タイムトラベル

登録日:2011/04/01 Fri 06:04:17
更新日:2024/05/04 Sat 07:07:35NEW!
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タイムトラベルとは、様々な作品で登場する過去・現在・未来を跨いだ時間旅行の事である。
タイムスリップと呼ばれることもある。


誰しも一度は考える、

『あいつさえいなければ……』
『早く続きが読みたい!』
『前回の全消しから一年、このまま何もなければいいなあ』
『そんな装備で大丈夫か?』
『大丈夫だ、問題無い』

等の諸問題を根本から回避、または解決できる画期的な手段である。
まるでククク……なこのタイムトラベルなのだが、現在では時間と次元の概念から、
タイムトラベルの可能性について物理学的な検討が成されているようである。

本項目では、それらも併せてタイムトラベルについて記述する。


【次元】

次元とは、各々を取り巻く環境と概念からなる世界の事。
タイムトラベルにおいては4次元時空が鍵になるようである。

▼0次元(点)
無、もしくは収束点。


▼1次元(線)
0次元の・を連続的に重ねると

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の様な1次元の『線』が出来る。

▼2次元(平面)』
同様に1次元の『線』を連続的に重ねると

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・・・

の様になり2次元の


平面になる。


▼3次元(固体)



2次元の『平面』を連続的に重ねると



3次元の固体になる。


▼4次元(固体+時空)


同様に3次元の固体を連続的に重ねると4次元になるのだが、通常3次元上の同位置にイチロー選手を重ねる事は極めて難しい。
そこで『エーテル(空間を満たしていると仮定されていた、抵抗も摩擦もない完全に透明な溶媒の事。)』を取り入れると上手く理解する事ができる。

まず、エーテルには特定の周波数がある。
そしてエーテルとエーテル中に存在する物質の周波数も全て一致している。
つまり、

イチロー:エーテル周波数1000Hz

である。
作用・反作用(君は壁に押されている)により二つ以上のイチローを同座標に重ねるのは不可能だが、逆説的に周波数の違う

イチロー(謎):エーテル周波数2000Hz

なら重ねる事ができるとすれば、固体を四次元的に重ねる事が可能になる。
そしてそれらは周波数が違う為に、互いに見えないし触れる事ができない。

話だけ聞くと14歳の妄想だが、ヒトが光子の反射で物質を視認するのに対し、
光子と周波数の異なる電波を視認出来ない事を考えたら一概に無視出来ない様に感じられる。
(更に言えば電波は固体も通過するので、ある意味重なっているともとれる)



これを次元単位で捉えたものが、3次元空間が無数に重なって出来ていると考えられている4次元時空である。


【時間】

我々は、時間を過去現在未来の連続であると考えている。
しかし物質の最小単位である素粒子や原子同様、時間にも最小単位(プランク時間)があり、4次元的に重なって出来た物が時間なのではないかとする見方がある。
つまり、時間は過去現在未来のありとあらゆる瞬間が重なりあって出来ているとする考えである。
そして、プランク時間のエーテル周波数が一定の速度で変わる事で、我々の目には物質が動いているようにみえている。


【プランク時間とタイムトラベル】

先程の話からすれば、現在のエーテル周波数を対応する時間のエーテル周波数に変換すればタイムトラベルできてしまうという事になる。
やや現実味に欠けるが、過去に

『フィラデルフィア実験』
(ステルス実験中強力な磁力を当てた所、戦艦一隻が消失。)

『パミューダトライアングル』
(磁場の強い領域で航空機が10分間消失。)

等の、周波数と時間に関する不可解な出来事があった。

所謂都市伝説だが、共通して人、無機物の反物質化と短時間のタイムスリップが起き、強力な磁場、磁力を原因としていた。
このケースに先程の時間と四次元時空の概念を当て嵌めてみる。


★現在:エーテル周波数2000Hz

☆10分後:エーテル周波数3000Hz

★現在、☆10分後は同座標に四次元的に重なっている。
★現在を何らかの手段(今回は磁力)で周波数を3000Hzに変換する。
すると四次元的に重なった☆10分後のプランク時間にタイムスリップする。
★現在では周波数が変わった事で反物質化し、消えた様に見える。
(ニュアンスとしては、先程の電波と同様)

強制的に周波数を変換された物質は元の周波数に戻ろうとする性質がある為、暫くすると★現在に戻る。


これが、現在のタイムトラベルの可能性に対する考え方の一つであり、周波数の変換、安定が可能になれば、対応プランク時間へタイムトラベルできるとする見方である。


【タイムパラドックス】

過去とは過ぎ去った時間であり規程事項である。
だが、もし過去を変えたら未来はどうなるのか。
親殺しで有名だが、過去改変により生じるかも知れない不都合をタイムパラドックスと言い、これに対する解釈は大きく分けて2通りある。
過去改変の項目も参照の事。



過去を変えようと何らかのアクションを起こした時点で世界が分岐するという考え方。

例えば

彼女とのEDを迎えたとする。
しかし、彼女が実妹では無くあくまで義妹である事に絶望したAは、過去に戻りHDを叩き壊して未来に戻った。
ところが戻ってみるとHDには傷一つついていなかったのである。

そしてAは冷静になって彼女が何一つ悪くない事に気付き、彼女自身の魅力を見つめ直す事でめでたく義妹フェチの仲間入りを果たすのだった。


つまり、パラレルワールドとは過去を変えても未来に影響せず、
各々から見て何者かにHDを叩き壊された未来と、ただただ義妹フェチになった未来が別々に存在し、
別々に分岐するという考え方である。
DBZがこれに当たる。

▼予定調和
過去を変えようとし、実際に起こしたアクションまで歴史に組み込まれているとする考え方。


例えばAの友人に彼女が出来たとする。
それを嫉んだ彼は過去に戻り、彼女になる予定の女の子に、

『友人は義妹フェチである』

と吹き込んだ。
ところがどういう訳かそれがかえって彼女に好印象を与えてしまい、結局友人と彼女は結ばれてしまった。


この様に、予定調和とはある未来の過去対してアクションを起こし改変を試みても、そのアクションも組み込まれた上での未来であり、
過程は操作できても結果自体の改変は出来ないとする考え方である。
ハルヒやターミネーターがこちら寄りの解釈に当たる。


▼世界の終り
出会うはずのない同一人物が出会った時点でパラドックスが発生し、とんでもないことが起こるという作品も一部にある。
バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2やアニメ版キテレツ大百科仮面ライダーSDなどで世界が崩壊する危険が語られているが、
例に挙げた3作品とも語られているだけで実際には出会った瞬間に当事者が失神したり、ボケ倒したりして回避されているので本当に起きるのか不明である。


この項目は、未来の君により良いものへ追記修正されるよう、予定調和に組み込まれている。


















Nさん「つまりどういうことだってばよ?」

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最終更新:2024年05月04日 07:07