レン・エルシ・ジュエリア/ルン

登録日:2010/12/24(金) 19:08:39
更新日:2023/12/22 Fri 20:57:42
所要時間:約 3 分で読めます




結城!僕と勝負だ!!




To LOVEる』の登場人物。
CV.大浦冬華(現:緒乃冬華)


【概要】

メモルゼ星の王子でイケメンの少年。
ララとは幼馴染で、よく発明したメカの実験台や着せ替え人形などにされて遊ばれていた。
しかし、ララには強い恋心を抱き、『男らしくなったら結婚する』という幼少時の約束を果たす為に地球へ来訪した。
ところが、ララはリトにゾッコンな上に約束すらも忘れ去られていた。
それにもめげずに“ララを自分に振り向かせる”と宣言、ララを巡ってリトをライバル視し始める。
メモルゼ星人であることに加えて男を磨くと誓っただけあって、文武両道で非常に優秀。
対抗心を燃やすリト以外に対して紳士的でもあり、女子からは「あれこそまさしく王子様」と黄色い声絶えなかった。
だが、リトへの対抗心とララへの意識ばかり先行して常に何処となく空回りしてコメディリリーフに甘んじ続けた。

要は噛ませ

ちなみに、リトのファーストKISSの相手になってしまった。



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※大変お待たせしました。ここからが本編です。※







リトくん見~つけた!

『To LOVEる』の登場人物で準ヒロイン。
声優は同じ。

実はレンの種族・メモルゼ星人は男女変換能力を持っており、肉体どころか人格も入れ替わる不思議な種族であり、この美少女はレンから入れ替わった姿の“ルン”。

42話にて初登場。
当初はリトに迫る謎の美少女で新キャラだと思われたが、終盤でクシャミ一つでレンに変換し、彼女とレンが同一人物と発覚した。
以前のレンとリトとのKISSでルンの人格はリトに惚れてしまい、リトをモノにする為にララを引き離そうと画策し、
時に天条院沙姫と手を組んでララへの嫌がらせを働くが、全てが失敗して身に降りかかっているトラブルメーカー
その一例としてロリ化したことも
尚、嫌がらせを受けているハズのララは全くと言って良いくらい気にしていない。

ルン自身は他人を利用したり見下したり団体行動を嫌うなど、性格はどっちかと言うと悪く、人とのコミュニケーションを嫌う。
ただし、自身の行いを素直に反省するなど根から悪いタイプではなく、ダークネス以降は多少腹黒描写も薄くなっている(出番が単に減ったからというのも否定はできないが)。
ララに対する嫌がらせや敵対感情に関しても、子供の頃に受けた数々の迷惑行為は割と洒落にならない面もあるので、むしろ同情できる部分も否定できない。

リトに心から惚れているので、色々と積極的でとらぶられても抵抗しないどころか寧ろ喜ぶという、昨今では割と珍しいキャラ。
ていうかあててんのよ状態。

なお、この手の可逆性転換キャラには珍しく、ルンとレンは人格・性格共に別なうえ、入れ替わっていても、常に意識があり脳内で会話が可能(肉体のコントロールは現在表に出ている方のみ可能)。
二人のララとリトに対する感情は真逆であるため、仲は良ろしくない。

話のネタとして度々男女変換し、レンが露出度の高い恰好時にルンに変換した時はどえらいことになる。(例:海で遊んでいるときなど)
逆もまた然りだが、ほぼ誰得…校長得だったりする。

中盤からはアイドル事務所にスカウトされて芸能アイドルデビュー、お茶の間で知られるほどヒットしている。
前作『BLACK CAT』のキリサキ・キョウコのスターシステムである霧崎恭子と特撮番組共演を通じて、ルンにとって初めての友達を持った。
その番組共演時の衣裳は中々にエロい

その一方で、ウリの性転換要素が外見も人格も変わってしまう*1ため劇中でも「別キャラ」扱いで「変化した」という要素が薄く、実質「同時に登場させれない兄妹キャラ」という状況になっていた。*2
そして、ルン登場以降は「同時登場できない」関係上レンの出番が徐々に減った上、遂にはレンは全く登場しなくなってしまった…

なお、この不遇っぷりや能力の生かされにくさから「TSF要素はレンの人気が出なかったのでサルベージしてヒロイン枠にするための後付けでは?」と疑いたくもなるが、単行本第6巻のルンのキャラ紹介作者コメントではっきり、「最初からこの設定はあって女装写真はその伏線」だそうである。*3




以下衝撃のネタバレ














【ダークネス以降の活躍】

To LOVEる ダークネスにて、メモルゼ星人について、新たな真実が発覚した。

メモルゼ星には太陽が2つあり、陸地の大部分が砂漠に覆われている。こうした厳しい環境の下で子孫を残しやすくするため、メモルゼ星人は男女が身体を共有するという進化を遂げたのだった。
また、メモルゼ星人には三次性徴期が存在し、その時期を迎えると男女が分裂するのである。

そしてレンとルンにも三次性徴期が訪れ、ついにレンとルンが分裂した。

分裂後の2人は実質的な双子であり、レンの方が兄という扱いになっているらしい。これで同時登場が可能になった。

…せっかく作者(双方)がいろいろ話し合って練ったという割にあっさり廃棄された性別変化能力は何だったのか…

レンとルンの不仲は元々一つの体に同居しなければならないという不便さが原因だったので、二人に別れてからの兄妹仲は一気に改善。レンは惚れた男の為に頑張る妹を陰ながら応援する兄となった。
メモルゼ星の王子でありながら地球に留まる選択をしたのは、地球の環境に親しみを覚えたのはあれど、ルンとララが心配だったからである。
ダークネス時点ではリトに惚れているララの心情を優先して一歩身を引いて見守ることにしている。
ルンから頼まれた新作のCDをリトに渡したり、出会えば喧嘩腰だった最初期に比べてリトに対しても大分友好的になっている。
ただし、あくまでララやルンを尊重してのこと。「女の子を泣かせる行動は採るな」と助言混じりに釘を刺している。

また同級生の中では、学級員の雑にデフォルメされた丸尾君的目君のことを「成績もいいしハイレベルなトークができる友人」だと一目置いている。
ダークネス連載終了後の読み切りである「リトと紗弥香の放課後」等では、的目君と亀や信号機について熱く語り合う仲に。
しかし、教室で訳の分からない話題について的目君と熱く語り合う姿から、白百合こよみなどの女子からはイケメン認定はされながらも「残念な陰キャになった」扱いをされている。

最終的にルンの恋が実るかは不透明だが、レンもまた帝王学を学びつつメモルゼ星の妃に相応しい婚約者を探さねばならない重責を負う身なので、地球で油を売っている状況は地味にヤバい。
レンとメモルゼ星の未来は如何に……。


ルンは恭子と共にアイドルを続けており、恭子はルンの恋愛に積極的に協力している。
だがその恭子も、リトに対して恋愛フラグを立ててしまった…
また、レンとルンと恭子の3人で食事をする事もあるらしい。



リト君は見てるだけより追記・修正してる方が似合ってるよ♪
だから、あたしのこと…もっとメチャメチャにしてっ!

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最終更新:2023年12月22日 20:57

*1 TSF系のジャンルでは、早乙女乱馬(らんま1/2)のように肉体が変化しても人格は変わらないのが普通。

*2 実際読み直してみると「精神はレンのままで女性化(本編でもリコで見られたケース)」「レンは実は男装の麗人で女性(『ニセコイ』の鶫のようなケース)」「レンは双子の姉妹がいてお互い異性装するとそっくり」のいずれかの方が楽だった場面も多い。

*3 ちなみに腹黒キャラも、他ヒロインとの区別化でまだいない要素として導入された結果だそうで、言われてみると初登場回のみララと仲良さそうだったりなど、ややキャラが異なる。