調合(Concoction)

登録日:2010/12/06(月) 08:29:29
更新日:2023/05/12 Fri 22:01:51
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調合(Concoction)とはアメリカ文化圏で好まれるベルガリティスワンブの一つである。

日本人が萌えを本能的に好むように、アングロサクソンはこの手の直截的な下ネタを非常に愛している。
これは一説にはプロテスタントであるアングロサクソン系アメリカ人の禁欲を旨とするカソリックに対する反発心から来ていると言われている。

直訳すると以下のような感じ。
『まず床一面にドバッと精液を射精する。
次にキチガイっぽい女友達を呼びオマエの精液の上で生理になってもらう。
ドロドロのそれを指でちょうどいいピンク色になるまでかき回す。
あとはそのドロドロを幼稚園時代に戻ったようにお互いの体に塗りたくるのだ』

ちなみに最先端を行くパイオニアの間では

『とうもろこし』
 ↓
『オランダ風オーブン』or『オランダ風もてなし』
 ↓
『ハーシーズ・チョコレート・ハイウェイ』
 ↓
『ファニータ風豆スープ・特製』
 ↓
『調合』
 ↓
『牛肉のカーテン』

このローテーションが小粋な通のやり方と言われている。
非常に手軽で汎用性に優れる調合だが『炎のアマゾン』や『レッドドラゴン』などの火炎系スキルとの組み合わせは危険なのでオススメ出来ない。
また、『空飛ぶギリシャ人』や『ジェダイの心理トリック』などの精神系も童心に帰る主旨に反する為相性は悪い。

日本人にはあまりに理解し難い感性だがアメリカ人にとってはこういったのが最高にクールらしい。
余談だが、アメリカ人がストレートで生々しい下ネタが大好きで日本人が隠微で抽象的な萌えを好む、この違いは言語学観点から説明できるらしい。

英国で話されるクィーンズイングリッシュに比べるとアメリカンイングリッシュは母音を強く発音する。
アメリカンスピークは世界的にも一二を争う程に母音重視言語と言われているくらいだ。
刺激の強い会話に毎日晒された結果、副交感神経が強靭に鍛えられた――
つまり、ちょっとの刺激や想像などという紆遠なエロスでは
「オレらアメリカーナはエレクチオンしないンだよ!」
となるのだ。


逆に日本語は世界でも稀な子音偏愛言語である。
試しに「こんにちわ」や「おはよう」をあいうえおだけで発音してみて欲しい。
何となく雰囲気だけで意味が通じてしまう。
こんなアバウトで感覚に依存まくった言語は他にはケルト語ぐらいしかない。
(英語ではコーヒーを頼む際に「カッフップルッズ」で通じるが「アッエッウイッウ」ではサッパリ意味不明になる)
つまり、日常会話で感覚をフルに働かせる日本人は直球ストレートなエロさでは勃起しづらい。
穏やかで健気で回りくどいくらいな可愛いさこそにグッとくるように訓練されているのだ。


だから理解出来ないからと言って侮蔑したり嘲笑ったりしてはならない。
これは文化による差異なのだから…


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最終更新:2023年05月12日 22:01