臨場(ドラマ)

登録日:2012/07/13(金) 20:58:07
更新日:2025/04/14 Mon 20:50:37
所要時間:約 4 分で読めます




検視官とは、

刑事訴訟法に基づき

変死体の状況捜査を行う

司法警察員である。


臨場要請です!!


『臨場』とは、横山秀夫の小説『臨場シリーズ』を原作とするテレビ朝日・東映制作のテレビドラマである。


【概要】
はぐれ刑事純情派』『さすらい刑事旅情編』『はみだし刑事情熱系』『相棒』『警視庁捜査一課9係』など人気シリーズを世に送り出してきたテレビ朝日系水曜9時放送の刑事ドラマの一作。

これまでの刑事ドラマでは専ら脇役である鑑識を主役(※)に当てていることから地味な作品になるかと思いきや、メインキャラクターの強烈な個性とインパクトのある台詞回しから人気を博したため、第2シーズンまで制作され、2012年夏には劇場版が公開された。
加えて、横山秀夫ワールド全開の硬派なドラマであり、若者向けの刑事ドラマが多い同枠においては「TEAM -警視庁特別犯罪捜査本部-」と並び、珍しい部類に入る。
2022年現在は役者不祥事により欠番話がある。

※鑑識が主人公の作品は、映画では相棒のスピンオフ作品である『鑑識−米沢守の事件簿』がある。


【登場人物】
※所属は全て警視庁刑事部。

●鑑識課

  • 倉石義男(演:内野聖陽)
主人公。検視官にして破天荒かつ非常にワイルド。臨場の際は生野菜をかじりながら登場する。
「拾えるもんは、根こそぎ拾え」

  • 小坂留美(演:松下由樹)
元・白バイ隊員の検視補助官→検視官心得。倉石班のオカン。
「わたしが、おとりに(ry」
「臨場要請です!!」

  • 一ノ瀬和之(演:渡辺大)
準キャリアの検視官心得。シーズン2の途中で捜査一課に異動。

  • 永嶋武文(演:平山浩行)
DQNの検視補助官。父親が強盗殺人に遭ったことから改心し、警官になった。
当初は制服警官として登場したモブキャラだったが、一ノ瀬の異動によりメインキャラに昇格した。


●捜査一課

  • 立原真澄(演:高嶋政伸)
捜査一課管理官。倉石とは同期のライバル
「倉石!これ以上首を突っ込むのはやめろ!!」

  • 板東治久(演:隆大介)
  • 江川康平(演:辻谷嘉真)
板東は主任刑事。激昂しやすく倉石のみならず立原にも詰め寄るときがあるほど*1。江川は板東の宥め役。


●上層部

  • 小松崎周一(演:伊武雅刀)
警視庁刑事部長を務めるスキンヘッドの男性。よく本庁の食堂で食べているカレーライスが大好物だが、それは幼い頃に生き別れた実母との唯一の思い出につながるものだった。第1シーズンの9話で定年を迎え退職。10話では彼の代役として、三浦浩一氏が演じる小野雄也・捜査一課長が登場する。新葛飾署の地域課に所属していた経験はない。

  • 五代恵一(演:益岡徹)
第2シーズンより登場。警視庁刑事部長。顔剃り中に立原からの報告をよく聞く。
城南大学第28期卒業生で、大学3年の時に父親を亡くしている(続章第9話より)。警察組織の面子と体裁を第一に重んじており、私情にとらわれる事を嫌い、事件の真相よりも事件の早期解決を急がせる傾向がある。自ら事件現場に赴き、初動捜査の指揮を執ることもある。


●その他

  • 西田守(演:小林勝也)
司法解剖担当。

  • 早坂真里子(演:伊藤裕子)
倉石の義妹。倉石班行き着けのバーのママ。

  • 倉石雪絵(演:京野ことみ)
倉石の嫁。故人。18年前の通り魔事件の犠牲者。

  • 花園愛(演;金子さやか・第一章)
新日新聞社会部の契約社員で、警視庁詰め記者。普段は色気で倉石に情報と聞き出そうとしたり、おどけた口調で話すなど言動は軽いが、一方では新聞記者として仕事に前向きに取り組んだりと根は真面目である。最終話では本社への異動が決まる。

  • 赤塚渉(演:橋爪淳・第一章第1話 - 第4話)
新日新聞社会部デスクで、警視庁詰めキャップ。家族は妻・麻美と息子・和夫。第一章第4話では自身の出世の道を閉ざし、息子をいじめて不登校にさせたとして恨んでいた大信田加奈子を殺害するが、結局は倉石に犯行を暴かれたことで逮捕される。
なお、演者の橋爪氏は数年後に同クールで放送された「刑事7人」では、自身の息子のいじめを隠蔽する政治家という、赤塚とは真逆の役どころを演じた。








小坂「検視官、臨場要請です!!」

永嶋「現場はこちらです」

倉石「おう(ボリボリ)…(‐人‐)…始めるぞ!!」

永嶋「頸部と両手首に圧迫痕」

小坂「肛門部に裂傷と出血を確認。生活反応あり」

倉石「どれどれ…幅25mmと10mmの二ヶ所あるな」

永嶋「血液中に粘液質の物体を確認」

倉石「ふーん、こいつぁアレだな」

板東「管理官、マル害の身元が判明しました。名前は●×▲■。冥殿というHNでインターネット掲示板サイト『アニオタの集い』の管理人をやっております」

江川「冥殿にはパートナーであるツヴァイという女性がいるのですが昨晩より行方を眩ませているようです。また、ツヴァイの部屋から凶器と思われるものを発見しました」

立原「よし、直ちに非常線を張れ!ツヴァイを都内から逃がすな!!」

倉石「俺のとは違うなあ」

立原「倉石、貴様何が言いたい」

倉石「だいたいマル害生きてるじゃねえか」


(冥ω殿)「ふう…寝過ごしてしまったお。美熟女にアナルの奥を覗かれる夢をみたお。ってなんで警察がいっぱいいるんだお!?」

立原「冥殿、公然猥褻の現行犯だ。同行願おうか」

(冥ω殿)「ちょ、そんなに引っ張ったら…アッー!!」

立原「倉石、今回は貸しにしておくからな」

倉石「へいへい」






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最終更新:2025年04月14日 20:50

*1 ただし、5話では真犯人の身勝手な言動に立原が激怒し真犯人の胸ぐらをつかみ、坂東が立原を諫めるという展開になった。