闘スタイルは、趣味のファイトシミュレーターで鍛えられた我流剣技で、蹴りや属性付与等を駆使して戦う。
そのため、過去作『1』『2』の主人公が使っていた「空破斬」などのお馴染みの剣技は使っておらず、その役割はアルベル・ノックスに譲っている。
技名も「リフレクト・ストライフ」「ブレード・リアクター」など、全て英語。

移動速度と防御力がナンバーワンであり、主人公らしく扱い易いキャラクターである。
3DアクションRPG全体から見ても、主人公が一番素早いというのはなかなか珍しい。
敵の攻撃を移動で回避しやすいのは大きなメリット。
防御力の高さを活かし、難易度ユニバースまでなら本作最強ボスのフレイの物理攻撃をノーダメージにできる。
フェイトとミラージュ・コースト以外のキャラがフレイの攻撃を防ぐにはレベルアップ時の防御力上昇値を吟味するしかない。

彼が初めて装備する武器の「鉄パイプ」は、一部ボス戦の「勝利時に鉄パイプを装備しているかつ戦闘開始時から生存者が自身のみ」というバトルコレクションの取得に必要。

BC『ルシファーLV1撃破』を狙う場合は、クリフ・フィッター加入時からずっと戦闘不能状態か控えに入ることになる。

無印版は移動速度と防御力しか秀でるものがない最弱キャラと言われるほどの不遇キャラだが、DC版で色々な方面で大幅に強化された。
本作の敵の怯みはランダムだが、空中でダウンしている場合のみ確実に怯むことを活かし、敵を打ち上げる攻撃を当て続けて敵を永久に空中ダウンさせる通称「お手玉」戦法がやりやすいキャラ。
ネル・ゼルファー以外のキャラと2人だけでお手玉できる(ただしソフィアは近小が使いにくいので難しい)。

遠距離小攻撃は敵のGutsを減らす効果があるので便利。
遠距離大攻撃は移動中は無敵状態で、斬り上げて敵を垂直に打ち上げる。
そこから対空大×n回→対空小→小BSと繋げられる。対空にはガッツ減少効果もあるのが嬉しい。
ファクターの「攻撃判定増加」や「弾発射」で敵の滞空時間を増やせば、自身はもちろん他の仲間とともに空中コンボが楽にできる。
FD硬直現象との相性も良く、敵は味方のガッツが91未満だと小をしやすく(もっと低かったり、高い難易度ほど顕著)「CAエイミングで浮かせ→対空攻撃数回→またエイミング」の戦法がボスにも有効。
魔法剣でガッツを減らして小を誘ってプロテクトし、空中コンボ後に敵が起き上がるまでガッツを減らしたままにしておけばパターンにハメられる。
イセリアはおろかフレイにノーダメージで孤独勝利できる。

必殺技も硬直と好相性で、難易度FDモードのイセリア・クィーンやFDフレイの最速撃破パーティの一員である。
研究が進んでこういったことが明らかになった結果、現在は強キャラという評価をいただけるようになった。

DC版の3Pカラーは前作の主人公クロードのコスチュームになっている。
また、無印版発売当時のプレイヤー間で話題になったせいか、2Pカラーは『機動戦士ガンダムSEED』のキラ・ヤマトに酷似している。

【主なバトルスキル】


+ 【ダメージ計算式と秒間ダメージ計測】
(自分のATK-相手のDEF)×攻撃方法による倍率=ダメージ
上記が本作のダメージ計算式で、以下をはじめに様々な補正が加わる。
タクティカルスキルバーサーク=HPダメが1.3倍。
気絶中=2倍。
BSクリティカルおよびファクタークリティカル=1.35倍。

[BSダメージアップ]
通常攻撃のダメージ倍率=γ。BSダメUPのSLVに比例した倍率=α。ATKに比例したオマケの値=β。
α=SLV10でHPダメUPは1.85、MPダメUPは1.8、ダブアプはHP1.65とMP1.6。
β=ATK9,999でHPとMPダメUPは1,800、ダブアプは1,600。
正しい計算式は下記らしいが、味方のATKは上げやすく、敵のDEFは無視できる範囲しかないので特に気にならないだろう。
(γ+γα+β)×(自ATK-敵DEF)=ダメージ
ATK9,999・DEF0・SLV10・HPダメ1倍・MPダメ0倍なら、ダブルアップでHP18,100とMP1,600ダメージ。

[ファクター通常攻撃判定+]
追加される前のダメの0.5倍のダメを+1毎に追加。
最高の+3なら1.875倍になる。

[ファクター弾発射]
発射率は25%だが、複数付けても1ヒットにつき1種類しか出ず、発射する弾の優先順位がある。
無属性の光弾系のダメ倍率は「高威力光弾」が1.5、「光弾」が1、「無数の光弾」が0.75。
優先順位は高威力光>無数光>光。
高威力光弾以外を付けるとダメ期待値が1.375倍、全て付けると1.65625倍になる。
判定+と無関係なので発射率もダメージも干渉しない。
判定+3と光弾3種を合わせるとダメが2.53125倍になる。

[魔法剣]
元の通常攻撃HP倍率に魔法剣倍率を掛け、MPダメは魔法剣の倍率を適用する。
BSダメUPと合わせると、HPダメはBSダメUPで上がったものを基準にして魔法剣倍率をかける。
MPダメは「魔法剣倍率+BSダメUPのβに魔法剣倍率をかけたもの」にしてしまい、βの効果が薄くなってしまう。
BSの倍率はSLV10でSLV1時の1.4倍になる(無印版は1.3)らしいが、魔法剣は1.5倍になるようだ。

ダメージ計算の例
フェイトがATK9,999・バーサーク・判定+3・光弾3種・SLV10・大ブレイズソード・ダブルアップ・HPダメ1倍の近小でDEF0の敵を攻撃
基本HP10,000ダメージ(本当は9,999だが計算しやすくするために一万)→ダブアプで18,100→大ブレソの1.8倍で32,580→バサクの1.3倍で42,354→判定+3で37,059追加→光弾3種の期待値の27,794追加→合計HP107,207ダメージ
基本MP0ダメージ→ダブアプで1,600→大ブレソの0.45倍追加とダブアプβ0.45倍補正で5,220→判定+3で4,567追加→光弾3種の期待値の3,425追加→合計MP13,212ダメージ
小数点が出るたびに切り捨てるようだが、上記は切り捨てなくとも合計ダメージが1ポイントしか変わらず、ダメージがインフレした本作でDPS計測をするときでも特に気にする必要はない。

合計ダメージ÷動作時間=秒間ダメージ
下記の秒間ダメージはDC版唯一の攻略本「ファイナルガイド」を参照して筆者が計算したもの。
ファイナルガイドはBS情報がSLV1のものしかなく、「多くはSLV10で1.4倍になる」としか書かれていない。
それだけでなく動作時間等が筆者の憶測を多分に交えたものであり、あくまで参考程度にとどめていただきたい。

〇チャージ
体当たり。全キャラ共通の必殺技で、ショートレンジ専用。
SLVによる変化がなく、「他BSの使用で解除してしまうBS」に当てはまらない特徴がある。ただし魔法剣のみ解除される。
MP火力が微弱だがHP火力が高い部類で、特別秀でたところは無いが癖のない性能。
本作のCPUはキャンセルするものと絶対にしないものに分かれていて、これはCPUフェイトがキャンセルしてくれる数少ない技のひとつ。
だが本作のCPUは半端な残りガッツで攻撃開始・敵ガッツがそれなりに減らないと通常小から小BSにキャンセルしない・敵ガッツが100%ならCB無しの大でHPやMPを大量消費するおバカなAIであり、コンボに期待できない。
ATK9999・DEF0・SLV10・バーサークON・消費ガッツ-4・フルアクティブONとして秒間ダメージ計測。
近小1回でとめる→小チャージ→大チャージ→小チャージ~をガッツ切れまで行った場合の全体動作時間は約6秒で、秒間当たりのダメージはHPに98,854、MPに1,487。

〇エリアル
対空攻撃。ジャンプしてから剣を振り下ろす。
チャージ同様全キャラ共通のショートレンジ技。SLVとBS解除に影響しないのも同じ。
フェイトの技で珍しくダウン効果がある。
序盤で貴重なMPダメージ技で、FDモードのラスボスと呼ばれる変態仮面集団との戦闘で活躍する。
また、ヴォイドを覚えるまでは無属性MP攻撃技としても出番がある。
チャージと同じ条件で、小→リフレクト→エリアル→遅めキャンセルリフレクトを空振り→遅めキャンセルエリアル~で約13秒で、秒間ダメージはHPに約37000、MPに約2400。
呪文サンダーフレア等で敵を拘束しつつ小→エリアル連発だと動作10秒、秒間HP63,180とMP4,462ダメージ。
クリア後に使うならイセリアル・ブラストにキャンセルする技として使いたい。
CPUがキャンセルしないので手動で行う必要がある。

〇ブレード・リアクター
剣圧で衝撃波を生み出す高速剣。
ボタン連打で2回まで追撃が可能。追加攻撃の2回目は高威力で3ヒットする。
最初は遅い速度だが、SLVを上げると正に高速剣と化す。
キャンセル用として便利で、CPUがブレードからのブレードを連発するのは面白い。
CPUが追加入力するかは敵のガッツで判断している?
小→SLV10小ブレード全段フルヒット→大ブレード~、動作16秒、秒間140,574ダメージ。
フェイトの魔法剣以外のBSで最強の必殺技

「遅い!」

〇ブレイズ・ソード
剣に炎の力を宿す。4種類ある魔法剣のひとつで、当然火属性。
一定時間通常攻撃にMPダメージを付与し、HPダメージも変化する。
本作の多くの技はSLVが上がっても威力が強化するだけだが、魔法剣は持続時間が延長されてダメージ効率がグッとよくなる。
ストーリー前半では非常に優秀。
敵が火属性に弱いかは外見からわかりやすく、火属性に弱い敵だらけのダンジョンもある。
耐性の問題で後半からは使い難いのが残念。
CPUは敵のガッツが満タンだと大、少しでも減っていると小攻撃する。
そのため大よりも小のほうが高火力になるフェイトの通常攻撃と相性がよく、CPUを攻撃役にできなくもない。
チャージと同条件に加えて判定+3、光弾3種、SLV10ダブルアップ、SLV10で効果時間1分の間に近小を34回(追加入力で68ヒット)とした場合の秒間ダメージの期待値は、全体動作64秒(着火に4秒かかる)で、HPに113,907、MPに14,037。
近大は動作の長さとヒット数と途中でガッツ切れになるせいで、補助スキルのガッツエクステンドが即発動しても火力で劣る。
ファクター高威力光弾は一品物のため合成する気が出ない人が多いと思われるが、光弾2種だけでも十分高火力。

「焦熱の炎よ、我に力を!」

〇アイシクル・エッジ
剣に氷を纏わせる。水属性の魔法剣。
魔法剣の中でHPダメージはトップで、MPダメージは最下位。
お役立ち度はブレイズと同じ。
クリア後に再び出番があり、魔法剣の中で一番キャンセル可能タイミングが早く、フルアクティブ取得前に遠距離からイセリアル・ブラストにキャンセルする技に最適。
なお魔法剣をキャンセルコンボに組み込むと、魔法剣自体にはCBが付かず、次のBSのCBが175%になる。またCPUは魔法剣をキャンセルしない。
ブレイズと同条件で、秒間ダメージはHPに142,384、MPに8,588。
実はフェイト最高HP火力。

「鋭利なる氷刃、ここへ!」

〇ライトニング・バインド
電撃をほとばしる剣。風属性の魔法剣。
HPダメージは最下位だが、MPダメージは2位と高い。
本作のザコ敵はMP攻めが有効な敵が多いので効果的といえる。
しかしCP6とブレイズやアイシクルより2高く、敵の外見からは風に強いか弱いかわかりにくいのが欠点。
秒間ダメージはHPに94,923、MPに15,909。

「赫灼なる鳴光、我が剣に宿りて、破邪の力と化せ!」

〇リフレクト・ストライフ
横にステップしながら敵に接近し、3HITする蹴りを食らわす。
CP・消費HP・消費ガッツのいずれも少なく、キャンセル用の技に使える。
また、攻撃開始時まで無敵状態になり、使いやすい技。
序盤はコレか3種類の魔法剣を使っていけば問題ない。
しかし大柄な敵でないと空振りが目立つ。
ひるませやすい訳でもなく、調子に乗ってキャンセルしていると反撃されたりプロテクトされてしまいがち。
CPUはキャンセルせず、延命に使わせようにも期待できない。
大柄な敵に対して小→リフレクト連発で動作時間は15秒(ステップ中に敵にひっかかるとすぐさま蹴りを放つので動作が短縮される)で、秒間ダメージは118,060。
大柄な敵相手に高火力だが、大柄な敵以外には使わない方が無難。

「甘いんだよっ!」


〇ショットガン・ボルト
火属性の炸裂弾で爆発を起こす。
早めにキャンセルすると攻撃途中で終了し、攻撃後の隙がやや大きくて攻撃間隔が空き、属性耐性持ちが多くて威力が不安定で、範囲が広い訳でもない残念な技。
高難易度では敵の攻撃頻度が増加し、無防備で囲まれると瞬殺されかねず、隙が大きいのは致命的。
火属性が有効ならブレイズの方が良い。
CPUがキャンセルするがチャージやブレードが良い。
被反撃率が低いが通常攻撃ハメほど安定しない。
本作は必殺技というかゲーム全体のバランスが大味と言われていて、そのバランスの悪さを象徴したものである……。
小→ショットガン全段の連発で動作時間16秒、秒間102,050ダメージ。
高火力だが、フェイトで最終的に唯一の役立たずな技がショットガンのみという絶望に打ちひしがれる。

「弾けろっ!」


〇ヴァーティカル・エアレイド
剣圧で敵を斬り上げた後、地面に叩きつける。
攻撃範囲・怯ませやすさ・HIT数・隙のなさ・お手玉能力のどれもが優秀なサポート技。
無印では彼の必殺技で役に立つのはコレと魔法剣しかないと評されることも……。
難点は、後ろに弾き飛ばすので壁際で使うとすぐにダウンし、CPが7と多く、消費ガッツも多く、低火力で、CPUがキャンセルしない。
小→リフレクト→エアレイド→遅めキャンセルリフレクト空振り→遅めエアレイド~で動作16秒、秒間53,365ダメージ。
仲間に敵の位置を固定してもらって小→エアレイド連発なら動作9秒、秒間84,608ダメージ。
エアレイド連発だと補助スキルクリティカルHPが付けられずに火力がイマイチで、やはり安全性とサポート能力が強み。

「なめるなっ!」


〇ストレイヤー・ヴォイド
黒い闘気を周囲に展開、その後敵の懐に瞬間移動して斬り払う。
ボタンを押し続けるとGutsを消費して闘気で敵を攻撃し続ける事も可能だが、敵に接近せずに開始するので注意。
DCで大幅な修正を受けて一気に使いやすい技になった。
サポートとして有用で、闘気は当たる間隔がランダムで低威力だがマヒ効果があり、そして敵を特殊な行動不能状態にさせる性質があり、この状態中は小でもプロテクトブレイク可能。
フェイトはスタン、エアレイド、ヴォイドを使えばクリア後も優秀な補助役として活躍できる。
敵によっては行動不能状態にできず、CPUはキャンセルしない上に持続するかはまちまちなので注意。
小→小ヴォイド→持続せずにキャンセル大ヴォイド→持続せずに小ヴォイド~で4回目のヴォイドを長押しして1ヒット追加で、動作16秒、秒間ダメージはHPに86,055、MPに2,999。

「無影…一閃!」


〇ディバイン・ウェポン
翼から羽をまいて剣に聖なる力を与える、クリア後に習得する隠し技。
今までの魔法剣と違って属性は無で、どんな相手にも高火力になる。
実際にFDイセリアを12分ほどで孤独ノーダメージ撃破する海外プレイヤーの動画がYouTubeに投稿されている。
欠点はCPが8と高く、剣に魔力を込める動作が5秒と長いこと(他の魔法剣は一律4秒)。
秒間ダメージはHPに111,218、MPに19,581。
フェイトのMP火力で最強の技。

「我が手にあるは天帝の剣戟…裁きをもたらす神器なり!」


〇イセリアル・ブラスト
翼から羽をまきながら空に浮かび、前方の地上に波動を放つ。
フェイトが最後におぼえる技。
溜めが長くて全段命中させるのは至難。
DCでは攻撃直前に対象に振り向くように改善された。
ダウン効果があるので反撃されにくいが、被反撃率が高く設定されているのでレナスやフレイでないと硬直と相性が悪い。
フェイトの技の中で最も遠くから攻撃でき、中距離でも全段ヒット、遠距離でも広がった波動を当てられる。
CPUがキャンセルしてくれるが、他のキャンセル可能技とのコンボ相性が悪いのが残念。
フルアクティブモードで遠小1回止め空振り→ブレード→ブラスト~のコンボで全体動作は16秒、秒間ダメージはHPに115,171、MPに9,843。
魔法剣以外でMP火力が最高で、HP火力が高い。
最終的にフェイトを攻めの主力にするのなら、HP高火力のブレード、MP高火力とハメのディバイン、遠距離戦用のイセリアルの中から選ぼう。

「これが耐えられるなら耐えてみせろ!」



DC版ではエクスプロージョン等の攻撃用の紋章術も習得する。
INT成長値幅が上昇し、INT+1000などのファクターがあるので、術師として使ったり、遠距離からのサポートも可能。
とはいえ戦士系なのでスキルセットできない。
なお各キャラで同じ呪文でも詠唱時間が異なり、フェイトは詠唱が遅いが移動が速いのでバランスが取れている。
詠唱が遅い・詠唱短縮できない・移動が遅い三重苦のキャラはロジャーのみだが。
〇ライトニングブラスト
ほとばしる電撃で攻撃。
呪文にしてはリーチが短い分威力が高い。
呪文は敵の一部の無敵状態を無視して攻撃できる。
〇ディープフリーズ
敵の周辺に氷塊を作る。
射程無限で凍結効果あり。
フェイトには貴重な遠距離攻撃手段でサポートに使える。
属性耐性と異常耐性は別個に設定されているので水が効かない敵を凍らせられる。
〇ロックレイン
敵の頭上から落石。
広範囲かつ多くヒットし、サポート用に利用できる。
〇エクスプロージョン
爆炎で攻撃。
射程無限・超広範囲・多段ヒット。
INT9,999・詠唱時間1/2・火属性耐性無しで秒間ダメージを計ると、詠唱開始から再び自由に行動できるまでの動作が8秒で、秒間7,218ダメージになる。
火属性呪文ダメージ1.5倍ファクターを組み合わせればザコの群れを焼き払える程度の火力はある。
モンジャラゴラ等の回復呪文を使う敵はサイレンス等で沈黙させてしまおう。


以下ネタバレあり

















反銀河連邦組織「クォーク」のリーダーであるマリア・トレイターから、フェイト自身とマリアが実の父ロキシにより遺伝子を改造された人間兵器であるという事実を教えられる。

フェイトが持つ力は、破壊の力「ディストラクション」。
それは戦闘艦を一瞬で消滅させる程の威力を秘めている。
(実はヴァンガード3号星でノートンと対峙した時に発現しかけている。直後にクリフが現れたため未遂に終わったが。)

自分が実の父親に改造された兵器である事に、ショックを隠せないフェイト。


しかし、ムーンベースにて、父が実の息子達を改造したのには、フェイト達が暮らす宇宙とは別の次元に存在する人類「FD人」に対抗する為であった事を知る。

FD人とはフェイト達が暮らす宇宙(=エターナルスフィア)そのものを創った人々であり、ロキシ達は紋章遺伝学の研究の中で彼らの存在を知る。
そして創造主に対抗し世界を守る為に、フェイト•マリア•ソフィアの3人にそれぞれ特殊な力を授けたのだった。

真実を知ったフェイト達は、自分達の存在を懸け、未知の地平「FD空間」へと向かい、創造主と戦う事を決意するのだった。


一方、彼の出自に大いに関わるディストラクションの力は、FD人に使われることはなかった上に未遂を含めても片手で数えるほどしか発動していない
…と思う方も居るのかもしれないがそんなことはない。
この力の本質はFD空間でも元の世界の物理法則を適用させる(※攻撃が出来るようになり紋章術なども機能する)という超重要な効果であり、辞書に記載されている。
元の世界で戦闘艦を一撃で沈めるなどした直接的な破壊効果はむしろ副作用の様なものである。


年齢、容姿からマリアと双子の姉弟ではないか、と言われている。
作中のロキシの発言からもおそらく2人が双子なのは明らかだが、「そうかーじゃあフェイトとマリアは双子だったんだね!」と誰からもそのように踏み込んだ発言がされていない
むしろ、その話を聞いた後にでさえ、生き別れていたことと、育った環境が違い過ぎるからか、フェイトからの認識は「同じ境遇にある人物」程度である。
一般向けゲームで実の双子とカップルエンドがあるのは色々とまずいからだろうか。

その後、『スターオーシャン:アナムネシス』にて誕生日が判明した。宇宙歴753年12月26日。
マリアの誕生日は宇宙歴753年11月19日である。
これを見ると双子ではないかな?と思うが、その後のシナリオでのマリアの発言などもあり誕生日改竄説などが議論されている。


なっ、背後から!?

イケるな!

ちょっとヤバいか…

マズい!?

ふぅ、この感じ…掴んだぞ

楽しかったよ


全くの余談だが、上記のマリアをはじめパンチラ隠密ねーちゃん金髪長身美女、果ては中年マイトディスチャージ触手の生えた焼きプリンともカップルになれる強者だったりする

…ごめん、僕は鉄パイプ派だからさ…


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最終更新:2024年08月27日 16:42