半田真一(イナズマイレブン)

登録日:2010/12/12(日) 19:05:56
更新日:2024/11/06 Wed 01:00:47
所要時間:約 4 分で読めます




「ついていけねー…」




半田真一はイナズマイレブンに登場するキャラクターである。

概要


ポジションはMF。
サッカーの能力は良く言えばバランス型、悪く言えば器用貧乏な万能型。

超次元な見た目のキャラのなかでかなり普通の外見をしている、これといって特徴のないモブイケメン。
特徴がないせいか、目の形のせいか作画によって結構顔も髪も変わり安定しない。
叫ぶと声がひっくり返っていたりする。
ちなみに見た目と普通さに関しては本人も「中途ハンパ」と気にしているらしい。というか気にしすぎ(後述)である。

性格もいたって「普通」であり、常識的な突っ込みをしたり、ちょっと後ろ向きだったり、フォローしたり、ギャグにも対応したり、やり方に納得しないと反発したり本当に普通。
だがそこがいい。
扱いのせいなのか性格なのかは不明だが自分にあまり自信は持ってないようだ。
ろくな出番がないが、普通なところがたまらないという大きなお姉さんからの支持は結構高い。

逆に本来のターゲットである子供たちには、半田は真っ先に退部させろとか言われ放題であり、影野宍戸少林以上に人気が無かったりする。

それでも初代ゲームでは(宍戸共々)トリプルディフェンスのパートナーに設定出来たりと活躍どころはそれなりにある。栗松のステータスが低いこともあり、初代でトリプルディフェンスのパートナーに設定した人は多いだろう。



以下活躍(アニメ)


【一期】

雷門中サッカー部初期メンバーとして登場。
初期のサッカー部を大切に思っており、周りが豪炎寺を持て囃す中で染岡の肩を持ったり、鬼道がサッカー部に入部したことで宍戸がスタメン落ちした際には反発し、鬼道の作戦に異議を唱えたこともある。

その後一之瀬が加入したことによりベンチ入りとなるも、世宇子中戦では怪我をした少林の代わりにフィールドに出た。

なお、漫画版では少林がスタメン落ちとなっており、全試合出場している。


【二期】

最初のジェミニストーム戦でフルボッコされマックス達と共に病院送りにされた。
ベンチどころの騒ぎではない。
それからしばらく出番が無く、次に登場するのは63話。

その時なんとエイリア石により強化され、ダークエンペラーズの一員として円堂達の前に現れた。
彼も当然エイリア石の影響で髪が伸び、吹雪のような外ハネスタイルに。

【三期】

三期の半田は日本代表決定戦の応援に来たりイナズマジャパンのメンバーを空港まで見送ったぐらいしか今のところ出番がない。
つまり、ボールもまともに蹴れないド素人に負けたということ。

日野社長にはTwitterで影野宍戸少林共々、初心者以下の実力とはっきり悪口を言われた。監督や制作スタッフはこの4人に何か深刻な恨みでもあるのだろうか?

121話で久しぶりに他のメンバーと共に姿を見せ(テレビ電話?だが)サッカー部のこと、円堂達への祝いと激励の言葉を嬉しそうに喋っていた。
ちなみに円堂の一年時代回想にも登場し、鞄の掛け方とかいろいろとファンからは好評だった。
また、この時に染岡ともどもサッカー部創設メンバーであったことも判明し、そういう意味でもファンを沸かせた。

中の人いわく126話からの卒業式、試合にも期待…出来るかもしれない。

卒業試合ではなんと、あのアメリカ代表の一ノ瀬と互角の勝負を見せた。


【映画】

OPで今までの扱いからは信じられないような扱い(要は出番があった)を受けるが決勝戦で助っ人キャラのお膳立てのためにそうそうに引っ込むことに。
まあそこは残念だが仕方ない。
ちなみに小説だと割といい台詞を言っている。


【GO】

ホーリーロード本戦の終了後、総集編の追加シーンにて稲妻KFCの監督として登場。
ラフなスーツ姿のごくごく普通なサラリーマンといった風貌。
ちなみに台詞は特に無し。やっぱり中途ハンパ。


【アレスの天秤/オリオンの刻印】

アレスの天秤では前日談のReloadedにのみ登場。
オリオンの刻印では最終話EDでセリフなしで顔見せ的に登場。


【ゲーム】

初代では基礎ステータスが全て同値、それ以降も取り立てて高くも低くもない値が並ぶという中途ハンパっぷりを発揮。

2では沖縄のプレミアム対戦ルート下側をSランクでクリアした報酬で仲間に出来る。
3ではジャパンエリアでのサッカーバトルで宍戸達と共に登場。
勝利した後ガチャスカウトで入手出来るようになる。ただしエンカウント率は低い。


雷門イレブンをモチーフにしたコトアール代表チーム『リトルギガント』にも彼をモチーフにした「シンティ・ハンパ」という悪意しか感じないネーミングの選手が存在するが、外見上の類似点はだいぶ控えめ*1


GOのゲーム版ではシナリオ最序盤に雷門中と稲妻KFCの練習試合の際に登場。
その後のシリーズでも一貫して序盤から解禁される対戦ルートの案内役を務めている。
作中の説明によれば普段は会社員をやっており、分かりやすい指導で子供たちから人気を集めているらしい。

試合においては中学時代の彼を選手として使用できる他、大人時代の方も監督として*2も起用可能。
…なのだが、他監督が全8ステータス中3、4つが合計40上昇になるように割り振られてるのに対し、半田は全能力+1(合計8上昇)というなんとも微妙な性能をしている。
一応相性の悪い選手が少ないという特徴もあり、チームメンバーによっては監督として役に立つこともある。

監督効果が大きく変わったGO2以降は攻撃必殺タクティクスの威力減少と引き換えにTTP*3増加という対戦ルート攻略に向いた性能に変化した。


【半端】

しつこく公式にネタにされていたり「もうハンパなんて言わせない」と何回も発言していたりはするものの、
作品内のキャラに指摘されたりしたことは別に無かったりする。
アニメでも特別触れられてないので「半端キャラ」というより「普通の人」という印象が強いかもしれない。
まあどっちにしろ地味であることに変わりはないが。

ちなみに、ゲーム2でダークエンペラーズ版の半田がシュートを成功した時のセリフは「ははっ!…もう ハンパだなんて言わせない!」である。やはり本人が一番気にしているのだろう。

作品内での扱いは宍戸に次いで悪い。しかし最終回では宍戸はスタメン落ちの原因となった鬼道を抜くなど、有終の美を飾ったのに対し、半田は見た目が似てる一之瀬とボールを奪い合い、しかも負けるという中途ハンパどころかはっきり酷い扱いを受けている。他の入院組には活躍できたシーンがあったのに酷い話である。
ちなみに影野少林もなかなか酷い。
全員集合かと思ったら半田影野宍戸少林がいなかったというのはよくあること。

一方、大きなお姉さん達からの扱いは非常に良い。コミケなどに行くと、半田を扱った薄っぺらい本は非常に多い。主にマックスとの絡みが多い。

最近PASHのポスターメンバーに選ばれたりカレンダー、映画の扱いだったりとちょっと扱いが優しい。GOでも入院組の中では唯一登場している。

【必殺技】

  • ローリングキック
回転の勢いをシュートに上乗せして放つ林属性のシュート技。半田の代名詞的必殺技
…なのだが、属性不一致かつ威力は最低クラスと、性能はあまりよろしくない。

アニメでは特訓中の場面にて披露するも、試合では使われず終い。

  • ジグザグスパーク
ジグザグに移動しながら貯めた電気を放出し、相手を痺れさせて突破する風属性のドリブル技。
ストライカーズを除きこの技が登場する作品すべてで習得するため、ある意味で代名詞的な必殺技その2と言えるか。

アニメでは練習中と思しき場面が映されただけで使われる事は無く、実際にこの技を披露したのは上述のリトルギガントのメンバーである「リュー・スケール」であった。

  • レボリューションV
相方と手を繋いで竜巻を起こしつつ上昇、Vの字を描くようにシュートする風属性の2人シュート技。
ダークエンペラーズ時のみ自力習得。

アニメでも同じくダークエンペラーズ時に使用、アニメにおいて試合中に披露された唯一の技である。
ムゲン・ザ・ハンドを破るも得点には至らない…と、変わらない中途ハンパさを発揮していた。
マックスとの連携技ということもあり、大きなお姉さんたちに特に喜ばれた。





追記・修正は中途半田にではなくしっかりとしてださい。

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最終更新:2024年11月06日 01:00

*1 シンティは個性を出そうとしてパーマをかけたため、髪型が大分違う。

*2 GOギャラクシーでは選手としても

*3 必殺タクティクス用のTP