Blackout/ブラックアウト

登録日:2011/08/10 Wed 23:09:02
更新日:2024/03/18 Mon 20:10:45
所要時間:約 3 分で読めます




ブラックアウト参上
メガトロンに栄光を!


ブラックアウトとは、映画「トランスフォーマー」に登場したキャラクターである。

所属:Decepticons/ディセプティコン

シコルスキーMH-53ペイブロウヘリコプターに変形する。

大型の輸送ヘリに変形するだけあって、本作に登場するディセプティコンの中では一番大柄。
背中にローターを生やしており、主要武器も回転刃のローターブレイドを装備している。その他広範囲を薙ぎ払う事の出来るプラズマ砲や、機械を麻痺させるEMPボムを装備。
また、サソリ型の偵察・奇襲ロボット「スコルポノック」は彼の共生体であり、スパークを共有している。

メガトロンを心から崇拝しており、メガトロン失踪中はネメシス号の同じ船員でありディセプティコンのリーダーを気取っていたスタースクリームとは衝突が絶えなかった。
だが、実力差ではスタスクの方が上なので喧嘩のたびに半壊させられていたようだ。
この様子は前日談小説「ゴースト・オブ・イェスタデイ」に詳しく記されている。

≪劇中の活躍≫

序盤、所属不明のヘリ*1として米軍のカタール基地に着陸。

警戒を受ける中で、映画初のトランスフォームを披露。
周囲に展開した兵士達を圧倒的なパワーで蹴散らし、メガトロンの情報を得るため基地にあった軍のコンピューターにハッキングを仕掛けるも、寸前で阻止される。
その後は口封じも兼ねて基地の破壊と兵士の虐殺を開始。
基地からの脱出しようとしていたレノックス、エップスらの隊*2を発見し、始末しようとするが、顔付近にグレネードが直撃したことで目が眩んだ隙に見失ってしまう。
レノックスらへの追撃のためスコルポノックを放つと、自身は基地の破壊を続行し、基地に残っていた兵士を皆殺しにした。

以下ネタバレ








ラストの市街地戦ではブロウルが復活したあたりで参戦、レノックスを絶望させた。その後はサムがキューブを運ぶのを地味に邪魔する。


オプティマスとメガトロンが最後のタイマン勝負に入った時、加勢しようとゆっくり二人のもとに歩み寄ろうとした――――

その時

カタール組の一斉射撃がブラックアウトを襲い、さらにバイクで股下に滑り込んできたレノックスの会心の金的射撃により、全身から炎を吹いて見事に倒された。


そして、続編「リベンジ」予告編でもその姿が発見、ファンは喜んだが――――





『別個体』でした。



Grindor/グラインダー

所属:Decepticons/ディセプティコン

シコルスキー・CE-53スーパースタリオンに変形する。

≪劇中での活躍≫
車で大学から逃げるサム一行をワイヤーで車ごと吊って拉致し、メガトロンの待つ廃工場へ運ぶ。

サムたちを助けに駆けつけ、森の中に逃げたオプティマスがメガトロンと交戦している所に、スタースクリームと共に呼び出され三対一でオプティマスをフルボッコ―――

否、オプティマス互角に、いや優位にボコられてしまう。

特にグラインダーは動きが鈍い上にローターブレードをあっさり折られてしまうなど、赤子の手をひねるかのようにあしらわれる。
遂に後ろから取り押さえられ、エナジーフックによって顔を左右に引きちぎられた


最初に変形したキャラだというのに、同型機という軽い扱いなうえに、やはりサイバトロン破壊大帝は無慈悲である…。




ブラックアウト参上
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最終更新:2024年03月18日 20:10

*1 機体番号は米軍に登録があったが、アフガニスタンで撃墜されたハズの機体であった。

*2 襲撃時、現地の民間人の少年を連れていたこともあって戦闘より脱出を優先した。