ステルケンブルク・クラナッハ

登録日:2012/03/24 Sat 09:47:19
更新日:2025/09/08 Mon 14:02:50
所要時間:約 4 分で読めます





「ステルケンブルク・クラナッハ」とは、ガストが制作する錬金術師のRPG「アトリエ」シリーズのうち、『ロロナのアトリエ』に連なる『アーランドの錬金術師』4部作に登場するキャラクター。


■プロフィール

Sterkenburg Cranach
CV:小杉十郎太
年齢:25→33→39
身長:185cm
血液型:A型
趣味:鳩の餌付け


■概要

「アーランド」シリーズにおける皆勤賞の一人。
一人称は基本「私」だが、たまに「俺」になる。恐らく「俺」の方が素。
通称「ステルク」。大体の人物からそう呼ばれているが、ジーノからは「師匠」、ロロナがロリナになってからは「スーくん」と呼ばれたりもする。

シリーズ通して強面で、真面目な男性。根は優しいが顔がコワいため初対面ではよく怖がられる。そして戦闘ではとにもかくにも強い。
どれくらい強いかというと、困ったらパーティに入れとけば問題ない……というか大体の戦闘は彼一人で事足りてしまうレベル。
もう彼だけでいいんじゃないかな。

シリーズを追うごとに病気(厨二病)が進んでいく難点(?)を抱えたお人。
作品を追うたび、彼の必殺技がどういうわけかやたらそっち方面でレベルアップしていく。
『トトリのアトリエ』では一人だけ某テイルズっぽくなり、『メルルのアトリエ』では皆がトトリ時代のスケさんのようになったら一人だけ某スパロボのようになった。
というかカットインのタイミングが完全に一致する。


■シリーズごとの活躍

※以下ネタバレあり









初登場作品。アトリエ閉鎖を告げるために登場。
その後仲間として雇えるようになるが、料金が高い。でも払った値段以上の働きはしてくれる。
本人はアトリエに厳しい命令を与えるのに罪悪感を感じている。そして、アストリッドとは昔色々あったらしい。
そんな中、ロロナと戦って爆弾やら隕石やらを当てられ敗北したり、ロロナをドラゴンから庇ったりして着実にフラグを立てていく。
ちなみに彼のEDだとロロナと一緒に住むことになる。
彼に教わっている最中、顔が近くて赤面するロロナ……顔が怖いと怯えられていたのが嘘の様なEDである。
なお、あだ名付けが趣味のロロナからは「スケさん」と呼ばれかけたが、即却下してしまった。
ちなみに、公式相関図上は両想いの正ヒロイン(ヒーロー?)枠……だが、ゲームが百合方面に明るい作風のため、その印象は薄い。


  • 【トトリのアトリエ】
アーランドが王国ではなくなり騎士の制度も廃止されたが、騎士を名乗っている。衣装が真っ黒になり、病気が若干進行した。
やっぱり初対面のトトリに怖がられる。だが、ジーノからは尊敬される。助けてもらったのにあんまりなトトリちゃんである。
仲間になるのは遅いが、戦闘力はやっぱり強い。
ジーノに激しく懇願され、いやいやながらに師匠になったりしている。後、主釣ったりしてる。
ミミを見ると騎士としてやる気が出るらしい。筋金入りの病気である。
ロロナとのフラグは継続中で、鳩にロロナの名前を覚えさせたり、そこをトトリに目撃されたり、ジーノの必殺技習得イベントでロロナと弟子達を見守ったりしている。
なお、ステルクイベントはステルク本人との好感度というよりも、トトリ・ロロナ・ステルクのセットで「娘(トトリ)を取り合う夫婦」みたいな展開になる。
EDではロロナとトトリから取り合いされる。爆発してしまえばいいのに。
ジーノEDだといやいやだったのにノリノリで師匠をやっているらしく、トトリと2人で出かけたジーノの後をロロナとこっそりつけて「踏み込みが甘い!」といったアドバイスをしている。そんなわけでジーノからはウザがられている。


  • 【メルルのアトリエ】
アーランドが併合するアールズへ現場監督として登場する。
そして、姫であるメルルに会い病気が悪化する。姫を守ったからといって騎士になれるわけではないのに。
エスティさん曰く「この人患っているから」とのこと。
例によって、やっぱりメルルに怖がられる。今回は衣装が真っ白になった。つまり白騎士。
ロロナとのフラグはロロナがロリナとなったことで親子関係のようなものになった。ドンマイスケさん。
他にはルーフェスと鳩の色でもめたり、本人は否定してるが鳩語を完全理解したり、王国じゃなくなるのにアールズに騎士団を作ろうとしたり、酒場でルーフェスと酔っ払ったりしている。
ジーノは相変わらず弟子で、ジーノの反抗期が終わっているのでわりということは聞いているが、騎士にはならないと断固拒否されている。
時々ジーノと試合してるらしいが、一回も負けておらず、最終的に二人で森を火の海にする。※二人とも剣士です
もはや最初のころの面影は無い。
今回は個別EDは無いが、どのEDでも大体忙しそうに働いている。


  • 【ルルアのアトリエ】
本作では、仲間になるタイミングは一番遅い。ロロナの娘であるルルアには興味津々。
「アーランド共和国警備団長」として、アーランドの警備をしている。
「最強の剣士」の座を奪おうとするオーレルをあっさり返り討ちにするなど、実力は確か。

+ 旅立ちの時
今作ではキャラクターごとの個別エンディングがある。
大半のキャラクターは「ルルアとそのキャラクターのその後」という形でエンディングが描かれるが、ステルクエンディングはロロナとひとまとめにされている。
そしてその内容は「ロロナとステルクのその後」というべきものである。
ロロナのアトリエから(現実時間で)10年、ロロナとステルクの関係性はここで一つの結末を迎えた。

  • 【ネルケと伝説の錬金術士たち ~新たな大地のアトリエ~】
歴代主人公&ヒロイン以外の大半がモブキャラとして登場する中、メインキャラの一人として登場。メインキャラとしての登場は今のところこれが最後。
残念ながら、今回は一部作品の錬金術師以外はパーティ入りしないため、NPCとして登場する。
時系列としては、新・ロロナのアトリエ後(トトリ&メルルがタイムスリップしてきた後)だと思われる。
ロロナが誰にも告げずにウェストバルト(異世界)に行ってしまったため、心配でアストリッドに頼んで送ってもらった様子。
なお、ネルケにはロロナへの好意が初対面でバレた。
例によってやっぱり怖がられる……どころか、シャリステラからは「熊」と勘違いされ、流石の彼も落ち込んだ。
まだ若い時期のため、同じ声のエンデルクやペペロンには実力で大きく劣る。

アトリエのお祭りソシャゲにも参戦。
ストーリーに関わるときはだいたいいっしょにロロナが出てくる。
モデリングはロロナのアトリエ準拠。
なのでメルルやルルアのステルクを見慣れていると若く見える。
このゲームではあまり行われない配布キャラで、イベント参加で獲得できた。
☆1スタートの風属性ブレイカーだが、バトルが進むにつれブレイカーとしての性能が落ち、アタッカーとしての性能が伸びる珍しい特徴がある。
残念ながら風属性ブレイカーには入手が容易なシャリステラやエスカがいるため、目を見張る活躍はできなかった。
インフレにも飲まれてしまったため☆6の開放が待たれるところ。

+ エレン
エイプリルフールの大型スピンオフイベント「レスレリ学園」で初登場した女子生徒
PVで登場したときに古参アトリエファンからも「誰だコイツ!?」と言われていたが、雰囲気、髪色、服の色、武器が剣などの要素から「ステルク」との関係性が疑われ始める。
いざプレイアブル実装されるとバーストスキル(本作の必殺技枠)がメルルのアトリエのステルクにそっくり、追加されたストーリーでもロロナとの絡みがメインと疑惑がどんどん深まっていった。
そしてレスレリ学園のストーリーラストで名乗り、「エレン・K・セントブルグ」とフルネームが発覚(ローマ字にして並び替えると「Sterkenburg」)。
残念ながらレスレリ学園はそこで幕を閉じるため、正体は憶測の枠を出ない...。
と思われていたが、1年後続編の「レスレリ学園2学期」が開催されエレンの正体が明らかになる...。
かと思いきやエレンは留学で不在とのことでストーリーへの登場はなし。
3学期に期待したいところ。
(そもそもレスレリ学園自体エイプリルフールが起点のイベントなのでエイプリルフールネタというオチもあり得るが)

活躍するたびに「出るゲーム間違えてますよ」と突っ込まれていた彼だが、グループ会社繋がりでとうとう別ゲーに出演を果たす。
和洋の世界観がガラリと変わったはずなのに戦場に馴染み、作中の姫や貴族と会話するたびにいつもの病気を発症する。
なお、時間軸としては『メルルのアトリエ』後の模様。
ちなみにこちらではデフォルトで「ステルケンブルク」表記で、孫尚香など一部の友好枠のキャラだけがステルクと呼ぶため若干違和感がある。*1
凄絶さんは「ステケン」と略してよぶが、これに対して本人は「妙な呼び名を付けないでほしい、皆はステルクと呼んでいる」と返している。*2



追記・修正は月を真っ二つにしてからお願いします。

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最終更新:2025年09月08日 14:02

*1 初登場ステージで孫尚香を操作中に接近した際「ステルクで結構ですよ、姫」と言ってはいる。

*2 1000人斬り達成時でも結局「ステケン」と呼ばれるのだが。