登録日:2012/01/04(水) 18:41:28
更新日:2022/04/23 Sat 13:48:32
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『巣は大きく、財宝はたくさん。私を満足させるような巣を作りなさい!』
『期間は半年……いや、一年。死ぬ気でやるのよ』
『ああ、人間相手だったら許してあげるから、夜の生活の練習も忘れないように。私に恥をかかせないようにね』
『恥をかかせたら、……死なすからね』
数を減らしつつある竜族の中では珍しい、純血の『古代竜』種の女性で、主人公『ブラッド』の許嫁。
ブラッドとは、彼の親友でもある実弟『リュベルマイト』の紹介で知り合ったが、出会ったその日に彼を血祭りにあげた。
その後もブラッドを時には睨み、時には殴り、また時にはパシらせたりしてきたため、
幼なじみではあるのだが彼からは苦手意識を持たれている。
実は彼女はブラッドの正式な許嫁ではなかったが、彼の本来の許嫁であり姉妹のように仲の良かった同じ古代竜血統の『ライアネ』が突然行方不明になってしまった。
そのため年の近い古代竜の女性がリュミスしかいなくなり、長老たちの意向でブラッドとの婚約が結ばれてしまった。
ちなみにこの事実を聞いたブラッドはその場で失神した。
なぜ古代竜の血統でないといけなかったのかについては理由があるが、竜族(ソフトハウスキャラ)の項目ができかねないのでここでは省く。
とにかく短気で我儘で乱暴者。そして極めてプライドが高い。
竜族は男性より女性のほうが圧倒的に強く数も多いので、竜族の女性は基本的にこんなものだがリュミスは別格。
というのも、彼女は天界や魔界、さらに同族を相手にたった一人で戦争を起こせると言われている『最凶最悪の竜』。
気に入らない者は例え禁忌である『同族殺し』を犯しても抹殺するが、彼女を裁ける者がいないため誰も口を出せない。
実際、彼女を激怒させ殺された竜族は9人にも昇る。
また、普通の竜族は人間形態の時は人間と同等の力しか発揮できないが、彼女くらいになると人間形態のままでもある程度は力を部分解放できる。
弱点・天敵は、竜族を弱体化し自身を大幅に強化する(対純血竜ほど補正が大きい)『竜殺しの一族』くらいで、竜殺しの血を引くユメと対峙した時は嫌悪感を露わにした。
それでも1対1ならリュミスが勝ってしまうようだ。
(しかし、竜殺しの一族が更に同効果を持つ『竜殺しの剣』を装備していた場合、極端な混血のブラッドはなんとか勝てたが、純血種のリュミスはタイマンですら敗けることになる)
そんな超エリートの彼女だからこそ、竜族でも落ちこぼれであるブラッドとの婚約を素直に受け入れたことに周囲からは疑問を持たれていることも。
察しがついている人もいると思うが、彼女のブラッドに対する一連の行動は好意の裏返し、つまりは照れ隠しである。
リュミス曰く、出会った時に運命を感じたらしい。つまりは一目惚れ。
だが初恋だったリュミスはどうしたらいいのか分からず、その場で血祭りにあげた。
この怪我でブラッドは半年間ベッドから動けなくなる。
これでもとても手加減をしている。とてもとても手加減をしている。
その後もブラッドを睨んだり殴ったりしながら、彼に近づいた女を実力で遠ざけたり、彼を苛めた連中を殺害したりと自らの恋のために(裏側で)積極的に動く。
(捕捉すると『殺害』は決闘によるお互い合意の上でのもの)
ブラッドも、リュミスと知り合ってから苛めが減っていった事には気づいており、落ちこぼれの自分を気にかけてくれた事に感謝し彼女を尊敬している。苦手だけど。
ただ混血が極まっているブラッドを取り巻く危うい環境についてはブラッド自身が把握していないため(なにせこれは彼が生まれる遥か前から竜族の長老たちによって計画され、若い竜族には秘匿されていたことなので知る由がない)、
ブラッドを抹殺しようとした連中については有無を言わさず虐殺して見せしめにし、彼の知らないところで守っている。
この様な行動を起こしていた一方で彼にはライアネという許嫁がいた。
当然リュミスならば勝てる相手なので力尽くで奪うこともできたのだが、ライアネとは仲が良かったこと、
また『力尽くで奪ってもブラッドは私を好きになってはくれない』と考え苦悩していた。
しかし本妻の許可があれば一夫多妻も認められているので、ライアネの機嫌をとり愛人としてブラッドと一緒にいようと当のリュミス自身は考えていたのだが、
この
三角関係が弟のマイトの凶行(極めて独善的だが姉を思ったが故の行動)に繋がってしまう。
ライアネ失踪後はブラッドの許嫁になるが、ブラッドが巣作りをちっとも進めないため、
彼に協力してくれる者たちを買収して(これが魔族勢力のギュンギュスカー商会)巣作りを強制的に促し、冒頭の台詞であるプロローグに繋がることになる。
この条件も人間からすると「なんじゃこりゃあ」と言う感じだが、(ブラッドを急がせるための期間以外は)ソフトハウスキャラの竜族の嫁入りとしてはとしては別に珍しくない一般的なものとされている。
(一旦巣に入ると平気で長い間出てこないため)
あとダメダメだったら死なすのも多分一般的。実力の違いから完全に女社会なので。
ちなみに条件を満たせなかった場合は本当に彼を殺害する。
プライドが極めて高い上に、引っ込みがつかなくなったりしたのだろう。
リュミスENDでは無事に巣を作りあげたブラッドの元に嫁ぎ、夜の生活でメロメロにされてようやく素直になる。
結婚後は出会ってから560年分の鬱憤を晴らすかの如くイチャイチャと幸せな生活をおくっている。
ユメENDでは、竜殺しの剣を装備したユメにブラッドから手を引くように脅されるが、それを拒否し戦い、殺害される。
ユメENDは実は2パターンあって、
ゲームを周回して『リュミスモード』でユメENDに辿り着くと話し合いで解決するようになり、リュミスも殺されなくなる。
ただこの場合、ブラッドとユメの娘に悩まされる日々が待っている(非公式……半公式?)。
後の時代を描いた作品等を見るに、ハーレムEND+後にリュミスも娶ったようだ。
また、彼女と無事結婚生活を送っていることで竜族の中で軽んじられていたブラッドが、
一転してリュミスを抑えられる存在として竜族の中でも一目置かれる存在になったらしい。
特にリュミスと結婚させられることを考えると戦々恐々としていた竜族の雄からすると完全に救世主扱いである。
余談
スタッフからは
『この手のキャラは人気出ないだろう』と思われていたためパケ画からは省かれており、メインヒロインというより
ラスボス扱いされていた。
企画担当は
メインヒロインと主張していたとかなんとか。
だが発売後はツンとデレのギャップがユーザーに受け人気を博し、過去に行われた『ソフトハウスキャラ総合
人気投票』では度々一位の座に君臨している。
『
ツンデレの女王』とも呼ばれる
中の人の代表的なツンデレキャラの一人としても有名である。
ソフトハウスキャラの中世ぐらいの世界観では度々彼女の名前が出てきたり、暗に匂わせる描写があったりと主人公であるブラッドよりも割と名前が出てくる。
もちろん神族も魔族も竜族も恐れる超凶悪な竜として。
『項目を読む時は部屋を明るくし、ニヤニヤしても大丈夫な環境で読むように…このジョルジュ・ブラストマイアとの約束だ!』
『内容は濃く、画像はたくさん。私を満足させるような項目を作りなさい』
『BBSへの工作も忘れないように。私に恥をかかせないようにね』
『BBSへ工作!「もうちょっとお淑やかだったらリュミスって最高なのにな!」「わかるわかるwww」』
- バニブラとグリブラでブラッドさんち行けるけどリュミスは出ないんだよな
バニブラシリーズだと地味に話題に出たりあるキャラにヤバいレベルのトラウマ植え付けたりしてる -- 名無しさん (2013-09-07 11:44:25)
- ブラッドが死にかけながらドラスレ武器使って覚醒してリュミスをぶち殺すエンドが欲しかった -- 名無しさん (2016-04-19 19:49:20)
- 天界に気紛れで襲撃して、幾つかの親族を根絶やしにするからな -- 名無しさん (2019-02-08 19:22:09)
最終更新:2022年04月23日 13:48