ジェネレイターガウル

登録日:2012/07/01 Sun 07:16:56
更新日:2022/05/20 Fri 19:14:15
所要時間:約 4 分で読めます







チェェェェンジ、エクソジェネレイィィィィィトッ!





!!




『ジェネレイターガウル』とは、1998年10月から12月にかけて放送されていた竜の子プロダクション制作のアニメ。
ジャンルはタツノコお得意の"変身ヒーローモノ"
全12話
水島精二の初監督作品で、キャラクターデザインにダグオンマイトガインのオグロアキラ、ジェネレイターデザインに特撮作品やゼオライマーなどで有名な森木靖泰がいる


あらすじ
時は2007年。研究学園都市・皇樹学園に3人の少年がやってきた。
嵐の中やってきたガウル、コウジ、リョウの三人は、皇樹学園の学生を装い、同級生の七宝マサミや千明ナツメらと日常生活を送りながら、自分達に貸した使命のために裏で奔走する。
果たして彼らの目的とは……


【登場人物】

●ガウル(声 - 林延年)
皇樹学園にやってきた1人で本作の主人公。肉体派で明るく天真爛漫なバカという、いかにも主人公的な少年。
ジェネレイターに変身できる人物で、続々と出てくる敵クリーチャーを一人で倒すなど、かなり強い。変身するとめちゃくちゃ腹が減るらしい。
なお、項目冒頭にある掛け声は劇中では一度しか叫ばない(しかもギャグ回)。

●コウジ(声 - 三木眞一郎)
ガウルらと共に皇樹学園にやってきた少年。三人のリーダー的存在で、沈着冷静なタイプで頭も良い。

●リョウ(声 - 柏倉つとむ)
ガウルらと共にやってきたうちの一人で、性格は優しく大人しいタイプ。「ネカサタクマ」という人物への接触を何度も試みようとする。



ここで少しだけネタバレ(終盤のネタバレではなく、序盤で判明する出来事)。
実はこの三人は未来から時間転移でやってきた人達で、目的は未来世界を支配する超国家「クヴェレ」の打倒。
そしてクヴェレ発足の引き鉄となる第三次世界大戦の阻止、その遠因となる超技術「インクルード・セル」の研究開発の妨害。
そのために全ての発端を根本から潰すため、過去である2007年にタイムスリップしてきたのだった。
なお、この三人はクヴェレの研究員たちで、ガウルはそこでジェネレイターに改造されていた内の一人。やってくる敵は未来のクヴェレから送り込まれたジェネレイターである。


●七宝マサミ(声 - 雪乃五月)
皇樹学園に通う女の子。ガウル達の下宿先の娘でもある。茶筒系ヒロイン
中身はどっかのハリセンヒロインそっくり。声も同じ。でもこっちが先だったりする。

●千明ナツメ(声 - 吉田古奈美)
皇樹学園に通う女の子でマサミやガウルらの同級生。ピンク髪。日常パート要員。だと思っていたらトラウマ要員でした……。

●斎藤リュウコ(声 - 山口由里子)
皇樹学園の講師でガウルのクラスの副担任。ヒロインを差し置いて全裸にもなる。今作の「それも私だ」担当。

●神(カナエ)(声:堀秀行)
色々と謎の多い男。リュウコに付き従う。

●ネカサタクマ(声 - 塩屋翼)
皇樹学園で細胞強化理論の研究を行っている中年の科学者。多少精神の破綻が見られる。物語の鍵を握る。





飛び道具がほとんど出てこない肉弾戦オンリーなバトルシーンや、タイムスリップをうまく扱ったストーリーなどが特徴。かなり序盤から伏線も貼られているので、一度見終わったあとに見返すと新しい発見があったなんてことも。

深夜アニメにまだ注目が集まっていない時期だったためか、かなりマイナーな作品だが、2ちゃんねるのタツカプスレでは、参戦希望を求める声も上がるなど、根強い人気がある。
また、ギャグ回である第5話は自社パロディが豊富に仕込まれているため、往年のタツノコ作品が好きな人はニヤリとできるだろう。






追記・修正は「チェンジ・エクソジェネレイト」と叫んだあと、無数のトゲがついたツタに絡まれジャンプして空中で回転し、ポーズを決めながらお願いします。

この項目が面白かったなら……\ポチッと/

+ タグ編集
  • タグ:
  • ジェネレイターガウル
  • タツノコプロ
  • アニメ
  • ヒーロー
  • 良作
  • 水島精二
  • オグロアキラ
  • 変身
  • タイムスリップ
  • パロディ ←主に自分の会社の
  • 知られざる名作
  • ポストエヴァ系作品
  • タイトルロゴが・・・w
  • 98年秋アニメ
  • 90年代テレビアニメ
最終更新:2022年05月20日 19:14