登録日:2012/01/23(月) 22:50:11
更新日:2023/10/29 Sun 20:33:32
所要時間:約 5 分で読めます
種族:??
年齢:??
性別:??
身長:??cm
体重:??kg
称号:「穢れの王」「悲しき負の王」
声優:野島健児
『テイルズオブザワールド レディアントマイソロジー2』の登場人物。
カノンノ・イアハートと同じく、本作のオリジナルキャラである。
服装は主人公の初期装備である服とよく似ているが、黒と金を基調とした暗い色合いをしている。
髪とマフラーが重なってシルエットではツインテールに見えたため、一時期「黒
ミク」と呼ばれていたことも。
武器はその異形の右腕。二の腕の辺りから骨がむき出しになっており、手首から先は大きく鋭い爪がある。
また普通サイズの左腕と見比べても分かるように、その右腕は非常に長い。ゆえに戦闘では広範囲攻撃が多い、やっかいな敵となる。
そしてテイルズキャラではいそうであまりいなかった
オッドアイ。右目が
赤で、左目が
金。
名前の由来はブードゥー教の死神ゲーデから。
わりと早い段階から登場し、しかも登場早々主人公に向かって
「おまえか…。
世界樹の落し子は」
「俺は、ゲーデ…
会えて嬉しいぜ」
「
ここでおまえを屠る事が出来るんだからなぁ!」
と言っていきなり襲いかかってくる。
しかも登場する場所は「世界樹の根」と、これまた意味深。
そのため、多くのプレイヤーが初登場であるこの時すでに「こいつラスボスじゃね?」と気づいてしまう。
その正体は、世界の人々から生まれた「負」の結晶。世界樹内部に蓄えられている負の想念が顕現したもの。
人々から生まれたという点ではディセンダーと同じであり、いわばディセンダーの影。
しかし人々から望まれて生まれたディセンダーとは反対に、誰からも望まれず誰からも好かれない。ゆえに自分を生み出しておきながら否定する世界そのもの、そして自分が欲しかった全てを手にしたディセンダーを強く憎んでおり、破壊しようとする。
……のだが、これまでのラスボスや黒幕たちとは違い、やっていることがぶっちゃけ地味というか、自ら行動することがあまりない(人の不安を煽って紛争を加速させたりなど)ので影が薄くなりがち。
また前作のラスボスは目的をはっきりと述べており、自分の信念に基づき行動していたのに対し、ゲーデは最後まで抽象的なことばかり言っていたため、よく
「結局何が目的だったのかよく分からない」
「バルバトス以上に何やってんだお前」
などと言われている。
まあ少し考えればなんとなく分かりそうなものだが……確かに分かりにくいので仕方ない。
子どものように純粋であり、だからこそ暴走してしまった人。
戦闘は全部で2回。2回目はラストダンジョンの最深部にて。
技は全て固有技で、その右腕を振るったりバリアを張って吹っ飛ばしてきたりする。前述のとおり、攻撃範囲は広い。
また高速移動しつつ斬りつけてくる技もあるのだが、これが予備動作があまりないため結構やっかい。低確率で毒付属なのも地味にウザい。
術はシャドウエッジやバーンストライクなど、D2初出のものがほとんど。
2回目の戦いで勝利すると、ラスボスらしく第2形態に変身。
デウス・エクス・マキナとなって襲いかかる。
非常に威力の高い攻撃技や、物理無効化、術無効化などのバリア技などを使ってくる。
術はエンシェントノヴァやメテオスウォームなどの上級術オンリー。やはり
D2初出のものが多い。当たるとダメージは大きいが、フリーランで余裕で避けれる。
秘奥義は「
狂機-セカイヘノゼツボウ」。
ちなみに
マイソロジー3では隠し要素として、今作のデータ引き継ぎをしていれば闘技場で戦える。
もっとも超強化されているわけでもなく、むしろ弱体化されているためちょっとレベルを上げればわりと早く倒せる。
勝利すると称号「悲しき負の王」が手に入る。
◇漫画版
基本的にゲームと同じだが、主人公のロアが喋るため漫画オリジナルの会話や展開が増えた。
最終決戦後には世界樹の中で大人しくなっており、ロアと再会。彼の天然ジゴロな発言に赤面し、世界樹に彼を早く外に出してやるよう催促してあげたりとかなりのツンデレになっている。
なにこのゲーデかわいい。
「俺は…。俺も人々から生まれたのに」
「くそっ…。俺は消える事だけを望まれて…」
「人間め。憎め、恨め、奪い合え…!おまえ達の生み出した負で溺れるがいい」
「俺を生み出したのはおまえ達だ。生みっぱなしで、後は捨て去って、無に帰れだと?」
「まっぴらごめんだ。おまえ達は死ぬんだよ。世界樹も、この世界も、俺と共にな」
「消えて…、たまるか………」
「ディセンダー、おまえだけが祝福されてなぜ、俺だけが日陰者に…っ!!」
「また閉じ込められてたまるか…!!消されてたまるか!!!」
「わからないんだ…。なにが憎いのかも…。何が悲しいのか、何が怖いのか…」
「痛い、痛い、押しつぶされる!!こんな思いは嫌だぁぁぁ!!」
「憎まなければ…、憎まないと…俺で…無くなってしまう…のに…」
漫画版
「次はきみがディセンダーで、僕がゲーデかもしれない」
「ばかか。おまえみたいな甘ちゃんに勤まる役目じゃない」
「恨んで 憎んで 悔やんで 悲しんで…俺を見てわかっただろう」
「そしたら今度は、きみが僕を助けてくれるだろ?」
「〜!!/////」
ニアタ「奴の項目を追記修正しろ、wiki篭り。携帯が熱で壊れるほどにな!この項目が『糞』ではない事を教えてやれ!!」
- 世界中に散った「負」をより集める=効率的に回収できるという意味では、良い意味でディセンダーの影なんだとは思う。ただ記録も(多分)記憶もなく、性質上厄介ごとしか起こせないのが辛い -- 名無しさん (2020-11-12 11:35:12)
- ゲームだとエンディング時点で自我消えてそうだったから漫画版で大分救いのあるエンドになったなと -- 名無しさん (2022-05-11 16:39:15)
最終更新:2023年10月29日 20:33