クルト・アーヴィング

登録日:2011/12/24(土) 01:54:11
更新日:2023/04/30 Sun 20:19:50
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「俺はクルト・アーヴィングだ。必ず名前を取り戻す…必ずだ」




ランシール王立士官学校を在学中に周囲を圧倒するほどの努力で歴代最高成績を記録し首席で卒業した男。

そのまま軍に入り、初陣で新兵ばかりの部隊を指揮して戦果を挙げるなど才能を発揮するが、他者とのコミュニケーションが苦手で「隊員への思いやりがたりない」と陰口を叩かれたこともあるが、今まで好き勝手ばかりしていたネームレスの隊員達をまとめあげるなど部隊を第一に考えている。
基本的に冷静に状況を判断し、的確な指示を送ることができる男だが、予想外の事態にキレると飴を噛み砕くクセがある。本人曰く糖分補給と同時に精神を落ち着ける論理的な方法だとか。ちなみに彼の愛用している飴はエヴァンス社の「スージードロップス」という名前の飴らしい。

本当に必要な場面で投げ捨てているのは内緒。


趣味は料理作りで、カレーを作るときはスパイスから作るほどのこだわりがあり、最高のスパイスを作るために1日費やすほどの凝り性の持ち主。彼の料理好きはポテンシャルにも現れており、敵の弾を掻い潜りながらいいレシピを模索している。

料理が好きな理由は「料理には無限の可能性があるから」だとか。

その軍才から、ガリア公国の将校に目をかけられるなど将来を約束された身だったが、突如、身に覚えのない反逆罪に問われて422部隊に送られ、名前を奪われてしまう。

名前を奪われ「No.7」という番号を与えられたクルトは自分の名前を取り戻す為に戦うことを決意し、ダルクス人のグスルグの推薦によって422部隊の隊長として部隊を率いることになった。

初めはグスルグとリエラ以外の隊員に隊長として認められなかったが、困難な作戦を犠牲を出さずに成功させていくうちに認められていき、使い捨て扱いだった422部隊をガリア公国最強の部隊に成長させる。

しかし、戦いの中でダハウ率いる帝国のダルクス人部隊「カラミティ・レーヴェン」敗北。この戦い以後、カラミティ・レーヴェンとは何度も戦闘を重ねることになる。


また、戦場のヴァルキュリアの主人公ウェルキン・ギュンター率いる第7小隊や戦場のヴァルキュリア2に登場した人物達とも作戦の中で共闘しており、後のラスボスバルドレン・ガッセナールは彼の正規軍への復帰を要求するなど高く評価している。

ダブルヒロインのリエラとイムカ、そしてマルギットから好意を寄せられているが彼がギュンター以上の朴念仁のため、中々関係が進展しないが、物語終盤にリエラかイムカのどちらかと添い遂げることはできる。


ダブルヒロインで中の人が中村だが……





「お前達が、俺のキャタピラだ!」


……というルートはないので、潔くどちらかを選ぼう。




  • 戦闘面でのクルト
突撃兵と狙撃兵の二つの兵種を得意としており、ステータスも主人公らしくバランスがいいので様々な兵種で活躍できる。

難点はバッドポテンシャルの理屈家が終盤になるまで改善されないのと、他のキャラが育ってくるとCP要員として拠点で機関銃を構えることしかしなくなることが多くなることぐらい。


彼の特殊化は「直接指揮」。

最大2名まで歩兵を引き連れて行動することが可能になり、引き連れている歩兵のCPは消費されない為、対戦車兵などの足の遅い兵種を遠くまで運ぶタクシーとして利用することができる。また、兵を引き連れている状態で敵を攻撃すると引き連れている兵が対戦車兵でも狙撃兵でも援護してくれる。

……しかし、障害物に引っ掛かるとついてきてくれなくなったり、ハシゴが登ってくれなかったりと使い勝手が悪く、更にリエラのヴァルキュリア化やイムカのオープンファイアが便利すぎるせいでいまいちぱっとしない。

……専用BGMはカッコいいのに。

彼と相性補正があるのはリエラ、グスルグ、イムカと何故かセルジュ。

更にグスルグの相性関係は彼がいなくなった後も消えずに残っているほど、グスルグとの友情は厚い。



「俺はクルト・アーヴィングだ。必ず項目を追記・修正する。…必ずだ」

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最終更新:2023年04月30日 20:19