帝国斯衛軍

登録日:2012/05/12 Sat 13:46:41
更新日:2020/07/04 Sat 15:53:22
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帝国斯衛軍は「マブラヴ オルタネイティヴ」及び、その派生作品に登場する組織。

概要

マブラヴオルタ本編

日本帝国将軍家、及び将軍家縁者の警護を任務とする独立武装組織である。
管轄は城内省であり、日本帝国軍とは独立した組織となっているが、互いを指揮下に編入したり、人材交流を行ったりと連携は取られている。また、「斯衛はすべての民の規範となるべし」という考えから最前線に立ち、先陣を切ったり殿を務めることもしばしば。
戦力規模は2個師団・4個連隊相当と、国軍に比べて小さいものの、精鋭で構成されており練度は極めて高い。特に武御雷を優先配備されている第16斯衛大隊は最精鋭と名高い。
独自の専用装備を使用することが伝統となっており、斯衛軍専用の戦術機として撃震の改修機である瑞鶴、局地戦用第三世代型戦術機武御雷を配備している。

端鶴及び、武御雷は冠位12階に基づいた色分けがされており、家柄によって搭乗することを許される機体が分けられている。
内訳は紫(政威大将軍専用機)青(将軍を輩出する五摂家専用機)赤(五摂家に近い有力武家専用機)山吹(譜代武家専用機)白(一般武家専用機)、黒(一般衛士専用機)となっている。

この色分けにはBETAに対しては迷彩塗装が効果を持たないという理由のほか、家柄に恥じない行動をさせる、戦場での戦意高揚などの意味合いを持つ。
武御雷に於いては機体のカラーリングの違いに従って主機及び、跳躍ユニットの出力にも差がある。


ザ・デイアフター

大海崩直前にクーデターを起こして閣僚たちを粛清した沙霧らを斑鳩崇継らが鎮圧、権力を掌握し日本帝国軍を帝国斯衛軍の指揮下に編入した。
これにより将軍の警護は継続されているものの、実権は政威軍監となった斑鳩が握っており将軍はお飾り状態。
事情は不明だが政威大将軍専用である紫の武御雷は失われており、将軍も悠陽ではなく冥夜にすり替わっている。
武も国連軍から帝国軍に復帰したまりもと異なり斯衛軍に転属、斑鳩の右腕である真壁介六助の懐刀的な立場にいる。
どこからか大海崩を予見した香月博士の資料を入手した可能性が高く、大海崩前にその準備をしており大海崩後も資料の捜索を行っている。
ただし最高権力者が変わっても他の見本となる姿勢は変わっておらず、斑鳩らは電磁投射砲を抱えて前線に出撃している。


【主な斯衛軍関係者】

五摂家

五摂家の一つである斑鳩家の当主、瑞鶴で第16斯衛大隊を指揮し損害を被るも生き残り、武御雷開発にも携わっている非常に優秀な衛士でもある。
オルタ本編では甲21号のワンシーンのみだったがその後掘り下げられ、京都防衛戦で篁唯依を救出した武御雷は斑鳩が崇宰恭子に貸しだした機体である。
かなりやんちゃな性格だったようで付き人である真壁介六助は苦慮したと語っている。

TDAでは沙霧らのクーデター鎮圧後権力を掌握したことで政威軍監としてトップの地位を得ており、何らかのルートで香月博士の資料を入手しそれを元に
大海崩の可能性を知り避難準備を整えたり、電磁投射砲実用化に漕ぎつけるなどしており引き続き資料の回収に力を注いでいる。
資料秘匿するまりもを濡れ衣を着せて逮捕、武を何らかの取引で斯衛軍に編入させるなど黒幕の可能性を匂わせている。

五摂家の一つである崇宰家の次期当主、唯依の母親にとっては従姉妹にあたるためその娘である唯依は妹のように可愛がられていた。
京都防衛戦の折に斑鳩から武御雷を借り絶体絶命であった唯依の救出を行った。
その後2000年の本土防衛戦でも唯依達を退路を確保するため殿を務めるも要塞級と交戦し戦死。

有力武家

  • 月詠 真那  CV:星野千寿子
現将軍の煌武院家の守護を務めており本編では悠陽の勅命により冥夜の護衛と将軍機の武御雷を送り届けている。
劇中では真面目で自他ともに厳しい性格であるが根はやさしい人物である。
クーデターでは首謀者である沙霧を討ち取り、その後も幾多の戦闘に参加するも生き残ると高い技量を持っている。
桜花作戦では榊千鶴に乗機を貸し与えていた。

  • 月詠 真耶  CV:一色ヒカル
真那の従妹に辺り彼女も原則煌武院家の守護を務めいるが京都防衛線の際には、斑鳩率いる第16斯衛大隊に編入されるも同隊の数少ない生き残りとなった。
TDAでは真那の代わりに神代、巴、戎3人と共に将軍の護衛の任務に就いている。

  • 真壁 介六助 
欧州にもその名が知られる名将・真壁零慈郎の六男、幼いころから斑鳩崇継の付き人をしており彼とやんちゃしていた。
TDAでは政威軍監となった斑鳩の側近として仕え、武を懐刀として傍に置いている。
作中では斑鳩共々電磁投射砲を装備した武御雷でJFKハイヴ攻略に参加している。
ちなみに初登場はTDAではなく弟清十郎が欧州に赴いた際に家族のことを回想する1シーンで登場したのが初。

  • 真壁 清十郎
介六助の弟にして真壁家の十男、母親と長男は既に他界している。
士官候補生の総代として欧州に派遣されドーバー基地ではツェルベルス大隊の面々と交流を深めた。
ツェルベルス大隊の演習を見るはずが緊急事態を受けて大隊が実戦に参加する光景を目の当たりにし
帰国直前にツェルベルス大隊隊員の証であるメダルを受け取ったことから、帰国後自身の部隊に
「焔"狼"大隊」の名を付け、メダルもコクピットにまで持ち込むほど強い影響を受けた。

譜代武家

詳しくは本人の項目を参照。

  • 篁 裕唯
唯依の父親でありユウヤの父親でもある、巌谷榮二とは古くから親交があった。
篁家は古来より兵器開発に長けた家柄であり国産戦術機開発のための曙計計画でアメリカに派遣されており
この折にフランク・ハイネマンやミラ・ブリッジスと知り合い彼女と関係を持った。
帰国後に妻栴納との間に唯依を儲けている、1999年の明星作戦にてG弾に巻き込まれ戦死。


【主な部隊及び構成員】

第16斯衛大隊

将軍及び将軍家独立警護部隊以外で初めて武御雷が配備された部隊。精鋭揃いの斯衛の中でも選りすぐりの人材を揃えており、斯衛最精鋭と名高い。
98年の京都防衛にて壊滅的被害を受けたが、ほかの部隊から戦力を抽出し、武御雷運用部隊として再編成された。

斑鳩崇継  コールサイン クレスト1
月詠真那中尉       クレスト2

第19独立警護小隊『ブラッズ』

政威大将軍煌武院悠陽の双子の妹である御剣冥夜の警護部隊。彼女の護衛のために国連軍横浜基地に駐留していたが、任官後はその任を解かれる。
アンリミテッド ザ・デイアフターでは将軍の護衛として登場。

月詠真那中尉 コールサイン ブラッド1
神代巽少尉
巴雪之少尉
戎美凪少尉
月詠真耶中尉(アンリミテッド ザ・デイアフターのみ)

中央評価試験試験隊・『白い牙(ホワイトファングス)中隊』

斯衛軍の新兵器の開発・試験運用を任務とする部隊。
99式電磁投射砲のテストもこの部隊が行っていた。

篁唯依中尉 コールサイン ホワイトファングス1
雨宮中尉

国連派遣部隊『第一独立北方中隊』

国連の要請によりシベリアへと派遣された武御雷運用部隊。
武御雷は本来日本国外での運用を想定していないため、廃熱再利用型のヒーターの搭載など、寒冷地仕様の様々な改修が行われている。
また、機体のカラーが国連軍の証であるUNブルーに変更されている。
隊長の藤原大尉はこのことが不満だった模様。

藤原鼎大尉 コールサイン マイグラント1

焔狼(ウルフブレイズ)大隊

ユーロフロントではまだ研修生であった真壁清十郎が帰国から数年後に率いた部隊。

真壁清十郎少佐 コールサイン ウルフブレイズ1

所属不明

和泉中尉
鳳中佐

元斯衛軍所属

巌谷榮二大尉(現在は中佐)

ザ・デイアフター

斑鳩崇継 政威軍監  コールサイン ホーンド1
真壁介六助中佐    ホーンド2
白銀武中尉       ホーンド3


【戦術機】

Type82 F-4J改 82式戦術歩行戦闘機 瑞鶴

斯衛軍専用のF-4J撃震の改造機。
後継機である武御雷が実戦配備始まったもののその量産性の低さから大隊長機など一部の優先配備に留まり、瑞鶴を引き続き運用している部隊もある。

Type00 00式戦術歩行戦闘機 武御雷

斯衛軍専用の第三世代型戦術機。生産性、整備性の低下など多くのデメリットと引き換えに極めて高い近接戦闘能力を誇る。
年間で30機程度の生産しか行えず、2001年時点では将軍と独立警護部隊、第16斯衛大隊、中央評価試験試験隊・『白い牙(ホワイトファングス)中隊』のみに配備されている。
配備が始まった2000年には第3斯衛大隊にも一部配備されていたが大隊長機含め喪失している。


【戦歴~マブラヴオルタネイティヴ~】

1998年 京都防衛戦
BETAの帝都侵攻に対し、一ヶ月に渡る激戦の末、将軍の脱出支援のために第16斯衛大隊が殿を担当。最終的な生還機数はわずか8機。
また、崇宰恭子が武御雷R型試作機を駆り当時訓練生だった篁唯依を救出した。

1999年 明星作戦
結果的には勝利したものの斯衛軍も被害を被っており篁唯依の父親が戦死、安保破棄した米国による通達無しでのG弾使用で日米関係に大きな溝が出来てしまった。

2000年 本土奪還作戦
崇宰恭子率いる斯衛第3斯衛大隊が展開するもBETAの侵攻から唯依達を逃すために殿を務め戦死、確認できるだけでも武御雷を5機喪失している。

2001年 ユーコン事件 
次期主力戦術機開発計画のオブザーバーとして派遣されていた篁唯依がテロリスト殲滅および暴走したソ連軍テストパイロットの鎮圧に貢献。

2001年 12.5事件
第19独立警護小隊が国連軍第207戦術機甲小隊や米国陸軍第66戦術機甲大隊と共に帝都を脱出した将軍を護衛。最終的にクーデター首謀者を誅殺、事件を終結させる。

2001年 甲21号作戦
第16斯衛大隊がウィスキー部隊として帝国陸軍と共に派遣される。孤立した伊隅少尉の救出、防衛線の押し上げ、A-01部隊に次ぐ損耗率の低さ等、最精鋭の実力を発揮した。

2001年 横浜防衛戦
横浜基地に駐留していた第19独立警護小隊が防衛戦に参加。ほとんどの部隊が全滅ないし壊滅的被害を受けた中、ほぼ無傷で全機が生還した。

2002年 桜花作戦
斯衛軍から国連軍へと貸し出され全機喪失するも、僅か5機ながらオリジナルハイヴ攻略に大きく貢献した。


「帝国(インペリアル)……斯衛軍(ロイヤルガード)!?
 追記・修正……だと!?」
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最終更新:2020年07月04日 15:53