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ハイパーボム

登録日:2010/01/02 Sat 18:48:27
更新日:2026/07/01 Wed 18:30:01
所要時間:約 5 分で読めます





ハイパーボムとは、

1.ストリートファイターシリーズの登場人物の一人、アレックスの使う技
2.初代『ロックマン』の特殊武器の一つ
3.『ダブルドラゴン』に登場する敵キャラの一人、アボボの使う技

のことである。以下にそれぞれ解説する。




◎ストリートファイターのハイパーボム



You can't Escape・・・





Yeah!!Wow!!HyperBomb!!









ハイパーボッ!!





『ストリートファイターⅢ』の主人公(笑)ことアレックスのスーパーアーツ。*1

コマンドはカプコンの超必投げとしては珍しいレバー一回転+P*2。そのため容易に出せ、威力とスタン値ともに高い。
さらに演出も二種類ありどちらも爽快感溢れカッコいい!

……なのだが、見てからジャンプで避けられる。
まさに「暗転見てからジャンプ余裕でした」。「You can escape!!」

自分が攻めているときに使っても決まることはないだろう。
そのため、(単体の決定力には欠けるものの)コンボに組み込めるので使用機会が多く、 唯一ゲージが2本ある(=1/2本消費のEX技が使いやすい)ブーメランレイドを選ぶのが定石とされている。
技のモーションは二通りあり、通常はバックドロップを二回行い、フィニッシュに頭から地面に叩きつける。

二つ目は相手の背後から投げる事で発生する通称「裏ボム」。
これはバックドロップを5回繰り返す。ダメージも通常より高い。
フラッシュチョップからの連続技で狙えるが、フラチョの発生が遅いため中々当たらない……。

ただでさえアレックスを使うプレイヤーは多くない上に、SAの選択でも選ばれない、更には選ばれても使う場合はフラッシュチョップからの裏ボムを狙われるという、当時実際の対戦ではまずお目にかかることのない技であった。

カプコンファイティングジャム』では全SAを併用出来るため当てる機会が増加。
例えば、
  • スタンガンヘッドバッド→大フラチョ→裏ボム
というコンボはキャラによっては即死する威力を叩き出せる!
でも今度はスタンガンが当たらない…。
そもそも『カプジャム』がマイナーなゲームだが…。

タツノコ VS.CAPCOM』ではなんと通常技から繋がる。暗転回避は相変わらずなのでコンボに組みこむのが定石。
お手軽なのはジャンプ強攻撃だろうか。ヒット確認後コマンド入力余裕でした、なお手軽さ。
回避するにはメガクラッシュを出すしかない点も優秀。
ただし、ジャンプ強はガードされると隙だらけなのが難点。
ちなみにUSA版においては威力超強化、暗転後回避不可能と大幅強化された。

『スト6』では根本的に仕様変更。
ハイパーボムはコマンド投げのOD版パワーボムを背後から決めてパワードロップに変化した際の派生技という位置付けに。
既に投げ演出に引き込んでるのでジャンプ回避云々以前に相手は逃げられない。
寧ろ「画面端に追い込んでるから左右位置を入れ替えたくない」などの判断でアレックスが選ぶ立場。


◎ロックマンのハイパーボム

『ロックマン』における特殊武器のひとつ。ボンバーマンから入手できる。
低く短い放物線を描く爆弾を投げつけて攻撃する。爆弾そのものには攻撃判定がなく、爆発を待って敵に爆風を当てなければならない。
燃費は1発で2メモリ消費と初代の特殊武器の中では悪めだが、ジョーやピッケルマンのような高耐久の敵も一撃で倒せる高火力を誇る。

しかし残念ながら、使い勝手の方は正直に言うとものすごく使いにくい。
もっと正直に言うと、シリーズ全体を見通しても最底辺を争うレベルでどうしようもない弱武器である。

最大の欠点は投げてから約2.5秒*3という爆発までの絶望的なタイムラグの長さ。
ただでさえ射程が短く、連射もきかず、爆弾を直接当てることもできないのにこの体たらくであるため動き回る相手に当てるのは不可能に近い。
じゃあ動かない敵に使えばいいのでは、というとそうでもなく、この粗大ゴミが爆発するのを律儀に待っている間に他の特殊武器かロックバスターを連射した方が早い
あまりその場から動かず、他の武器やバスターでの処理が比較的面倒なジョーを一撃で処理できるのが唯一の長所……と言いたいところだが、あろうことかジョーはボンバーマンステージにしか出てこない
ついでに言うと初代ロックマンは範囲・威力・燃費の全方位に非の打ちどころのないサンダービームに、同じく低燃費高威力で連射も利き迎撃性能にも優れているファイヤーストーム、敵の動きを止めた上で安全に処理できるアイススラッシャーと硬い敵への対抗策が充実しており、唯一強みになりそうな火力面でさえ大して傑出していないという有様。
攻撃手段としてはそもそもブロックがないと使うことすらできないスーパーアームよりは幾分マシ……かもしれないが、あちらには邪魔なブロックをどかせるという別方面での使い道*4がある一方こちらは攻撃にしか使えない。
とはいえ目くそ鼻くそレベルの話で、あちらも大概悲惨な使い勝手をしているが。
ボス戦ではガッツマンとCWU-01Pに対して有効だが、前者は動きが鈍くパターンも単調な上にロックバスターが1発2ダメージ通るので特殊武器に頼らなくても割と簡単に倒せるし、後者は動き回るタイプの敵であるため当てづらく、スーパーアームとロックバスターで処理する方が遥かに楽なのでわざわざハイパーボムを持ち出す意味があるかというと微妙。
なんならガッツマンにすら安定して当てるのは難しいため、バスターで倒すのとどちらが楽かというと疑問。
よほどのこだわりがない限り使う意味自体が存在しないと言ってもいいレベルであり、「シリーズ最弱の特殊武器は何か」という議論ではそこそこ高頻度で名前が上がる。

『1』『2』『3』のリメイク作品である『ロックマンメガワールド』では、投げてから爆発までがほんの少し短くなった。
そのためガッツマン戦では少し使いやすくなっている。道中では相変わらずだが。
また、このゲームでは『1』『2』『3』のリメイクを全てクリアすると、その3作品の武器を自由に選んで本作限定のステージに挑めるモードが遊べるようになるのだが、そこでのハイパーボムは道中においては「一部の敵にのみ大ダメージ」な武器となっており、やはり使い勝手は良くない。
しかもその大ダメージを与えられる敵はジョーとピッケルマン以外だとロビットと帰ってきたモンキングくらいしかおらず、ロビットはピピと一緒に出てくる、帰ってきたモンキングは素早く動き回るのでどちらも相性が良いとは言えない。
おまけにジョーはジョーでもハンマージョーには大したダメージにならず、有効なのはスナイパージョーのみ。しかもハンマージョーは大量にいるのに対してスナイパージョーはワイリーステージ2のボス前にスナイパーアーマーに搭乗している1体のみでアーマーごとスルーされがちな上、仮にアーマーを破壊してもスナイパーアーマーに搭乗しているタイプのジョーは一切ジャンプせず簡単にスルーできるのでわざわざ倒す理由もない。
さらに、先述のサンダービーム、ファイヤーストーム、アイススラッシャーの他、汎用性の高いメタルブレード、壁を破壊できる上に単発火力もそこそこなクラッシュボムやハードナックルといった武器も持ち込めるため下手したら初代ロックマンより出番がない。
……と、道中ではそれはもう悲惨であるが*5、ボス戦においてはハイパーストーム・Hの弱点武器に設定されている。エネルギーゲージが2本あることを除けば、吸い込み→押し出ししつつ弾を発射→ジャンプしながらメットール召喚のパターンしかない相手なので、動作の少ない彼相手にようやく活きる形になった。
また、メガウォーター・Sについても行動範囲が狭い浮島の上のみということもあり水中から浮島の上に適当に転がしておくだけでも有効。彼には4ダメージ以上与えられる武器がなく、これとアイススラッシャーとサーチスネークだけが一応の弱点であるためアイススラッシャーもサーチスネークもないならこれを使うのもじゅうぶんアリ。
バスターロッド・G(1回目)についても弱点武器に設定されているうえに行動パターン自体は避けにくい代わりに完全なローテーション、さらにその中の「攻撃に反応して一定時間如意棒で無敵になる」に対してハイパーボムのタイムラグが逆に有効なのでこちらもやはりアリ。
ただし、それ以外のボスはほとんど「当てようがない」か「当てても大したダメージにならない*6」のどちらかで、唯一どちらでもないワイリーカプセルも動き回る上に普段はフヨフヨ浮いているので素直に他の弱点であるサンダービームかタップスピンを使ったほうが楽。


一方リメイク版であるロックマンロックマンにおいては爆弾が敵に接触すると同時に爆発するようになり使い勝手が大幅に改善。
ジョーやシールドアタッカーのような盾持ちの敵に当てると盾を吹き飛ばして無防備にできるという効果も追加され、さらに他の特殊武器の燃費が軒並み悪くなっている*7中で元通りの燃費を維持しているため相対的に普段使いしやすくなり、別物レベルで便利な武器となった。
放物線軌道であるため使いこなせれば上方・下方の両方を狙え、ロックバスターの射角の狭さを大幅に補うことができる。
また本作にはボス達を自機として使えるという要素があり、もちろんボンバーマンも自機にすることが可能。
彼はハイパーボムを画面内に2発まで連射することができ、さらにキー入力によって射角を3方向に調整することもできるため、エレキマンやファイヤーマンのような強キャラ連中には及ばずともそこそこ使い勝手のいいキャラに仕上がっている。

大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS/Wii U』にロックマンが出演した際にもカスタマイズ必殺技として登場。
直接当たれば爆発し、角度の投げ分けも可能と「ロクロク」の仕様に近い性能となっている。


◎ダブルドラゴンのハイパーボム

『ダブルドラゴン』に登場するアボボの必殺技。
半身になって相手を片手で掴み上げて飛び上がり、地面に叩きつける。
ボタンの強さに応じて回数が増える。


追記・修正お願いします

この項目が面白かったなら……\ハイパーボッ!/

最終更新:2026年07月01日 18:30

*1 上記の「HYPER BOMB」のボイスを言うようになったのは『3rd』以降。

*2 カプコンの格ゲーでは投げキャラの超必殺技は基本レバー二回転

*3 参考までに他作品のゲームでいうとSplatoonシリーズの起爆が遅い分広範囲に爆風が及ぶとされるキューバンボムでさえ2秒と0.5秒分(30F)ぶん短い。もちろんキューバンボムもその起爆の遅さゆえ直接攻撃に使うよりも、広範囲即死級の爆風をチラつかせ逃げることを強要して敵を動かすことが主な使い道である。

*4 サンダービームでも同じことはできるが、他にも使い所の多いサンダービームを無駄遣いせずにブロックをどかせるのでギリギリ存在意義として成り立ってはいる。またエレキマンステージを2周しなくてもマグネットビームを確保できるという明確な利点もある

*5 これでもブロック自体が配置されておらず持っていくだけ無駄なスーパーアームと比べれば一応攻撃できるだけマシではある

*6 バスターロッド・Gとは2回闘うのだが、2回目はこのパターンになる

*7 特に元々強武器だったサンダービームとファイヤーストームは燃費の悪化が著しい