アニヲタWiki(仮)
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アナグルモール

登録日：2012/06/29(金) 23:25:00
更新日：2024/01/09 Tue 13:24:54
所要時間：約 6 分で読めます



「アナグルモール」は週刊少年サンデーで2011年から2014年まで連載されていた漫画。作者はうえきの法則の福地翼。
単行本は全5巻。


●あらすじ
地下深くに生息する、人間と似た別の存在「間人(マジン)」。
だが、何がどう間違ったのか、マジン達の中で人間は自分達よりも圧倒的に強い生物という認識が広まっていた。
マジンの少年「ルチル」はマジンの地上進出のため、人間の弱点を暴くべく地上でホームステイ(潜入捜査)をする事に…


以上を見て貰えばわかるように、この漫画は勘違いものホームコメディ…と思いきやバリバリの王道バトル漫画である。


●用語

  • マジン
地下深くに生息する、人間とはまた別の進化を遂げた生物。漢字表記は間人。
実際は人間よりも強く、後述の特殊な能力も持つのだが、人間が驚異的な生物であると勘違いしている。
電車などの文明は無いようだが、スライム状の車など独自の文明を発達させている。
女性の服が割とけしからん

  • マジナグラム
マジン達が持つ特殊な能力の事。
物質に影響を与えるようなものが多いが、その限りではない。

  • ピシャクリフ
マジナグラム開発機関。地上で言う学校。
ルチルも通っていたが、落ちこぼれ扱いされていた。

  • 地下世界(アナグランド)
地下の世界の呼び名。地下独特の言語もある。
地上と繋ぐ出入り口は、マウントラッシュモアのリンカーンの鼻の穴。

  • ペペンヌペポンヌ、ポポスポイポス
地下のスポーツの一種。棒と縫い目のあるボールを使うらしい。
ルチルはペペンヌペポンヌをやっていた。


●登場人物

  • 主要登場人物

  • ルチル
人間の弱点を探るため、地下世界から地上へ送られたスパイ。
基本的にビビりで表情豊か。地上の文化を知るたびに出すリアクションが楽しい。
スパイを志願した理由は、自分を落ちこぼれと馬鹿にするマジン達を見返すための功名心。
が、草薙家にて家族の暖かさに触れ、地上進出を防ぐためにマジンを裏切る。
マジナグラムは隆起(デコス)と陥没(ボコヘル)。
手で触れた物質の空間を歪ませ、隆起もしくは陥没させる凸凹能力。時間が経てば元に戻る様子。


  • バハムート
ルチルと一緒に地上へ来た間獣のパートナー。コアラと豹を足して2で割った感じ。
嗅覚が発達しており、対象の匂いさえわかれば追跡も可能。


  • 草薙千羽
ホームステイ先の長女。高一で16歳。天然。
小さい頃から兄に髪を褒めてもらった髪が自慢。お手入れも欠かさない。
得意料理は玉子焼き。京介に勝つが誠十郎に負ける。
色々あってアナグランドに誘拐される。


  • 草薙京介
草薙家次男。中三の15歳。
見た目不良で喧嘩っ早く、反抗期のように家族に反発するが実際は家族思い。ツンデレ。
作者曰く「1話で主人公にふっ飛ばされるヤンキー顔」らしい。
玉子焼きは砂糖派。十羽子に勝つが千羽に負ける。
アナグランドに攫われた千羽を助けに行く。


画家を志す青年。何故か肩パッドをしている。
似顔絵描きをしていた時に千羽の優しさに触れ、ストーカーになる。何言ってんだコイツ
しかしストーカーはストーカーでも礼儀正しいマナーを守るストーカーであり、千羽タンに迷惑は掛けていない。だが犯罪の自覚はある。
人間にしてはやたらスペックが高く、気配を完全に消して見えなくなったり、千羽の似顔絵を一瞬で描いたり、GPS発信機を動く的に取りつけたり出来る。
また、千羽の事なら誰よりも詳しいと自負し、遠く離れた位置にいる千羽の状況を見事言い当てた事も。何だコイツ


  • 草薙家
ルチルがホームステイする一家。エンドレスパワーバランス。

  • 草薙誠
草薙家三男。8歳。
ヒーローごっこが大好きで正義仮面ライドオンの真似をして、誠十郎やルチルをブラッガーに見立てて攻撃する。
玉子焼きはダシも砂糖もどっちも好き。誠十郎に勝つが十羽子に撒ける。


  • 草薙十羽子
千羽達の母親で、誠十郎の娘。44歳。
肝っ玉の強い性格で、現在妊娠中。誠に勝つが京介に負ける。


  • 草薙誠十郎
千羽達の祖父。70歳。
年齢を感じさせない程元気な空手八段の猛者で、容赦なく鉄拳制裁する。
が、誠にはやたら甘い。玉子焼きはダシ派。


  • 兄
草薙家長男。
海外で仕事をしているという事以外は一切不明。


  • マジン達

  • クワトロール
ルチルがスパイ任務を失敗した時、速やかに処分するためのスパイ。
「コンパクト」が口癖で、大仰な行動を好まず簡潔(コンパクト)で精細(コンパクト)なやり方を美学とする。
マジナグラムは小型化(コルト)。
手で触れたものを小型化させる事が出来、自分も小さくなれる。
テトラポッドや車等も小型化して大量に持ち運んでいたことから、重量もコンパクトになるのかもしれない。


  • ルイード・タイタン
アナグランドのイシェターン(百貨店)の支店長。アコギな商売をしているらしい。
千羽に勝負を仕掛け、負ければマネキンとして一生働かせようとする等えげつないが、受けた恩は返す義理堅い性格。
マジナグラムは分解(バラス)。
生物以外の分子結合を切り離し、パズルのピースのように取り外す。


  • アルル
ピシャクリフに通うマジン。遅刻魔らしい。
クールな性格で、ルチルを落ちこぼれと見下さない数少ないマジンの一人。


  • ジェル
ピシャクリフに通うマジン。アイマスクをしている。
アルルと同じくルチルを見下さない一人。


  • グーグルス
ピシャクリフに通う(ry。甘ったるい声をしているらしい。
ルチルが生きて帰ってくるか死ぬかの賭けをしており、上記2人に対しルチルを買い被り過ぎだと馬鹿にする。


  • ルーク
失敗したスパイを処分するように言いつけられた穴の番。15歳。
「壊す」「破る」といった行為が嫌いな破壊恐怖症であり、特に約束を破った時の吐き気が一番嫌い。
ルチル曰くかなり強いらしいが、敵でも壊す(ダメージを与える)と吐き気を催してしまう。
マジナグラムは軟化(プリマ)。
手で触れた物質を柔らかくしてしまい、ゴムのような弾性を持たせる。
一部だけの解除も可能と自らのマジナグラムを大いに使いこなしている。



ちなみに、名前が判明している間人は名前には、ほとんど「ル」の文字が入っている。






「好都合な事に人間の世界には、あらゆる事に関する項目を立てるサイト―――「あにをたうぃき」というものがあるらしい」
「そ…それはこっちの世界で言う、「ププウォミニ」に少し似ているな！」
「うむ。追記・修正を行う点では「ハモチサビピ」に似ているとも言える」


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最終更新：2024年01月09日 13:24