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分かいドライバー

登録日:2011/09/10 Sat 11:31:10
更新日:2026/05/22 Fri 23:14:32
所要時間:約 4 分で読めます





分かいドライバーは『ドラえもん』に登場するひみつ道具の一つ。
数あるドラえもんのひみつ道具の中でも最も危険なひみつ道具の一つであり、その登場話「分かいドライバー」もカオス。
長い間単行本未収録だったが、藤子・F・不二雄大全集版『ドラえもん』第18巻に遂に収録された。
その際タイトルが「分かいドライバー」から「分ドライバー」に変更されている。


【概要】

見た目はただのマイナスドライバーであるが、その機能は名前の通り、触れただけであらゆるものをバラバラに分解するというもの。
それは時計や車といった&無機物だけでなく、、そして人間などの生物にも有効であるということ。
あの人間切断機の上位互換とでもいうべき道具である。


【原作】


ある日、壊れた時計を貰ったのび太はドライバー片手に時計を分解して遊んでいた。

「むずかしいな」

「じゃ、いいものをかしてやるよ」

ドラえもんがそう言って取り出したのが分かいドライバーであった。
ドラえもんが分かいドライバーを時計に当てると時計は一瞬でバラバラになってしまう。

「これじゃ、組み立てられないよ」

のび太が怒りながら時計を組み立て直そうとしていると「手をかして」とママがのび太を呼ぶのであった。
しかし、のび太は時計を直すのに必死でそれどころではなかった。

「手をかせばもんくないんだ」

ドラえもんはそう訳のわからない結論に至り、
何を血迷ったのか分かいドライバーでのび太をバラバラに分解して、その手をママの元に届けるのであった。
のび太の手を見たママはもちろんその場に昏倒。

「あれっ、人をよんどいてねちゃうなんて」

この回のドラえもんはネジが一本どころか二、三本足りない気がする……。



一方、バラバラにされたのび太は身体が動くことを確認すると、身体を元に戻そうとする。
しかし、出来上がったのは腰がなく、上半身の下にすぐ足があり、左手の代わりに左足がくっついているというカオスすぎる状態であった。
分かいドライバーを使い再び身体をバラバラにしようしたのび太であったが、なんとここで

「これはこれでおもしろいじゃない」

とそのまま出かけてしまった。


「なんでもいいからバラバラにしたいぞ」

と、ドラえもん史上でも一、二を争う迷言を吐きながらキメラと化した肉体で街を練り歩き、あらゆる物をバラバラにしていくのび太。
果たして、のび太は元の身体に戻れるのか。
そもそもドラえもん史上でも有数のカオスでサイコな状況になったこの話の収拾が本当につくのか。
未読の人は大全集でその行く末を確かめるべし。


【余談】

あまりの展開のイカレっぷりもあり、エピソードは勿論、道具も永らくアニメには未登場であった。
しかし、なんとこの分かいドライバーが2011年のアニメ『ドラえもん』誕生日スペシャルでまさかの登場を果たし、(といっても直接使われたシーンが出たわけではなく、破損されたレーシングカーを見たドラえもんが「これは分かいドライバー(で破壊されたん)だ」と言うだけだが)ディープなドラえもんファンを唸らせた。



追記・修正は分かいドライバーでバラバラになってビルを解体してからお願いします

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最終更新:2026年05月22日 23:14