登録日:2010/04/09 Fri 04:51:47
更新日:2025/04/22 Tue 21:53:17
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女の子「先生!私と付き合ってください!」
「……ごめん」
女の子「私が先生の生徒だから!?
年の差がありすぎるから!?」
「ああ」
女の子「そんな!
真剣に考えてよ!!」
はなまる幼稚園は
ヤングガンガンで連載されている『なごみ系コメディー』である。
作者は勇人(女性)。
全11巻。
2010年1月~3月にテレビ東京系列でアニメが放送された。全12話。
……が、あまり話題にはのぼらない。
おそらく深夜+幼稚園+ヤングガンガンということでロリコン、ペドフェリアご用達と思われたせいと思われる。
(漫画原作でも、単行本表紙が園児中心に描かれているのもあるかも)
実際にはラブコメに近いもので、感動できる話もあるので、ぜひ見てもらいたい。
●主要キャラクター
◇杏(あんず) CV.真堂圭
園児側の主人公。年中さん(アニメでは年少さん)。大好きな土田先生に日々奮闘する幼稚園児の女の子。髪型は「
ヒカルの碁」のヒカルに似ている。
様々な方法でアタックし続けるが、軽くあしらわれる日々。
「大人は子供を、恋愛的な意味では好きにはなれない」という事をメタ的な事情もあって、誰からも指摘して貰えなかったが、原作終盤で気付く事になる。
元気いっぱいで喜怒哀楽が激しく、大人への憧れが強い。
大人を気取るが、実際年相応の精神年齢。
「好きって気持ちは、何より強いんだから!!」
◇柊(ひいらぎ)CV.高垣彩陽
愛称は「ひーちゃん」。
豊かな知識を使って杏の後押しをする参謀。ある意味騒ぎが大きくなる元凶ともいえる。
しかし理屈通りに行かずに失敗したりすることもある。
夢中になると回りが見えなくなることも多い。
口が描かれず、ジト目が基本。また毎回のように何かのコスプレをする。
「夢のような恋愛をプロデュース!」(内Pコスで)
◇小梅(こうめ) CV.MAKO
三人組の中では一番子供らしく、泣き虫で甘えん坊。また、感受性が豊か。
年長組の『ゆうくん』に恋をしている。←好意じゃね?
「だ、抱いて!!」
◇土田先生 CV.日野聡
大人側の主人公。本名は
土田直純。杏からはつっちーと呼ばれる。
同僚である山本先生に想いを寄せるが、本人には気づいてもらえない。
仕事中に
ゲームをするなど勤務態度に問題があるが、困っている子供達をさりげなくフォローしたりすることもあり、園児からの信頼も得ている。
原作終盤では山本先生と両思いになり、現在は遠距離恋愛をしている。
◇山本先生 CV.葉月絵里乃
本作のヒロイン。本名は
山本菜々子。
幼稚園ではしっかり者の先生だが、プライベートはおっとり天然。
性格は天使のように素直で純粋無垢でピュア。清らかな心の可愛く優しい女性。また、けっこう巨乳。
過保護で心配性な父親が原因で、自身に対する好意に非常に鈍感で、土田先生からのアプローチにも気づいていなかった。
しかし、原作終盤では土田先生を異性として意識し、恋心を抱くようになる。
山本先生は元々可愛いけど、恋をしている山本先生は最高に可愛い。
地上に舞い降りた天使であり、聖女ヒロイン。
園児目当てにアニメを見たロリペド野郎達は、この方のおかげで更正したとかしないとか。
作者曰く、「世の中はキツい女性が多いので、逆の母性的な女性として考えた」との事(ファンブック参照)。
園児時代は
ツインテールだった(この頃から非常に可愛かった)。
◇ぱんだねこ
作中のマスコットキャラクター。パンダに猫耳、猫しっぽをつけたような姿をしている。
園児たちから大人気のキャラクターで作中でアニメにもなっている模様。
『ぱんだねこ体操』が
アニメ化に合わせて公式サイトで公開された。
パッパーパッパーパンダネコパッパーパッパーパンダネコパッパーパッパーパンダネコパッパーパッパーパンダネコパッパーパッパーパンダ
●サブキャラクター
◇桜(さくら) CV.本名陽子
杏の母親で、土田の学生時代の先輩で
幼なじみ。
高校時代に美術教師と×××をし、孕mもとい杏を授かり、高校を中退している。
◇土田さつき CV.廣田詞夢
土田先生の妹の女子高生。
ツンデレでブラコン。作者曰く「二次元的な理想の妹」。
だらしない兄の元に頻繁に訪れ、家事をしたりする通い妻。
兄が山本先生と結ばれた事で失恋するが、現在は山本先生を兄の彼女として認めている(最終巻の
カバー下参照)。
◇雛菊(ひなぎく) CV.伊瀬茉莉也
原作では25話、アニメでは8話『はなまるな
ライバル』で初登場した。
土田先生に想いを寄せる園児その2。
大和撫子のような、柊とは違うタイプの大人びた子供。
しかし、杏らとは組が違うためか、イマイチ出番が少ない。
ヤクザの組長で、雛菊の父親。
顔は怖いが子煩悩なところがある。
◇智之(ともゆき) CV.尾上翔
大学生で、小梅の兄。小梅のことを溺愛しているシスコン。
◇山本真弓 CV.斎藤千和
山本先生の妹。姉と違うタイプの明るさで、天真爛漫な性格だが、自身への好意に鈍いところは一緒。
◇花丸先生 CV.遊佐浩二
作中の漫画「ぱんだねこ」の原作者。真弓に片想いしているが、引っ込み思案なためあまりアプローチ出来ていなかったが、10巻でようやく彼女と両思いになる。
●アニメ
アニメーション製作はGAINAX。
監督は水島精二。
ガイナネタでエヴァのガチャポンがでてきたり(つっちーは綾波を狙ったが日向が出た)、監督ネタで柊がイシュヴァールを口走ったことも。
毎話EDが異なっており、曲も様々なものが使われている。
筆者的には、
OP『青空トライアングル』
第2話『キグルミ惑星』
などはアニソンの域を越えた名曲としてオススメする。
できればフルで聴いていただきたい。
青空はギターソロ、キグルミは彩陽のオペラ、1分40秒に及ぶ間奏と曲全体の壮大さなど聞き所抜群である。
第2話EDについては『EDのメカ設定のためだけにガンダムデザイナーの海老川兼武を呼んだ』ムービーも見てもらいたい。
EDムービーについてはスターチャイルドの公式サイトで公開されている。
アニメ化にあたり、原作と設定が違う点がいくつかある。
- 杏らが年中組から年少組に変更されている。合わせて雛菊らは年長組から年中組に変更。
- 土田、山本、草野以外の先生はアニメ用に書き下ろされた先生(あとから原作に登場した)。
- 先生側の描写が原作に対して多く描かれる。
山本「土田先生、追記お願いしていいでしょうか」
土田「まっ、任せて下さい!山本先生」
杏「あー!つっちーは杏としゅーせーするのー!」
小梅「杏ちゃんすっごーい」
柊「よっ!
Wiki篭り!」
- ぱんだねこの作者は究極生命体の人かwwww -- 名無しさん (2014-01-03 01:46:45)
- 杏たち可愛い -- 名無しさん (2014-01-03 09:49:31)
- タグにヒカルの碁ってw確かに髪型が酷似してるな -- 名無しさん (2014-01-10 01:31:49)
- クレしんの幼稚園が平和に見える…あっちもカオスだが -- 名無しさん (2014-01-10 01:45:38)
- 葉月さんが山本先生役で良かったわ。 -- 名無しさん (2014-01-10 01:49:53)
- 癒され漫画 -- 名無しさん (2014-01-10 11:18:14)
- 園児と山本先生に萌える、女の子が可愛いハートフルコメディ漫画。 -- 名無しさん (2014-08-30 14:39:20)
- 最終巻では土田先生と山本先生は両思いに。ほのぼのラブコメだけど、「子供と大人の恋は叶わない」「妹と兄の恋は叶わない」事をメッセージにしているシビアな面も。 -- 名無しさん (2017-03-18 16:32:30)
- 杏は子供側の主人公で、土田先生は大人側の主人公かな。本作の登場人物の相関図は、二人が中心になってるし。 -- 名無しさん (2017-03-23 16:12:12)
- 杏の両親、特に父親が教え子の女子高生に手を出した挙句避妊もせず、生徒を妊娠させて高校を中退させた非常識な間抜けなのが気になる…。桜の両親はよく結婚を許したと思う。土田先生と桜の年が離れる事になっても普通に高校卒業してから結婚して、杏を授かるのじゃ駄目だったんだろうか? -- 名無しさん (2023-05-16 13:26:22)
- 山本姉妹はARIAコンビでもある -- 名無しさん (2023-05-16 13:31:32)
- 山本先生の個別項目希望。山本先生は20代前半の若い女性とはいえ、「心が天使のように純粋無垢な聖女」という珍しいキャラなんだよね。子供や10代の女の子ではよくいるけど、彼女以外に「天使みたいに心が純粋な聖女キャラ」は大人の女性キャラではほとんどいない。ピーチ姫位しか・・・(公式(ぺパマリRPG)で「清らかな心の持ち主」と言われている) -- 名無しさん (2023-12-06 11:40:09)
最終更新:2025年04月22日 21:53