空飛ぶうす手じゅうたん

登録日:2012/05/09 Wed 01:23:37
更新日:2024/06/19 Wed 18:10:27
所要時間:約 5 分で読めます





空飛ぶうす手じゅうたん(空飛ぶ薄手絨毯)はドラえもんのひみつ道具。


【概要】

概要はまさに名前の通りである。
空を飛ぶ、薄手の絨毯なのだ。

薄手の絨毯と言っても、本当に薄手でほとんど布生地である。
登場回でものび太が「ふつうの生地」だと勘違いしたことが始まりでひと騒動が起こる。

通常の布生地と同じようにロール状で販売されている。
使用する際は、自分で適当な大きさに裁断して加工する必要がある。





なお、薄手の絨毯生地が空を飛ぶことの利点は不明である。



もちろん通常の状態では空も飛ばないふつうの布生地……改め、絨毯。
しかし、「飛ぶ」「浮かぶ」「上がる」などのキーワードを言うことによって空を飛び始める。

座布団に加工すれば「空飛ぶ座布団」に、
スカーフに加工すれば「空飛ぶヒーロースカーフ」にもなる。








ただしコントロールがきかない。

一度飛び始めたら最後、速度や高度、進行方向の調整は一切不可能なのである。

このことはこの商品の大きな欠陥であるらしく、未来デパートでは発売中止となっている。














とっとと返品しとけや。









【作中の活躍】

しずかの趣味のひとつに「人形遊び」がある。
その人形の洋服をしずかは自作をしていると言う。

これはのび太でなくとも感心である。
これなら自分が着る服だって作ることが可能であろう。

しかし、作りたくても生地がない模様。
確かに洋服ともなると大量の生地がいるであろう。


家に帰ったのび太は、部屋であるものを発見する。

洋服生地だ。

ドラえもんがそのようなものを持ってることを意外に感じつつも、
早速それをしずかに提供。

「いるだけ切り取っていいよ!」

おい、ヒトのものだぞ。

再び家に帰るとママ。

「あら、すてきな生地じゃない」

提供。
座布団カバーにすると言う。

のび太も何か作りたくなったようで、生地の裁断を始めるのび太。

ジョキジョキと50cm四方ほどの正方形に裁断して……。

「ついにスカーフが完成した!!」

「働いたら眠くなった」

虚弱体質か。

ぐっすりとお休みになるのび太さん。

その夢の中でのび太はヒーロー・ノビタマンに変身!


「飛べ!! ノビタマン!!」

スカーフを巻いたのび太ごと飛翔を始める布生地。
そう、これこそが空飛ぶ薄手絨毯

なお、のび太は折よく帰宅したドラえもんによって救助された。


その頃、野比家には来客が。
どうやらママが友人を招待した模様。
真新しい座布団に座り談笑する2名。

「面白い話があると聞いて飛んできましたのよ」


ゴツ ゴツン

座布団が飛翔し、天井や壁に頭をしこたまブツけるママと客人。

「座布団から飛びおりて!」

座布団から振り落とされた。




しずかが危ない、と絨毯をとり戻しに向かうドラえもん一行。

しかし絨毯は既にしずかの服として生まれ変わっていた。

「どお? 素敵でしょ」

「とっても素敵だけど……」

「すぐ脱いだほうがいいよ」

野比と言う男。

いやまあ、すぐ脱いだほうがいいのは確かなんだけど。

ゲンコツを頂いたので仕方なく、しずかを付け回し、しずかの前で「飛ぶ」「浮かぶ」「上がる」などの単語が出るのを阻止する作戦に変更。

スネ夫が現れた。

「一緒に川に行かない?(ヨットの模型を)買ったばかりなんだ、これから初めて水に浮か……」

「ひとりで行け!!」

スネ夫は逃げだした。


出木杉が現れた。

航空発達史』なる本を愛読している模様。

「例えばリンドバーグが……」

先生が現れた。

「君の成績はますます上が……」



数々の危機を乗り越えたしずかは無事家に帰還。
しかし、問題が解決したわけではない。

そのまま警戒しているドラえもんたちの耳に……、


どこかで聞いたような歌が聞こえてくる。「こ」んなこといいな の間違いだろうという事はさておき。
しずかの鼻歌のようだ。


この歌は……そう、まずい。


しずかは風呂に入ろうとしていて、服を脱ぐ途中だったので事なきを得た。

ふわふわと宙を舞い、しずか宅をとび出してきた絨毯は無事に回収されたのだった。


【アニメ版】

2016年にわさドラ版で「空飛ぶうす手のじゅうたん」として放送された。但しラストの歌は当時使用されていた『夢をかなえてドラえもん』(これにも「飛んで」という歌詞がある)に変更され、ラッキースケベとなった2人がしずかにボコられるというオチが追加された。
この話以降主題歌が変わるたびにこの話のオチに使えるかが注目されるようになった。


【余談】

のび太がよくわかりもしない他人の物を勝手に使ったりあげたりすることも問題なのだが、実はドラえもんのひみつ道具放置による騒動はこの回に限ったことではない。というかドラえもんにも問題はある。
ドラえもんはなぜか、危険な欠陥がある道具に限って、部屋のド真ん中に放置したまま外出する癖があるのだ。
そうじゃなきゃ話にならないだろとか言わない。

この話が我々に教えてくれることは、決して上手いこと女の子の服を脱がす方法ではなく、
危険なシロモノはとっとと処分するに限ると言うことである。




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最終更新:2024年06月19日 18:10