マクシミリアン・ネルガル(閉ざされたネルガル)

登録日:2011/05/22(日) 00:38:19
更新日:2024/11/01 Fri 02:44:07
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漫画「閉ざされたネルガル」の主人公。

ガゼル国王の側近であり世紀の魔導士と謳われた男であったが、非合法の魔法でサシュ国を壊滅させた凶悪犯。

既に死刑判決が下されておりディスペアヒルズ監獄の地下の特別結界房にて処刑の日を待つ日々を送っている。

以下、ネタバレ










冤罪



サシュ国を壊滅させたのは彼に変身した別人であり、ネルガルは濡れ衣を着せられた身
というかこの男、花やかわいらしいものを愛でたり、自分にスリを行なった少年がお腹をすかせていると知るやおごってあげるなど優しい人物であり、「バカ丁寧にも程がある」と評されたこともある。22歳とは思えない程に純粋なバカ。

自身の無罪を証明しようと脱獄を企てているが、看守見習いのサニーや同じ囚人のゼロのおかげですべて失敗に終わり代わりに悪評ばかりが立つ始末。っていうか囚人たちのボスとして扱われている。
魔法が使えないように口を塞がれてるから弁明もできない(会話は筆談でする。おかげでポエムが趣味になった)。
ゴリラーマンが「何も言ない、喋ない」のに対して「何も言ない、喋ない」のである。

以下、もっとネタバレ













ギャグ補正抜きに見ても強い。

魔法戦においては間違いなく作中最強で、終盤、真犯人の仲間の魔法使い(実質ラスボス。ネルガルに変身してサシュ国を壊滅させた実行犯)と一騎討ちとなるのだが、その魔法使いを圧倒する実力を発揮した。

(何だよこれ……全然かなわねぇ…)
(こいつ……強すぎる――…っ!)

具体的に言うと
  • 基本的に詠唱なしで魔法発動可能。
  • 両手で同時に別の魔法が使える。
  • 口さえ塞がれていなければ足からでも魔法が放てる。


さらにはどの文献にも載っていない時間停止魔法(しかも動けたとしても相手は魔法が使えなくなるというおまけつき)を作ってしまう程の天才である。

そして極めつけが左目の存在。
ネルガルが世紀の魔導士たる所以とされるこの左目は魔法を構造式として見ることができ、劇中では国一つ滅ぼす魔法の呪文配列を変えて止めて見せた。


……え? 「閉ざされたネルガル」のジャンルはギャグ漫画ですが何か?

これだけでもすごいのに、屈強な囚人たちを相手に「逆・鬼ごっこ」を行い、一人で15分間逃げ切った実績があるため運動能力も高いと思われる。

加えて学生時代のバイトの経験から料理はできる模様(フルコースいけるらしい)。

最終的には再びガゼル国王側近の地位に返り咲いた。何この完璧超人(まぁ不幸体質ではあるが)。

なお、意外(?)にも一人称は「俺」である。



読み切りでのネルガル】
花が好きだったり注射が嫌いだったりとあまり変わらない……
と思いきや、こちらではサニーをぶん殴る、真犯人をボコボコにして女装させた後、さらし者にすると容赦の無い性格。
また、やや目付きが悪い。





「謹んでお受け致します 編集――……!!」

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最終更新:2024年11月01日 02:44