ナイトシーカー(世界樹の迷宮Ⅳ)

登録日:2012/09/11(火) 04:44:52
更新日:2024/01/09 Tue 15:41:35
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【概要】

アトラスより発売された世界樹の迷宮シリーズに登場する職業。
登場作品は

剣と短剣を装備する職業で、前衛と後衛を行き来する中衛アタッカー。
世界樹シリーズではⅢまでは隊列移動にターン消費する必要があったが、ナイトシーカーが初登場したⅣからコマンド入力の時点で隊列の組み直しが可能になった。
このシステムを生かす調整が成された職業の一つであると言え、後列から敵をバステに冒す投刃を投げつけ、弱った所を前列に出てトドメを刺すデザインとなっている。
シリーズ的にはダークハンターシノビの系譜(外見、及びスタイル的にも)。

また、二刀流という点でショーグンの流れを汲んでいる職業でもあり、とにかく前衛とは思えないほどに脆い。完全な封殺が見込めないならばタンク系クラスに守ってもらう方が良いだろう。
しかしAGIが非常に高く、短剣や剣の速度補正も相まって、誰よりも先に行動し、かなり攻撃を避ける。LUCもバステ付与担当なので当然高い。
ナイトシーカー自身で状態異常を狙うのも良いが、パーティメンバーと一緒に状態異常を狙うと円滑に事を運べる。状態異常のスペシャリストのミスティックやシノビと組んだり、状態異常に乗じて攻勢に出られるドクトルマグス…果てはナイトシーカー自身と組んだりすると存分に力を発揮できる。


【グラフィックについて】

これまで通り四種(+アナザーカラーで八種)
基本的に二刀流で、男性はロングコートにマフラーと露出が少なく女性は逆にホットパンツでトップスの露出が非常に激しい。

♂1はサラサラストレートロングヘアーのクールなイケメン。
アナザーカラーはコートの色が黒→赤に。
XのDLCでは下記の三輪イラストも含め、この♂1だけでパーティーが組めてしまうくらいグラが多い。

♀1は赤みの強いピンクヘアーでホットパンツ+ブラだけというひむかいさんだから仕方ないデザイン。
アナザーカラーは肌が焼けて、全体的にやや暗いカラーに。

♂2は壮年の男性。♂1と服装は一緒なのだがとても渋い。
アナザーカラーは服装がやや紫がかり、髪色以外は全体的に抑え目になる。

♀2はイッちゃった目をしたボンテージスタイルのお姉さん。ある意味最高に人気がある。
アナザーカラーは血色が良くなったのだが目の色がよりヤバくなっている。(Ⅳ以前の)世界樹では割と珍しい巨乳のプレイヤーキャラだが、表情のせいかそういう扱いを受ける事は少ない。

Xでは先着購入特典でセブンスドラゴン2020以降のキャラデザイナーである三輪士郎が描いたナイトシーカーがグラフィックとして使える。
それぞれ♂1と♀1で、氏の絵柄もあって大変クール。
なお三輪先生はかなりの世界樹ファンで他にも色々と世界樹イラストを寄稿しており、♀2お姉さんも他の機会で描いていたり。



【ⅣとXの違い】

使い勝手や運用方法の基本はあまり変わっておらず、後ろから機をうかがい、弱らせてから前に出てトドメを刺すというスタイルは一貫している。
ただし、敵のHPが全体的に低めで夜賊の心得の倍率が狂っていたⅣでは瞬殺するのが容易だったが
Xでは敵のHPが増え、さらに彼我の攻撃力と防御力の差がよりダメージに直結しやすい計算式に変わったためⅣより敵を完封しづらくなっている。
また、Ⅳの支援職業であるダンサーの有無、フォース、バースト、料理システムの有無なども使い勝手に影響を与えている。
ちなみにXでは計算式の都合上、純粋にLUCだけで成功率計算する状態異常付与アイテムの方が、半端なLvしか上げていない投刃よりも成功しやすかったりする。

総じて、Ⅳではリスキーではあるものの状況を選ばず強い職業だったが、Xでは最速のAGIから放たれる投刃と爆発力で、ザコ戦やFOE戦などの探索時の方がやや得意と言った所。
もっとも、Xでもボスを完封してしまったり上手く守りながら長期戦対応ができるパーティー構成もあるので、色々試してみるといい。



【代表的なスキル紹介】

ナイトシーカーの剣技は短剣でも普通の剣でも使用可能なことが特徴。
インペリアルの砲剣でももちろん剣技が使える。
行動速度や威力、サブクラスのスキル、武器スキル等からどれを得物にするか選ぶ事になるだろう。

  • 夜賊の心得/極意/悟り
    • 状態異常中の敵に対してダメージが増加。
Ⅳではナイトシーカー専用のパッシブスキル。Xではサブクラスでも習得できるようになったが……。
Ⅳでの倍率はノービスで獲得可能な心得の時点で二倍と完全に狂っており、他アタッカーと大きく火力差を開ける根元となっていた。
Lv1から獲得できてSP1でこの性能なのである。「Ⅳのバランスは世紀末」「Ⅳの職業は壊れかぶっ壊れしかいない」と言われる原因の一端。
Xではかなりマイルドにされており、本職がLv10まで育ててやっと加算式の1.5倍。
そのかわり、Xのナイトシーカーの攻撃スキルはバステ時に大きく期待値が上がるよう調整されているので、ナイトシーカー本職の超火力は健在である。

  • 〇〇の投刃(盲目、麻痺、睡眠、呪い、猛毒)
    • 敵一体に遠隔斬攻撃。確率で対応バステを付与。
遠隔攻撃のため隊列に影響されず、目標を狙い撃ちできるナイトシーカーの基本スキル。
フレーバー的には使い捨て投げナイフを使っているためか、装備武器を問わず使用できる。
基本的にバステに冒すのが目的のため、これ自体の威力は控えめ。
ナイトシーカーの高いAGIから発射されるためかなりの高速かつ高命中であり、敵が動く前に無力化させやすい。
後述するスプレッドスローで全体化でき、上手くやれば一投で敵全体が無力化することも。
なお「投刃自体の」威力は実際控えめだが、猛毒のスリップダメージ部分だけは話が異なる。
特にⅣにおいての最大レベル猛毒は700ダメージにも届き、裏ダンジョンまで含めたほぼ全てのザコ敵が2ターン分スリップダメージを負うと死ぬ。
それどころかこのスキルが解禁される第四迷宮辺りの小型のザコ敵の最大HPは700に届いていない場合も少なくなく、その場合は最大HP以上の毒ダメージを受けて死ぬ。えげつねえ…。

  • スプレッドスロー
    • 次ターンに使用する投刃スキルの範囲が全体化。
全体化した投刃による攻撃はザコをまとめて無力化しやすいが、このスキルの使用でターン消費してしまうのが難点。
ただし「先制スプレッド」を習得すると、確率で戦闘開始時点でこのスプレッドスローを自動使用するため、極めてザコ戦で有利になる。
そのうえ先制スプレッドでは2ターン目でもスプレッドスロー状態が続く。
なお、Xではさらに投刃スキルのバステ付与成功確率も上昇する。成功率目当てでボス戦で使うシーンもなくはない。

  • 追影の刃
    • サブウェポンを装備可能になる。通常攻撃時、サブウェポンで追加攻撃。
ショーグンの二刀流再び。
サブクラスが解放されると全職業がサブウェポンを装備可能になるが、ナイトシーカーはこのスキルを習得した時点でサブウェポンが解禁される。
Ⅳの序盤はこれと夜賊の心得を習得してバステに冒した敵をざくざく通常攻撃で斬るだけで冗談抜きでFOEも屠れた。
なお、サブウェポンのダメージ倍率はメインウェポンよりやや控えめになる。
ⅣではこのスキルのLvで後述する「追影の残滓」のダメージ倍率が変わったが、Xではそういう仕様はない。
なお、XはXで「メインウェポンとサブウェポンの武器種が同一の場合、サブウェポンの武器スキルはより攻撃力の高い装備武器で計算される」という仕様があるため、これを早い時点で行えるナイトシーカーは器用に立ち回れる。

  • 追影の残滓
    • Ⅳ:武器使用スキルを確率でもう一度発動させる。
    • X:状態異常時の敵に攻撃スキル使用時、確率でもう一度発動させる。
ⅣとXで細かい仕様が違う。
Ⅳの場合、要は攻撃系スキルのみが確率で二重発動する。ただし「追影の刃」のLvに応じて残滓発動時のダメージ倍率は減衰してしまう。
Xの場合、状態異常の敵にのみ確率で二重発動する。その攻撃でバステにした時も残滓対象となり、ダメージ倍率の減衰なども起こらない。
総じてⅣの方が状況を選ばず、また発動確率も高めだったが爆発力がやや抑え目で事故が起こることもあったのに対し
Xの方は発動状況がある程度以上コントロール可能で、いざ発動してしまえば爆発力はⅣを上回る。
とくにスプレッドスロー化した投刃は残滓が発動しやすく*1、ザコ戦でナイトシーカーが強い理由の一つ。
一回目の睡眠の投刃で敵が寝る→残滓発動でもう一発の投刃で寝かせた敵を起こしてしまうのはお約束。
この場合睡眠シャドウバイトは狙えないが闇討マスタリを加算した上で、そのターンの敵の行動をスキップさせられるので全く悪い事ばかりでもない。

  • 闇討ちマスタリ
    • 敵を状態異常にするとその戦闘中攻撃力が永続的に上昇する。
バフ枠を使わない、攻撃力増加パッシブ。条件も、習得に必要なSPも厳しいため増加倍率がかなり高い。
何度もバステを付着させることで累積してゆくため、完成すると凄まじい超火力を発揮する。
しかしナイトシーカー自体が短期決戦を得意とすること、前述したように習得前提が厳しいことからかなりのロマンスキルである。
更にはスキル所持者が付着させる必要があるので味方に状態異常を入れられると累積しそびれる*2という事もある。
この手のスキルのお約束だがそのキャラの戦闘不能で累積はリセットされる。紙耐久の彼らを守るのは大変だがリターンは大きい。
とは言えザコ戦では上述したスプレッド投刃であっという間に累積した投刃が残滓で連射されるので凄まじい殲滅力を発揮する。
サブクラスでももちろん習得できるため、本職ナイトシーカーでなくとも高火力になれる可能性がある。
Ⅳではミスティックの解魔の札の耐性打消し、Xでは長期戦傾向にあるためそれぞれ強みがある。

  • シャドウバイト
    • 敵単体に斬攻撃。対象が状態異常の時ダメージ増加。
ナイトシーカーの基本攻撃スタイルを表わす、シンプルな攻撃スキル。
心得とあいまって状態異常の相手には凄まじい火力を叩き出す。
Ⅳではツリーの関係上、投刃との両立がしにくかったがXではこちらが投刃から派生するツリーで扱いやすい。
睡眠の初撃2倍を活かす場合は多段攻撃のスウィフトソードよりも有効。
睡眠の投刃とシャドウバイトで自己完結するこのコンボはベテラン帯(レベル20から)使用可能なので長い事世話になる。

  • スウィフトソード
    • 敵一体に複数回斬攻撃。X:対象が状態異常の時、最大攻撃回数が増加。
ツリー的にはシャドウバイトの上位スキル……なのだが、Ⅳでは命中率に難を抱えており、あまり人気の無い剣技だった。
Xでは状態異常時に期待値が上がる仕様となっており、名実共にナイトシーカー最強火力技である。ただしTPも相応に重い。
シャドウバイトがシンプルに使いやすく強いため、こちらを育成するのはマスタースキル習得直後でなくとも後々に回す方が無難だろう。

  • アサシネイション
    • Ⅳ:敵一体に斬攻撃。確率で即死付与。対象が状態異常時、成功率上昇。
    • X:敵一体に斬攻撃。ハイドクローク中、確率で即死付与。
シンプルな即死攻撃スキル。ⅣとXでそれぞれ即死の条件が違う。
硬い斬耐性持ちや、完全耐性ではない相手を即処理したい時などに使う技。
Xでは条件無しに出せる技の威力としてはシンプルに大きく、消費は重めだが即死狙いでなくともダメージだけで斬り殺せる。

  • ハイドクローク
    • 一度だけ物理攻撃を無効化する強化を自身に付与する。
守りがペラッペラのナイトシーカーを安全に前衛に引っ張り出すための防御技。
Xではサブクラスで習得できるLvでは発動速度が遅く、緊急回避に使いにくいが本職が極めると非常に速い発動速度となるため使い勝手が大きく異なる。
上手く使えばフォートレスやパラディンでも耐えられない一撃を無傷でやり過ごすことも可能。
Xでは、このハイドクローク状態で強化される剣技もあり、低確率だが自動で貼り直すパッシブスキルも。

  • フォースブースト【キラースタンス】
    • 攻撃力と状態異常成功確率が上昇する。
ナイトシーカーのフォースブースト。フォースシステムのあるXの技。
与ダメージ増加率、成功確率共に1.4倍化と倍率が高く、非常に攻撃的なブースト。
バステ付与の起点にも、既にバステ状態にした敵にトドメを刺す際にも有効。
新2のダークハンターのフォースブースト「トランス」の2倍という狂った数値には及ばないものの、こちらは状況を選ばず、状況を作り出せるのが強み。
Xのフォースブーストにしては珍しく、自職の技にしか効果が及ばないということもないのでサブスキルや武器スキル、状態異常アイテムを強化するのにも有効。

  • フォースブレイク【ディザスター】
    • 敵一体に斬攻撃。その敵の状態異常持続ターンを延長。
ナイトシーカーのフォースブレイク。フォースシステムのあるXの技。
このディザスターの威力自体も強力だが、これを喰らった敵は最悪でも次ターン終了時まで現在かかっているバステが治癒されない。
たった1ターンでもバステ状態が持続すれば、そこから敵のHPを大量に削ってしまうことも可能なのがナイトシーカー主軸パーティーである。
お察しだろうが、このブレイクの存在からナイトシーカーを複数人加入させたパーティーというものが成立する。何なら裏ボスすらこの手で倒せる。



【サブクラスについて】

高いAGIとLUCを持つが、とにかく打たれ弱く素のSTRはあまり大したことのないナイトシーカー。
ここまで打たれ弱いとちょっとやそっとの防御力補填はさして意味を成さないため、回避型の方が生き残りやすい。
そして当然、殺られる前に殺れの精神でさらなる火力の追求も。

ⅣでもXでもサブクラスを選ぶ際にこの点はあまり変わっていない。
ただしⅣの射撃武器はスナイパー(世界樹の迷宮Ⅳ)の弓だけだったが、Xではガンナーの使う銃もあり、後列運用のやりやすさに違いがある。

【代表的なⅣ限定の組み合わせ】

  • 【ダンサー】
手数と回避力を両立させた、正に舞い踊るような剣技を披露する組み合わせ。
通常攻撃特化型の組み合わせであり、ダンサー同士で追撃させ合うサンバ系スキルとの相性が抜群。
通常攻撃が得意なため弓を持たせた後列運用もしやすい。
ただし、ナイトシーカー特有の本人自身の爆発力を活かすためにはかなりパーティー全体の動きが複雑化する。

みんな大好き羅刹による超火力発揮型。
元々脆いナイトシーカーにとって、命を削るかわりに火力を引き上げる羅刹はメリットとデメリットがはっきりしていて分かりやすく、ある意味運用しやすい。

【代表的なⅣ、X共有の組み合わせ】

ⅣとXのどちらでも可能な組み合わせ。Ⅳでもサブクラス解禁時点から組み合わせ可能。
特にⅣにおいては状態異常の成功率をあげる唯一の手段である抑制ブーストを取れるのでこれだけで選ぶ価値がある。
ミスティック本職には及ばすとも方陣も使えるステータスなので、方陣と投刃を併用して状態異常の試行回数を稼ぐ立ち回りが可能。
方陣ではナイトシーカー側のスキルでは使えない混乱技もある他、TPリターンでの燃費改善や高AGIからの邪眼によるバフ消し等の細かい点も魅力。
Xにおいては抑制攻撃ブースト持ちの選択肢が増えたのでそのうちの一つに留まる程度。手堅い選択肢には違いなく、残像や分身の6枠目と競合しない点も○。
なおⅣとXの全職業を見渡してもパーティメンバーとしての相性が指折りに高い部類。二人がかりで様々な状態異常スキルで夜賊の心得の発動を狙い、一通り状態異常で弄んだら解魔の札でもう一巡という動きで敵を嬲り物に出来る。

Ⅳではサブクラス解禁時期と職業解禁時期がズレるため休養が必要だが、Xではサブクラス解禁直後から可能な組み合わせ。
最強クラスの攻撃力を持つ砲剣で剣技が使える――というのがXの利点の一つ。
Ⅳでもそれは間違っていないのではあるが、サブウェポンに攻撃力増加鍛冶効果を入れた方が総合攻撃力は上昇したので、サブウェポンが持てなくなる砲剣では利点ではない。
ⅣではドライブやエッジスキルによるTP回収が目的という点が大きかった。
とくに追影の残滓が砲剣専用スキルとの相性が抜群に良い。エッジスキル+残滓でオーバーヒートのターンが一気に短縮(残滓インパルスエッジでTP大回収)されたり、ドライブに残滓が発動すればオーバーヒートで連発不可能なはずのドライブが2発出たり。
また夜賊の心得が乗ったドライブのダメージは一見の価値あり。特に眠って出現する赤獅子なんてのは絶好のマトで粉微塵に吹っ飛ぶ。倒せなきゃこっちが粉微塵だが。
Xではドライブのコストが大幅に引き上げられたことや、追影の残滓の仕様変更などが原因でⅣのような感覚で運用はできない。
しかしSTRがあまり高くないナイトシーカーにとって砲剣の高ATKで自前の技を使え、状況を選ばずドライブで手っ取り早く高火力を発揮できる点でやはり安定した組み合わせの一つ。

Ⅳ、X共に堅実で安定した汎用性重視の組み合わせ。
ソードマンの剣技は使いやすく、防御系パッシブもあり、ヴァンガードで火力を増強することもでき隙がない。
Xでは盾殴りスキルが強化されており、サブでも剣士の心得が取れるので後続の命中補強がしやすい。
ちょっと堅実すぎてナイトシーカーらしいぶっ飛んだ面が少なくなってしまうのが欠点といえば欠点。

【代表的なX限定の組み合わせ】

  • 【ヒーロー】
主にヒーローの優秀な剣技を目的とする組み合わせ。
とにかくヒーローの剣技は使いやすく、役割を失いにくいので斬攻撃一辺倒になりがちなナイトシーカーが止まりにくくなる。
ただしヒーローのツリーは前提を次々取らなければマスタースキルを習得できないものが多く、SPが重めになりがち。
そのうえで残像まで取ろうとするとレベルキャップ解放後でもなおSPが足りない。

  • 【ドクトルマグス】
Xではソードマンと並ぶ安定堅実型の組み合わせ。
ドクトルマグスの持つ巫剣マスタリーは「杖でも剣技が使えるようになる」「杖装備時攻撃力上昇」「剣装備時TP上昇」という効果を持つ。
そしてXの杖という武器はATKが刀や砲剣と並ぶくらいの品が多く、シンプルに攻撃力を上げるなら巫剣マスタリーに頼るのが一番手っ取り早い。
……それにしても、剣でも、短剣でも、砲剣でも、杖でも問題なく同じ剣技を使えるとはなんとも器用な職業である。
バステや封じ状態の敵に攻撃した時に威力を発揮するスキルも多く、防御系パッシブもあり、地道に強くなれる。
しかし範囲攻撃系スキルが乏しい組み合わせでもあり、そこが難点。
二刀流でペラッペラになることを恐れないのなら、メインウェポンに攻撃力の高い武器、サブウェポンに海獣の牙剣や女王のサーベルなどを持ち武器スキルを使うことでカバー可能。

  • 【ガンナー】
後列運用特化型の組み合わせ。あるいは、少ないSPでパワーアップする組み合わせでもある。
Xガンナーのチャージショットや跳弾はサブで取れる範囲でも威力が高い。
爆発力は自前のシャドウバイトやスウィフトソードなどに劣るものの、習得SPも安いのでその分投刃やパッシブスキル習得に専念しやすく、完成が早く使いやすい。
また、ガンナーのパッシブスキルは前提が無い割に優秀なものが多く、この点でも安定した結果を生み出してくれる。

先輩的存在との融合。似たような傾向の組み合わせは相性がいい、という例。
バステ付着確率を上昇させる抑制攻撃ブーストと火力増強パッシブに、回避系スキル。
短剣でも使える攻撃技に範囲バステ付与技、さらには分身。
どこを取っても相性のいい要素だらけである。
ただし、SPは無限にあるわけでもないし、投刃と攻撃役を両立させたナイトシーカーは自職の技を極めるだけでもSPを喰う。
このため、相性がいいと言ってもきちんと方向性を決めてビルドしないと上手く機能し辛い組み合わせでもあり、扱いは存外難しい。

抑制攻撃ブースト持ちの中でも、とくに攻撃力を重視した組み合わせ。
敵がバステ封じにかかっている数が多いほど攻撃力が上がる「怒涛」があるため、同条件で火力を発揮するナイトシーカーにとっては運用、育成ビルドがわかりやすい。
バステ封じにかけた時にTPが回復する「アドレナリン」もあるので探索中の場持ちも良く、サブクラスレベルの「瞑想」でも成功率上昇だけを見ればスプレッドスローよりも高い。
「怒涛」の前提にある「クリンチ」を使いこなせるだけのLUCもあるが、封じるよりは状態異常を狙いたい+攻撃に参加したいので、出番は条件ドロップ狙いくらいだろう。
イケメン、イケおじ、高露出ロリ、巨乳お姉様のいずれかに抱きつかれるという色んな意味で羨ましくなる技ではある。
本職もいると互いが互いのサポートができるのでより強力だが、共にクセの強い職業なので安定させたいのなら縺れ糸などの消費アイテムを積極的に使うと良い。



追記・修正はアサシネイションで敵の息の根を止めてから。

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最終更新:2024年01月09日 15:41

*1 全体投刃で一体でも状態異常にすれば、もう一度全体投刃が発動するチャンスがある。

*2 世界樹シリーズは一度決まった状態異常にしばらくかかりにくくなるので、一度累積チャンスを逃すと同じ状態異常で累積させるにはターン数がかかる。