神谷しおん

登録日:2013/11/11 Mon 23:38:57
更新日:2022/02/13 Sun 22:11:53
所要時間:約 7 分で読めます





「私の夢は、女優になることです!」





【キャラクター】
アニメおよびゲーム「アイカツ!アイドルカツドウ!」に登場するアイドル兼女優。
普段は無口でクールだが、演技となれば様々な表情を見せることからついたあだ名が「七つの顔を持つ女優」。
主人公の星宮いちごと同じスターライト学園の生徒だが、いちご等とは異なりサブキャラクター。
なのでアニメ公式サイトにもプロフィールが存在せず、また女優業中心のためかライブのCGパートにも登場しなかった。
ゲームではもちろん最初からCGがあり、ステージに登場する。
しかし他のサブキャラクターよりもスポットライトが当たる機会が多く、メイン回も与えられた。
2期ではとうとうOP映像にも顔を出し、劇中の出番も確保されるなどかなり優遇されている。
担当声優の瀬戸麻沙美は主人公の弟、星宮らいちも兼ね役でやっている。


【プロフィール】
誕生日:1月11日
星座:やぎ座
血液型:A
好きな食べ物:ガトーショコラ
ブランド:フューチャリングガール



【アニメ1期】
アニメでは14話「イケナイ刑事」で初登場。タイトルにもなっている人気ドラマ「イケナイ刑事」の追加キャストオーディションにいちご達のライバルとして登場した。
当初はイケナイ刑事のオーディションにうかれてものまねで遊ぶいちご達に「ものまねには負けない」と言い放ち厳しい態度をとったが、それは演技に対する高いプロ意識からであり、彼女の言葉と行動によって霧矢あおいは自分の演技に対する意識の甘さを認め成長した。

オーディションにあたっては逮捕術の本を読みながらエア逮捕に励み、さらにボーイッシュな役に合わせるために長かった髪をバッサリ切り落とし、鏡に向かってセルフイメージを高めるなど熱心に役作りに取り組んだ。
彼女がこんな風に女優業に熱心なのは10歳の時にデビュー作「剣崎家の一族」に出演したのがキッカケ。小学校時代からスターライト学園に在籍していた彼女だが、自信が持てない性格から「自分には何も無い」と劣等感を抱いていた。しかしこのドラマで演じた名もない少女の役になりきれたことで自信を獲得し、女優として活躍するという強い信念を持つようになった。
「ものまねに負けない」という言葉も、学園長に言わせれば自分に言い聞かせる意味もあるらしい。
ところでこの辺の話を彼女がモノローグで語る時に幼女時代の写真が写る。可愛い。

その後テレ東・・・じゃなくてテレビTKYで行われた、水島精二っぽい風体の監督による台本なしで全アドリブ&ぶっつけ本番の鬼畜オーディションでは特訓の成果が発揮され逮捕シーンでは範馬刃牙の如きリアルシャドーを披露、その場にいないはず犯人の存在を感じさせる演技は他のアイドルを驚愕させた。そういや髪を切った後の髪形が刃牙似と評判の誰かさんっぽいかも・・・?
当然オーディションには合格。何だかんだででいちごの演技も認め、共に受かったあおいとは握手した。
その後はあおいと共にイケナイ刑事の新人刑事として活躍。


女優業中心というキャラもあってかしばらく出番はなかったが、21話ではイケナイ刑事のことであおいとともに雑誌に取り上げられていた他、パヤオっぽい黒沢監督の「オシャレ怪盗☆スワロウテイル」のリメイク映画の出演者殺る気満々なオーディションで、あおいと共にイケナイ刑事としてスワロウテイル役に臨んだいちご達に立ちはだかり、蘭とは明らかに女子中学生のやるレベルじゃない殺陣を繰り広げた。ホントJAEも真っ青だよ。またとっくの昔に取得していたのか、参加メンバーの中ではオーディション後に「演技の心得」を取得する描写が唯一無かった。


そして再び時は流れ38話。唐突におとめとさくらと揃って登場。おとめ主催の自主ユニット「ぽわぽわプリリン」に参加していた。おとめのマジキ・・・じゃなくて天然さや自分とは大きくイメージの異なる可愛らしい2人に合わせるのに苦労していたが、ポジティブな2人に励まされる形で徐々に洗脳されていった。
しかし花の水やり・ケーキ食べ比べ・蟻や雲の観察といった幼稚園児の遊びレベルの活動をアイカツ(アイドル活動)と言い張るのはさすがにどうかと思っていたようで、ソレイユ・トライスターの合同ユニット、スターアニスのサマーライブにぽわぽわプリリンも組み込まれることが発表された会見でケーキの食べ比べしてるとこを中継された時には明らかにふて腐れていた。後にあおいに対して「タダの趣味活動」と断言している。

その後、41話のぽわぽわプリリンによるスターアニス参加への記者会見では女優業に専念することを理由に(ライブの日程が前々から目標にしていたオーディションの1次選考日程と被るので)スターアニスへの不参加を表明した。まあ、この時点じゃOPやEDに影も形も無かったから視聴者的にはわかりきっていた事だけど・・・
ただしぽわぽわプリリンにはおとめの説得もあって籍を残した。


そして43話。絶大な人気と実績を得たライブツアーを終えて帰ってきたスターアニスの面々の輝かんばかりの姿や、今までのキャラとは大きく異なる役に映画「不思議の国のアリス」のオーディションで挑戦することへのプレッシャーから思い悩んでいたしおんだが、仲間たちの支え、そして女優の夢への強い思いから立ち直り、物理的な意味で壁を打ち破って成長した。

以降は物語の都合上フェードアウト。一期ラストにアメリカへ飛ぶいちごをスターライト学園の面々と共に校門で見送った。

【2期】

そして2期ではOPにも姿を見せ、2期の1話目にあたる51話では作中で1年経過する間に照れも無くなってぽわぽわプリリンに完全に順応していた姿を見せた。
女優業との兼ね合いで、ぽわプリとして出場予定だったオーディションに参加できなくなった時にはウジっぽいテレビ局で某矢部っち寿司をやってたかえでに代打を要請。相変わらずしおんちゃんCGモデルないからね。仕方ないね。
その後もコンスタンツに出番が確保されており、喜ぶファンもいる一方でタダでさえキャラが多すぎて持て余してる感あるのに出番が増やされた彼女に対するアンチの声もあったり。

2期後半ではいちご達と共に高等部へ進学。
相変わらずOPにも姿を見せていたが、大量のキャラ&ステージでの勝負中心の構成故に出番は少ないまま終わった。

【3期・劇場版】

3期からは他のメインメンバー同様ストーリーのメインとOPからは外れるが、ハロウィン回のイベントには旧メンバーと一緒に姿を見せる。

劇場版ではCG化こそされなかったものの、それ以外の部分では他の1期主要キャラと完全に同列の扱いを受けた。
劇中ではいちごのスペシャルライブ「大スター宮いちごまつり」に協力した。
ライブ中の生ドラマを担当し、過去のドラマ回のネタを全て集めたカオスドラマを製作。
本人も久しぶりにイケナイ刑事姿で登場・・・ちなみに元相方はイケナイ警視総監の方で登場した。何か世知辛い。

その後もさくらがスターライトクイーンの座に挑んだ124話などで登場。なんだかんだ言いながらもおとめ達との絆の深さを感じる。

そして148話『開幕、大スターライト学園祭☆』。
ぽわプリ回で3人組ユニット限定イベント大スターライト学園祭に出場ということでユニットでのステージ出演は確定と見られていたが
肝心のしおんの出番に関して言えば「はいはい撮影撮影」「久しぶりのかえでのステージだぜヒャッハー!」「今度こそ・・・」と、まああんま期待できないだろうと思われていた。
案の定またしてもステージと某赤影的な映画の撮影の日程が重なってしまうも、当の本人は今回は撮影とステージの両立を表明した。
そしてステージに間に合わせるために撮影を早く終わらせるべく山籠りを開始。
それを応援に来たひなきが目撃したのは某赤影スタイルのしおんが

  • 木々を枝に大ジャンプしながら移動
  • ワイヤーで勢いをつけて空中にジャンプ
  • NARUTOよろしく空中で高速で印を結ぶ
  • そこから手裏剣を投擲すると目標の木に寸分たがわず手裏剣が縦のラインに投げ込まれる

などなど、もはや演技とかそういうレベル通り越して完全にNINJAと化したしおんの姿だった。
当然の如く撮影は一発撮りで終わらせ、おとめたちのステージに合流。
オマージュ元そのまんまのシルエットがクルクル回るアレで会場に姿を現すと煙幕からの瞬間移動でステージに移動した。
……この娘いったいどうなってるんだってばよ。ていうか登場時のやつメイン層の親世代でもわからんだろ。

そしていよいよ、初登場から134話・2年7カ月もの月日を経て初のステージに立ち懐かしの「Angelsnow」を3人で歌うのだった。
長きにわたるしおんたんファンの念願が叶った瞬間である。

多くの非メインキャラの中から、ここまでの出世をとげた彼女はある意味アイカツで最も幸せなキャラと言えるかもしれない。


最終話にも他のメインキャラクターと共に登場。
いちごとあかりの一騎打ち(レース)にて2人を応援した。


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最終更新:2022年02月13日 22:11